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KinKi KIds・堂本光一 2015年の夏

 ソロ活動も成功を収めているKinKi KIds・堂本光一が8日、ソロアルバム『Spiral』をリリース。およそ3年ぶりとあって、今月に入ってからは歌番組でさかんに、6月に発売したソロ曲『INTERACTIONAL』を披露している。

 光一といえば、ライフワークといえる演出・主演をするミュージカル“SHOCK”シリーズがもっとも有名。初演から15年を超え、日本一手に入らないミュージカルという謳い文句も浸透してきた。また、KinKiでは、ギネス記録保持者。97年のデビュー曲『硝子の少年』から、連続34作トップに輝く偉業を達成しているのだ。

 つねに表舞台で輝くKinKi。デビューから10年以上が経った今なお、強固なファンをつかんで離さないその理由は、ステージと楽曲の高さにある。ジャニーズタレントの舞台、ライブはつねに世界水準と肩を並べるが、KinKiは、関ジャニ∞やKis-My-Ft2の7人、SMAPや嵐の5人、KAT-TUNやNEWSの4人に比べて、2人と人数が少ないぶん、ステージ演出にこだわりを持つ。ステージ上で衣装替えをしたり、飛行船やバイクで広いドーム内を1周したり。さらに、ともに関西人で、長い話がどんどん脱線していくトークもファンにはたまらない要素で、MCだけで1時間を超えた伝説のドーム公演もある。終演後、ジャニー喜多川社長から、「長すぎだよ」と怒られたという。

 ふたりが音楽性を究明しだしたのは、音楽系バラエティ『LOVE LOVEあいしてる』(フジテレビ系/96年〜01年)がきっかけ。当時は、アイドルという仕事に閉塞感を抱いており、自分を見失っていた。そんなとき、同番組を通じて吉田拓郎やTHE ALFEEといった大物ミュージシャンに教えを乞い、多大な影響を受けて、楽器を習得。『新堂本兄弟』(同局/14年)にいたるまでのおよそ18年で、ふたりはソロミュージシャンとしての地位も立派に確立した。

 光一がソロライブ、“SHOCK”シリーズで栄華を極めたいっぽうで、堂本剛は信念を貫いたソロライブを開催。サウンドにビジュアルを連動させたライブを、京都・平安神宮、ふるさとの奈良で開催するあたりが、なんとも剛らしい。

 光一は、好きなエリアは自分の家で、外出が嫌い。愛犬のチワワと、お気に入りのゲームがあればそれで幸せ〜、そんな光一も、今夏は覚醒。アルバム発売後は、ソロライブツアーがスタート(7月12日〜8月21日)。現在、KinKiとしては、発毛促進薬のCMに出演中。ミュージカルの座長ではない新たな光一に、出会える夏になりそうだ。

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