「妖怪ウォッチ」はシリーズで初めてアニメと実写の融合に挑戦。全国415スクリーンで公開され、オープニング2日間で54万5211人を動員、興収6億0803万3100円を記録した。2位は人気シリーズの最新作「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」。16日から公開され、土日2日間で41万3600人を動員、興収6億5300万円を記録。16日からの3日間では累計興収が9億2000万円を突破している。
4位はベストセラー小説を、福士蒼汰と小松菜奈共演で実写映画化したファンタジックラブストーリー「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」。全国306スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員15万人、興収は2億円近くをあげた。
「洋画の客足が年々落ち込んでいるが、『スター・ウォーズ』でさえ、出だしが昨年の公開作の5割ほどの動員と苦戦している。以前はハリウッドスターが続々と来日して大々的にプロモーションを行っていたが、最近はプロモーション活動が大幅減。そのことが客入りに大きく影響しているが、予算の関係もありどこの映画会社も手を打つことができなくなっている。来年も『邦高洋低』の状況が続きそう」(映画ライター)
23日はミラ・ジョボビッチが主演しローラがハリウッドデビューした人気アクションシリーズの最新作「バイオハザード ザ・ファイナル」、生田斗真主演のヒット作の続編「土竜の唄 香港狂騒曲」などが公開される。「土竜の唄」は公開前に精力的にイベントを開催してPRしているだけに、どこまで数字を伸ばすかが注目される。
(C)LEVEL-5/映画『妖怪ウォッチ』プロジェクト 2016