前走後はこのステークスに照準を定めて一時、短期放牧に出されてリフレッシュした。その後の調整も万全で「先週、追い切った後の計量で494kg。体は前回と同じくらいで出せそうだね」と三浦助手は前走並みの仕上がり具合に胸を張る。
またデビュー初戦はスピードの違いでハナに立つことになったが陣営は今後を見据えて控える競馬で挑む構えだ。「周りを気にしたり、掛かったりするタイプではないので心配ない。1200m戦の馬ではないと思うけど完成度という点で抜けている」(三浦助手)今年の2歳馬では初となるステークスウイナーの座に向けて視界良好だ。
【最終追いVTR】Wコースで5F62秒6(強め)。前にいた併走馬がやや掛かり気味に飛ばしっていった。それを追いかけすぎたために猛時計となった。これだけのタイムなら文句なしの仕上がり…との判断もできるが、逆に2歳馬だけにやりすぎた感も。