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スポーツ 2015年01月30日 16時00分
『野球・ソフトの五輪復帰』のカギを握るのは、則本だ!
パ・リーグでは東北楽天ゴールデンイーグルスの『11』が参考で、オリックスの『10』が2位。奇しくも、セ・リーグの1、2位も同数値で、DeNA、巨人の順に−−。何の数値かといえば、チームの完投試合数である。 『完投』を個人別に見てみると、則本昴大(24)が『9』でダントツの1位(30試合登板/うち2試合は救援)。埼玉西武・岸孝之が『5』で、沢村賞・金子千尋が『4』と続く。セ・リーグでは菅野智之、メッセンジャー、能見篤史、大瀬良大地、大野雄大、井納翔一、山口俊がトップを分けたが、僅か『3完投』である。 則本は昨年オフ、“異例の複数年契約”を交わした。プロ野球界の複数年契約は、FA権の取得に絡めて交わされるのが一般的だ。FAに関係のない、プロ2度目の契約更改で“複数年”を提示されたのも、9完投が大きく影響してのことだろう。 9完投のうち、完封勝利が『7』もある。事実上の完投と言っていい試合が、あと1つある。昨年8月29日の対福岡ソフトバンク戦だった。試合は延長戦に突入したため、則本は9回を投げきったが、カウントされなかった。8回を投げきったところでクローザーにバトンタッチした試合が『6試合』もあった。 また、12球団全体で見てみると、完投試合数が『則本一人』に及ばないチームもあった。ソフトバンク、北海道日本ハム、千葉ロッテ、広島東洋、中日、東京ヤクルトがそれだ。完投試合数の現役1位は山本昌の『79』。NPB最多は金田正一の『365』と遠いが、1989年、日本記録となった『11連続完投勝利』が則本によって塗り替えられる可能性は高い。 NPB関係者がこんな秘話を教えてくれた。 「実は、昨年の沢村賞は金子で決まりましたが、即決ではなかったんです。同賞受賞の条件である7項目のうち、金子は『完投10以上』、投球回数200イニングの2項目をクリアしていません。成績は申し分なく、金子は同賞に相応しい活躍をおさめましたが、則本が、同じく基準条件である15勝に届いていたら、選考委員会はもっと悩んだと思います」 14年、楽天の平均試合時間は3時間22分と発表された。パ・リーグ平均は3時間23分。楽天が突出してスピーディーな試合をやっているわけではないが、試合途中でリリーバーを投入する場面が少なくなれば、自ずと時間も短くなる。東京五輪の追加種目で野球・ソフトが懸命のピーアールを重ねているが、「試合時間が読めない」とし、TV中継への影響という課題も突きつけられた。タイブレーク制や7回制などの変則ルールの導入も検討されている。継投策全盛の時代に逆行するが、『則本型の投手』がもっと増えれば、別の選択肢も見えてくるのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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芸能 2015年01月30日 15時30分
バラエティ番組で出た“迷言”週間トップ3 (1/23〜1/30)
●第1位「悲しいボケだね。せつないボケだぜ」(タカアンドトシ・トシ/テレビ朝日系『お試しかっ!』1月26日) 人気メニュー上位10品を予想しながら完食する企画“帰れま10(テン)”が人気シリーズだった同番組が、7年の歴史に幕。前半は、“うどん・そばを1週間食べ続けて痩せるのはどっちか”を、ガリガリ芸人筆頭格であるアンガールズで検証。後半は、タカトシが同番組で体を張った歴史を振り返りつつ、“緊急特番 タカトシが選ぶ! 超過酷! 最もキツかった事件FILE”を、まさに打ち切りが決まってから編集したかのように、オンエアした。それまでは最終回を銘打たずに進んでいたが、最後でついに、トシの口から告げられ、「最後にひとこと」をフラれたタカは、「また来週」とボケ。トシは、「悲しいボケだね。せつないボケだぜ」と締めた。同枠では来週からも、タカトシの番組がはじまる。●第2位「じゃあ、今、籍入れっから」(いとうあさこ/日本テレビ系『ぐるナイ』1月29日) “家族対抗麺バトル”で、アニマル浜口親子や高橋英樹親子などが出そろうなか、ナインティナイン・岡村隆史は、同じく独身で同級生のいとうあさこをタッグパートナーにして参加した。広島食材と愛情たっぷりの究極麺を、夫婦さながらのコンビネーションで完成させた。しかし、審査員のひとりである有名シェフから、本当の夫婦ではなく、「ふたりの合作」であることを理由に厳しい意見を述べれると、「じゃあ、今、籍入れっから」といとう。岡村は、「ドキーッてした」と震えあがったが、結局、優勝したのは高橋親子。食通が作る担々麺は、通をも唸らせたのだ。●第3位「世界はひとつやね」(西川きよし/日本テレビ系『秘密のケンミンSHOW』1月29日) 先週に引き続いて、“大阪最強SP”。今回はたっぷり時間を割いて、すき焼きを特集した。大阪ではすき焼きになると、普段は何もしないオトンがイキりだす(出しゃばる)という説を、一般家庭に潜入して検証。また、大阪では、まず肉を敷き、砂糖としょうゆで味付けして、味の濃い焼肉のようになってから、生卵に付けて食べると紹介した。スタジオでも再現すると、関西出身で固められたキャストはいっせいに破顔一笑。西川が大きな目をさらに大きくしながら、「世界はひとつやね」と感動すると、今田耕司が絶妙な間(ま)で、「どういうことやねん!」とツッコミ。ボケとツッコミの文化もお手本のように、しっかり見せるのだった。(伊藤由華)
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芸能 2015年01月30日 15時30分
“美魔女”お天気キャスター・中川祐子 43歳での水着DVDが話題に…
知る人ぞ知るお天気キャスターでフリーアナウンサーの中川祐子(43)が、さる1月23日に水着DVDを発売して、女子アナフリークの間で話題となっている。 今回出したDVD「あした天気になあれ」(イーネットフロンティア)で、中川アナはとても40代とは思えぬナイスボディーを披露しており、自身の売りは“くびれ”だという。 公表しているプロフィールによると、身長158センチ、体重43キロ、スリーサイズはB80、W56、H80で、バストはやや小ぶりながらも、40代ではあり得ないようなボディが魅力だ。 それだけではない。昨年開催された「第5回国民的美魔女コンテスト」では、見事ファイナリストに選ばれており、ボディもさることながら、とても40代には見えない美貌もセールスポイントになっている。 そのDVDがAmazonのベストセラーランキング「女性アイドルDVD」部門(30日午後2時現在)で並みいる10代、20代のグラドルに対抗し堂々32位にランクインしている。同じお天気キャスターで40代の半井小絵(42)の「心模様」が11位に入っているのは特筆すべきだが、NHK「ニュース7」でお天気キャスターを務めていた半井とは、そもそも知名度に歴然とした差があるだけに、中川アナの健闘ぶりは目を見張るものがある。 それでは、中川アナはどんな人物なのか? 72年1月9日生まれ、東京都出身。津田塾大学学芸学部英文学科を卒業した才女で、中学校・高等学校の英語教員の資格を持つ。幼少期に6年間、米テキサス州で生活していたこともあり、英語はペラペラ。 同大卒業後、いったんは総合商社に就職したが、一念発起して退社。97年、NHK教育テレビ(現Eテレ)の「3カ月英会話」でアナウンサーデビュー。その後、気象に興味をもち、06年に気象予報士の資格を取得。 以降、InterFMの環境番組「GREEN STATION」のMC、NHK WORLD「Newsline」で英語気象アドバイザーなどを務め、現在は気象キャスター、環境教育の講師として活動している。昨年8月、写真週刊誌「FRIDAY」で初めてグラビアに挑戦。これがきっかけとなり、DVD発売につながった。 女子アナ・ウォッチャーのA氏によると、「中川アナはもう“奇跡の40代”というべきでしょう。美ボディももちろんですが、30代前半くらいにしか見えない容姿はたまりません。熟女の枠組みに入れるのは失礼。知名度の割に、DVDも売れていますし、第2弾、第3弾でのさらなる露出に期待がかかります」と熱く語る。 この調子なら、地上波テレビなどからオファーがかかる可能性も十分。中川アナの今後に注目が集まる。 なお、中川アナはYou Tubeで「予報女チャンネル」(https://www.youtube.com/user/yohojochannel)を公開している。(坂本太郎)*写真は、中川祐子『あした天気になあれ』DVD
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レジャー 2015年01月30日 15時30分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(1/31) 白富士S 他
1回東京競馬初日(1月31日土曜日)予想・橋本 千春☆東京11R「白富士ステークス」(芝2000メートル)◎9アズマシャトル○4スーパームーン▲5マイネグレヴィル△8クランモンタナ、12エックスマーク これからまだまだ強くなる、明け4歳馬のアズマシャトルに期待。まだ底が割れていない分、プラスアルファは大きい。前走の京都金杯は11着と凡走しているが、最後は距離適性の差が出たもの。1秒差なら巻き返しは十分可能。1600メートルの新馬戦を快勝しているとはいえ、本質的には中距離がベストだ。2000メートルはTVh賞で2勝目を飾っているし、重賞初挑戦のラジオNIK2歳Sで後のダービー馬ワンアンドオンリーの2着に好走。適性は証明済み。ここは条件が好転し、チャンス到来。差し切りが決まる。相手は、スーパームーン。前走のAR共和国杯を3着と好走した実力は重賞レベルで、オープン特別なら好勝負になる。コース、距離実績(いずれも3勝)の裏付けも確か。台風の目は、マイネグレヴィルの逃げ粘り。☆東京10R「クロッカスステークス」(芝1400メートル)◎7ブリクスト○1ニシノラッシュ▲12ゴールドペガサス△8アポロノシンザン、9ジャストドゥイング こうやまき賞を快勝し、勢いに乗るブリクストをイチ押し。ここが昇級緒戦のハンデはあるが、実力は全くヒケを取らない。もともと、新馬戦を圧勝している素質の持ち主でもある。2戦目以降は、重賞、オープンで強敵相手に0秒6差5着(新潟2歳S)、0秒1差2着(ききょうS)、0秒6差7着(もみじS)と、毎回好走しており実力を疑う余地はない。ききょうSの勝ち馬ナヴィオンは、先のシンザン記念3着、また、もみじSの勝ち馬アルマワイオリは、朝日杯FSで2着に好走している。これを物差しに考えたらブリクストの実力はここでは上位の評価を与えられる。前走から1ハロン短縮もプラスに働きそうだし、身上の差し脚を炸裂させる。ニシノラッシュは、ここまで(1)(3)(1)(3)着と安定感抜群。3着はいずれも重賞だし、ここなら好勝負必至。穴は、地力強化が目覚ましいゴールドペガサス。☆東京9R「立春賞」(芝1800メートル)◎15フジマサエンペラー○6レッドシャンクス▲14ダイワアクシス△3エバーグリーン、10シュンドルボン 得意の東京コースが舞台なら、フジマサエンペラーで今度こそ。ここまで全2勝を挙げているほか、準オープンの湘南Sを快勝しているようにここでは格上の存在でもある。前走の初日の出賞は、メンバー最速の差し脚を繰り出し0秒3差3着と迫り、ここに大きく望みをつないでいる。広い東京コースなら馬群も捌きやすいし、ついに3勝目をゲットする。レッドシャンクスは休み明け3戦目で走り頃。1800メートル(2勝)に延びるのも強調材料で、好勝負に持ち込みそう。コース巧者のダイワアクシスも怖い。☆京都11R「北山ステークス」(ダ1800メートル)◎3ワンダーアシャード○11アドマイヤランディ▲2キクノソル△6コルージャ、12エクストラゴールド 近5戦、休養を挟んで(6)(3)(2)休(3)(2)着と安定感抜群の、ワンダーアシャードに期待。成績が示す通り、実力は衆目が一致して認めるところ。名手・デムーロ騎手への乗り替わりも刺激になり、良い結果をもたらしそう。ここは、休み明け3戦目の上昇度に加え、距離、コース実績(いずれも3勝)など、好材料が目白押し。今度こそ先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。相手は、1戦ごとに地力を増しているアドマイヤランディと、キクノソル。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2015年01月30日 15時30分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(1/31) クロッカスS
東京10R クロッカスS◎ブリクスト これといった大物は不在だが、この路線の頂点NHKマイルCに出走してきそうな馬も何頭かいる。筆頭格は京王杯2歳S3着のニシノラッシュと前走こうやまき賞で2勝目を挙げたブリクストか。 この両馬、ハイレベルの新潟2歳Sで3、5着と上位争いをしており、勝ったミュゼスルタンとのタイム差もそれぞれ0.2、0.3秒差と僅かだった。戦績からニシノの方が安定味はあるが、2か月半ぶりの実戦でありやや割り引きが必要。一方のブリクストは2か月ぶりをひと叩きしての臨戦。新潟では敗れたが雪辱は十分。こちらを軸にしたい。 開幕週、Dコース使用、前日の降雪…この舞台設定で、明け3歳の2勝馬クラスであれば、いくら直線が長くともやはり好位で競馬のできる馬が有利だろう。馬場が緩んで若干時計がかかることも想定すると、相手は手広く考えた方がベター。 アポロノシンザン、クリノダイスーシー、コスモヨハネ、ジャストドゥイング、タガノアザガル、ペイシャオブローあたりまで流しておきたい。中でも、今回も逃げが予想されるコスモ、距離を詰めてきたジャストには注意したい。馬連 流し(7)-(1)(3)(5)(6)(8)(9)(13)3連複 軸2頭流し(1)(7)-(3)(5)(6)(8)(9)(13)<プロフィール>仲町通(なかまち・とおる)在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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トレンド 2015年01月30日 15時30分
レピッシュ・マグミの「音楽玉手箱」今週はこの1枚を聞け!<第219回>
毎週末に連載するレピッシュのマグミによるオススメCDを紹介する企画の第219回目。マグミがDJの際にいつも持ち歩く音楽玉手箱」(CDボックス)から、今週のオススメCDをピックアップしてもらった。◇今週のこの1枚◇ジョージ・ハリスン「ALL THINGS MUST PASS」(1970/Universal Music Group) ビートルズを解散して最初のソロアルバム。当時、LP3枚組にもかかわらず解散の勢いのままアメリカでもイギリスでも大ヒットします。「いきなり3枚組なんて、頭おかしいんじゃないのか?」とジョン・レノンらしい皮肉を言われた作品でもあります(笑)。 2001年に再編集したものや未発表曲などを加えて新たに生まれ変わったリマスター盤がでています。そして2014年にもさらにリマスター盤が発売されてます。いちどカラーに色づけされたジャケットも白黒に戻ってますね。ファンにとっては嬉しい悲鳴の連続です。 ビートルズでは2曲しかアルバムに楽曲を発表できなかったので、まさにジョージのたまった作品群が爆発しています。曲もバラエティにとんでますね。どうしてもバンドの中では選曲の暗黙のバランスがあったんじゃないのかな。激しい曲もありながらジョージらしいどこかふわふわとしたものが、だんだんボディに効いてきます。このアルバムの特徴としてエリック・クラプトンやリンゴ・スターなどの凄いミュージシャンが参加してるセッションで締められてますが、仲間同士のリラックスした雰囲気が伝わっていいですよ。 音楽は流行りのものを追いかけるのは当然楽しいですが、過去に素晴らしい作品がたくさん埋れているので、再発の機会などで触れてみるのもお勧めします。■マグミ オフィシャルウェブサイト http://magumi.jp/main.html■ライブ日程はこちら http://npn.co.jp/newsrelease/detail/6008315/
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スポーツ 2015年01月30日 15時00分
俺たちの熱狂バトルTheヒストリー〈大場政夫 非業の死〉
「歴代最高の日本人ボクサーは誰か」との問いに対してはファンの中でも議論百出となろうが、団塊の世代あたりに絞って同じ質問をしたときには、きっと1人の選手への支持が集中するに違いない。 “逆転の貴公子”そして“永遠のチャンピオン”…。第25代WBA世界フライ級王者・大場政夫だ。 まだ根性論が一般的にも通じていた'70年代初頭、大場はまさにその“根性”を武器にして戦い、世界王者であり続けた。 決してハードパンチャーでもなければスピードがずば抜けているわけでもない。教科書通りのきれいなワンツーをひたすらに繰り返す、いわば“愚直”なボクサーであったが、それを試合終了の瞬間まで続けるスタミナと精神力は、とても余人に真似できるものではない。 打たれ強いということもなく、試合序盤にダウンを喫する場面もしばしばであったが、それでもとにかく、心折れることなくワンツーを放ち続ける。そうするうちに、試合も中盤に差し掛かったころには徐々にパンチが相手を捉え始め、チャンスと見るや、そこから一転してラッシュを仕掛け、仕留める。 自身のダウンというピンチから始まった試合を根性で盛り返し、最後は見事勝利を収める。そんな漫画のような試合をリング上でまさに実現してきた。 「ただ大場は、世界王者になるまでは決して打ち合うタイプのファイターではなく、高い身長とリーチの長さを生かしたアウトボクサーだったんです」 こう話すのは古参のスポーツ紙記者。 確かにその戦績を見ると、王座奪取となった1970年10月のベルクレック・チャルバンチャイ戦以降はノンタイトル戦も含めた10戦のうち六つのKO勝ち。それ以前のプロ28戦中でのKO勝利は10度で、王者としてより強い相手と戦うようになってからの方がKO率は上がっている。 「当初は虚弱にも映るほど細かった身体が、王座に就いたころからしっかりしてきたというのもあるでしょう。ただ、あえてファイトスタイルを変えた部分もあったのではないか。あれは2度目の防衛戦だったか、アウトボクシングに徹して判定勝ちした大場は『他の日本人王者の負けが続いていたので、連敗を止めるために今日は安全運転した』との旨のコメントを残しています。単に勝つことだけが目的だったなら打ち合わない試合もできたというわけです」(同・記者) 内面から湧き出る闘争心ゆえか、あるいはプロとして魅せることに徹したのか。いずれにしても、そんな大場の試合ぶりは当時のボクシングファンたちのハートをガッチリとつかんだ。 その集大成ともいえるのが、1973年1月2日、日大講堂で行われたチャチャイ・チオノイ戦。5度目の防衛戦であり、そして、これが大場のラストファイトとなった。 初回、いきなり相手のパンチを食らった大場はダウン。しかも倒れた際にはバランスを崩して、足首を捻るアクシデントにまで見舞われる。観客からも脚を引きずる様子が見て取れるほどで、インターバルには氷水で足首を冷やしながらの試合となった。 だが、それでもひるむことなく大場がパンチを繰り出し続けると、徐々に形勢は傾き始める。 そうして迎えた第12ラウンド、ようやく最初のダウンを奪った大場は、そこから息をもつかせぬ怒涛のラッシュで一気に3ダウン。逆転のKO勝利だった。 だが、日本中を歓喜に沸かせた試合からひと月もたたない1月25日。大場は天に召されることになる。 少年時代の貧乏暮らしから「母に家をプレゼントする」との一心でボクサーとなった。そして、念願かなってファイトマネーで一軒家を建てた−−。そんな大場が、ようやく自分の趣味のために購入したスポーツカー、シボレー・コルベット・スティングレー…。 首都高速5号線のカーブを曲がり切れず中央分離帯を乗り越え、大型トラックと正面衝突。車体はひしゃげ、折れ曲がっていた。 肋骨が11本折れ、脳脊髄液が飛び散るほどの大惨事であったにもかかわらず、その顔だけはなぜか無傷で、眠ったように見えたという。 愛車と同じ、純白のスーツ姿だった。
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アイドル 2015年01月30日 12時40分
NMB48・山田菜々 初単独MC番組がスタート「ゲストの方を面白くいじられるようになりたい」
アイドルグループ・NMB48の山田菜々が、スカパー! プレミアムのアイドル専門チャンネル「Kawaiian TV」で、自身初のMC番組「アイドリーーーム!!」を担当することが30日、わかった。 同番組は、全国で頑張るアイドルを応援し、自身が経験したアイドル活動を振り返りつつ、独特の感性と世界観でトークを展開する内容。4月3日にNMB48を卒業する山田だが、「ポスト山田菜々オーディション」企画も実施される予定で、見所満載だ。 初回は2月1日(日)、21:00〜22:00に放送。NMB48のオーディション未公開映像を見ながら、ツインテール協会初のアイドルユニット・dropの大場はるかとアイドルトークを繰り広げる。 山田は「初めての一人MCという立ち位置でさせていただくので、とてつもなく緊張しました(笑)。でもこの番組を機に、たくさん勉強してゲストの方を面白くいじられるようになりたいなぁと思います(笑)。アイドルの卵を応援していくという番組なので、私自身アイドルが大好きなので楽しみながら裏側を視聴者のみなさんにお届けしていきたいです。ぜひみてください!!」と意気込みを語った。
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社会 2015年01月30日 12時00分
肉、野菜、乳製品… 中国食材「食べてはいけない」最新版リスト(2)
また、前出の北京特派記者はこう話す。 「中国産のにんにくは日本でも輸入量が多く、東京都中央卸売市場での扱い量は、日本産と中国産がほぼ半々。ところが、中国産の中には、汚染水で作られているものがあると伝えられているのです。ただ、そもそも中国の農地の汚染度は日本の数十倍といわれ、カドミウムやヒ素で汚染されまくっている。つまり、野菜に安全なものはないと考えた方がいいのです」 ただし、そうなると野菜以上に気になるのが、米の汚染状況だろう。いまだに日本国内の外食産業や弁当などに使われているとの噂がある中国米は、甚大な被害にさらされているのだ。 農水省関係者が言う。 「中国米は年間2億トンの生産量を誇っているが、昨年その約10%から有害物質が検出されたという報道が相次いだ。中国の食品薬品監督局が抜き打ちで検査したところ、基準値の40倍から50倍のカドミウムが検出されたというのです」 ちなみに、カドミウムは日本でも過去に猛威を振るった「イタイイタイ病」の誘発物質。このため、中国各地では現在この病気が蔓延しているが、これが対岸の火事で済むかは輸入業者の倫理次第というわけなのだ。 無論、目を覆いたくなるような状況にさらされているのは、米だけではない。今や中国食材は、まさに汚染のオンパレードといったありさまなのである。 前出の大手商社関係者が言う。 「例えば大半の中国産うなぎは、発ガン性のある成長促進剤漬けになっている。牛乳にはガンを誘発する六価クロムの混入例が後を絶たず、これがチーズなどに加工され、冷凍ピザに乗せられて日本に流入している恐れも指摘されているのです。さらに竹の子やきくらげ、らっきょうにかんぴょうなどには、硫黄系の漂白剤が使用された痕跡が見つかるのもしばしば。魚肉ソーセージや練り製品からも大腸菌が検出されている。発ガン性の漂白剤は中国産の割りばしや紙容器にも使われており、危ないのは食材だけではないのです」 これらの危険な中国食材は通常、厚労省のチェックで水際阻止されているはずだが、その方法は一部を検査する摘出法。それゆえ、90%以上が検疫を擦り抜けているともっぱらで、市場に出回っている食材が決して安全とは言い切れないのである。
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芸能 2015年01月30日 11時50分
「お試しかっ!」最終回 平均視聴率7.6%
26日に放送された最終回「もしものシミュレーションバラエティーお試しかっ!」(テレビ朝日系)の関東地区での平均視聴率が7.6%を記録したことが、わかった(ビデオリサーチ調べ)。 最終回は「もしもの1週間!うどん・そばを毎日3食食べ続けたら体重はどうなるのか!?」という企画にお笑いコンビ・アンガールズが挑戦。また、過去7年間に起きた事件を振り返る「もっともキツかった事件FILEベスト5発表SP」も放送された。 同番組は2008年に深夜枠で放送がスタートし、2010年3月からはゴールデンに進出。大人気企画「帰れま10」などが好評を得て、高視聴率を連発した。しかし、2014年頃から徐々に視聴率が低下。12月22日に放送された「お試しかっ! とんねるず参戦!! 白鵬も高橋尚子も食べまくり帰れま10スペシャル」では、関東地区での平均視聴率が6.9%という結果に終わった。 同番組が放送されていた月曜19時00〜19時54分枠の次番組はまだ未定。次はどんな番組で視聴者を楽しませてくれるのだろうか。