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芸能 2015年01月29日 20時00分
西山茉希 離婚がカウントダウンに入った肉食系女子の男癖
大衆演劇の“ホープ”と呼ばれている早乙女太一(23)と“できちゃった婚”したタレント・西山茉希(29)の離婚情報を入手した。 「西山は1月6日に放送された日本テレビ系のバラエティー番組『今夜くらべてみました』に出演した際、夫の早乙女が地方の仕事を理由に子育て放棄とか浮気を疑っているような発言をしたことで俄かに離婚が浮上したんです」(ワイドショー芸能デスク) 早乙女と西山は'13年6月に“できちゃった婚”したが、結婚する1年前に早乙女が路上で交際相手の西山にDVをふるう現場を女性誌に報じられ一時破局が伝えられた。 「DV報道の約3カ月後に早乙女が舞台から落ちて、左足かかとを骨折し入院。その時にセックス付の看病をしたことでよりが戻り、子供もできて結婚したんです」(舞台関係者) 同年に第一子となる女児が誕生したが、大衆演劇の宿命で早乙女は地方の仕事が大半だ。 「去年は劇団★新感線の舞台、さらに昨秋からはフジテレビのドラマ『信長協奏曲』にも出演しましたからね。すれ違い生活が続いていますよ。妻の西山が早乙女に不満を持つのは理解できます」(女性誌記者) 結果、離婚説が飛び交い始めたわけだ。 「確かに、離婚の噂はありますが、西山が話すように早乙女の浮気が原因ではありません。昔から大衆演劇の役者は『地方、地方に女あり』と言われていますが、早乙女はいたって真面目。反対に西山の遊び癖に悩んでいますよ」(興行関係者) 結婚前の西山を知る芸能関係者が語る。 「西山は『KAT-TUN』の元メンバー・赤西仁やK-1ファイターのバダ・ハリとも浮名を流した肉食系女タレント。結婚後も子供を早乙女の母親にあずけて遊んでいるようです。早乙女は地方で仕事をしながら女房が浮気をしていないか気が気じゃないみたいですよ。その一方で劇団の座長を務める父親の金遣いの荒さに悩んで移籍も考えている。公私とも大変ですよ」 早乙女と西山の動向に目が離せなくなった。
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芸能 2015年01月29日 16時32分
ロンブー淳 復帰した山本圭壱との共演は現状不可能「今一緒にメディアに出るっていうのは難しい」
29日、トヨタ「VELLFIRE LEGENDプロジェクト」発表会が都内で行われ、お笑いコンビのロンドンブーツ1号・2号の田村淳が登場。19日に復帰ライブを行った元極楽とんぼの山本圭壱についてコメントした。 淳は「本人がテレビじゃないところで、劇場で色んな活動をしていくっていうのは、僕は全面的に応援したい」と山本にエールを送った。山本は今後も活動を続けていくようだが、肝心のテレビ番組からはいまだオファーがないという。「なかなか今一緒にメディアに出るっていうのは難しい」と実情を明かした。 26日に発売されるトヨタ「新型ヴェルファイア」。プロモーションの一環として、淳は“自由・個性・冒険を諦めない”というコンセプトを基に、「新型ヴェルファイア」を使った様々なチャレンジ企画を実施し、YouTubeでその模様を配信する。 第一弾の企画は「新型ヴェルファイアvs足の速い人」。淳が自身のツイッターで足の速い人を呼びかけ、ガチンコ勝負を挑む。目標は100万PVでなかなかハードルは高い。淳は「是非、山本さんも対決しに来てくれれば…。ぜひとも挑戦だけはしてほしい」と笑顔で呼びかけた。
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芸能 2015年01月29日 16時30分
杏をフジにさらわれた日テレが「半沢」続編蹴った堺雅人の獲得に成功! 4月期に連ドラ「Dr.倫太郎」放送
今や、“新・視聴率男”として、人気もうなぎ上りの堺雅人が、日本テレビの4月期の連続ドラマ「Dr.倫太郎」(水曜日午後10時)で主演を務めることが決定した。 日テレといえば、昨年4月期の連ドラ「花咲舞が黙ってない」(平均視聴率16.0%)をヒットに導いた杏を、「24時間テレビ」のチャリティーパソナリティーに起用するなど、“お抱え”する算段だったが、フジテレビにさらわれてしまった。杏は現在フジで放送中の「デート〜恋とはどんなものかしら〜」に出演中だ。 杏にフラれてしまった日テレが白羽の矢を立てたのが、超大物となった堺だった。もともと、演技派として高い評価を得ていた堺は、13年7月期に放送されたTBS「半沢直樹」(平均視聴率28.7%)で、42.2%(最終回)の高視聴率を弾き出して大ブレイク。 その直後の同年10月期「リーガルハイ」第2シリーズ(フジ)でも、平均視聴率18.4%をマークして、“新・視聴率男”の称号を得た。 TBSはその後、大幅なギャラアップで、「半沢直樹」続編のオファーをしたが、堺は受け入れなかった。「リーガルハイ」以降、堺は映画、連ドラへの出演を封印。同年4月27日放送の「パンドラ〜永遠の命〜」(WOWOW)、同年11月22日放送の「リーガルハイ・スペシャル」と、2本のスペシャルドラマに出演したのみ。 さらには、16年のNHK大河ドラマ「真田丸」で、主人公の真田信繁(幸村)役を演じることが決まっている、そのため、「連ドラ出演の可能性は低いのでは?」とみられていたが、一発逆転、日テレが口説き落とした。 「Dr.倫太郎」で、堺が演じるのは大学病院に勤務するスーパー精神科医の日野倫太郎役。倫太郎は天才的な治療法と回復術を駆使し、多くの著書を出版し、コメンテーターとしてテレビ出演をこなすなど、超人気の精神科医。そんな何不自由ない倫太郎の前に1人の女性が現れる。その女性の心は、倫太郎にはコントロールできず、その出会いが倫太郎の人生を狂わせていく…というストーリー。 脚本を担当するのは、ヒット作「ドクターX〜外科医・大門美知子〜」シリーズ(テレ朝/米倉涼子主演)、NHK連続テレビ小説「花子とアン」(吉高由里子主演)を手掛けた中園ミホ氏。堺と人気脚本家・中園氏とのタッグが、どういう化学反応を示すか大いに気になるところ。共演者は現段階で発表されていない。 近年の堺はフジ、TBSのドラマへの出演が多く、日テレとは疎遠だった。最後に日テレのドラマに出たのは02年4月期の「ゴールデンボウル」(金城武主演)で、1話のみの出演。レギュラー出演となると、99年7月期の「女医 NOTHING LASTS FOREVER」(中谷美紀主演/読売テレビ制作)以来、実に16年ぶり。主役となると初めてのこと。 来年の大河ドラマまで、堺の連ドラ出演はないと思っていたファンにとってはうれしいニュース。難攻不落だった堺の獲得に成功した日テレとしては、してやったりといったところだろう。(坂本太郎)
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芸能 2015年01月29日 15時30分
いろいろリセットして主演舞台で出直しを図る高岡奏輔
俳優の高岡奏輔が主演舞台「悪」が初日を迎えた28日、上演前に取材に対応。千秋楽の来月8日が高岡の、翌9日が交際が報じられている歌手の鈴木亜美のそれぞれ誕生日のため集まった報道陣から「誕生日プレゼントを買うか?」と聞かれると、「いや、もう付き合っていないので。仲のいい友達です」と破局していたことを告白した。 「2人は12年6月に週刊誌報道で交際が明らかになり、仲良く野球観戦する様子なども報じられていた。今回の主演舞台、高岡は並々ならぬ意気込みで臨んでいるようで、鈴木と互いの将来も含めて話し合った結果、別れを決意したようだ」(芸能記者) 高岡は「定時制高校に通いながらラーメン屋の住み込みのアルバイトと読者モデルをしている苦学生」と、テレビ番組で紹介されたことがきっかけでスカウトされ芸能界入り。 99年に俳優デビューし、00年公開の映画「バトル・ロワイアル」の生徒役にオーディションを勝ち抜いて選ばれた。05年公開の映画「パッチギ!」で注目を浴び、翌年、同映画で主演をつとめた沢尻エリカが当時所属していた大手芸能プロに移籍し芸名を「高岡蒼佑」から「高岡蒼甫」に変えた。順調に仕事も増え、翌年に女優の宮崎あおいと結婚。その後、ドラマがヒットし映画化された、「ROOKIES」、人気映画シリーズとなった「クローズZERO」などに出演。舞台出演もこなすなど、公私ともに順調だったのだが…。 「09年2月には、当時売り出し中だった女性タレントとの不倫疑惑が女性誌で報じられ、それが原因で女性タレントは芸能界引退に追い込まれた。そのころから、宮崎との不仲や素行不良ぶりが報じられ始めた」(週刊誌記者) そして、11年7月、自身のツイッターに過剰な韓流推しをするフジテレビや日本で活動をしている韓国人タレントを批判する文章を投稿したことをきっかけに大騒動に発展。同月、事務所を辞め、一気に仕事がなくなり、同年12月に宮崎と離婚した。その後、芸名を「高岡蒼佑」に戻し、「高岡奏輔」に改名。篠原涼子、谷原章介らの所属事務所への所属が決まり、今回の主演舞台に挑む。
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芸能 2015年01月29日 15時30分
AKB48の異色メンバー・宮崎美穂 ムチムチのボディがセクシー
かつては指原莉乃、北原里英らとともに、“AKB48の次世代のホープ”と期待されていたのが、AKB48チームKの宮崎美穂(21)。昨年の総選挙では、久しぶりのランクインとなり、今後、新たに注目を浴びそうなメンバーだ。 宮崎は93年7月30日生まれ、東京都出身。まだ中学生だった07年10月、「AKB48 第二回研究生(5期生)オーディションにチャレンジし合格。同年12月、AKB48劇場公演でデビューを果たした。 08年7月13日付で、チームAに昇格。同年10月、10thシングル「大声ダイヤモンド」で初の選抜入り。 09年の「13thシングル選抜総選挙」では18位、10年の「17thシングル総選挙」では21位でギリギリ選抜入りをしたが、この際の「ヘビーローテーション」から選抜メンバーから外れていたが、昨年のじゃんけん大会では第5位となり、その存在をアピールすることに成功した。 宮崎は、これまで何度か水着姿を披露している。所属事務所ホリプロの公式プロフィールによると、身長159センチ、3サイズはB77、W58、H83で、貧乳に思えるが、実際のところは推定Cカップでなかなか豊かなバストをしている。 タレントウォッチャーのA氏によると、「一時はかなりポッチャリで、ほおに肉もついていましたが、最近ではスッキリしました。しかし、『ポッチャリ時代の方がかわいかった』との声も少なからずあります。ポッチャリ好きの男性も多いのです。過去に何度か水着姿を見せたが、かなりのムチムチ体型。それが、男心をそそらせてとてもセクシーです。必ずしも、スリムだったらいいというものでは決してありません」と語る。 再ブレイクが期待の宮崎、久しぶりに“露出”をして、アピールしてもらいたいものだ。(坂本太郎)
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レジャー 2015年01月29日 15時30分
ハッシーの中央競馬新馬セレクション(1/31東京・2/1京都)
先週の結果分析。中山デビューの注目馬・キングリオは、スタートで大きく出遅れてしまい後方から。3コーナー入口から仕掛け始めるが、外を回っているため思いのほか差が詰まらず、直線に入っても伸びを欠き12着。まだ馬体が緩く、使われつつ変わってくるだろう。所変わって京都デビューの注目馬・クリミナルは、まずまずのスタートを切ると、道中は手綱を短く持ち、折り合いに専念。直線に入り追われるとシュッと伸びて1着。瞬発力は相当なもの。今後が楽しみな一頭。 今週の東京デビューの注目馬は、1月31日(土)第5R芝1800m戦に出走予定のレパードクリフ。馬名の由来は「ヒョウの崖」。牡、鹿毛、2012年5月4日生。栗東・吉村圭司厩舎。父ディープインパクト、母ゴールドティアラ、母父Seeking the Gold。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は吉田和子氏。母は00年マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)の勝ち馬。半兄には芝の長距離戦で活躍したゴールデンハインド(父クロフネ)やダート中距離戦で5勝を挙げているロングロウ(父クロフネ)がいる。本馬は父がディープインパクトに変わり、重量感のある兄たちに比べると小柄で華奢に見えるが、その分馬体に伸びがありバネがある。トモには良質な筋肉が付いており、キレで勝負するタイプだろう。なお、鞍上には武豊騎手を予定している。 京都デビューの注目馬は、2月1日(日)第5R芝2000m戦に出走予定のブライアローズ。馬名の由来は「いばら姫。母名より連想」。牝、黒鹿毛、2012年3月12日生。栗東・吉田直弘厩舎。父スウィフトカレント、母エレンウィルモット、母父ブライアンズタイム。生産は日高町・北田剛、馬主はシルクレーシング。愛馬会法人・シルクホースクラブの募集馬で総額1400万円。母はGI3勝馬ファレノプシスの全妹で、近親には13年日本ダービーを制したキズナがいる。本馬の胸前は母父ブライアンズタイムの力強さが出ているが、その走りは非常にシャープで、キレで勝負するタイプだろう。なお、鞍上にはアンドレアシュ・シュタルケ騎手を予定している。※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。
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その他 2015年01月29日 15時30分
【声優の履歴書】第78回『ドラえもん』(テレビ朝日版第1期)ドラえもん役を演じた大山のぶ代
声のお仕事である『声優』。顔の見えない裏方のお仕事でありながら、近年はアイドルとの垣根がなくなって来ており、バラエティー番組や、歌番組などに出演することも珍しくなく、注目度が増している職業である。そんな人気声優をフィーチャーするこの連載。第78回目としてお届けするのは、大山のぶ代。 手に職を付けようと思い役者を志す。小さい頃から自分の声がコンプレックスだったが、母親に「声が変だからといって、その弱いところをかばってばかりいたらもっと弱くなってしまう。声を出すような部活動をしなさい」とアドバイスされ、中学校では放送研究会、高校では演劇部に所属する。最初はその“声”をバカにされたというが、部活動を通して演じることの楽しみを発見し、俳優座の養成所に入所。1956年に、NHKドラマ『この鐘』で俳優座養成所・同期の冨士眞奈美と共にデビューを果たす。デビュー後は仕事のジャンルにこだわらず来た仕事は何でも受ける姿勢で、俳優・渥美清や落語家で先代の林家三平などと一緒に喜劇のようなことやる一方、舞台でシリアスな役を演じていたという。 1960年に演じた人形劇『ブーフーウー』(Boo Foo Woo)の主人公・ブー役がきっかけで、声優の仕事が増加した。代表作は、1966年ちばてつや原作『ハリスの旋風』主人公・石田国松役、1969年『サザエさん』磯野カツオ(初代)役、1970年『のらくろ』主人公・のらくろ役、1971年『アリババと40匹の盗賊』アル・ハック役、1972年『ハゼドン』主人公・ハゼドン役、1977年『無敵超人ザンボット3』神勝平役など、主に元気な少年を演じた。 その後1979〜2004年まで26年間演じた『ドラえもん』(テレビ朝日版第1期)ドラえもん役は、あまりにも有名である。大山の演じたドラえもんには原作者・藤子・F・不二雄も絶賛しており、「ドラえもんってああいう声をしていたんですね」というコメントを残している。またドラえもんを演じていた頃は、「ドラえもんのイメージを崩さない」という理由で他アニメ作品の出演を断っていたという。 俳優や声優にとって一番大事なことは、役を演じるのではなく「作品の中に生きる」ことと考え、現在は音響芸術専門学校の代名誉校長として、大山自ら学生の指導をしている。
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トレンド 2015年01月29日 15時30分
女優として進歩し続ける吉川沙緒梨のポジティブ発想とは
舞台を中心に映像、ネット番組などで活躍している女優・吉川沙緒梨(27)は、常に意識している事がある。それは「壁を破る力」だ。 最近では主演舞台の脚本担当や事務所の後輩を指導するなど女優業以外の“仕事”も激増。安穏としてられない生活環境になった事から、絶えず危機感を持つ事で自身のレベルアップを図っているという。 そこで生まれたのが「壁」。壁を作り、それを繰り返し打ち破る作業こそが「生きるための知恵」だと吉川は考え、次の様に解説する。 「昨年から女子限定の舞台『ガールズエンターテイメント』を主宰する事になり、私が団長を任されています。今までの様に与えられた仕事だけをこなせばいい、とは言えません。私の将来にも関係する。そこでわざと身近なところに“壁”を作る様にしました。この“壁を超え無ければ、前へは進めない”と自身に言い聞かせて仕事に取り組む事で視界が拓けました」 吉川が目を輝かせる「生きるための知恵」とはまさに的確な表現なのが昨年末に発売され、早くもベストセラーになっている『智慧の法』(幸福の科学出版)。吉川もバイブルにしている同書には彼女が意識している「壁を破る力」の章もある。 それにしても特筆すべきは吉川の精神力だ。自ら“壁を作る”という彼女だが本来、壁というのは知らない時に当たるもの。 さらに、そこから抜けるのに右往左往するのだが、「それ(苦労)を楽しめる」という吉川。このポジティブ発想が常人とはひと味もふた味も異なる部分だろう。 又、『智慧の法』にはリーダーの仕事について以下の様な記述がある。《リーダーがリーダーであるためには、「人がまだ考えていない先のこと」を考えなければなりません。》 リーダーとして『ガールズエンターテイメント』を束ねている吉川には何とも力強いメッセージだ。
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スポーツ 2015年01月29日 15時30分
センバツ32校決定! 12球団が「1位候補」と太鼓判を押す投手がベールを脱ぐ
第87回選抜高校野球大会(以下=センバツ/3月21日開幕)の注目は、高橋純平投手(県岐阜商)だろう。 プロ野球12球団は1月に定例のスカウト会議を開き、その年の指名候補リストを作成する。この時点でリスト入りした選手数は各球団にバラツキがあり、200人以上を記載する球団もあれば、巨人などは150人程度に留めている。もちろん、途中追加される場合もいる。 しかし、高橋投手に対する評価は、かなり高い。漏れ伝わってくる情報では、まず、阪神は中村勝広GM自らが高橋投手の視察が予定している。それも、「好投手なのはわかっている。大舞台でどんなピッチングをするのか」という“確認”である。また、1月20日にスカウトを招集した巨人は「複数の高校生投手をAランク評価した」そうだが、高橋投手について、「体があり(182センチ)、ストレートが速く、変化球のキレも、全部いいものを持っている。特Aとは言わないが、いずれそうなるかも」(山下哲治スカウト部長)と“最大級の評価”をつけたようだ。 1月12日にスカウト会議を開いた広島は296人をリストアップした。東京六大学の雄・上原健太投手(明大)が地元・広陵高の出身でもあるため、「密着視察していく」と明かしていたが、ほぼ同等の評価をしているという。昨年末にスカウト会議を開いた日本ハムも「今年(2014年)になって、ボールがさらに速くなった」(関係者)とコメント。 「さらに…」と語ったところに、一年生からマークしていた投手であることを匂わせていた。中日・中田宗男スカウト部長は「地元選手だし、一年生のときからずっと見ている。マー君(田中将大)みたいにズバ抜けた存在。球界の代表選手になる可能性がある」(共同通信参考)と褒めちぎっていた。 一部報道では、巨人・山下スカウト部長はこうも語っていた。「Aクラスは6人くらい。B、Cクラスは例年より30人くらい多い」今年のドラフトは『大豊作』という意味だ。 野茂英雄、佐々木主浩、古田敦也などを輩出した89年ドラフトに匹敵する“アタリ年”になるかもしれない。当時と違うのは、高校生も高く評価されている点ということ。高橋投手を筆頭に、即戦力、もしくはそれに近い評価を受けた高校生投手も多いが、今年は高校生野手も高い評価を受けている。 スカウトはセンバツ大会での視察を重要視しているともいう。それは「基礎体力強化に重きを置く冬の練習を越えて、どこまで成長したか」を確認するためだ。今春はレベルの高い試合が繰り広げられそうだ。(一部敬称略/スポーツライター・美山和也)
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スポーツ 2015年01月29日 15時00分
日ハムが引退した稲葉氏とマネジメント契約 狙うは他球団裏情報の収集
テレビ朝日系『報道ステーション』のスポーツコメンテーターに稲葉篤紀氏(42)が就任した。前任の工藤公康氏(51)が福岡ソフトバンクホークスの監督に就任したことに伴い、関係者の“粘り強い交渉”で実現したという。 「稲葉氏は最初から乗る気でしたが、球団がね…。稲葉氏も日ハムの将来の監督候補ですから」(ベテラン記者) 稲葉氏との契約形態は少し変わっている。北海道日本ハムはテレビ朝日の件より以前に、昨季限りで引退した稲葉氏を『スポーツ・コミュニティ・オフィサー』(SCO)に着任させたことを発表している。球団はかねてから“地域との共生”を掲げており、今後は稲葉氏が球団の行う社会貢献活動をリードしていくことになる。 しかし、それだけではない。日ハムと稲葉氏はタレント契約も締結した。引退した有名アスリートが芸能事務所と専属契約を交わし、テレビ出演や講演などのスケジュール管理を行ってもらうのはよく聞く話。日ハムは稲葉氏の芸能マネジメントも行うというのだ。これは極めて異例である。 「プロ野球OBにコーチや監督の就任を打診した際、所属事務所が年末から春先に掛け、大口の仕事をすでに入れてしまっている場合がある。こういう際には違約金が発生するという理由で、現場復帰を見送るケースが実は少なくないんです。日ハムは稲葉氏の現場復帰のタイミングを狂わせたくないと考えたのでしょう。球団がスケジュールを握る旨みもありますし…」(球界関係者) スケジュールを管理する旨みとは、稲葉氏の球団外での活動にある。 「日ハムは第2捕手の補強が急務となっています」(前出記者) 正捕手には大野奨太(28)がいるが、控えの市川友也(29)は昨年12月にヘルニア手術を受けており、開幕から出遅れる可能性が高い。若手の近藤健介(21)はすでに三塁手にコンバートされ、その他の若手はまだ力不足だ。 そこで、稲葉氏の球団外での活動が生きてくる。稲葉氏は侍ジャパンの内野守備走塁コーチも続けていく予定であり、選手人選のために全球団の情報が入ってくる。さらに、『報道ステーション』の取材名目で他球団には出入り自由だ。そんな稲葉氏が“お買い得な第2捕手候補“を栗山監督に推薦したとしてもおかしくはない状況になったのだ。 「栗山英樹監督(53)は12年シーズン途中、阪神にトレード放出した今成亮太(27)をいまも惜しんでいます。捕手としてだけではなく、代打の切り札でも使えた、と」(同) 一方で、その阪神が先発投手をトレード補強するため、パ・リーグ各球団に探りを入れているという情報もある。阪神側は自分たちから持ち掛けた話である以上、多少の出血は覚悟しているが、トレード相手の球団は“ハズレ選手”を掴まされたくないはず。日ハムはそんなときに稲葉氏の持っている情報が生きてくるというわけだ。 球団スタッフとタレントの兼任。日ハムは色々な二刀流がお好きなようである。