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月9俳優の相葉とレギュラートップの国分に共通していること

 今期、“月9”の30周年というベストタイミングで主演を務めるのは、嵐・相葉雅紀。4月17日にスタートする連ドラ『貴族探偵』(フジテレビ系)で、謎を解かない探偵を初めて演じる。

 嵐といえば、今なおアイドル界のトップに君臨しているが、相葉は脱退を考えたことが何度もある。理由は、病気だ。

 デビュー3年後の02年、肺気胸を患った。激しいパフォーマンスをすると、肺が破裂する危険があるこの病気を、8枚目のシングル『ナイスな心意気』がリリースされた時期に発症。国内プロモーションと、ハワイで開催されたファンイベントに参加できず、ステージ袖から見守るという悔しさを経験している。

 5日間入院して、完治したかに思われたが、11年、左自然気胸で再入院。今度は1週間も、入院した。幼少期から肺が弱く、クラスメイトより医者といる時間のほうが長い時期もあった。親せきを同じ病気で亡くしているため、再々発もないわけではなさそう。細身の人がなりやすいため、今後も気は抜けないようだ。

 相葉のように、グループの“元サヤ”に収まった例を上回り、大病で運命を好転させたジャニーズタレントもいる。TOKIO・国分太一だ。TBS系の朝の情報帯番組『白熱ライブ ビビット』でメインMCを務めている国分。昨年末に発表された『2016タレント番組出演本数ランキング』(ニホンモニター調べ)では、年間出演数659本でトップ。14年から3連覇を達成するほど、マルチタレントとして今なお脂が乗っている。

 今でこそ絶好調の国分だが09年には、デスモイド腫瘍という耳慣れない病気になっている。腹部に拳ぐらいの腫瘍ができ、腹筋を3枚除去。筋肉は再生しないため、その後も穴が開いていた。腹部は20cm以上切っており、その後のおよそ1か月は、入院と通院を繰り返した。

 心身ともに疲弊していたとき、大きな支えになったのが、当時交際・同棲していたTBS社員の女性。仕事が終わったあと、毎日病室に駆けつけては、献身的に看病をしてもらったことで、結婚を意識。退院後と、TOKIOのデビュー20周年メモリアルを終えられた段階で、結婚に向かって動きだした。

 15年9月、およそ7年の交際を実らせてゴールイン。翌16年10月には、待望の第一子である女児が誕生。現在は平日午前に、“ビビット”と『国分太一のおさんぽジャパン』(フジ系)の2本にレギュラー出演する快挙。日曜ゴールデンの『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)も、他の追随を許さない高視聴率を叩きだしている。

 痛みを活力に変えられるジャニーズパワー。それこそ、一流の証かもしれない。

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