先日23日にロンドンの自宅で、遺体で発見されたエイミー、このジェームズ・ボンド最新作に起用されることを期待し、密かに3曲を書きレコーディングまで済ませていたという。
ある関係者はデイリー・スター紙に、「エイミーを記憶に留めておく素晴らしい方法です。彼女の事は、ジャンキーとしてではなく、その才能で人々に知られていて欲しいですから」「次回作にエイミーの曲を使用してもらえれば、彼女にとって最高の記念となります」「どの曲も制作途中ですが、エイミーのボーカルは入っていますし、ギターとドラムによる枠組みも出来ています。完成するまでそんなに時間はかからないでしょう」
エイミーのスポークスパーソンを務めるクリス・グッドマン氏も、たくさんの曲が既にあるが、発売についてはまだ検討していないと話していた。
2008年には音楽プロデューサーのマーク・ロンソンが、シリーズ前作『007 慰めの報酬』のサウンドトラック収録で、『ミッション・オブ・ソラス』という名の曲にエイミーの参加を試みたことがあった。
しかし、当時幾度にも渡り、飲酒や薬物中毒の問題を抱えていたエイミーの常軌を逸した態度から計画はお流れとなり、マークはそのチャンスを逃したことに「相当にガッカリした」と言っていた。
エイミーの所属するレコード会社アイランド・ユニバーサル社は、12曲を収録したアルバムを今後発売するプロジェクトがあると話している。
ある関係者は、「エイミーは曲の大筋をすでに組んでいました。その中にはかなり制作が進んでいるものもあります」「周囲の人間はかなり楽しみにしていました。正直、本当に良い曲ばかりでしたから。大まかな感じを聞きましたが、エイミーの最高傑作という感じでした」と話した。