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1回中山競馬6日目(1月20日・土曜日)予想・橋本 千春

中山11R「アレキサンドライトS」ダ1800㍍
★究極の上り馬、フェニックスマークの勢いは止まらない。一気呵成に3連勝達成★
◎16フェニックスマーク
○5スペルマロン
▲1トウカイエントリー
△12ブライトンロック、14イーストオブザサン
 40年以上前に読んだ、「人非人伝」(金子光晴著)を再読している。刺激的かつ過激的な内容は全く色あせていない。興味のある方は是非ご一読を。閑話休題。デビュー以降、<3200>と、連対率10割を継続中のフェニックスマークの勢いは止まらない。とりわけ、中山1800㍍は3戦3勝とパーフェクトだから凄い。これほどの馬に昇級の壁など皆無だろう。コンビの横山典騎手は辛口なコメントで知られるが、フェニックスマークにはぞっこん惚れ込んでいるようだ。「馬の様子を気にかけていて、ちょくちょく声をかけられる」と、担当の高橋厩務員は明かす。まだ右のトモが甘く完成途上ながら目下、2連勝中とまさに飛ぶ鳥を落とす勢い。近い将来、重賞制覇も夢ではないだけに、ここはあくまで通過点だ。

京都11R「すばるS」ダ1400㍍
★好走条件の整った、コウエイエンブレムが起死回生の一発を決める★
◎16コウエイエンブレム
○9ドライヴナイト
▲13ヒロブレイブ
△14サウススターマン、15ラインシュナイダー
 人気を集めたギャラクシーSはまさかの10着に敗退した、コウエイエンブレムのリベンジ。敗因はトップハンデ57.5㌔が響いたもの。あれが実力でないことは、オープン特別2勝をはじめ一連の成績を見れば明らか。着差も0秒8なら巻き返しは十分可能だろう。そして、悪夢の阪神コースから、ここまで<3611>と自分の庭同然の京都に替わるのも強調材料だ。別定56㌔なら先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。

中京11R「中京スポニチ賞」ダ1900㍍
★地力強化の目覚ましい、フォースラインでもう一丁いける★
◎2フォースライン
○4サトノプライム
▲7レッドアトゥ
△9テイエムコンドル、14ルドルフィーナ
 今年初戦を圧勝(0秒4差)し、日の出の勢いのフォースラインでもう一丁。とりわけ、ダートはここまで<2420>と、すべて3着以内だから凄い。これからまだまだ強くなる、無限の可能性を秘めた明け4歳馬。高い素質は昇級の壁を補って余りある。中1週と間隔を詰めて使えるのも、それだけ状態が充実している証拠。ハンデ54㌔も勝利を後押しする。

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