前走・チューリップ賞(7着)の敗因がとにかくハッキリしている。外枠で前に壁がつくれず極度に折り合いを欠き、さらに持ち味の切れ味を重馬場に殺されてしまってはどうしようもない。一方で2走前・紅梅Sが着差以上に強い内容。直線半ばでスピードの違いで後続を突き放すと、最後は流す余裕すらあった。当時4着のレディアルバローザがその後、フィリーズレビュー(GII)で時計差なしの3着にきていることを思えば、ここに入ってもそう差はない。前に壁をつくれる内枠に得意のスローが濃厚なら、桜のヒロインになりえる。
【馬単】(6)=(9) (6)=(1) (6)(3) (6)(4) (6)(7) (6)(8) (6)(13) (6)(16)
【3連単】2頭軸マルチ(6)(9)軸(1)(3)(4)(7)(8)(13)(16)
<忘れな草賞(阪神8R)=◎シーキングフェイム>
デビュー前から関係者が「これは走る」と期待をかけていた素質馬。前走・ホープフルSは遠征競馬、牡馬相手と初物尽くしでは14着惨敗でも致し方ない。“テン良し、中良し、終い良し”の総合力を牝馬限定戦で改めて見直したい。
【馬単】(1)=(9) (1)=(7) (1)(3) (1)(6) (1)(10) (1)(11)
【3連単】2頭軸マルチ(1)(9)軸(7)(3)(6)(10)(11)