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絶妙なタイミングで発表された篠原涼子の主演映画

 女優の篠原涼子が主演する人気シリーズの最新作で、劇場版第3弾で完結編となる映画「アンフェア the end」が今年9月に公開されることを各メディアが報じている。

 同作は篠原演じる、バツイチ、子持ち、大酒飲みだが、検挙率ナンバーワンの敏腕で、過去に犯人を射殺した女刑事・雪平夏見が警察や社会の暗部をあばく人気シリーズ。ドラマは06年からフジテレビで放送され、映画版は07年公開の第1弾「アンフェア the movie」が興行収入27.2億円、第2弾「アンフェア the answer」が23.4億円でいずれもヒットした。

 「刑事ものといえば、テレビ朝日系の人気ドラマシリーズ『相棒』を始め、主要キャストは男性で男性ファンが多いが、もともと、篠原は女性から高い支持を得ているだけに、『アンフェア』も女性ファンが多かった。篠原の脇を固めるのは阿部サダヲ、加藤雅也、寺島進、佐藤浩市ら演技派俳優ばかりだったのもヒットの要因」(映画関係者)

 篠原といえば、昨年の目立った仕事はCMぐらい。もっぱら、夫で俳優の市村正親をサポートしながら、2児のママとして育児をこなしているが、市村は昨年7月、初期の胃がんにより出演中だった舞台を降板し、出演予定だったドラマは代役を立てるなど、容体が心配されたが、手術・療養を経て年内に舞台復帰。復帰公演の初日には篠原が子連れで来場していたが、このタイミングでの映画公開発表は絶妙だったという。

 「市村の復帰に際して、篠原は食生活を中心に献身的に夫を支えた。市村が舞台に立ち続けられるのは篠原の内助の功があればこそ。おまけに、篠原は極端に露出が少ないので、ファンは次の作品を待ち望んでいた。そのタイミングで人気シリーズの完結編となればヒットは確実。前作の興収は上回るだろう」(芸能記者)

 仕事をセーブしても、篠原の人気は衰え知らずのようだ。

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