同企画は、アーティスト顔負けの歌唱力や演奏力を持つお笑い芸人がその実力をテレずに本気で発揮するロックフェスティバルで、芸人が「27時間テレビ」のために猛練習したという。
カンニング竹山とゆうたろうとキングコングの梶原雄太はドラム、トータルテンボスの藤田憲右とはなわがベース、かつみ・さゆりのさゆりとハライチの岩井勇気はキーボード、野性爆弾の川島邦裕とフットボールアワーの後藤輝基と平成ノブシコブシの徳井健太がギター、トータルテンボスの大村朋宏はコーラス、よゐこの濱口優がサックスを担当。
上記の芸人がバックバンドを務め、椿鬼奴&レイザーラモンRGがBARBEE BOYSの「目を閉じてよ」、エハラマサヒロはMr.Childrenの「シーソーゲーム〜勇敢な恋の歌〜」、渡辺直美は椎名林檎の「罪と罰」、森三中の黒沢かずこは倖田來未の「キューティーハニー」、神無月は吉川晃司の「モニカ」、雨上がり決死隊の宮迫博之は欧陽菲菲の「ラブ・イズ・オヴァー」、そしてロバートの秋山竜次はオリジナル曲「TOKAKUKA」を熱唱し、盛り上げた。
この企画にネット上では、「マジ歌選手権のマジパクリ」「フジテレビはテレ東のパクリしかしないな」「パクって面白くするならともかく、完全に劣化してるし」「本家の方が面白い」「2番煎じ」「マジ歌の模倣企画」と批判が集中し、パクリ疑惑が浮上。
「マジ歌選手権」とは、テレビ東京「ゴッドタン」で行われている企画で、お笑い芸人が自作による「マジ歌」を発表するというコーナー。実際にライブも開催されるなど、人気のコンテンツである。フジの企画は、秋山以外アーティストの楽曲をアレンジして歌を披露する内容だったが、芸人が本気(マジ)で歌うという点においては、テレ東と同様だった。