文部科学省が公立小中学校への児童生徒の携帯電話、スマートフォンの持ち込みを原則禁止とした通知を見直す検討を始めることについて議論が展開された。
賛成か反対かについて、杉村は「僕は大反対」と反対の姿勢を示した。自分の子どもには、連絡先が限られているGPSが付いていて、カメラが付いておらず、ネットにもつながっていないキッズ携帯を持たせていると語り、「スマホに関しては大反対。歩きスマホの痛ましい事故が増えるってことが心配だし、もしスマホが解禁になったら、学校に持ち込む物の中で桁違いで高額商品になる。やっぱりイジメの温床になる」と主張。そう前置きした上で、「公立学校にはやっぱり経済格差がある。文科省が予算をつけるならいい」と条件付きならと賛成とした。
しかし、この意見にサンジャポ出演者陣は納得いかなかったようで、西川史子は「もう7割が持っちゃってる」「遅れてるよ」とコメント。 そして、テリー伊藤は「スマホで新しいアイディアが生まれる」などと正当性を主張した。太田光も「プログラミングを教えているくらいだから」と、教師がなんとかするべきだという持論を展開した。 杉村は「そんなことは学校の外で教えればいい」と納得しない様子で熱弁を振るった。
熱く問題を語った杉村だが、そんな様子を見たアイドル・戦慄かなのは「話が長い」と止めるよう促す。すると西川など出演者は一様に笑い、また太田は「なんでそんなに怒ってるの」と茶化した。
ネットユーザーからは、杉村が嘲笑されたことに対し「これ不快だったわ、杉村が正しいかどうかではなく」「真面目に議論しないなら、こういう話題を扱わなければいいのに 気分悪いだけだよな」「バラエティーでもちゃんと考えて熱くなってる人を笑うのはよくないな」と不快感を露わにしている人も。
番組内とは違い、ネット上では「歩きスマホは絶対増えるし、バカッターがますます増える、成績下がる。いいことなさそう 」「先に考えられる問題の対策をしてから許可しなよ 。現状なら間違いなくイジメの材料として使われるだろう」「スマホ買えない児童は除け者にされ、イジメられる。絶対そうなる」「今回の件に関しては杉村太蔵が普通に正論で多くの一般人の意見。貧富の差が明確になってイジメなどに繋がる」と様々な意見が飛び交っている。杉村に同意の声が多数挙がっていた。
柴山昌彦文部科学相は19日の閣議後会見で、小中学校への携帯電話やスマートフォンの持ち込みを認める方向で検討する方針を明らかにしており、原則禁止としていた平成21年1月の文科省通知を見直すと発表。児童生徒の所持率が高まっている上、災害時の連絡手段として使われているためで、持ち込む際のルール作りも含めて議論を進めるという。小中学校の今後の携帯・スマホ事情の展開に注目が集まるところだ。