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芸能 2014年01月28日 18時00分
女子アナ新バトル勃発 西尾由佳理vs平井理央「ぐるナイ」レギュラーを巡る遺恨舞台裏(1)
かつて日本テレビの看板女子アナとして大活躍した西尾由佳理(36)が嫉妬に身を焦がしている。『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ)の人気コーナー“グルメチキンレース ゴチになります!(ゴチバトル)”の新メンバーとしてオファーがあったものの、土壇場になってひっくり返ってしまったからだ。 その西尾に代わって新レギュラーの座を射止めたのが皮肉にも元フジテレビの平井理央(31)。昨年、寿退社しフリーアナ転身後、初の地上波レギュラーをゲットした。この予期せぬ結果に納得がいかない西尾は番組スタッフや日テレ関係者を捕まえては不満をブチまけていたという。 「西尾はよほど悔しかったんでしょう。アナウンス技術は『自分の方が上だ』みたいなことをタラタラと漏らしていたかと思えば、打ち切りになった『アゲるテレビ』(フジ)のことを棚に上げて『日テレのゴールデンにフジのアナウンサーを使うのは如何なものかしら』的な持論を展開していたそうだ。いまや完全な逆恨み状態」(某事情通) それにしても不思議なのは普段から仕事嫌い、かつズボラな性格で知られる西尾がなぜここまでして“ゴチバトル”の新レギュラーの座に固執したのか? その裏には、背に腹は代えられぬ切実な事情が隠されていた。現在、西尾の地上波レギュラー番組は『世界HOTジャーナル』(フジ)のみ。ところが春以降、フジ局内に打ち切り説が飛び交っているのだ。 「視聴率競争でテレビ朝日、日テレに大きく差を付けられ、TBSにも追いつかれそうなフジはこの4月から聖域なき大編成改革を断行するのです。昨年、電撃発表された『笑っていいとも!』の打ち切りとタモリ降板はまさに改革第1弾。現在、『とんねるずのみなさんのおかげでした』や『SMAP×SMAP』など制作費が掛かる割に視聴率が取れない番組が打ち切り候補に挙がっている。他にも、『とくダネ!』など全日帯に放映されている番組もターゲットになったのです」(放送作家) なんと西尾が司会を務める『世界HOTジャーナル』もこの改革の煽りをモロに受けてしまったのだ。 「制作費を抑えるために西尾を使う必要性が局内の編成会議で問われたんです。1本50万円のギャラを取る西尾を降板させれば、年間1億円以上が浮く。リニューアル後は局アナオンリーの旅番組に生まれかわる。局アナがデジカメを手に取材するんです。制作費は一気に半分になる予算設定です」(制作スタッフ) この打ち切り情報をイチ早くキャッチした西尾は女子アナ生命にも影響を及ぼしかねない緊急事態に危機感を募らせた。散々悩みぬいた挙げ句、プライドをかなぐり捨て、頼った先が古巣の日テレだった。 「現在、西尾と日テレのかかわりは不定期特番『SONG FOR JAPAN のどじまんザ!ワールド』の1本。昨年11月後半ですかね。ある制作関係者から“ゴチバトル”のメンバー募集を知ったんです。以来、あらゆるツテをたどって猛烈な売り込み攻勢を展開した」(番組関係者) こんな西尾の営業努力の甲斐あって、一時は西尾に決まりかけたという。 「もともとの本命は、巨乳の長澤まさみと綾瀬はるかだったが、食が細いとしてNGを喰らった。次に女子アナ路線を攻めようと、TBSを独立した青木裕子、潜在視聴率が8.9%と高い高橋真麻の2人が候補になった。しかし、青木はナイナイの矢部浩之の嫁ということで吉本興業からNGが…。真麻も昨年10月に『メレンゲの気持ち』のレギュラーになったばかりということで局プロデューサーからNGが出た。結果、元日テレの看板アナで知名度がある西尾に半ば投げやり的に内定が出かかったんですよ」(制作会社関係者)
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トレンド 2014年01月28日 17時30分
『秘密結社 鷹の爪』のFROGMANがカロリーメイトとコラボ! 声優に逢沢りなを迎え「金田一少年の事件簿」をWEBアニメ化
映画化もされた人気アニメ『秘密結社 鷹の爪』のFROGMANとカロリーメイトが手がける「チャンネル5.5」が、「金田一少年の事件簿」をWEBアニメ化。28日に都内某所で完成披露会見が行われ、FROGMAN、逢沢りな、相沢舞(『らき☆すた』峰岸あやの役ほか)、小林ゆう(『進撃の巨人』サシャ・ブラウス役ほか)が登場し、公開アフレコも披露した。 バランス栄養食「カロリーメイト」(大塚製薬)と、『秘密結社 鷹の爪』『古墳ギャルのコフィー』などの生みの親であるFROGMANによる、名作漫画アニメ化プロジェクト「チャンネル5.5」。その第1弾として選ばれたのが、推理漫画の金字塔『金田一少年の事件簿』(全20話予定)だ。 リモコンの5と6を同時に押すと観られるという謎の独立系テレビ局「チャンネル5.5」の解説から始まった、今回の会見。FROGMANは「カロリーメイトさんにしても『金田一少年の事件簿』の講談社さんにしても、僕にこの作品を預けたっていうことは何されてもいいんだろうなと。今回もしっちゃかめっちゃかにしながらも、カロリーメイトだけに“バランスのとれた”作品にしようと思っています」と意気込みを語った。 女優の逢沢りなは、金田一はじめの幼馴染・七瀬美雪の声を担当。「声のお仕事が初めてだったのですごく緊張したし不安もあったんですけど」と収録時のエピソード語ったが、FROGMANは「ご覧いただければ分かると思いますが、美雪の可憐な感じの演技もバッチリでした」と、声優は初挑戦だという逢沢に太鼓判を押す。 もちろん、「チャンネル5.5」局員の“沢渡ひろこプロデューサー”と“ピロ山田”を演じる相沢舞や、今後出演予定だという小林ゆうなど豪華女性声優陣にも、アニメファンを中心に期待が集まるところだろう。なお、FROGMANと逢沢による第1話の公開アフレコでは、通常の金田一バージョンに加え「鷹の爪」の人気キャラ“吉田くんバージョン”を披露するなど、会場の笑いを誘っていた。 最後に今後の展開を聞かれたFROGMANは、「いつか手塚作品とかやってみたいんですけどね。あと『エヴァンゲリオン』とかほとんど知らないんですが、うろ覚えでやってみるのもアリかな(笑)」と意欲を見せた。 卓越した推理力を持つ高校生探偵・金田一はじめや才色兼備の幼馴染・七瀬美雪などの魅力的なキャラクター、本格的なミステリー展開、そして「じっちゃんの名にかけて!」「謎はすべて解けた…!!」など数々の名言でファンを魅了している本作を、奇才FROGMANがどのように台無しにするのか!? 『鷹の爪』ファンならずとも必見のWEBアニメ「チャンネル5.5」は1月28日(火)放送スタート。【チャンネル5.5公式サイト】http://cmt-ch5-5.tv/
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芸能 2014年01月28日 15時30分
スクリーン復帰でもお先真っ暗の水嶋ヒロ
18日に公開された俳優・水嶋ヒロの主演映画となった「黒執事」だが、公開初週の興行ランキングが4位で、2週目が6位にダウンしてしまった。 「327スクリーンとかなり大規模な公開で、事前のプロモーションもかなり大々的だったが、公開2日の興行成績は約1.5億円と伸び悩んだ。ネット上では鑑賞した原作のファンの辛辣な意見が目立つ」(映画関係者) とはいえ、映画の舞台裏はスタッフが水嶋に振り回されていた様子。先週発売の「週刊文春」(文芸春秋)によると、昨年11月に行われた映画の完成イベントで、水嶋が共演した女優の剛力彩芽や優香ら女優陣に向かって「美味しそう」と発言。PR会社がイベント後、集まっていた報道陣に「あの発言はなかったことにしてほしい」と言って来たというのだ。 「水嶋は昔から自分のイメージをかなり気にするナルシスト。明らかに自分のイメージ低下を危惧してPR会社に発言をなかったことにさせたようだが、関係者の間では妻の絢香が女優陣に鼻の下を伸ばしていたことにキレるのを恐れたのではと言われている」(映画関係者) 絢香とは事務所の反対を押し切って結婚し、10年9月に夫婦そろって独立。その直後、処女小説「KAGEROU」がポプラ社小説大賞を受賞し、華々しく作家デビューしたが、第2作はいまだに発売されず。それどころか、「書き上げた第2作があったようだが、発売できるレベルではなかったようだ。すでに作家は諦めたようで、今や小説の話はNGになってしまったようだ」(出版関係者)。 天から二物も三物も与えられたが、何かと空回りしているようだ。
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トレンド 2014年01月28日 15時30分
【週刊テレビ時評】向井理主演「S-最後の警官-」が好調キープ 天海祐希主演「緊急取調室」は急上昇
他の連ドラが低迷するなかで、ひとり勝ち状態なのが、向井理が主演するTBS系「S-最後の警官-」(日曜日午後9時〜)だ。 同ドラマの第3話(1月26日)視聴率(以下、数字はすべて関東地区)は、16.1%で前週より、0.9ポイントアップした。初回(12日)は18.9%でスタート。第2話(19日)では15.2%と急落したが、第3話では持ち直し、3週連続の15%超えをマークし、好調を維持している。 第3話は、主人公の神御蔵一號(向井)が所属する架空の警察庁特殊急襲捜査班(NPS)がテレビで取り上げられ、NPSを代表してインタビューを受けた一號は、周囲に秘密にしていた身分がばれた。また、NPSがライバル関係にある警視庁の特殊部隊・SATと合同訓練を行い、しのぎを削り、SATの凄腕スナイパー・蘇我伊織(綾野剛)が激しい対抗心を燃やした。そして、国際テロリストのM(オダギリジョー)が、警察庁科学警察研究所研究主任の横川秋(土屋アンナ)を拉致するという展開だった。 主演の天海祐希が刑事(取調官)役を演じる「緊急取調室」(テレビ朝日系/木曜日午後9時〜)第3話(23日)は、16.1%と高視聴率だった。初回(9日)=12.5%、第2話(16日)=13.4%とまずまずだったが、右肩上がりの急上昇となった。第3話では取調官の天海と、被疑者役の安達祐実との、取調室での対決が見せ場だった。第4話以降の視聴率が注目されるところ。 フジテレビ系の人気シリーズ、「医龍4〜Team Medical Dragon」(坂口憲二主演/木曜日午後10時〜)第3話(23日)は13.2%で、前週より、0.4ポイントアップ。初回(9日)=11.6%、第2話(16日)=12.8%で、少しずつだか数字を上げてきた。 赤ちゃんポスト「こうのとりのゆりかご」を設置する熊本県熊本市の慈恵病院が放送中止を要請、全国児童養護施設協議会と全国里親会が内容改善を要求するなど、舞台裏が騒がしくなった「明日、ママがいない」(芦田愛菜主演/日本テレビ系/水曜日午後10時〜)第2話(22日)は13.5%で、初回より0.5%ダウンした。同ドラマはスポンサー8社すべてが降板するなど、異常な事態に陥っている。 また、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」(岡田准一主演/日曜日午後8時〜)第4話(26日)は16.5%で、1.5ポイントのダウンとなった。(坂本太郎)
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芸能 2014年01月28日 15時30分
ライセンス藤原と山口美沙が結婚
お笑いコンビ「ライセンス」の藤原一裕とタレントの山口美沙が、1月30日(木)に結婚することを、所属事務所がFAXで発表した。 2人は2012年1月に知人の紹介で出会い、交際から丸2年という節目を迎えたタイミングで、都内の区役所に婚姻届を提出するという。 同FAXで藤原は、「この度、私ライセンス藤原と、タレントの山口美沙さんは1月30日に入籍させていただく事になりました。これからも初心を忘れず、より精進して参りますので、あたたかく見守っていただければ幸いです」とコメント。また、山口も「この度、私は、以前からお付き合いをさせていただいている、ライセンスの藤原一裕さんと、交際2年になる1月30日に入籍することとなりました。(中略)愛情と感謝の気持ちを胸に、一生かけて彼を支えていきたいと思います」と心境を明かしている。
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トレンド 2014年01月28日 15時30分
さくら学院3期生卒業シングルMVが完成
2月12日発売さくら学院ニューシングル「Jump Up 〜ちいさな勇気〜」のMusic Videoが公開された。 さくら学院第3期生の堀内まり菜、飯田來麗、杉崎寧々、佐藤日向にとってのラストシングルとなる「Jump Up 〜ちいさな勇気〜」のMVは、メンバーが学校の校舎の至る所で、今作のモチーフである合唱をしているシーンで構成されている。また、1曲を通して四季を表現する為、楽曲が進むにつれメンバーの制服が春から夏そして冬へと変化している。1年の経過とメンバーのこの1年間の成長をリンクさせるような作りになっている。■さくら学院 「Jump Up 〜ちいさな勇気〜」MV Short Ver.http://youtu.be/A56j8fGEf7w
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ミステリー 2014年01月28日 15時30分
江戸時代に現れたUFO!? 「うつろ舟」には神様が乗っていた!?
『虚舟(うつろぶね)』。それは、日本の沿岸にたびたび何者かを乗せて漂着してくる、謎の船である。形は球形ないしはレンズ型、ひさしがついていて円盤型UFOに酷似した造形のものもある。 有名なものは江戸時代に発行された『兎園小説』に掲載されているもので、現在の茨城県大洗町の海岸に漂着。中には箱を携えた美しい異国の女性が板が言葉が通じず、中にあった文字も意味不明のものだったので人々に恐れられて再度海に流されてしまったという。 以上が『虚舟』にまつわる話の概要で同様の内容を記した絵が日本各地に現存しているが、なんと山口敏太郎事務所はこの虚舟とは『また違った構図』の絵を手に入れた! 写真の絵が山口敏太郎所有の『虚舟』の絵である。波間にお椀型の黒い虚舟が描かれており、その上に天女のような一人の女性が立っている。手前には小さいながらも漁師のような格好をした男女の姿が描かれている。およそ一般的な『虚舟』の絵とはかなり雰囲気が違うが、この絵は何なのだろうか? 実はこの絵は蚕影神社(こかげじんじゃ)の縁起物の絵なのだ。軸装して飾るものなのでかなり長く、また絵の上部には『蠶影山大神』の字が併記されている。蚕影神社はその名の通り、『かいこ』養蚕にまつわる神社である。此の絵に書かれた女性は黄金姫といい、元は天竺(インド)のお姫様であったが継母に疎まれ、虐待を受けたために彼女を哀れんだ父親に寄って虚舟に折れられて海に流され、日本にたどり着いた。彼女は衰弱しており亡くなってしまったが、養蚕や生糸の製法を伝えたために神様として崇められるようになったのだ。 山口敏太郎所有のこの絵は、明治期に制作されたものと考えられている。文明開化の後、日本は主な輸出品として生糸の大量生産を行っていた。そのため、製糸業の人々がご利益を願って買い求めたものだと見られている。 なお、こちらの虚舟の絵は、軸装の後にお台場にある山口敏太郎の『妖怪博物館』に展示される予定である。(山口敏太郎事務所)11月20日 お台場に『山口敏太郎の妖怪博物館』オープンhttp://blog.goo.ne.jp/youkaiou/e/69153e968e5d84c018ccdb00b969d463
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社会 2014年01月28日 15時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第61回 脱原発と東京の強靭化
東京都知事選挙が今月23日に告示され、来月9日に投開票される。 筆者は唖然としてしまったのだが、何と都知事選出馬を表明した中に、「脱原発」をメーンの公約に掲げると宣言した人物が2人もいる。 東京都は確かに東京電力の株主ではあるわけだが、株式保有比率は1.2%に過ぎない。東電は原子力損害賠償支援機構に株式の54.7%を保有されており、東京都の知事が東電に対し「脱原発せよ!」などと叫んだところで、実現できるはずがない。 そもそも「脱原発」云々は、東京都政ではなく国家のエネルギー安全保障の問題だ。国政選挙、あるいは(せめて)原発が立地する地方の首長選挙のテーマであるべきで、原発を持たない東京都知事に就任したとしても、目標は達成できない。別に、原発は東京都の管轄下にあるわけではないのだ。 それにもかかわらず「脱原発」をメーンで打ち出している以上、都政とは無関係な政治的意図があるとしか考えられない。単に、都知事選を「利用」して、都政とは無関係な脱原発という自らの政治的主張を広めたいだけに思える。 あえて書くが、邪(よこしま=ねじ曲がって正しくない)だ。山本太郎参議院議員が、'13年10月31日の園遊会において、いきなり今上陛下に原発廃止を求める書簡を手渡した行為と同じ構図なのだ。 もっとも、日本には「政治的な自由」「言論の自由」がある。一万歩譲り、東京都知事選挙で「脱原発」を訴えることを認めたとしても、その場合は次の四つの点について説明してもらわなければならない。 (1)原発を再稼働させず、いかなる電力源で我が国のエネルギー供給を賄うのか(短期の話ではなく、中長期的な話だ)。再生可能エネルギーで原発の代替をするのは不可能である。例えば、太陽光の場合、原発一基分の電力を発電するためには、山手線の内側の広さにパネルを敷き詰める必要がある。しかも、夜は発電できない。太陽光にせよ、風力にせよ、「安定的に」電力を供給することはできないのだ。蓄電技術のブレイクスルー(進歩)がない限り、再生可能エネルギーが我が国の電力供給の主役になる日はやって来ない。 (2)原発を再稼働させないため、我が国の所得(GDP)が兆円単位で中東の天然ガス産出国(カタールなど)に渡っており、貿易赤字の主因になっている。この問題についてはどのように対処するつもりなのか(放置するのか?)。 (3)我が国に存在する使用済み核燃料(およそ2万トン)をどうするのか。再処理せず、最終処分するとなると、半減期が長い(2万年!)プルトニウムを含んだまま地層処分せざるを得ないことになるが、本当にそれで構わないのか(しかも、体積が再処理をしない場合の3倍になる)。 (4)エネルギー安全保障を考えたとき、エネルギー供給源の「多様化」が必要である。原発を動かさないとして、我が国のエネルギーミックスをどうバランスさせるつもりなのか(現在は、天然ガスに偏りつつある)。 上記の通り、脱原発をめぐるイシューは、完全に「日本国家全体」の政策にかかわっている。東京都知事に決めることはできないし、決められても困る。 「脱原発は、やる気になれば、達成できる!」 というのでは、「政治主導!」と叫んで政権を取り、単に日本の政治を混乱に陥れただけだった民主党と同じオチになるのが目に見えている。 政治主導も、脱原発も(やるべきかどうかは置いておいて)、スローガンを叫べば達成できるほど甘いものではない。特に、脱原発という政策を掲げるのであれば、「脱原発という目標達成までの科学的プロセス、技術的プロセス」を説明してもらう必要があるわけだ。 そもそも、現在の日本、現在の東京は、脱原発といった政治的お遊びをしていられるほど甘い状況ではない。何しろ、首都直下型地震の30年以内の発生確率が70%、「東京五輪前」であっても30%の発生確率と推定されている。 どう考えても、原発関連の問題よりも、首都直下型地震の脅威の方が「国の存亡にかかわる危機」である。すなわち、現在の日本国民(特に都民)は「脱原発」といった政治的ゲームに興じるのではなく、「東京の強靭化」に注力しなければならない状況なのだ。 東京の強靭化を推進しなければならない理由は、大きく三つある。 (1)前述の通り、迫りくる首都直下型地震に対する耐震化、防災、減災等が求められている。 (2)東京のインフラは、主に前回の東京五輪('64年)時に整備された。インフラの寿命はおおよそ50年。1964年の50年後とは2014年。今、東京のインフラを大々的にメンテナンスしなければならない。 (3)2020年東京五輪に向けたインフラ整備が必須である。 おわかりだろうが、(1)〜(3)は両立が可能だ。都民の安全保障の強化に加え、五輪開催の準備という意味でも、現在の東京は「強靭化対策」が求められているのだ。 上記は、無論、東京のみならず「国家全体」として取り組まなければならない、やり遂げなければならないプロジェクトになる。そもそも「首都」直下型地震の脅威が迫っているわけで、霞が関や永田町も他人事ではないのだ。 さらに、東京に限らず、 「自然災害対策」 「老朽インフラのメンテナンス」 「東京五輪開催」 はすべて、日本国民が「日本国家としてどうするのか?」を考えなければならない政策課題だ。 そして、戦後の多くの日本国民は、冷戦のぬるま湯の中で「国家」について考えることを放棄してきた。 東京都民が戦後の「平和ボケ」に引きずられ、「脱原発」を公約に掲げた人物を都知事に選んだ結果、首都直下型地震に対する備えを怠り、実際に大震災が発生し、非常事態への対処も的確にできず、「行政の無能」により大勢の都民が亡くなり、東京五輪の開催も不可能になるなどという結末になった日には、これはもはや悲劇というよりは「民主主義がもたらした喜劇」と呼ぶべきであろう。 脱原発の争点化を認めてはならない。三橋貴明(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、わかりやすい経済評論が人気を集めている。
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芸能 2014年01月28日 14時00分
イケメンで高視聴率でも不安 ドラマも安住アナ頼みのTBS
TBSに久々に朗報が舞い込んだ。向井理・綾野剛出演の新ドラマ『S-最後の警官-』(日曜21時〜)の初回(1月12日放送)が、18.9%(関東地区・ビデオリサーチ調べ=以下同)と好調なスタートを切ったからだ。 「昨年の『半沢直樹』の初回視聴率が20%手前から始まり、あとは上がり続けた。編成部がどよめいたのは、そうした過去のデータがあったからです。今は1本でも好ダッシュのドラマがあると一気に盛り上がりますよ」(TBS関係者) 向井と綾野が、それほど前宣伝に協力したわけではない。しかし、安住紳一郎が司会の『ぴったんこカン・カン』の枠を使って宣伝した手法が多少効いたという見方がある。 「『ぴったんこカン・カン』が視聴率14〜15%の場合、その数字のいくらかがゲスト出演した俳優が出るドラマに乗る形で好影響を与える傾向があります。『最後の警官』の場合、それが如実に出た。そのため、安住司会でもう1本同じようなバラエティー枠を新設しようという動きもあります」(事情通) しかし、その手法が常に吉と出るわけではない。実際、向井・綾野と同じ放送日に登場した杉本哲太・古田新太も『隠蔽捜査』(月曜20時〜)の番宣でゲスト出演したが、“『あまちゃん』コンビ”にもかかわらず、こちらは初回8.2%と奮わなかった。 「ほか、TBSドラマは大倉忠義主演の『Dr.DMAT』、観月ありさ主演の『夜のせんせい』があるが、双方期待はできず、1勝のみの可能性も出てきた。安住の番組を使って…という考えもあるようですが、安住自身も休みが無い状態でパンク寸前。小手先だけの手法がいつまでも使えるわけではありません」(別の事情通) 喜んでいる場合ではなさそうだ。
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その他 2014年01月28日 12時00分
本好きオヤジの幸せ本棚(87)
◎オヤジ人生にプラス1のこの1冊『男はなぜ急に女にフラれるのか?』(姫野友美/角川ONEテーマ21 760円) 新年を迎えてから半月が過ぎた。どういうわけか人はある程度の年齢を過ぎると時間の流れを早く感じるようになる。さまざまな体験を重ねているうち、周囲の出来事に対する新鮮な気分が薄れてくるからだろうか。あっと言う間に翌月、半年、そして一年である。 こういう心境は慣れの一種であって、達観や悟りの境地とは違う。むしろ、ますます人生の意味がわからなくなってきたりする。とりわけ男女の関係は最も正解が見えづらい、悩ましいものだ。年齢が上がれば必ず妻ないし恋人の気持ちを理解できるようになる、とは限らない。 本書はそうした悩ましい気分を緩和させるのに最適な名著である。著者は医学博士の心療内科医で、2006年に出した『女はなぜ突然怒り出すのか?』がベストセラーになった。主に脳の構造や原始的本能における男女の違いを論理的かつ明快に説明し、女心の秘奥へ迫っていく内容であった。本書はその姉妹篇として翌'07年に刊行された。 こちらの方が女性のみならず男性の特徴にも深く言及し、両者の比較を重視しているようだ。さまざまな男女のズレを具体的なエピソードで紹介し、その原因をユーモラスな語り口で探っていく。すなわち男性読者であれば、女性及び同性の心の奥底に触れることができる。あらためて自分を見つめ直すのにも役立つ本だ。(中辻理夫/文芸評論家)◎気になる新刊『コーヒー おいしさの方程式』(田口護・旦部幸博/NHK出版・1575円) 多様化するコーヒー豆の基礎知識をはじめ、自分好みの味を見つけることができる焙煎のウンチクなどを紹介。最新の知識を基に、コーヒーの香味を自在にコントロールできる抽出法などを、科学的根拠とともに解説。コーヒー党必読の書。◎ゆくりなき雑誌との出会いこそ幸せなり 洗練された芸術的な表紙で名高い月2回発行の雑誌『Pen』(阪急コミュニケーションズ/600円)は、毎号一つのテーマでブチ抜き大特集を組んでいる。車・趣味・ファッションなど題材はさまざまだが、常にクオリティーの高い写真と記事で、オトナの知識欲を刺激する雑誌だ。 最新号は「シルクロード」の特集。中でも、ユーラシア大陸の東西をつなぐ交易地として栄えた新疆ウイグル、現在は中国西端のウイグル族自治区として知られる地域のルポに力を入れている。 砂漠に突然現れる壮大かつ神秘的な寺院や仏像の数々には目を見張るばかり。かつて異文化が交流し、花開いた独特の文化を追跡する渾身のリポートには、いにしえのロマンを駆き立てられ、あきることがない。 600円という割安な定価のわりに、充実した誌面を持つオトナの雑誌といえるだろう。一味違うこだわりを持ちたい諸兄は、ぜひ一度読んでみては?(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表) ※「ゆくりなき」…「思いがけない」の意
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