伊集院は13日朝放送の『伊集院光とらじおと』(同)で、30年来の付き合いで同世代でもある瀧容疑者について、「尊敬、憧れ、嫉妬すべての感情を持っていた」「なんでそんなものが必要だったのか」と悔しがった。深夜の生放送で改めて何を語るかに注目が集まっていた。
番組冒頭「今週の注目ニュース」として、「愛知県のラーメン屋で味玉が130個盗まれるのが1位。イギリスのEU離脱延期が2位」と話し、あえて瀧容疑者の話題に触れず番組は進んだ。
さらに、フリートークの場面では、タイタン所属の後輩芸人であるXXCLUBの大島育宙に「怪談の話し方を教えてくれ」と相談されたエピソードをもとに、大島が「YouTube動画を見た」と言ったことに、「俺が許可してねぇやつだから。パッケージのDVDを買え」とツッコんだ話の中で、「テーマが電気グルーヴですけど……」と唐突に話し、しばし沈黙を呼んだ。
引っ張りに引っ張ったエンディングトークで伊集院は「先々週くらいの放送で『鬱に入っている』と言ったけど、そのあとにバッドニュースが飛び込んできた。それをニュースのせいにしないよう、そもそも俺はそうなんだと思うようにしていたし、俺は俺の立ち方をしていかなきゃいけないなと思ったんで、そこは頑張っている」「あとは何を言ったところで、どうにももうなんないよね。おそらくそういう風に聞こえちゃう人には『芸能人同志かばいあっている』って思っちゃうんだろうし、そんな風に聞こえるんだろうね」と固有名詞を一度も出さずに語った。ネット上では、「これは伊集院の本音なんだろうな」「ふざけるわけにもいかないし、朝のラジオのようにもいかないしということで、こういう選択だったのだろう」「ドロドロした気持ちはわからなくもない」といった声が聞かれた。やはり伊集院にとっても、ピエール瀧容疑者の逮捕について気持ちの整理はついていないようだ。