松本は「この福田さんって人は、エロの塊のようなオッチャンですよ」と福田氏の“性癖”に難があったことを認めつつも、「だったら、そんなエロの塊のようなオッチャンに、女性記者1人を1年半もなぜ(取材)させたんだって。させた側の責任はどうなってんだ」とセクハラ被害に遭った女性記者を1年半放置したテレビ朝日の対応に疑問を呈した。
続けて「テレ朝さんは『いやいや違う。それはセクハラが全て(悪いん)だ』って言うんですけど、そこに行かせたんなら、これはパワハラじゃないのか」と指摘。福田氏のセクハラ行為よりもテレビ朝日の“パワハラ”のほうが問題は大きい、とした。「テレ朝さんが『パワハラじゃない』って言うのであれば、この女性は自ら取材してたんかってことになってくる。そうなってくると、それはハニトラ(ハニートラップ)じゃないのかってなる」と福田氏を追い込むための“ハニートラップ”だった可能性も指摘した。
ネット上では、「財務次官もやべぇけどテレ朝もクソ」「精神的なショックまで陥らせたのはテレビ朝日だろ?」「テレビ朝日はセクハラの件を重く受け止めるべき」と松本の意見に共感。テレビ朝日の対応を批判する声が多く寄せられている。
また、4月17日に放送された『ビビット』(TBS系)の中で、日本音響研究所の鈴木創氏にセクハラ発言の音声データを解析し、別々の場所で録音された音声を合成して作られた可能性を指摘した。福田氏が女性記者にセクハラ発言をしたどうか、不信感を抱く人も少なくない。
さまざまな憶測が飛び交う今回のセクハラ疑惑問題。今後どのような展開を見せるのか注目したい。