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ピエール瀧容疑者逮捕で岡村靖幸が急上昇ワードに なぜ比較される?

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ピエール瀧

 電気グルーヴのピエール瀧容疑者が3月12日深夜に、コカイン使用容疑で関東信越厚生局麻薬取締部(通称マトリ)に逮捕された。電気グルーヴは今年結成30周年のツアー真っ最中であり、瀧容疑者は今年一年限定で「ウルトラの瀧」に改名していた。さらに俳優業においても、NHK大河ドラマ『いだてん』に出演するなど、順風満帆であっただけに、このタイミングでの逮捕には何があったのかと驚かざるを得ない。

 もっともショックを受けているのはファンだろう。中には「ラムネ菓子を砕いて吸引していただけと思いたいけど、そうじゃないんだよな……」「コカインはアメリカならメジャーなドラッグなんだから……」といった声が聞こえる。瀧容疑者は特別なのだから許してやれといった声とも取れる。このパターンはあの人物を彷彿とさせる。

 「ミュージシャンの岡村靖幸ですね。岡村は2003年に覚せい剤の所持と使用で逮捕され、執行猶予付きの有罪判決を受けています。その後は間もなく仕事に復帰するも、2005年に再び覚せい剤使用で逮捕され、ファンクラブ閉会、オフシャルサイト閉鎖が相次ぎました。執行猶予中の再犯のため猶予が取り消され、実刑判決を受け服役します。しかし、岡村の音楽的才能を評価する声は多く、出所後に音楽活動を再開するも、2008年に覚せい剤で3度目の逮捕をされます。それでも、現在もミュージシャンとして活動を続けています。それだけ、彼の才能が高く買われているといえるでしょう。岡村の楽曲の特徴は、少年の心を持った純粋さを表現に昇華させるもの。この点は瀧容疑者とも重なるものがあるといえるでしょう」(音楽ライター)

 瀧容疑者も電気グルーヴ内において、「ポジション瀧」ともいわれているだけに、余人を持って代えがたい存在である。周囲の人間がしっかりとサポートを続けていく必要があるといえるかもしれない。岡村のように、再び薬物の誘惑に手を出し、ファンを悲しませるようなことはくれぐれもないようにして欲しいものだ。

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