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アイドル 2015年02月04日 11時45分
NMB48アリーナツアー初日 大阪城公演レポート
『NMB48 Arena Tour 2015 〜遠くにいても〜』と題したNMB48にとって初となるアリーナツアーがスタートした。その初日公演が行われたのが、かつてNMB48が3周年記念公演を行った大坂城ホールである。メンバーにとっても思い出深い会場であり、ツアーの初日としては最高の会場からのスタートとなった。 スタート前の影アナは、4月に卒業が決まっている山田菜々。いつものようにグタグタな喋りだったが、これこそ山田らしさでもある。この影アナが終わると山田のオーディションから現在までをまとめた映像が映し出された。オープニングには、何と山田がステージにひとりで登場し、中森明菜の『少女A』を歌い、集まったファンを驚かしてくれた。まさかのオープニング曲でスタートしたコンサートだが、この1曲目から尋常じゃない盛り上がりを見せてくれた。かつてHKT48が48グループ以外の曲からコンサートのオープニング曲を歌ったことはあったが、NMB48がこういう流れでスタートするとは誰も思わなかっただろう。 実はこの『少女A』を歌ったことには大きな意味がある。山田は、NMB48のオーディションの時に歌った曲であり、NMB48で活動する原点になった曲だからだ。 いきなりビックリさせられる展開でスタートしたが、驚きはこれだけではない。2月になると頻繁に流れるあの曲のイントロが流れたのだ。国生さゆりの『バレンタイン・キッス』である。渡辺美優紀が笑顔でステージに登場し、本家同様にバックダンサーを慕えての登場だ。バックダンサーには松岡千穂・明石奈津子・照井穂乃佳・大段舞依の研究生が担当。渡辺の可愛らしさはもちろんだが、研究生をバックダンサーに抜擢したことで、ファンを歓喜させてくれた。 ここから一気に9曲を披露するのだが、『ジッパー』・『抱きしめられたら』・『となりのバナナ』・『小池』と何と9曲中4曲に山田が参加した。『ジッパー』ではセクシーさを見せ、『抱きしめられたら』ではカッコ良さ、『となりのバナナ』では可愛らしさ、さらに『小池』では、山田らしさが全開になり、「山田祭り」開催と言わんばかりのオンステージとなった。 後半になるとNMB48にとってのキラーチューンとなる曲が続くのだが、ここでAKB48 39thシングル『Green Flash』のカップリング曲として収録されている『パンキッシュ』の初披露となった。これまでのNMB48とはちょっと違うロック調で激しい曲であるが、カッコ良さを全面に押し出された感じの曲と言えるのではなかと思う。そして『HA!』・『カモネギックス』・『高嶺の林檎』・『ナギイチ』・『僕らのユリイカ』と続き、あっという間に最後の曲『誰かのために』になり、全員で熱唱してコンサートの本編は終了となった。 アンコールでは『AKB48セットリストリクエストアワーベスト1035 2015』で2位になった山本彩と山田菜々が歌う『友達』を披露。2人でしっかり聞かせてくれた後には、4月に卒業が決まっている村上文香が登場し、村上がピアノを演奏し、山田が歌う『タンポポの決心』が披露された。卒業が決まっている2人でしっとり聞かせてくれていたのだが、サビのところで2人が所属するチームMのメンバーがステージに登場した。しんみりした感じもあったが、最高の演出で2人の卒業の門出になったのではないかと思う。そこで感動のあまり真っ先に涙を見せたのが三田麻央である。曲の最後には山田になだめられながら歌う三田だったが、三田のチーム愛を感じさせてくれる瞬間でもあった。 楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい『なんでやねん、アイドル』で山田菜々バージョン、そして最後はNMB48にとってのフェイバリットソングでもある『青春のラップタイム』をファンとともに歌い、アリーナツアーの初日の幕は閉じた。笑いあり、涙あり、感動もあるNMB48のアリーナツアーは本日(2月4日)も行われ、2月17・18日に愛知県体育館、2月25・16日には日本武道館での開催も決まっている。今後のアリーナツアーでもNMB48らしさ全開で、粋な演出も期待できるので、ツアーは最後まで目が離せない展開になるので、これからも注目していきたいと思う。■取材、執筆=ブレーメン大島
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アイドル 2015年02月04日 11時45分
AKB48 森川彩香が卒業
アイドルグループ、AKB48の森川彩香が卒業することを、2月3日に東京・AKB48劇場で行われた公演で発表された。 自身のGoogle+でも森川は「11期研究生としてAKB48に入って以来、4年以上が経ちましたが、自分の将来の夢に向かって、また1歩踏み出したい気持ちが日々強くなってきました。今、私が目指しているのはモデルになることです。これからたくさん勉強と経験をしなくてはいけないと思っています」と綴っている。 同じく11期生の小嶋菜月はGoogle+で「悲しい。寂しい。やだよ…行かないで。って ずっとあたしの側にいて。って本当は言いたい。。。笑 けど、あーやが決めたことだもんね。あーやのこと大好きだから寂しいけど悲しいけど応援するよ」と激励、同じく同期の鈴木紫帆里は、「彩香と過ごす時間を大切にしていきたいです」とコメントしている。 森川彩香は11期生としてAKB48に加入。研究生公演では中心メンバーとして活躍、ジャズダンス、ヒップホップダンスの経験者としてダンスには定評のあるメンバーであったが、これまで参加した選抜総選挙ではすべて圏外。選抜経験はない。
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社会 2015年02月04日 11時45分
東海道新幹線の運転士が免許条件のメガネ忘れ、そのまま運転
東海道新幹線の運転士が、運転する際の免許条件であるメガネを掛け忘れ、規定の視力に満たない状態で、新大阪駅から東京駅まで運転していたことが分かった。 JR東海によると、東京第二運輸所所属の男性新幹線運転士(57)が、1月30日午後7時30分発の東海道新幹線「のぞみ184号」で、メガネを忘れたため、国が交付する新幹線運転免許の条件である視力に満たないまま、終点の東京駅(午後10時3分着)まで約2時間半運転した。 同日午後8時2分頃、大阪第二運輸所の休憩室で別の乗務員がメガネの置き忘れを発見し、管理者に報告。当該運転手が東京駅に到着後、確認したところ、運転免許の条件である矯正メガネを使用せずに運転したことが判明した。 この新幹線には約950人の乗客が乗っていたが、列車は定刻通り、東京駅に到着し、遅れるなどのトラブルはなかった。 新幹線の運転免許では、左右それぞれ0.7以上、両目では裸眼、矯正を問わず、1.0以上の視力が必要。当該運転士は当初は裸眼で運転可能だったが、視力が低下したため、08年以降メガネを掛けることが必須となっていた。 ふだんの日常生活ではメガネを使用していなかったといい、聞き取りに対しては、「発車の時にメガネがないことに気づいたが、発車時刻に遅れてしまうので焦って発車させてしまった」と説明しているという。 同社は同31日、関東運輸局と近畿運輸局に報告。「全運転士に周知するとともに、運転免許条件遵守の指導を徹底し、再発防止に努めてまいります」としている。 メガネを休憩所に取りに戻っていたら、列車は遅延したと思われ、それはそれで会社からお叱りを受けたであろうが、乗客の安全を考えれば、メガネを取りに戻るべきだった。(蔵元英二)
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その他 2015年02月04日 11時00分
原因は冬の乾燥肌だけではない 辛いかゆみに隠された内臓疾患の脅威(2)
厄介なのは、異物が増えると神経が過敏になるという悪循環が起きること。この状態までくると、痛みよりも我慢できないかゆみが出るというから恐ろしい。 他にも、HIV感染症や甲状腺機能異常症、血液の病気など、難治性のかゆみを生じさせる病気は数多くある。そのため病の特定も難しく、医療機関を訪れる多くの患者は原因不明のかゆみに苦しむのだ。 「難治性のかゆみと病気の関係は、まだはっきりと解明されていないことも多く、世界中で研究が進められています。ただ、いずれにしてもかゆみは体からの危険信号と言っても過言ではないでしょう。謎のかゆみに襲われたら、すぐに医療機関で診察を受けて頂きたい」(同) さて、一般的にかゆみは“引っ掻きたい”衝動(掻破衝動=そうはしょうどう)を起こさせる特殊な皮膚感覚を指す。 「かゆみは引っ掻くことで症状が軽くなりますが、一方で新たなかゆみが誘発され、皮膚が傷つき長引く場合が少なくありません。病院で『かゆくても掻かずに我慢して』と言われても、どうにもならない時は無意識のうちに掻いてしまい、もっと酷くなる。日常生活ではなるべく掻かないように心掛けるしかありません」(同) 治療としては、市販薬の抗ヒスタミン薬を試みるのもいいかもしれない。発疹がないかゆみの場合は保湿外用薬(尿素系など)、また、発疹があるかゆみの場合はステロイド外用薬を塗るのも効果的な場合がある。 「いずれにしても、これらの薬物療法で十分な治療効果が得られない場合や、睡眠が妨げられるほどのかゆみがある場合は、皮膚科を受診することをお薦めします」(前出・村上氏) 重度に限らず、かゆみで真っ先に出てくる“乾燥肌”。やはり寒い季節に年齢、性別問わずに発症し、背中を中心にかゆみが出る。特に深刻なのは高齢者のドライスキンだ。乾燥肌が背景となって起きる「老人性皮膚掻痒症」で、老人性乾皮症とも呼ばれる病気である。 「加齢による汗指腺分泌能の低下や角質保湿能を保つ表皮脂質の減少で起きますが、生活環境の低湿化(エアコン、過度の暖房や誤ったスキンケア=入浴過多と肌の擦り過ぎ)によって悪化している場合もあります。高齢者は皮膚の新陳代謝が低下しているので、連日の入浴の必要はありません。そして高温の湯は避け、住環境では加湿も行うようにする。入浴後は乳液、クリーム、保湿剤などをしっかりと使用することも重要なポイントとなります」(前出・専門医) かゆみは、日頃の肌のケアによって回避できる場合もあるが、頑固なかゆみの場合は、肝機能検査や血液検査をすることで軽い症状のうちに治すことも可能。煩わしい“かゆみ地獄”から脱出するためにも、一度その症状と向き合ってみてはいかがだろうか。
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芸能 2015年02月03日 20時00分
夏目三久 北乃きい キャスター3月降板が浮上する舞台裏(1)
春の番組改編に向けリストラされると評判のキャスター2人。まずは、“フリーアナ界の女王”の呼び名をほしいままに大ブレイクした夏目三久(30)だ。 朝の情報番組『あさチャン!』(TBS)メーン司会のほか、『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日)、『夏目と右腕』(同)、『真相報道 バンキシャ!』(日本テレビ)とレギュラー番組4本を抱え、年収は3億円を下らないという。 「日テレの局アナ時代は約700万円だったから、なんと約40倍にもなるんです」(制作プロ幹部) ここまで売れっ子になれば、通常は天狗になるもの。しかし夏目の場合、現場スタッフからの悪評は漏れ伝わってこない。 「日テレでは、将来の看板アナとして持て囃されていたものの、コンドーム写真流出という前代未聞のスキャンダルが発覚。すると一転、番組を外され退社を余儀なくされた。その時の苦労を教訓にしているため、天狗にならないんです」(芸能プロ関係者) フリーアナとして一見、順風満帆に見える夏目だが、今年は意外にも正念場を迎えることになりそう。盤石と思われた夏目人気は既に瓦解が始まっているという。前述したTBS『あさチャン!』にリストラ話が持ち上がっているからだ。 「理由は番組視聴率です。評判がいいのは制作会社の現場スタッフらで、局員からは日々バッシングの声が上がっているんです。最近はTBS本体の凋落もあり、さほど報じられなくなったが、『あさチャン!』の平均視聴率は3〜4%台をウロウロ。日テレやテレ朝、フジテレビならとっくに打ち切られている数字なんです。局員が一番不満に思っているのが、夏目本人に危機感がないこと。悪く言えば、流れに任せているだけで自ら進んで絶対に番組視聴率をアップさせようという気概が微塵も感じられない。あの笑顔も局員にしてみたら、いつもヘラヘラしている風にしか見えないんです」(TBS関係者) 夏目のリストラを加速させている背景には、年間1億円超えとされる高額なギャラにもある。 「1日当たり60万円。夏目のキャリアなら半分の30万円が妥当です。安住紳一郎アナなど局の幹部らも、『制作費を圧縮するなら局アナを使って育てる方がいい』と訴えている事情もある」(制作関係者) そして、夏目にとってダメ押しとなっているのが、超人気ドラマ『半沢直樹』の続編を巡る問題だ。 「夏目を起用する際は、『半沢直樹』で主演を務めた堺雅人と同じプロダクションであることは“一切関係ない”と説明していたんです。でも、本音は夏目を起用すれば続編が見えてくるという下心があったことは間違いない。だが、イザ蓋を開けてみれば堺は'16年度のNHK大河ドラマ『真田丸』に出演することが決定。『半沢直樹』の続編は早くて2年後…。いくらなんでも待たせ過ぎだ。そこまでして夏目に気を使う必要がなくなった」(前出・TBS関係者) 現在、夏目の後任は局アナを起用する方向で内々に調整が始まったという。
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芸能 2015年02月03日 19時00分
北野武監督も痛烈批判した日本アカデミー賞最優秀賞の出来レース疑惑
“世界のキタノ”こと北野武監督が『日本アカデミー賞』の選考について批判したことに、東映映画グループ会長で日本アカデミー賞協会会長を務める岡田裕介氏が「これほど厳正な投票によって行われている賞はない」と噛みつき、物議を醸している。 北野監督は昨年10月、第一回SAMURAI賞に選ばれた『東京国際映画祭』の受賞記念スペシャルトークイベントで、日本アカデミー賞最優秀賞に関し「松竹、東宝、東映、たまに日活の持ち回り。それ以外が獲ったことはほとんどない」と持論を展開した。 「同賞が発足した際、故・黒澤明監督も“こんなものいらない”と言ったほど、“大手映画会社のために作られた賞”とされてきた。事実、投票者は映画業界の関係者が中心ですからね。北野監督は『東京スポーツ映画祭』の審査委員長を務めており、毎年、この賞のノミネートに当たっても日本アカデミー賞がいかにインチキかを言い続けている。今に始まったことではありません」(映画関係者) 一方の岡田氏は以前、俳優として活躍していたが、父親が社長を務めていた東映に入社しプロデューサーとなった経歴を持つ。 「“サユリスト”を自認する岡田氏は、吉永小百合主演の『夢千代日記』や『玄海つれづれ節』などのプロデュースを手掛けましたが、興行的に失敗。社長になってからプロデュースした『北の零年』も惨憺たる数字だった。懲りずに超大作映画『まぼろしの邪馬台国』を製作した時は、社内から“吉永小百合のために会社を潰す気か”と批判の声が上がったほどです」(同) その後、ようやく『北のカナリアたち』のヒットで汚名返上し、今回は東映が手掛け吉永がプロデュースした『ふしぎな岬の物語』が日本アカデミー賞で最多の13部門を獲得した。 「2月27日に発表される最優秀賞にも選ばれる可能性は極めて高い。その前に北野監督に反論しておくことで厳正審査を訴えた。しかし、語るに落ちるとはこのことですよ」(映画プロデューサー) 受賞式の結果は予想外!?
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その他 2015年02月03日 17時00分
徹底検証・徳川埋蔵金の真実 トレジャーハンター・八重野充弘 第5回 元警察署長 三枝茂三郎の挑戦(後編)
三枝が赤城山麓で発掘を開始して19年目の1957年(昭和32年)、当時日本に1台しかなかった電波探知機を2本目の穴にかけたところ、地下66メートルのところに異常が見つかった。そこに到達したのは翌年のことだったが、いかにも人工的に敷き詰められたような石が現れた。すき間は漆喰で固められている。 「やった、宝庫にたどり着いたぞ!」 三枝は驚喜した。そして、きっと大騒ぎになるに違いないと考え、周囲に有刺鉄線を張り巡らし、黄金数万枚を収納できる約1立方メートルの鋼鉄製の大金庫を用意した。 しかし、それはぬか喜びに終わった。敷かれた石の下から黄金はかけらさえ現れず、掘っても掘っても赤土の地山、つまり自然層が続くだけだった。 このときの金庫は、筆者が足しげく赤城山麓北方の昭和村に通っていた'90年代の終わりごろまでは、無人となった発掘小屋の裏手に錆び付いたまま放置されていた。小屋の表側には、やはり錆びたウインチが転がり、すぐ近くにはいくつめかの穴があり、安全対策としてかぶせられたコンクリートの蓋をめくると、まっ黒い闇がのぞいていた。 夢の跡…。 その言葉が自然と頭に浮かぶ光景に、同行した仲間があぜんとしていたのを記憶している。筆者が初めて三枝に会ったのは'70年のことだから、20年以上たったころの話だ。 人づてに、彼が高崎の老人ホームで90年の生涯を閉じたことを聞いたのが'74年。それから数えても随分と時が経っていた。小屋や金庫を含め、地上に残されていたものがきれいさっぱり片づけられ、危険な穴も埋め戻されたのは、TBSテレビが例の発掘番組の続編として、一帯を掘ることになった'99年の暮れのことだ。直後にその場所を見に行った筆者は、三枝の発掘にようやくピリオドが打たれたことを実感した。 三枝が掘った場所は、隣家の石田政子さんが所有する土地だった。30年以上も借りていたことになる。その石田さんの言葉が思い出される。 「三枝さんは、総理大臣にしてもいいくらいの人でしたよ」 夢のような話に取り付かれ、食うや食わずでひたすら穴を掘り続ける人間に対して、正気を疑うのが普通だと思うが、石田さんの見方は違っていた。黄金発見の期待があったかどうかはわからないが、三枝が私利私欲ではなく、世のため人のためにあえて苦難の道を歩んでいることを信じ、見守っていたのだ。 しかし、彼は成果を得ることはできなかった。もっと厳しい言い方をすれば、徳川埋蔵金の糸口は何一つつかんでおらず、後に続く者への示唆めいたものさえ残していない。そもそも、『双永寺秘文』の謎解きの内容もお粗末で、たどり着いた百庚申(ひゃくこうしん)が特別の存在とは考えられない。庚申塚なんて、田舎に行けばどこにでも残っている。 何よりも、掘った穴の深さが50メートルにも60メートルにもなるというから、その執念には敬服するものの、埋蔵金探しであれば全くムダというしかない。TBSテレビの発掘番組も同じくらいの深さまで掘っているが、そんなところに隠すはずがない。 遺棄したのならともかく、埋蔵金はあくまで一時的に隠したもの。しかるべき後に再び世に出さなければならず、そのときは緊急を要するはずである。掘り出すのに何カ月も何年もかかるようでは意味がない。 そのことを考えずに、見つからなければ「もっと下だ」と、ただやみくもに掘り続ける人が多い。昔も今もそうである。 さらに、三枝の現場から出土したという「金山」「宝」「○上」といった文字や記号が刻まれた50点を超える石は、間違いなくねつ造品である。5メートル、10メートルと掘り進めるうちに地下から出てきたというが、地上に何らかのカムフラージュをして置くのならわかる気もするが、地下にそういうものを埋め込んでも、探索者を宝庫へ導く物証の役目を果たすことはできない。 警察署長を務めたほどの三枝氏自身が、スポンサーをその気にさせるためにでっち上げたとは思えないので、おそらく、作業を手伝っていた周辺の人物がこしらえたものだろう。悪意があってやったことかどうかはわからない。 現在、長井小川田のその場所には、百庚申とともに『徳川幕府埋蔵金犠牲者萬霊供養塔』と刻まれた石碑が雑草に埋もれて建っている。施主3名の筆頭には、もちろん三枝茂三郎の名がある。(完)八重野充弘(やえのみつひろ)=1947年熊本市生まれ。日本各地に眠る埋蔵金を求め、全国を駆け回って40年を誇るトレジャーハンターの第一人者。1978年『日本トレジャーハンティングクラブ』を結成し代表を務める。作家・科学ジャーナリスト。
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芸能 2015年02月03日 16時15分
はんにゃ・川島 24歳一般女性と結婚&おめでた「今まで以上日々精進し頑張っていきます!」
お笑いコンビ・はんにゃの川島章良(33)が3日、結婚したことを報告した。お相手は24歳の一般女性で、約1年前に友人の紹介で出会ったという。女性は現在妊娠5か月。挙式、披露宴の予定はない。 「本日2月3日、私事ですが入籍させて頂きました。また嬉しいことに子供を授かる事が出来ました! 夫婦2人で話し合い、3人の子供が欲しいなと想いを込めて、2月3日(節分)に入籍する運びとなりました。まだまだ芸人として豆粒みたいな存在ですが、今まで以上日々精進し頑張っていきます! これからも宜しくお願いします」
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芸能 2015年02月03日 15時45分
【週刊テレビ時評】NHK大河ドラマ「花燃ゆ」は早くも窮地に… 日テレがバラエティ番組で高視聴率連発!
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」(井上真央主演/日曜日午後8時〜)が早くも窮地に陥った。 初回=16.7%(数字は以下、すべて関東地区)で、歴代の大河ドラマのなかでは、89年「春日局」(大原麗子主演)の14.3%、77年「花神」(中村梅之助主演)の16.3%に次ぎ、史上3番目に悪いスタートとなった同ドラマ。 第2話は13.4%と降下し、第3話は15.8%と持ち直したが、第4話は14.4%と下がり、第5話(2月1日)では12.8%まで急降下してしまった。 大河ドラマ史上ワースト視聴率となった12年「平清盛」(松山ケンイチ主演/平均12.0%)でさえ、12%台まで落ち込んだのは第12話でのこと。あまりにも早い落ち込みぶりには、先行きの不安を感じざるを得ない。 第5話では、後に主人公の杉文(井上)と結婚する久坂玄瑞(東出昌大)の出演シーンがなかった。これまで、東出が出演したのは、初回と第3話のみだが、出番がなかった週は結果的に低視聴率となっている。 前週、今クールの民放連ドラでトップとなる15.2%をマークした柴咲コウ主演「○○妻」(日本テレビ/水曜日午後10時〜)第3話(1月28日)は13.9%で、1.3ポイントダウン。 初回から3週連続14%台を記録していた沢村一樹主演「DOCTORS3 最強の名医」(テレビ朝日/木曜日午後9時〜)第4話(同29日)は13.3%と下降。 真木よう子主演「問題のあるレストラン」(フジテレビ/木曜日午後10時〜)第3話(同29日)は8.1%で、前週の8.4%からさらに下げた。 生田斗真主演「ウロボロス〜この愛こそ、正義。」(TBS/金曜日午後10時〜)第3話(同30日)は10.6%で、前週より1.4ポイントダウン。 西島秀俊主演「流星ワゴン」(TBS/日曜日午後9時〜)第3話(2月1日=10分拡大)は11.1%で、3週連続11%台となり、なかなか上がる気配がない。 初回14.8%で、今クールの民放連ドラのなかでいちばんいいスタートを切った杏主演「デート〜恋とはどんなものかしら〜」(月曜日午後9時〜)第3話(同2日)は11.0%で、前週より2.6ポイント下げ、厳しい局面を迎えた。 また、2日日曜日、日本テレビの人気バラエティ番組が高視聴率を連発した。「笑点」(午後5時30分〜)が23.5%、「ザ!鉄腕!DASH!!」(午後7時〜)が21.1%、「世界の果てまでイッテQ!」(午後7時58分〜)が22.4%、「行列のできる法律相談所」(午後9時〜)が17.4%と、この日はまさに日テレのひとり勝ち。 1週間を通しても、「火曜サプライズ 冬の2時間スペシャル」(1月27日火曜日)が15.0%、「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」(同28日水曜日)が15.4%、同31日土曜日の「天才!志村どうぶつ園」が15.5%、「世界一受けたい授業」が16.1%と、多くのバラエティ番組で15%を超える高い視聴率をマークし、視聴率3冠王の貫録を見せつけた。(坂本太郎)
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芸能 2015年02月03日 15時30分
自らをネタにしても仕事をゲットした高橋ジョージ
妻で女優の三船美佳と離婚訴訟中のロックバンド・THE 虎舞竜のボーカル・高橋ジョージが、女優の仲間由紀恵が主演する、4月14日スタートのNHKドラマ「美女と男子」にかつて1曲だけヒットを飛ばし、妻と子供に逃げられ、離婚した歌手役で出演することを各スポーツ紙が報じている。 同ドラマは仲間演じる芸能プロマネージャーと、劇団EXILEの町田啓太演じる新人俳優の禁断の恋を描いたラブコメディー。6〜7回が通例の同局連ドラ枠で、火曜午後10時から放送される「ドラマ10」で初めて連続20回放送されるという。 高橋といえば、3月3日に三船との離婚訴訟の第1回口頭弁論が開かれるが、おそらく、ドラマがスタートする時期にはまだ係争中と思われるだけに、役柄もあって話題になることは必至だ。 「三船に対して、高橋が異常なまでの束縛や、言葉による暴力であるモラルハラスメントをしていたことが報じられるなど、高橋は反論の術がなく“サンドバッグ状態”。今後、何かと金がかかるのに、確実に仕事のオファーが減っているため、自身をネタにするような役柄でも飛び付いたようだ。ドラマがスタートしてから、三船がどんな感想を口にするのか」(芸能記者) ドラマで熱演すれば、今後、役者としてのオファーが増えそうだが、私生活の苦境をどうやって乗り越えるかが注目されるというのだ。 「一部報道によると、三船の母がかつて、三船の父である俳優の三船敏郎と今回と同じような騒動を起こしていた。その経験を生かし母が娘に対して、離婚に至るまでの“ロードマップ”を作成し、三船がそれに従っているという。高橋としては、それを逆手にとって、相手の“想定外”のことを仕掛けるしか勝ち目がなさそうだ」(同) 離婚を望んでいない高橋だが、どんな法廷戦術で訴訟に臨むのだろうか。