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相次ぐ地下アイドル問題 “鉄道アイドル”が脱退発表で、DMを公開して不遇を主張? 真相は…

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画像はイメージです

 鉄道アイドル「ステーション♪」の吉村めぐみが、6月3日、自身のtwitterで7月1日の卒業ライブを待たず、同グループを卒業することを報告。そのツイートの中で、「正直バカ辛かったよほんと毎日」と発言しており、ファンたちの間で波紋を呼んでいる。

 「ステーション♪」は、2011年9月に結成後(公式では鉄道に合わせて“連結”としている)、鉄道イベントや乗り物玩具メーカー、鉄道アニメなどとタイアップして2016年まで活動していたアイドルユニット。レーベル会社であった「ジョリー・ロジャー」が倒産し、解散を余儀なくされたが、2017年1月30日に復活告知がなされ、新たなメンバー7人で結成された。

 吉村めぐみは、その新生メンバーとして加入。これまで1年半ほど活動を続けていたが、6月2日付けのユニット公式twitterで、突如メンバー3人(吉村の他に、桜田初姫、土屋真凛)の脱退を発表。今年7月1日に卒業ライブを予定しているとしたが、「吉村めぐみ、土屋真凛に関しては卒業ライブの予定はございません。」とした。この文面を読む限り、桜田のみ卒業ライブに参加させる意向が読み取れ、吉村、土屋の2人については運営側と揉めての卒業ではないかと憶測されていた。

 この翌日、吉村はtwitterでファンに向けて卒業を報告。同情の声も上がる中、8日、新たにtwitterを更新。運営側からのものともいわれる、DMの内容を吉村がさらした。その内容は、4月末に金銭トラブルで運営側と揉めた吉村が、仕事を無断欠席。その後もユニットメンバーをトラブルに巻き込んで3人一斉の卒業までに至った、とする流れが赤裸々に綴られている。

 吉村のこの行為に対して、twitter上では、「これはあかん…何年もずっと応援してくれてた人でしょっ」「特定できる晒しはやったらアカンよ ムカつく気持ちはわかるがアカン。」「もうやめとけ めぐのイメージ悪くなるだけだから」と、同情の入り混じった批判の声が多数。コメントの削除を薦める声もあるが、未だにこのツイートは消されておらず、実際に吉村と運営側のどちらの主張が合っているのかも、11日時点で未だ明確になっていない状況だ。

 ここ数年、地下アイドルや、その運営側の問題は、たびたび取りざたされている。例えば、アイドルグループ・仮面女子のケースが記憶に新しい。2015年にメンバー複数人が運営会社社長への性接待を強要されたとし、卒業にあたっては高額な違約金請求があったとして告発する騒動に発展。

 また、2016年には同グループの研究生メンバーに妊娠が発覚、グループのみならず、アイドルからの引退を発表。2017年には、SNSストーカーがメンバー数名に殺害を予告。その後、実際にイベント会場にいたスタッフに怪我を負わせる事件も起きた。こうした流れを受けて、ネット上では、“運営側に問題があるのでは?”との声が繰り返されてきた。

 確かにファンにとって地下アイドルの良さは、“会えるアイドル”という部分も大きいだろう。このスタイルでAKBも全国区へとのし上がり、それに続いて成功したアイドルグループもいる。しかし、ファン獲得に向けてのサービスが過激になるほど、事件が起こっているのも事実だ。

 4年前、AKB48の握手会で起こった傷害事件を省みて、運営側は今一度アイドルの在り方を考えるべき時期に来ているのではないだろうか。

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