西内は5日にインスタグラムでflumpoolのライブに行ったことを報告。ハッシュタグで「お互いボロボロになってお互い再スタート」「思い出すだけで色んな意味の涙がでるわけよ」「1番苦しい時共に乗り越えた人」などと山村への特別な思いをつづった。
17年1月期の月9ドラマ『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)で共演した二人。西内にとっては月9初主演作で、主題歌も担当するほどの気合いの入れよう。山村にとってはドラマ初出演作となったが、初回の8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)が最高視聴率であとは右肩下がり。全話平均視聴率6.7%という、当時月9ワースト1の低視聴率を記録してしまった。
「原作は同名の少女漫画ですが、視聴率の原因のひとつとして、山村の演技力不足が指摘されていました。もともと本作は竹野内豊が出演する予定だったものの、シナリオに納得できず降板。11月末になってから山村にオファーし、急きょキャスティングが決定した形になりました。しかし、演技未経験ということもあり当然ながらたどたどしい演技を連発し、視聴者からバッシングが噴出。さらに原作の魅力が活かされていない脚本・演出に原作ファンからも批判の声が聞かれる事態となりました」(ドラマライター)
しかし、悪夢は作品の中だけにとどまらず、西内と山村のその後にも影響を及ぼしたという。
「この歴史的な低視聴率は二人のその後の芸能生活を狂わせるには十分だったようで、その後、西内は所属事務所とトラブルになり、社長ビンタしたことが一部週刊誌に報じられた後、フリーに転向。現在はモデルとして地道に活動していますが、『低視聴率』『ビンタ』といったイメージがいまだ強く、女優として再起するのは困難でしょう。また、山村もドラマ放送後、歌唱時機能性発声障害を患ったことを公表。俳優業どころか歌手活動も難しくなり、活動休止に。1年間休養し、ようやく活動再開しました。歌唱時機能性発声障害は精神的な理由も考えられるとされます。ドラマファンからは、『低視聴率が原因?』『演技叩かれたからか?』といった声も聞かれました」(同)
脇役たちはその後も順調にキャリアを積み上げているが、メインの二人が大きな影響を受けてしまった、『突然ですが、明日結婚します』。二人の再会に、かつてのこの悪夢を思い出してしまったドラマファンも少なくなかったようだ。