逮捕容疑は2月1日午前6時頃、新宿区内の自宅で「家族や事務所ごと潰す。芸能界から消えろ、弟がどうなっても知らない」などとSophiaを脅した疑い。瓜田容疑者は「酒に酔っていて覚えていない」と容疑を否認しているという。
同署によると、瓜田容疑者はSophiaを歌手デビューさせようと考え、1月にバンドを組んでレコーディングしたが、Sophiaの所属事務所から許可が出ず、断られたことに腹を立て、その後何度も脅迫を繰り返していたという。Sophiaが同署に被害を相談し、発覚した。
瓜田容疑者は俳優・宇梶剛士が7代目総長を務めた伝説の暴走族ブラックエンペラーの2代目総長、瓜田吉寿氏を父に持ち、16歳で反社会勢力に身を投じたとされる。08年には「ドブネズミのバラード」を出版。近年は音楽、タレント、作家活動などをしていた。
格闘家としては08年に総合格闘技団体リングス(前田日明代表)が主催するアマチュア大会「THE OUTSIDER」に2度出場。その後、マイナーな格闘技イベントに数回出場したが、09年4月以降は試合に出たことが確認されていない。
「THE OUTSIDER」といえば、21日に大麻取締法違反(営利目的栽培・所持)容疑で神奈川県警薬物銃器対策課に逮捕された自称格闘家で配管工、角田智康容疑者も出場したことがある格闘技大会。同イベントは不良が格闘技を通じて更生する場として開催されていたが、出場経験者の立て続けの逮捕劇に主催者側も頭が痛いことだろう。
(蔵元英二)