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警察の不手際で不起訴になったASKA

 11月28日に覚せい剤取締法違反容疑(使用)で警視庁に逮捕されていた歌手のASKAが19日、嫌疑不十分で不起訴処分となり釈放されたことを、各メディアが大々的に報じている。

 もともと、ASKAは11月25日夜に自ら「盗聴、盗撮されている」と110番通報。その際、警察官が自宅に急行したが盗聴器などは発見されず、ASKAの言動がおかしかったため、任意で尿の提供を求めると素直に応じた。そこで、科捜研で尿鑑定したところ、同28日に覚せい剤の陽性反応が出たため逮捕。

 しかし、ASKAは逮捕直前、ブログで「陽性は、ありません」などと何度も潔白を主張。逮捕後も「前回逮捕されて以来、薬なんて見ていない。絶対にやっていない」などと一貫して容疑を否認していた。

 各メディアによると、警視庁はASKAが逮捕後の調べで、任意で提出した液体について「採尿カップにあらかじめ用意したお茶を入れた」と供述したことを明かしたという。

 尿の採取はASKAの自宅トイレのドアを開けた状態で、捜査員とASKAの妻が背後から見る形で立ち会い。尿採取の瞬間を横に立って見られる広さはなく、2人とも陰部や手元まで確認できず。

 そのため、警視庁は不起訴処分について、「覚せい剤成分が検出されたことは間違いないが(『お茶を入れた』との)供述を否定できず、ASKAさんの尿と立証することはできなかった」と説明しているというのだ。

 「通常、尿検査は警察署の中で行い、捜査員が立ち会ったうえで、証拠としてその過程を写真に撮影するなど厳格に行われるべきだが、通報を受けた所轄が怠ってしまった。結果、ASKAは不起訴。今回は警察の大失態で不手際があった捜査員に対してしかるべき処分が下されるのでは」(全国紙社会部記者)

 ASKAは釈放後ブログを更新。音楽活動を再開する意向をつづったが、今後、取り調べの様子について明かすかが注目される。

*画像 ASKAブログから

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