search
とじる
トップ > レジャー > キャバクラ小説家yanagiが語るネオン街ライフ〜キャバクラ今昔物語・その4〜キャバクラ嬢の営業スタイルの変化

キャバクラ小説家yanagiが語るネオン街ライフ〜キャバクラ今昔物語・その4〜キャバクラ嬢の営業スタイルの変化

 こんにちは。キャバクラカウンセラー&小説家のyanagiです。
 今回は、キャバクラ嬢の営業スタイルの変化について、お話ししたいと思います。

 かつて、キャバクラ嬢とお店の外で会う「店外デート」の壁は、相当高いものでした。何度も店に通い、指名を繰り返して、そのうえでようやく「同伴デート」という店の営業時間前に外で会って、そのまま一緒に店に行くという状態に持ち出す感じでした。店外で会ってから店に行く同伴に比べて、店が終わってから外で会う「アフター」や、女の子の休日・完全プライベートの時間にデートすることは、よほど運とウマが合わない限りは、途方もない努力の果てに叶わない夢のようなものでさえありました。

 そもそも、当時は女の子にメールアドレスを教えてもらうのでさえ、一回目の来店ではまず教えてもらえなかった気がします。

 ところが現在はどうでしょうか。メアドの交換は、指名どころか女の子が席についた瞬間からOK、女の子と店外で会うことも、さほど難しくなくなりました。「今日お店に来れる?」といったような営業メールは鳴りを潜め、「今何してるの?」といった、普通の友達に送るようなメールが、彼女たちから送られてくるようになりました。

 これはいわゆるところの「友達営業」というものです。恋人気分を演出する「恋愛営業」ではなく、友達感覚を演出することで、お客と関係性を確立する…というスタイルになります。つまるところは、どちらも営業には変わらない、ということなのです。

 しかし、以前に比べて、キャバクラ嬢と個人的な関係から恋愛関係に発展する確率が、下がってきている気がしてなりません。それは「友達営業」が現在の女の子たちの主流であるせいなのか、筆者が歳を取ってしまって彼女たちの恋愛対象外になってしまったからなのかは…なんともわからないところであります。

執筆者 yanagi
1978年生まれ。作家、フリーライター、心理カウンセラー、サプリメントアドバイザー。メールカウンセリングサイト「ysカウンセリングルーム」、ライタースタジオ「スタジオY」主催。元バーテンダーでもあり、キャバクラ・スナック等のネオン街の裏事情にも明るい。現在、電子書籍サイト「ヨミーバ」にて、yanagi名義で「ネオン街三部作」等、キャバクラを舞台にした小説を多数発表している。
■ヨミーバhttp://www.yomiba.com/
■ブログ「ysカウンセリングルームの小部屋」 http://ameblo.jp/yscounselingroom/
■サイト「ysカウンセリングルーム」http://www.yscroom.com/

関連記事


レジャー→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

レジャー→

もっと見る→

注目タグ