●GACKT、貫録の対応?
マルチクリエイターのGACKTが都内で28日、自らプロデュースする舞台の製作発表記者会見を開催。報道されているICONIQとの“熱愛”への質問が飛び、さすがの対応を見せたという。
この日は、フォトセッションの時間に、うわさの彼女は舞台を見に来ますか? 交際は順調? の質問がGACKTへ向けられた。
通常、こういった会見ではプライベートに関する質問は敬遠される。交際に関する質問が飛んだときも、すぐに司会者が、マイクで「それでは、フォトセッションを終了とさせていただきます」と宣言。「キャストの皆さんはここで退場になりますので、みなさま、どうぞ、拍手でお見送り下さい」とたたみかけた。おまけに、会場には、退出を促すエンディングの音楽が大音量で流れ始めた。万事休す。報道陣にあきらめムードが漂い始めた。
しかし、そこで、思わぬ光景が!
なんと、キャストたちが退出口へ向かい始める中、GACKTが一人、その場に立ち止まっていたというのだ。
誰しもが固唾を飲んでGACKTを見守った。終わりの曲もフェイドアウト。GACKTは、「まあ、あの、付き合っているかどうかは、ちょっと、そんな話したことないんで。今度、ベッドの中で聞いてみます」と口にし、満足そうに立ち去ったとか。
GACKT、しゃべりたかった?
●つんく、やっぱりAKBを意識?
エンターテインメントプロデューサーのつんくが3日、自ら企画した秋葉原のアイドル育成型カフェ「AKIHABARAバックステージpass」の第3期キャストオーディション発表会を開催。やはり、AKBに対抗意識を燃やしているのかと思わせる発言をしたという。
同カフェは昨年12月開店。オープニング記者会見では、つんくは、「大きな意味では(AKB48は)ライバルと言えるのでは」などと余裕を見せていたというが、「俺のほうが(AKB48よりも)先に秋葉原にいました。それが、途中から(AKB48が)ぱっと入ってきて」などとも語ったことが報道されている。
開店から半年たち、同店で働くアイドル候補生は100名を超えたという。3日の会見では、「いろんなライバルを追い抜いて行きたい」と意気込みを語ったつんくだが、新しくオーディションにスマートフォンアプリを導入した理由について、スマホは若者に欠かせないツールとなっており、「上昇中のものには勢いがある」と語ったそうだ。「今までの芸能界の古い感覚よりは、(上昇中のものには)乗っておかないと。気が付いたら、また、違うやつらが何か違うものをつくりあげてしまうので、そうならないために、我々も…」などと、AKB48の名前こそ出さないが、思わせぶりな発言をしていたというのだ。
つんく、やっぱりAKBを意識?
●そのAKBには、過酷路線を強化する予感も
ミュージカル『ウィズ〜オズの魔法使い〜』主演を決定するAKB48のオーディション最終選考会が2日に都内で開催され、仲谷明香(AKB48)、梅田彩佳(AKB48)、山本彩(NMB48)らか参加する中、増田有華(AKB48)が主演の座を勝ち取った。
当日は、ダンス、せりふ(演技)、歌唱の3段階で審査が行われた。増田の決め手は、すべてをさらけ出し、観客を壮大な世界へ引き込んだ歌唱力。しかし、他のメンバーたちも全力で取り組み、中でも、梅田・山本らは、差がほとんどなかったという。
まず、ダンスでは、審査員から、梅田と山本が「最高!」と絶賛された。せりふ(演技)では、仲谷が「あなたが持っている芝居がすごいよかった」と声を掛けられていた。
最後は歌唱力。課題曲には高いキーがあり、物理的に高い声が出るか出ないかが審査基準の一つになっていたようだが、その歌唱力では、山本が評価されていた。増田との差は、「歌の最後に羽を広げた芯の強さがあったかないか」。
今回は、たった一人が主演として舞台に出演し、それ以外のメンバーが何らかの形で舞台に参加することはないという。まさに、たった1枚の切符へみんなで手を伸ばす過酷で壮絶な戦い。
先に行われた、競馬のJRAの秋のCM出場権をかけ、AKB48メンバーが競馬の予想を競った「AKBのガチ馬」でも、CMに出場できるのは優勝者一人。
AKB48は、競い合い、しのぎ合うグループというが、ライバルのアイドルグループたちがのし上がってきており、つんくもこのまま黙ってはいないだろう。追う者は、勢いにまかせて差を縮めてくる。追うよりも、追われる者は厳しい。
先行するAKBは、今後ますます、グループ内で、しのぎを削り始める?