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田中正直のウェブランニングクリニック 「第18回、ポタラン」

 今回のテーマはポタランです。ポタランって何? 辞書で調べても出てきません。

 以前も書きましたが、私が造った造語です。Air Run TOKYOランニングクラブを立ち上げた時に、ある想いを込めて造りました。Air Run TOKYOランニングクラブには、全く走ったことのない人や、レースに出る目的ではなく健康のため走る人達にもAir Run TOKYOに入会してもらいたいと考えました。
 そこで、ポタランという言葉を考え、風景や四季を感じながらランニングを楽しむ「ジョギング散歩」という意味にしました。
 ヒントにしたのは、ポタリングという言葉です。自転車散歩や目的地を決めずに自転車に乗ることと辞書では出てきます。

 ランニング界では、山道や長い距離、長い時間など走る時に、リュックを背負いランニングすることを「マラニック」と呼びます。マラソンとピクニックを合わせた造語です。造語でありながら、マラニックという言葉は雑誌などにも良く使われ、ランナーの間には浸透しています。私が思いついた「ポタラン」も浸透できればうれしいです。

 ポタランは、ゆっくりの速度で構いません。息が切れたら歩いてもいいので、いつもより長い時間運動することを目指して下さい。

 ある日の私のポタランです。朝10時、音楽を聴けるプレヤーと千円札を、濡れても平気なように、小さなビニル袋に入れて出発です。私が住む文京区から渋谷区にある代々木公園を目指します。行き(往路)は、新鮮な気分を味わうために、僕は通ったことのない道を通るようにしています。時には、行き止りになり引き返すことも(笑)。帰り道(復路)に迷うと疲れが倍増するので行きのみ冒険します。途中、商店街を通って活気ある八百屋さんを見たり、昔ながらの魚屋さんを見るのも楽しいです。現役時代は、速く走ることだけを考えていましたので「人に勝つ」「自己ベスト」この2つでしか喜びを感じることが出来ませんでした。
 そんな昔があるから、現在のランニングを違った角度から見つめ、楽しむことができるのかも知れません。今でも速く走ることは意識しますが、仲間と楽しんでいる! と思うことが一番心地よいのです。

 代々木公園に向かったポタランの話しに戻りますが、代々木公園近くで、その時飲みたいと思った缶ジュースを買います。毎回飲みたい物が違っているのが分かります。約10kmの道のりでも、普段より何倍も美味しく飲める気がします。今の季節は冷たいものが最高です。缶ジュース片手に、ウォーキングして、他の走っている方を見て、パワーをもらいます。そして、帰り10kmを頑張るのです。
 家に着くと、予想より大幅に時間が過ぎていることがあります。息を切らさないので意外に楽で時間が経つのも早いものです。

 皆さんも、是非ポタラン試して下さい。

 【Air Run TOKYO】ランニングクラブの練習会を体験してみたい方は、リアルライブ見たで無料体験できます。参加希望の方は、(airrun@pss1.jp)にメール下さい。
 詳細は、【Air Run TOKYO】公式サイト(http://airruntokyo.syncl.jp/)をご覧下さい。

 【Air Run TOKYO】監修・ランニングアカデミー
 第19回は、『インターバルトレーニング』

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