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トレンド 2010年03月18日 14時30分
都会のオアシス戸山公園 実は…
新宿区にある戸山公園。都心にありながら多くの緑に囲まれ、昼下がりには子供を連れたお母さんたちの憩いの場となっている。 ただ、この公園、実は心霊スポットとしても有名なのだ。心霊現象に詳しい事情通は「周辺には、多くの陸軍施設があったといわれていて、なかでも一番ヤバイのが中国大陸で細菌や毒ガスの人体実験を行ったとされる731部隊の研究室があったのではないかとも言われていることです」と話す。1982年と1989年には公園のすぐ近くから100体もの人骨が発見されている。「まだまだ多くの人骨が地下に眠っているとも言われています」(事情通)。 もちろん、そんな場所なので、「公園内のトイレで抱きつかれたので、びっくりして後ろを向いたら誰もいなかった」「公園の道を夜に歩いていたらウメキ声が聞こえた」など不思議な現象のウワサは後を絶たない。 憩いの場のウワサは、恐ろしすぎるほど怖い。
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トレンド 2010年03月18日 14時00分
コワーイ心霊スポット映画『都市霊伝説 心霊工場』
渋谷のアップリンクXで公開中のホラー映画、『都市霊伝説 心霊工場』(小沼雄一監督、大塚麻恵、石原あつ美、平田裕一郎出演)。どうなる事かと思いきや、夕方の5時半からの上映から若いお客さんで結構賑わっている様子。(公開から2週間ぶっ通しで毎日出演者の誰かに会える映画って、それもめずらしいけど)20日からはレイトショー(〜26日まで)になってしまって一人で見ると怖いので、見るならお早めがオススメ。ザッと見どころをお伝えする。 ホラー雑誌アトランティア編集部員の愛子(八木佑美香)は、殺人事件や自殺の名所となっていたとある廃工場を取材の対象に提案する。しかし、部員の反応は悪い。編集者の真紀(大塚麻恵)、を含め、この廃工場はあるいわくつきの「過去」がある場所だった。しかし、「過去」から数年たっているという事から、もう一度ここを取材してみようという事に。しかし、真紀の不安は隠せない。 一方、ホラーサークル(法螺の会)のメンバーを率いる会長・恵梨(石原あつ美)は、あるきっかけで、心霊スポットである廃工場を皆で訪れようと計画。姉の麗子(深月ユリア)が止めるのも振り切り、久美子(工藤亜耶)、奈津美(佐藤玲望)、瞬(細谷真央)、ルカ(七瀬るい)、有希(香央里)を連れて廃工場へ向かった。あとでそれを聞いた法螺の会・副会長の俊郎(平田裕一郎)は恵梨たちの後を追うが…。 彼らが廃工場で見た惨劇は、終盤につれてすさまじい展開に。全体的におどろおどろしい雰囲気だけど、テイスト的には「ほんコワ」のアクション版って感じ。小沼雄一監督いわく、中高生にいっぱい見に来てもらいたいそう。 怪談クリエーターでお馴染みのファンキー中村氏が、ホラー映画監督役で出演。怖いシーンなんだけど、ファンキー中村氏出演部分だけなぜか笑える。(笑っちゃいけないけど!)アトランティア編集部は、リアルライブでもおなじみの山口敏太郎事務所がモデルになっているみたい。<コダイユキエ>イケメン好きの40歳独身女性記者写真:渋谷アップリンクXで公開中『都市霊伝説 心霊工場』
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社会 2010年03月18日 13時00分
バカ事件fromアメリカ・カリフォルニア編
【3月16日火曜日アメリカ・カリフォルニア州ロスアンゼルス現地時間】ライバルギャング同士の、ケンカを黙認、しかも煽った疑いで、元ロスアンゼルス郡保護監察局の教師が、逮捕された。 43歳のスティーブン元教師は、ケンカの際には、顔を殴ったりしてすぐわかるような傷が出来ないように、また時間制限などのグラウンドルールまで作って、激励までしていたという。ケンカをして負傷した生徒の一人が、保護監察局に、この件を訴えたために事件が明るみになった。ケンカのシーンは、なんと、ビデオテープに録画までされて、1日のうちに5回も行われていた。 スティーブン元教師は、2008年に自分の目の前で、ライバルギャング同士がケンカをすることを認め、子供を生死に関わる危険にさらした6件の重罪で、火曜日の朝にカノガパークにある自宅で郡保安官に逮捕された。
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芸能 2010年03月18日 12時30分
ナゼか“忌野清志郎化”している玉置浩二にビックリも、やっぱり懐かしい「安全地帯」とバブルの思い出
TBS系の「うたばん」に堂々出演した伝説のバンド「安全地帯」。なにを隠そう安全地帯はただいま四十路の記者が中学時代、最も夢中になった国内バンド。湧き水の様に尽きない音楽的才能をもつ玉置浩二。数々の女性と結婚離婚を繰り返し、ソロ活動、俳優業をこなした後、元の古巣に帰りやっと本来の自分をとりもどしたようだ。穏やかになったその面持ちがやけに昨年無くなったアノ人そっくりになっている。 今から25年くらい前、バブル期を代表する豪華な歌番組「夜のヒットスタジオ」で同日に初出場したバンドが2組。ひとつが「わがままジュリエット」を歌ったBOOWY、もうひとつが、「ワインレッドの心」を歌った安全地帯だった。「夜ヒット」に一回出たらメジャーの仲間入りという時代だったので、その日を境にこのふたつのバンドは物凄い勢いで売れていったのだけど、ロック少年たちはBOOWYの氷室京介や布袋寅泰の派手なギター・プレイに流れていって、ミステリアスな玉置浩二率いる安全地帯は、OLさんにウケていたようだ。受験生だった記者は、なぜか迷わず大人っぽい「安全地帯」のそれも玉置に夢中になった。今聴いても色褪せない安全地帯の曲はなにしろムードがあってエロいの一言。勉強の合間に聞いては「大人の恋愛って…」みたいな事を考えていた思い出がある(恥)。歌詞は書いてないけど、玉置は当時25才だったていうから、曲の完成度といい、歌唱力といい、今から考えるとやっぱりすごいバンドだった。 16日の「うたばん」では、80年代に人気で、今年活動を再開した安全地帯と、これまた“バブルの権化”みたいな石橋貴明とか、安全地帯の人気絶頂時の映像を見て当時を振り返った。(肩のいかついスーツとか、懐かしかったよ)時として難しく自由なアーティスト玉置浩二は、50才を過ぎた今は顔が穏やかに。なぜか昨年亡くなったロックの神様・忌野清志郎氏に素顔が似てきている。 その後、既婚者だった玉置が、例の真理絵さんだか真理子さんだかと不倫して、薬師丸ひろ子と結婚して離婚して、その後音楽家の女性と結婚して離婚して、またマリコさんが出てきていろいろあった。けれど、やっぱり古巣バンドの「安全地帯」がやりたいと思って、今年再活動する事に。新曲「蒼いバラ」を発表。それにしても、玉置浩二に25年以上も振り回されているメンバーの人たちは大変だ。昔はあんまり「冴えてなかった」けどトシを重たら重みが出て、みなさんステキなおじさまになっていた。今まで何してたんだろう? 特筆すべきは元ベースだった男性が、デビュー前の合宿所「安全地帯」をレストランにして営業しているという事。彼いわく玉置は、「元々は人のいい田舎っぺの兄ちゃんなので」などと言ってくれる。玉置は仲間に恵まれている。(コアラみどり)
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トレンド 2010年03月18日 12時00分
パワースポット「高尾山」の「穴場」! そばとみやげ物の「日光屋」!
ミシュランで三つ星観光地と認定された高尾山。さらに昨今のスピリチュアルブームで、東京屈指のパワースポットとしても知られてくるようになりました。 その高尾山観光に行く際、是非とも立ち寄って欲しい穴場があります。 その名も「日光屋」。高尾山のふもと、高尾山口駅から徒歩2分ほどです。駅の改札から見える鳥居を抜け、道路に出て右方向に歩くとあります。おいしいお蕎麦を食べることができ、お土産物屋さんも併設されていて、個性的なお土産も買うことができます。まずは、お蕎麦からご紹介します。 私のイチオシ、とろろそば(750円)の「冷やし(いわゆるとろろ添えのざるそば)」です。普通は「お土産物屋さんもやっている」お蕎麦屋さんと聞くと、大丈夫かな? と思うかもしれません。しかし、ここでは手頃な値段で、こだわりのお蕎麦が食べられます。 麺は、オリジナルの幅広の平打ち麺。火が通りやすく、サッと茹でてサッと食べられるということで、平打ちにしているそうです。コシがありつつもツルリとしたのど越しで、蕎麦好きにはたまりません。麺には青のりが振り掛けられ、つゆには粘り気のあるとろろ、小さめの鶏の卵が入っています。 このとろろは大和芋と長芋をブレンドして、蕎麦に絡みやすいように濃さを調節しているそうです。この手法は珍しく、やっているお蕎麦屋さんはあまりいないそうです。どろりと濃厚なとろろが、サッパリとした蕎麦によく合うんですよ。 つゆはカツオ出汁で、甘みが抑えられており、キリリとした味わいです。本当においしくて、いくらでも食べられそうです。 そして、お土産物コーナーですが、ここはかなりの「価格破壊」が起きています。とにかく手頃なお値段です。例えば、高尾山のペナント(200円)、天狗をあしらったキーホルダー(200円)、天狗のプラスチック面(200円)など、値段を見て驚くものばかりです。「なんでこんなに安いんですか?」と店主に伺ったところ、「販売当初からほとんどのものを値上げしていないだけ」ということでした。「価格破壊」というより、昭和のままで物価が止まっている…といった感じでしょうか。「7割ほどがオリジナル商品で、中間業者を挟まないからこの値段にできる」との理由もあるようです。 とにかくこの日光屋さん、蕎麦はうまいし、佇まいも何処かノスタルジィを感じさせます。店先で自然薯を売っているところなんかも素敵です。これからもここで変わらずにお店をやっていっていただければなぁ…と思います。ああ、またあそこに行きたくなってきました…。 高尾山には他にもおいしいお蕎麦屋さんがいっぱいです。蕎麦好きの方はそれだけでも行く価値があると思いますよ。 ★ただ今、高尾山では「冬そばキャンペーン」をやっており、駅などで配布されているパンフレットの割引券で、加盟店の500円以上のそば・うどんが100円引きになります(期間は3/31まで) 。御食事とおみやげ「日光屋」東京都八王子市高尾町2264営業時間9:30〜16:30(木曜日定休、木曜が祝日の場合、前日水曜が休み)http://www.8show.jp/store/store_view.php?store_id=S0000667(ぬらりひょん打田 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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芸能 2010年03月18日 08時45分
沢尻をエリカ様というキャラにしたのはアイドルS!? BUBKA!?
復帰会見では不気味なほど、しおらしい口ぶりで周囲を唖然とさせた沢尻エリカだが、マスコミ各社は、今度は戸田恵梨香を新しく女王さまキャラにするべく、躍起になって盛り上げている。確かに、俳優の松田翔太を怒鳴りつけるなど、戸田の威勢のよさは業界でも評判になっているが、戸田恵梨香はマナーが悪いというわけではなく、曲がった事が大嫌いなまっすぐな性格ゆえに誤解されているだけである。彼女は女王さまキャラというほど、傲慢ではない。 もっとも、沢尻エリカもデビュー当初は、ファッションや行動などで多少ぶっとんだ部分はあったが、ここまで傲慢キャラではなかった。沢尻=エリカ様、女王様というキャラが確立したのは、ある誤解の結果であった。 誤解のきっかけは、「おたくキャラ」をうまく使って、芸能界でのし上がったアイドルSが、自分のブログの中で芸能界の友人や知人たちをオタク的表現の一環として「○○さまと食事しました」「○○さまは、今日も元気」と記述してしまったのだ。Sのファンたちは大部分がおたくだから、この表現に違和感は感じない。だが、おたく世代ではない「おじさん芸能ライターたち」は、勘違いしてしまった。沢尻が自分のことを「エリカさまとお呼び!」と強制したかのように誤解してしまったのだ。これが沢尻にとって不幸の始まり、誤解の始まりであった。 この風潮をBUBKAが見事に誌面に反映、各社が相乗りする形で、沢尻エリカ=エリカ様というイメージが定着してしまったのだ。しかし、先入観とは恐ろしいものである。一度植えつけられたキャラクターはなかなか覆すことができない。だが、近い将来、海外でも通用する国際的女優になる可能性が高い沢尻エリカをこのまま埋没させる手はない。彼女の再出発を先入観のない目で見守ってやるべきではないだろうか。
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社会 2010年03月17日 19時00分
バカ事件fromアメリカ・テネシー編
【3月15日アメリカ・テネシー州チャタヌーガ現地時間】ブルドッグが、警察官の運転するパトカーのタイヤとバンパーに噛み付き、テイザー銃を撃ってもビクともしなかった。 テネシー州チャタヌーガで、現地市警察のパトカーに何が起こったのか?市警察のスポークスマンの話では、14日の日曜日に警官ホームズ氏が、スピード違反を測るレイダーをチェックして、レポートを書こうと停車すると、車に揺れを感じた。ブルドッグが、パトカーのタイヤを噛んでいたのだ。この犬は、警官のパトカーの後にも2台の一般車両を襲い、またその後には、2台目のパトカーも襲った。警官は、唐辛子スプレーとテイザー銃を使用したが、それでもブルドックの攻撃は止まない。 結局、動物局のスタッフが捕獲したが、ホームズ氏が運転していたパトカーの2本のタイヤとフロントバンパー全体が噛み砕かれた。この犬は、近所の溶接工場で飼っているブルドッグで、勝手にフェンスから飛び出たようだった。当然にこの犬の所有者は、当局まで出頭を命じられて、犬は処分された。
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レジャー 2010年03月17日 18時00分
AVキャバ嬢の受難 流出裏ビデオでバレた、モザイク不要の超デカビラの色具合
<パンツを穿くときはそのビラを折りたたむようにする > 上野・藤沢聖羅(仮名・24歳) 最初から裏ビデオ用の無修正と違い、表の作品が流出するとアチコチに被害が及ぶ。メーカーはもちろん、女優の所属事務所、そしてAV女優本人も。 上野のキャバクラ『K』の藤沢聖羅さん(仮名・24歳)。18歳で、女性アイドルグループ『M』のG・Mソックリさんとして、大手ビデ倫メーカーからデビュー。ソックリさんでなくても十分通用するアイドル系のルックスで人気を博した。現在、AVの方は事実上の廃業状態だが、全盛期から数年を経て、過去の自分に営業妨害されたと語る。「お客さんは、AVのことを知らなかった人と昔からのファンという人が半々くらい。宣伝には使ってないけど、口コミで来店する人は多い。去年の今頃かな常連さんに“聖羅ちゃんのビデオが歌舞伎町の裏ビデオ屋に並んでるよ”って言われたんです」最初はその話を信じていなかった。所属事務所には信頼をおいていた。流出の噂のあるメーカーの作品は避ける堅い事務所だったからである。「業界関係のお客さんに聞いたところ、メーカーの倒産流出だから、防ぎようがなかったんじゃないかって…」ガックリしても、それはそれで終わる話のはずだったが、それは彼女のネームバリューが許さなかった。 雑誌にも掲載され、普段、裏ビデオなどと関わりのない人間にも広く知られてしまったのである。「雑誌で見たお客さんは、自分で買いに行ったり、ネットのアダルトサイトからダウンロードしたりと、なぜか必ずチェックされるようで(笑)。あの頃は毎日のように “見たよ、聖羅ちゃんの裏”って言われて辟易していました」皆、口々に「大変だね」「ひどいね」と同情しながらも、しっかり自分は見ているのだから、説得力がない。「もう、放っといて」それが当時の心境であった。 「実はお客さんにAV時代の話をする時は、“ずっと擬似だった”とウソをついてたんです。確かにレンタル時代の数本は擬似でしたが、そう甘い業界ではないので、途中からはずっと本番。こういう仕事ですから、金さえ払えばヤラせると思われると、何かと不都合があったので…」好きでウソをついたわけではないが、「やっぱり本番だったのか」と、勝手にガッカリする客も出て来た。 <黒いアゲハ蝶が股間に止まっている?> 「それまで紳士的だったお客さんでも、態度が一変する人はいましたね。アフターで突然“どうせもういいだろ”とか良く分からないことを言いながら、ホテルに連れ込もうとしたり」結局自分のやって来たことなのだからしょうがないと、開き直ることにした聖羅さん。心機一転、お水の花道を堂々突き進む意欲を固めたのだが、もう一つ気がかりなことがあった。 「聖羅ちゃんってさ、あそこのビラビラ異常にデカくない?」そんな噂がお店の女の子の間で囁かれ始めた。「あれヤバイって、絶対ヤバイ」「あんなにデカかったら、モザイクいらなくね?」そんな心ない言葉で笑いのネタにされることも。やがてそれは客にも伝播して…。 「気づくのが遅い(笑)。実際みんなの言う通りなんです。私って昔からビラビラが人並み外れてるんです。本当は流出騒動の時、いつ突っ込まれるか、いつ突っ込まれるかと気が気じゃなかった。むしろ話題に上るのが遅すぎるくらいですよ(笑)」 ビラビラ問題にようやっと言及してもらえて、むしろホッとしたそう。言われない方が、気にかかる。なので、客に突っ込まれる時にも、「あの…陰唇肥大? 手術で切除できるらしいよ」などと、真顔で心配されると腹が立つ。むしろ、「あんなにビラビラしてたら、パンツ穿くときハミ出しちゃうだろ?」と、言われた方が、「折り畳むから大丈夫♪」と返せるから気が楽だ。 そのビラビラ、いかなる代物なのかというと、黒いアゲハ蝶が股間にくっついている感じ、といえば想像できるだろうか。
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トレンド 2010年03月17日 17時00分
【これって売れてる?】 社会現象を狙ってる? “落ち目サブカル界”の救世主「神聖かまってちゃん」
ツイッターやニコニコ動画など、インターネットにいろいろ新しいサービスが出来て、ブログもミクシィも携帯のメールでさえほとんどやらないアナログ派な記者はもはや浦島太郎状態。今まではそういったものを使いこなせなくとも、どうにかやってこれたのだが、とうとうこれらが使えないと、存在さえも理解できないバンドが登場してしまった。それは、2ちゃんねるを荒らし、ニコ動で曲を配信し、ツイッターでフォローされまくりのバンド。今話題の「神聖かまってちゃん」である。 彼らは、前に紹介した「黒猫チェルシー」と良く似ていながら、まるで反対側にいるような人たちで「黒猫」が外なら「かまってちゃん」は内。とにかくインドア風で、ニートやひきこもりを強く意識しながらも、あくまでも「学校」にこだわっているあたりが、何とも味わい深い。で、テレビに出ない彼らの音楽は今、直接ライブ会場に行くか、スペースシャワーTVを見るか、TUTAYAでタダでCDを借りるか(ちゃんとタワレコでも売ってるけど)、インターネットで動画を見るしかない。とりあえずニコニコ動画を利用するのが手っ取り早いだろう。 という訳で、「神聖かまってちゃん」見たさに初めてにニコ動の会員になって彼らのライブ映像などを見る。音が悪い。映像も悪い。演奏もメチャクチャ。なんだこれ、ひどいバンドである。子供っぽい容姿の彼らが酒をあおり、手首を切るパフォーマンス。全て音楽界やプロレス界の偉大な先人がやっているので、年配者にとっては目新しくもないのだが、今や落ち目のサブカル界にとって「飛んで火にいる夏の虫」みたいな逸材なので、「細くもろく傷つきやすい“負オーラ”」が大好きな、音楽雑誌の記者たちのアイドルと化している。 しかし、「細くもろく傷つきやすいモノ」がこんなに強いエネルギーを発するわけもなく、コンピューターを駆使し、ダメ系男子3人の中に利発な女の子(みさこ)をドラムに起用するあたり、もう売れる気まんまんである。世間の荒波に淘汰されそうな“弱さ”をもってして、実は異常に高い生存能力や野心を見せつける彼ら。このしたたかさ、けっこう好きだ。 ある一定の法則で生まれてしまった「はじかれ者」たちの心をくすぐる、「神聖かまってちゃん」。彼らは、しきりに「自分らしさ」を歌い、自分らしさの裏返しにある厳しい「現実」や「痛み」を見せ付ける。みんなが心にもつ傷にあえて塩を塗り、強くひっぱって開いてはどびゅっと血も出す残酷さ。ああ美し楽し、ドMロックと表現したらいいのだろうか。(コアラみどり)
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芸能 2010年03月17日 16時00分
「いい子」になったら、ギリギリまで頑張っちゃう? “いつ弾けるか分からない”沢尻エリカ
はーいお元気? おかまコメンテーターのチャッピーです。今日は、先日有名エステティックサロンの新CMで芸能界復帰? した女優の沢尻エリカの記者会見について。白いワンピースとジャケット姿でいつになくしっかり挨拶できたように見えたんだけど、そもそもこの人って、みんなが言うほどダメな子じゃ無いのよ。チャッピーの見たかぎり(TVでだけど)アノ映画の舞台挨拶の無愛想は、ちゃんと理由があったと思う。ハイパーなダンナ様を得て、今や修復不可能になっちゃったけど、エリカ様の“純粋さ”について検証するわよ。 同世代の女優・香椎由宇とかと集まって飲んでる事を「沢尻会」と言われ、誰が言ったか“エリカ様”という、半ば小馬鹿にしたあだ名がついてしまった沢尻エリカ。問題の映画『クローズド・ノート』公開前までは、そりゃ一生懸命に映画のPRに奔走していた記憶がある。沢尻は、その時マスコミで「めんどうくさい子」というイメージがついていて、それを払拭するかのように、V6の番組で外食ロケしたり、中山秀ちゃんの番組で意地悪な女子アナの質問を笑顔でかわしたり、キライなインタビューに答えたり、とにかく主演した『クローズド・ノート』がヒットするために頑張ってたわ。チャッピーは全部(TVで)見てたから知ってるわよ。で、やっと公開! って日になって、いざ映画の『クローズド・ノート』に注目が集まると、ネットや雑誌は一斉に沢尻じゃなくて、産後復帰した竹内結子に注目しだした。これってヒドイんじゃない? 「下妻物語」で土屋アンナより→深キョン。「ヤッターマン」で福田沙紀よりも→深キョン。みたいな、大人の事情の“ヒロイン潰し”が行われる映画界(深キョン関係ないけど)。チャッピーはこの時、何かそういうやりきれない芸能界の現実みたいなものを感じたのね。決して、竹内さんや、他の共演者がこの映画のPRをサボってたワケでもないんだけど、前日までハリキってた沢尻的には「あたしばっかりコキ使われて何なのよ!」って気持ちはあったと思う。当日になって共演者と顔を合わせたら、ものすごい腹がたったんじゃないかしら。なんか限界ギリギリまで無理して笑顔作っちゃてたものね。この子はきっと、普通にお愛想を振りまくのが、人の百倍ぐらい疲れる子なのよ。まあ言ってみれば自分の感情にウソがつけないのね。他人を演じる女優さんとしては、NGなのかもしれないけど。20才ぐらいの女子なら普通。何かおかしいと思ったら態度で示すのは、本当は当然な事なんだけど、今の若い子はわりと「おりこうさん」になりすぎている所があるから、沢尻は悪く言われた。この点ではチャッピーは若者らしい沢尻の味方だったわよ。 だけどその後、全身を「大人の事情」のヨロイで固めたようなハイパーなダンナ様とくっついて、彼女の“純粋さ”は失われたと思う。最初は“いい人”そうに見えたけど、海外から訴訟してみたり、今回の「6カ条の同意書」だとか、いろいろ分かってくるとあんまり沢尻エリカにとってプラスになっているとも思えないご主人。ファッションその他の奇抜な芸術的センスは、エリカ様は彼と結婚する前から備わってたしね。 今回もとにかく笑顔をふりまき、支援してくれるエステの人たちの為に頑張っちゃってる沢尻エリカ。またパチンと弾ける日がくるかもしれないから、あんまり無理しないでほしい。「6カ条の同意書」で嫌われた分、それこそマスコミの格好の餌食になっちゃうわ。(チャッピー)