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5回中山競馬7日目(12月23日・土曜日)予想・橋本 千春

中山11R「グレイトフルS」芝2500㍍
★地力強化の目覚ましいマイネルヴンシュ。自己条件に戻りチャンスは無限大★
◎13マイネルヴンシュ
○12ポポカテペトル
▲1パフォーマプロミス
△14ステイパーシスト、15リッジマン
 全国の長寿番付、女性1位は私のふるさと長野県。男性は滋賀県だった。長野県は男性も2位にランクされている。長生きしたい若者は長野県、滋賀県に移住しよう。余談だが、長野県には最長寿のサラブレッドがいた。佐久市志賀のスエトシ牧場で飼育されていたシャルロット(地方競馬の競走馬名はアローハマキヨ)で、8月26日に35歳3か月と12日を迎え、戦後初の3冠馬シンザンの記録(35年3か月と11日)を超えた。閑話休題。夏を境に別馬の如く変身を遂げた、マイネルヴンシュ。歴戦の古馬相手に3戦2勝、菊花賞では強豪相手に4着と健闘している。「先々は重賞を取れる素材」と、水野調教師は愛馬の成長に目を細める。自己条件に戻り、ハンデ54㌔ならチャンスは大きい。中山コースも前々走の九十九里特別ほか、2勝、2着1回とコース適性も高い。期待できる。

中山10R「中山大障害」芝4100㍍
★無敵の王者、オジュウチョウサンの牙城は難攻不落★
◎7オジュウチョウサン
○6アップトゥデイト
▲15ルペールノエル
△4シンキングダンサー、8サンレイデューク
 昨春の中山グランドJ勝ち以降、7連勝中と無敵の強さを見せつけている、オジュウチョウサン。人気でもこの馬に逆らうことは出来ない。春秋の大障害制覇(通算4勝目)の可能性は限りなく高い。休み明けの東京ハイジャンプをステップに、調子も確実に上昇中。普通に走ってくれば負けることはないだろう。

阪神11R「阪神カップ」芝1400㍍
★1400㍍3戦3勝、無敗のサングレーザーが2度目の重賞制覇★
◎10サングレーザー
○2イスラボニータ
▲17シュウジ
△7モズアスコット、12ダンスディレクター
 破竹の4連勝でスワンSを制覇(初タイトル奪取)、返す刀でマイルチャンピオンSを3着と好走したサングレーザー。地力強化の跡は一目瞭然。特筆されるのは、1400㍍実績。スワンSを含め3戦3勝とパーフェクト。まだ底が割れていない3歳馬で、プラスアルファも魅力だ。晴雨兼用で馬場状態に左右されないのも強み。2度目の重賞制覇に向けて、舞台装置は整った。ここが引退レースのイスラボニータ(昨年2着)が強敵。好勝負必至だ。

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