福留孝介
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スポーツ 2023年03月05日 11時00分
WBC、韓国投手トラブルは「大谷翔平に死球予告」だけじゃない? 17年前の疑惑シーンは警告試合に発展!
8日に開幕するWBCでの活躍が期待される侍ジャパン・大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)。その大谷に対し、韓国代表の投手・高祐錫(コ・ウソク)が故意死球を示唆したとして物議を醸した。 報道によると、高は1月に韓国代表に合流した際に応じた取材の中で「投げる場所がなければ痛くないようにぶつけようかな」と、大谷への死球を匂わせるような発言をしたとして同国ファンから批判が噴出。その後、代表合宿が終了した2月28日に「安易な発言をしました」などと謝罪したという。 高の故意死球示唆は波紋を広げたが、今回炎上騒ぎになったことで本番では実行されないとみられている。ただ、一部の間では韓国は2006年のWBCで“前科”があるとして、故意死球の可能性は完全には捨てきれないという見方もある。 >>大谷翔平、開幕前に同僚を一喝?「優勝できるわけない」 球界OBも驚愕、栗山監督が明かした日本ハム時代の裏話が話題<< 問題の試合となったのは、2006年3月18日に行われたWBC準決勝・日本対韓国戦。両チーム無得点で迎えた7回表、日本は先頭・松中信彦の二塁打から1死二塁のチャンスを作ったところで福留孝介が代打で登場。福留は同戦前時点で打率「.105」と深刻な不振に陥っていたが、韓国3番手・金炳賢(キム・ビョンヒョン)が投じた3球目を強振し右翼スタンドにたたき込んだ。 均衡を破る先制2ランとなった福留の一発に場内が興奮冷めやらぬ中、日本は後続の小笠原道大が打席に入る。この直後、金が投じた初球が小笠原の右足方向へ。小笠原は体を引いて避けようとするも右膝付近にボールを受けた。 死球を受けた小笠原は幸いにも負傷などはなく一塁へ歩いたが、球審はすぐに金の元へ近づき注意を与えると同時に警告試合を宣告。日本側も闘志に火がついたのか、この後さらに3点を奪う猛攻を見せ最終的に「6-1」で勝利した。 当時の報道によると、小笠原への死球について韓国側は特に言及しなかったというが、日本のファンの間では福留に先制弾を打たれた腹いせで故意にぶつけたのではという見方が大半。また、当事者の福留も野球解説者・川上憲伸氏(元中日他)が今年2月24日に投稿したYouTube動画に出演した際、金の死球について「(日本ベンチが)喜びすぎてるから向こうはイライラしてる」、「(捕手の構えと)全然、逆球。狙って当てに行ってると思う」と断言している。 今大会の日本は韓国、中国、オーストラリア、チェコと共にB組に入っており、3月10日の1次リーグ第2戦で韓国と対戦予定となっている。疑惑の一球が投じられた17年前のような試合展開になることは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について川上憲伸氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@KenshinCutterChannel
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スポーツ 2023年01月05日 19時30分
中日・ロドリゲス、登板直前までゲーム三昧? 元同僚が暴露、試合中の意外な行動に驚きの声
4日放送の『Live Dragons!』(東海ラジオ)に、昨季限りで現役を引退した福留孝介氏(元中日他)が生出演。中日の来日4年目・25歳のロドリゲスが試合前に見せる意外な一面を明かし話題となっている。 番組で福留氏は昨季まで共に戦った中日選手の中で今季の飛躍を期待する選手や、知られざる一面を持つ選手などを話した。 >>元阪神・藤川氏が中日を酷評「浮上することはない」 今季の低迷断言し物議、低評価はやむなしと指摘も?<< その中で、福留氏はロドリゲスについて「球場来てから自分が投げる、登板のちょっと前までずっとゲームしてます。スマホゲーム、ずっとやってます」とコメント。ゲームのタイトルについては分からないとしたが、ロドリゲスは登板直前までスマホゲームをやり込んでいると明かした。 福留氏によるとリリーフは球場入りから登板まで、試合前練習を除けば結構な空き時間があるというが、ロドリゲスは時間が許す限りスマホゲームをし続けているとのこと。番組MCの森貴俊アナウンサーは「よくそんな、ずっとゲームしててあんな球放れますね」と驚きの声を上げたが、福留氏は「だからもう、ゲームで集中力を高めてるのかなと思って」と、ゲームが投球に好影響を与えているのではと笑い交じりに推測した。 福留氏の発言を受け、ネット上には「ゲームやりまくりながらタイトル獲ったのヤバすぎるだろ」、「ゲームした流れで肩作って、そのままマウンド上がって抑えてって凄いな…」、「ハマってるゲームがあるとは言ってたけど、空き時間フルに使うレベルで熱中してるのは知らなかった」、「下手したら叩かれかねない話だが、数字残してるから誰も文句言えんな」といった驚きの声が寄せられた。 ロドリゲスは昨季先発からリリーフに配置転換され、「56登板・6勝2敗39ホールド(45ホールドポイント・防御率1.15」とセ・リーグ最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した主力助っ人。昨季序盤の5月にFPSゲームアプリ『Call of Duty Mobile』をやり込んでいると語ったことが伝えられているが、本人にとってはこうしたゲームをプレイすることも、試合に臨む上で欠かせないルーティンの一つになっているようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月19日 11時00分
中日・立浪監督に「経験不足としても酷すぎる」絶望の声 不可解起用を連発、根尾投手転向にも批判相次ぐ
2019年のプロ入りから野手としてプレーしていたが、今季は投手としても2試合で起用されていたプロ4年目・22歳の根尾昂。立浪和義監督の意向で投手に本格転向することを複数メディアが報じると13日夜~14日早朝にかけ、ネット上のファンを騒然とさせた。 各報道によると、立浪監督は昨秋キャンプから野手成績次第では投手転向の可能性があることを根尾に伝えていたという。根尾は「『よしやるか!』という感じ」と素直に受け入れている様子だというが、ネット上には「プロ入りからまともに投げて無いのに急にやらせるのはおかしい」などと批判も相次いだ。 >>中日・根尾の投手転向、昨秋キャンプ時点で予告済み? 立浪監督の決断は“野手失格”の烙印か<< 立浪監督の選手起用が物議を醸したのは今季これが初めてではない。5月4日・DeNA戦では、4回裏に平凡な遊ゴロを取り損ね内野安打とした正遊撃手・京田陽太を5回表に途中交代。その後、試合を終え応じた取材の中で「二軍でやり直してこいと、今日は途中で代えました」、「こっちも気を使って何とかさせようとやってはいたが、もう戦う顔をしていないんで外した」と交代後そのまま二軍に強制送還したことを明かした。 京田は同戦終了時点で「.157・2本・7打点」と打撃不振を極め、守備でも軽率なミスが出たため集中力を欠いていると判断したと思われる立浪監督。ただ、ネット上には納得の声以上に「精神論を振りかざすな」といった批判が噴出。京田本人にとっても「戦う顔をしていない」発言はかなり強烈に聞こえたようで、約1か月ぶりに一軍に合流した6月16日の報道では、全体円陣の際に「戦う顔をしてなかったら皆さん言ってください」と自虐のようなコメントを口にしたことが伝えられている。 5月24日・西武戦では、三塁が本職の高橋周平を突然遊撃スタメン起用したことが物議を醸した。立浪監督は前述の京田を二軍降格とした後、しばらくは控え遊撃手・三ツ俣大樹を遊撃スタメンとしていた。ところが、21日・広島戦5回裏、2014年シーズンを最後に遊撃守備に就いていなかった高橋を突然遊撃で起用。高橋はブランクの影響からか失点につながる失策を犯したが、にもかかわらず立浪監督は3日後の西武戦でも高橋を遊撃でスタメン起用した。 新型コロナ感染から同日に復帰した三塁手・石川昂弥と同時起用するためと意図を語ったが、打線強化以上に守備面のデメリットが大きいと不安視された立浪監督の高橋の遊撃起用。高橋が24日の試合で失策を喫したためこのまま不安的中かと思われたが、石川が同日27日・オリックス戦で左膝を故障し長期離脱することになったため、高橋はこの試合の途中から本職の三塁に帰還している。 根尾の投手転向直前まで問題視されていたのが、打撃不振を極めていた福留孝介の重用。今季の福留は開幕から主に代打要員として起用されたが、4月終了時点で「13打数無安打」と音なし。ファンの間ではこの時点で二軍降格を求める声が少なからず挙がっていた。 ただ、立浪監督はその後も福留を二軍降格とはせずに代打起用を継続。しかし、交流戦が終了した6月12日終了時点で「23打数1安打(.043)」と一向に結果は出ず、「0割打者をいつまで使う気だ」、「わざと負けようとしてる?」とファンの怒りも日に日に増大。こうした声もあってか、翌13日にようやく登録を抹消している。 今季は就任1年目だが、「経験不足としても酷すぎる」と物議を醸すほど不可解な選手起用が頻発している立浪監督。中でも根尾の投手転向は断トツで波紋を広げているが、本人やチームにどのような結果をもたらすのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月08日 19時30分
中日・立浪監督の「代打福留」がトレンド入り 采配ミスではないと擁護も? 同点機を潰した起用法に賛否
7日に行われた中日対ロッテ戦。「2-6」で中日が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが中日・立浪和義監督の代打策だった。 「2-3」と中日1点ビハインドの7回表。中日は先頭・岡林勇希が右翼への二塁打を放つと、続く大島洋平が投犠打を決め1死三塁と絶好の同点機を演出。ここで立浪監督は打席の高松渡に代打を送ったが、白羽の矢を立てたのはここまで残していた控え野手の中で2番目に代打打率(.071)が低い福留孝介だった。 打席に入った福留はマウンド上のロッテ2番手・東條大樹に3球でカウント「1-2」と追い込まれると、4球目の148キロストレートにも全くタイミングが合わず空振り三振。これで2死三塁となった中日は、後続のビシエドも空振り三振を喫し同点機を逃す結果となった。 >>中日、立浪監督が試合後に謝罪も「謝るのはそっちじゃない」の声 完封負け以上の問題点は<< 立浪監督の代打福留起用を受け、ネット上には「わざと負けにいってんのかと思うぐらい酷い采配」、「打率0割台の福留を好機で代打起用したのは本当に理解できない」、「根尾(昂/代打打率.333)、溝脇(隼人/同.294)が残ってたのに代打福留はトチ狂ってる」と批判が殺到。Twitterでは一時「代打福留」というワードがトレンド入りした。 ただ、ファンの中には「1点をもぎ取りにいく策としてはそこまで間違いではないと思うんだが」、「この場面は犠飛でも同点にできたから、犠飛の確率高い福留を出したのは一応理には適ってる」、「福留は見た目の数字は悪いけど、三塁走者を置いた打席はそこそこ働いてるからなあ」と、明らかな采配ミスではないと擁護するコメントも散見された。 「今季の福留は7日試合前時点で代打打率『.071』(14打数1安打)、安打を記録したのは5月26日・西武戦のみと絶不調。ただ、三塁に走者がいる状況の代打成績は5打席で『凡退1回、犠飛2回、四球2回』と走者をかえす、もしくは後続につなぐ打撃を見せていました。このこともあり、絶好の得点機を福留に託した立浪監督の判断はあながち間違いではなかったとみているファンも一部いるようです」(野球ライター) 結果的には裏目という形になった立浪監督の代打福留起用。ただ、ファンの反応が批判一色というわけでもないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月22日 19時30分
中日・立浪監督に「絶対ダメ」批判の声 1割打者・福留の開幕スタメン明言が物議、記録目当ての策と指摘も
21日に行われたオープン戦・中日対ロッテ戦。「2-10」で中日が敗れた試合後に伝えられた立浪和義監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、立浪監督は試合後に応じた取材の中で「孝介は開幕戦は3番レフトで使います」と、プロ24年目・44歳の福留孝介を25日の開幕戦・巨人戦でスタメン起用すると明言。理由については「相性もありますし、キャンプから非常に良い感じでやっていたので開幕戦は1試合頑張ってもらおうと思います」と説明したという。 >>中日・立浪監督が根尾に苦言、「素直に聞けよ」ファンも落胆 福留も指摘した“悪癖”は改善されていない?<< 中日は開幕戦で巨人・菅野智之と対戦予定だが、福留は菅野に対し通算で「.313・4本・9打点」と好相性を誇っている。一方、今年は春季キャンプは怪我なく一軍で完走したものの、その後のオープン戦では「.143・0本・1打点」とほとんど結果を残せていない。 この立浪監督のコメントを受け、ネット上には「1割打者をスタメン、それも主軸で起用するのは絶対ダメだろ」、「打撃不振に喘いでる現状からすると、相性通りに菅野を打つのは考えにくい」と反発の声が寄せられた。一方、「絶不調の福留を起用せざるを得ないような状況にしてる他野手が悪い」、「他の野手陣がそれなりに機能してれば、立浪監督が福留を先発させるようなことも無かったのでは」といった他野手を責めるコメントも多数みられた。 「OP戦の中日はチーム打率が『.220』(全体10位)と振るっておらず、規定3割をクリアしたのは岡林勇希(.316)のみ。また、20日・ロッテ戦では岡林が右手薬指、中堅レギュラーの大島洋平が背中を痛めて途中交代し、開幕一軍入りが不透明な状況となっています。立浪監督が不振の福留の起用を決断したのは、同じように責任もあるのではとみているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 現在44歳10カ月の福留は開幕スタメンなら、落合博満氏(44歳3カ月/当時日本ハム)の記録を抜きプロ野球史上最年長記録となる。一部からは「立浪監督は記録目当てで先発を決断したのでは」と推測する声も挙がっているが、福留はスタメン起用に応える活躍を見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月08日 15時30分
中日・立浪監督が根尾に苦言、「素直に聞けよ」ファンも落胆 福留も指摘した“悪癖”は改善されていない?
今季は外野でポジション争いに参戦しているプロ4年目・21歳の根尾昂。8日に伝えられた立浪和義監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、立浪監督は7日に二軍本拠地・ナゴヤ球場で行われた練習で根尾を約40分指導。ただ、終了後に応じた取材では「形ができていないのに、打てないとすぐに次にいく。違うことをやり出す。形ができてなかったら打てないと思わないとずっと一緒だぞ、と。頭が固いのか、頭は良いはずなんですけど…」と、打撃フォームが固まっていないのに変化を加えようとする節があると嘆いたという。 >>中日・根尾、まさかの二刀流デビューある? 今季復活のルールも追い風か、最速144キロのブルペン投球に期待高まる<< 根尾は今春キャンプ中の練習試合では打率「.154」とほとんど結果を出せなかったが、2月26日から始まったオープン戦では2試合連続でヒットを記録。しかし、3月に入ってからは、6日までのOP戦4試合で打席に立ったのは1打席のみとほとんど出場機会がなく、調整のため出場した5、6日の二軍戦でも打率「.167」とアピールはできていない。 立浪監督が嘆いた根尾の現状について、ネット上には「基礎ができてないのに独自のアレンジを加えてたらそりゃ結果出ないよ」、「打率1割台なんだから教えられたことは素直に聞けよ」と苦言が寄せられた。一方、「去年の福留の指摘と一緒だな、キャンプを経ても改善できてないのか」、「立浪監督だけじゃなく、福留にも打撃フォーム変わり過ぎって言われてるから相当重症なのでは」と、以前から同じことを言われているとするコメントも多数みられた。 「根尾については、昨年12月に同僚のプロ24年目・44歳の福留孝介が『一日一日で打撃が変わるので、自分がこれと思った一つのことを突き詰めてやってみることが大事かなと、今年1年の根尾を見ていてすごく思った』と、同年シーズンは打撃フォームがコロコロ変わっていたと指摘したことが伝えられています。今回の立浪監督のコメントを受け、以前福留にも同じ問題を指摘されているのに変わってないのかとため息をついたファンも少なからずいたようです。なお、この年の根尾は『72試合・.178・1本・16打点』に終わっているため、立浪監督や福留に指摘された内容を改善できなければ今季も打撃不振に苦しむ展開は避けられなくなりそうです」(野球ライター) 8日の報道では、立浪監督からの指導後に「むだを省こうとした結果、必要なところまで小さくなっていたと思います。1打席目もそうですし、1球目を大事にやっていきたいです」と感想を述べたという根尾。多くのファンが待ち望んでいるブレーク実現に向け、我慢強くフォーム固めに取り組んでいく必要がありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月18日 20時30分
五輪メンバーの指名を中日がまさかの拒否? 高木氏がアテネ五輪での誤算を暴露、「だから北京では大量派遣したのか」と驚きも
野球解説者の片岡篤史氏(元阪神他)が17日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、野球解説者の高木豊氏(元横浜他)がゲスト出演。動画内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の動画で両名は、東京五輪に臨む侍ジャパンのメンバーが16日に発表されたことをテーマにトーク。なぜ不選出となったのか疑問に思った選手や、メンバーの人選から感じる稲葉篤紀監督の考えなどについて語った。 >>広島・會澤の侍ジャパン入りで阪神ファンから心配の声?「とばっちり受ける」 敵選手の負傷が問題視されているワケは<< その中で高木氏は、日本代表の内野守備・走塁コーチとして参加した2004年アテネ五輪でのメンバー選出を巡る裏話を告白。選出については事前に「各球団2人まで」と制限がかけられていたため、首脳陣はそれに従い計24名をメンバーに選んだが、高木氏は12球団のうち中日は「目ぼしい人はくれなかった」と口にした。 同五輪には中日から岩瀬仁紀氏(現野球解説者)、福留孝介の2名が選ばれているが、高木氏によると首脳陣はもともと川上憲伸氏(現野球解説者)、井端弘和氏(現侍ジャパン内野守備・走塁コーチ)を呼びたいと中日側に打診したとのこと。ただ、中日が派遣を断ったため、「またやり直しだから(大変だった)。『こっちがダメだったら、こっちを削ってこうするか』って(感じで)」と全体的なメンバー見直しをしいられたという。なお、高木氏は他にも希望選手の招集を拒否した球団があったかについては触れていない。 また、高木氏は五輪直前に木村拓也さん(元広島他)が肉離れを負ったことを受け、首脳陣が井端氏を追加召集させてくれないかと中日に頼んだことも明かす。ただ、中日側がこれも拒否したため、首脳陣の間では「えっ?」、「ほんとかよ?」と疑問の声が挙がっていたと語った。 高木氏の発言を受け、ネット上には「岩瀬と福留は当時バリバリの主力だったけど、アテネ五輪には求められてなかったのは初耳」、「川上は中日のエース、井端は内野複数守れる守備職人だから呼べたらかなり心強かっただろうな」、「ペナントが最優先だから選手出したくないっていう中日の考えも別に間違っては無い」、「一応代わりの選手出してるのに、あとからもう1人貸せって言われたらそりゃ中日は反発するだろ」といった反応が多数寄せられている。 一方、「だから中日は北京では選手を大量派遣したのか?」、「北京では結構選手出してて驚いた記憶あるけど、アテネの件が負い目になった部分もあるのかな」、「アテネの後は『中日は非協力的だった』ってやり玉に挙げられてたから、北京ではそれなりに招集を受け入れようってなったとしても不思議じゃない」と、4年後の北京五輪への影響を推測するコメントも複数見受けられた。 「中日は2008年北京五輪の際は、12球団で最多となる4名(川上、岩瀬、荒木雅博、森野将彦)を日本代表に派遣。台湾代表に派遣したチェンも含めると、5名もの主力選手を五輪のために送り出しています。当時は『中日だけ選手を出し過ぎでは?』と疑問視する声もありましたが、今回の高木氏の話を受けアテネ五輪で非協力的な姿勢だったことが影響していたのではと考えたファンは少なくないようです」(野球ライター) アテネ五輪では準決勝でオーストラリアに敗れ銅メダルに終わった日本代表。首脳陣の希望通りに川上氏、井端氏を連れていくことができれば、もしかしたら違った結果になっていたのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について片岡篤史氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCSFE1o0ihc5mfODf2FybeuA
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スポーツ 2021年04月15日 20時30分
中日・福留らに「諦めたのか」高木氏が厳しい指摘 巨人戦敗北の原因は6・7回にあった? 与田監督の戦略にも疑問
野球解説者の高木豊氏(元横浜他)が、14日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演。中日の“貧打”に苦言を呈した。 同日の巨人戦で「1-5」と、2日連続で1得点しか挙げられず巨人に連敗を喫した中日。今回の番組で高木氏は「中日打線がどういうバッティングを見せてくれるか」に注目していたと口にした上で、6回表、7回表の攻撃に注文をつけた。 6回表の中日は先頭・福留孝介が1球で遊飛に打ち取られると、後続の福田永将、A.マルティネスも共に3球で三ゴロに倒れ7球で攻撃が終了。続く7回表も先頭の高橋周平が5球で空振り三振を奪われると、阿部寿樹が1球で遊ゴロ、石橋康太が1球で左邪飛と6回に続き7球で3アウトとなっている。 巨人先発・畠世周に簡単に抑えられた中日打線に対し、高木氏は「6回、7回は一番ピッチャーが苦しい(イニング)と言われてる中で、7球、7球で終わってるんですよね。ここらへんは畠も助かったでしょう」とコメント。投手にとっては踏ん張りどころである6、7回で攻勢を仕掛けられなかったのは痛かったと指摘した。 高木氏は続けて、「(6、7回は)見てて『なんと淡白だ』、『(試合を)諦めたのか』と、そんな感じすら受ける攻撃でした」、「もうちょっと粘りがあっても良かったかなと思います」と発言。中日野手陣は畠に球数を投げさせて攻略の糸口を探るべきだったと苦言を呈した。 中日・与田剛監督はA.マルティネスを今季初めて4番に据え、43歳の大ベテラン・福留を中日では21年ぶりに2番で起用するなど打線を大幅に組み替えている。ただ、結果につながらなかったこともあってか、高木氏は「僕は開幕カードの打線(打順)に戻して(結果が出るまで)我慢することをお勧めします」と語っていた。 >>中日・木下の脱臼に「厳しすぎます」球界OBも落胆 投球直後に崩れ落ちて交代、過去には致命傷を負った投手も<< 今回の放送を受け、ネット上には「確かに最初から最後まで全く点が入る気がしない試合だった」、「早打ちが完全に裏目に出てる、首脳陣はもっとよく球を見ていくように指導するべき」、「阿部(寿樹/.167)、京田(陽太/.222)、平田(良介/.143)が特に足引っ張ってるから早いとこ調子を上げてほしいんだが…」、「絶対的主砲のビシエドもいないし、しばらくは投手力で耐えていくしかない」といった反応が多数寄せられている。 「中日打線は本来強打の助っ人・ビシエドが主砲を務めているのですが、上肢のコンディション不良のため8日から一軍を離脱中。その影響もあってか、チームは14日終了時点でチーム打率(.213)、本塁打数(3本)、得点数(38得点)が全てリーグワーストと深刻な貧打に陥っています。一方、チーム防御率はリーグ2位(2.58)、救援防御率はリーグ1位(1.27)と投手陣は安定していますので、今後の試合ではバント、盗塁、エンドランを駆使して1点をもぎ取り、その後は投手力を生かして逃げ切るという戦い方をとるべきなのかもしれません」(野球ライター) 同戦終了時点で「5勝8敗3分・勝率.385」とリーグ5位に沈んでいる中日。首位阪神とは早くも5.5ゲーム差をつけられているが、今後上位戦線に浮上することはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月16日 11時15分
中日・福留、根尾に代わって開幕スタメン入り? 与田監督の意味深采配も復活に追い風か
世代交代には逆行するが、勝つためには止むを得ないだろう。 オープン戦も終盤に差しかかり、各球団ともペナントレース本番を意識した選手起用が目立つようになった。若手選手をベンチに下げ、レギュラークラスを使い始めたのだが、気掛かりなのは中日ドラゴンズの不振。打撃陣の調整が著しく遅れているようだ。 「レギュラーと控えの力量差が大きいチームでもあります。そのせいか、レギュラークラスの選手たちはスロースタートになりがち。打線が湿りがちなのはそのせいでしょう」(スポーツ紙記者) オープン戦8試合を終えて、2勝6敗。勝率は12球団ワースト、規定打席数に到達した選手を見てみると、チームトップの打率が高橋周平の2割9分2厘で、他選手は打率1割台というお粗末ぶりだ。 >>調整遅れの中日・大野に「どうってことない」OBらが太鼓判 与田監督も手応えの投球に疑問の声も<< その影響だろう。福留孝介外野手の一軍昇格を推す声も出始めた。 「ウエスタン・リーグ春季教育リーグで、福留が絶好調なんです。昨年、阪神を解雇された屈辱もバネになっているのでは。3月14日のソフトバンク戦(二軍)では、和田毅からヒットを放っています」(名古屋在住記者) 和田は一軍の先発ローテーションに入ってくる好投手だ。ソフトバンクには他にも調整登板させなければならない投手がいるため、二軍戦に登板したのだが、その主力投手からヒットを放ったのだ。順調な調整ができていると見て間違いないようだ。 教育リーグの成績を調べてみたら、同日時点での福留の打撃成績は、3割8厘。出塁率では5割6分5厘とかなり高い数値を残していた。「福留を一軍に」の声が出るのも当然だが、こんな指摘も聞かれた。 「福留を昇格させるとなれば、誰を二軍に降格させるのか…。根尾ってことになりませんかね?」(球界関係者) 根尾は外野手でオープン戦を奮闘中。キャンプ終盤までは「ショートで京田と勝負させる」と首脳陣も語っていたが、突然の外野転向となった。昨季は外野でスタートさせて、途中からショートに戻している。 この一貫性がない起用法に与田監督は「出場機会を増やすため」と反論していたが、根尾の打撃も1割台。いきなりの外野守備に戸惑い、それがバットにも影響したのかもしれない。 「左打ちの外野手ということで、福留と根尾は戦力として“重複”します」(前出・同) 今さらだが、福留は中日でプロ野球人生をスタートさせた。中日はチーム功労者を大切にするチームでもあり、“完全燃焼する場所”を探していた福留に手を差し伸べた。 「その恩に応えたいと強い思いを持っています。今年はかなり走り込んでいます」(前出・名古屋在住記者) 根尾がこのままバットで結果を出せなければ、福留と入れ代わる可能性も高い。 「オープン戦とは言え、負けが込んできてチームの雰囲気も良くありません。打線が上向きにならなければ、一軍昇格だけではなく、福留の開幕スタメンもあり得ます」(前出・球界関係者) 福留は後輩たちを叱ることもでき、阪神時代は“影の監督”とも位置づけられてきた。根尾を育ててもらいたいが、今必要なのは、福留の方だ。2021年の中日は“43歳のスタメン”でスタートすることになりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年12月29日 17時30分
中日・福留、古巣復帰は次期監督への布石? 阪神時代から見せていた指導者適性とは
福留孝介外野手の中日帰還後に与えられる役目とは――。 少し話は遡るが、12月6日に中日の球団幹部が阪神を解雇された“元中日選手・福留”について聞かれ、「オファーを出すのは間違いありません」と答えた。匿名を条件としたコメントだが、この時点で古巣復帰は確実となり、翌7日、加藤宏幸球団代表が「もし来てくれるのなら」と前置きしつつも、それを認めた。 回りくどい言い方になったのは、12球団合同トライアウトが終了するまで自由契約選手との交渉ができない規則になっていたからだが、「一番期待するのは勝負どころでの一本」と、具体的な起用法も明かしていた。代打だ。しかし、同時に“選手以外のこと”もやらなければならない。 「左も代打陣が手薄なのは本当です。でも、打撃コーチの顔ぶれを見てくださいよ。村上、栗原両打撃コーチ、パウエル巡回打撃コーチがいますが、全員、右打ちです。京田など左打ちの中堅、若手の指導役も任せることになると思います」(プロ野球解説者) 中日はベテランのプライドに配慮したチームでもある。多少の例外はあったが、岩瀬仁紀、山本昌、荒木雅博、和田一浩といったベテランたちには名球会入りの節目、あるいは、本人が納得するまでの“完全燃焼の機会”を与えてきた。2013年以降、2ケタ勝利から遠ざかっていた吉見一起に対しても、復活を信じて待った(20年シーズン引退)。「楽天イーグルスの顔」でもあった山崎武司も呼び戻している。 「長くチームに貢献してくれたベテランを大切にする球団です。他球団に移籍した山崎も呼び戻しています」(球界関係者) OBを大切にするのは、監督、コーチを託す将来の指導者候補がいなくなるのを恐れてのことだ。 「来季、球団創設85周年を迎えます。与田剛監督も『10季ぶりの優勝』のプレッシャーを掛けられています」(名古屋在住記者) それだけ優勝から遠ざかってしまったのも、福留を呼び戻した理由だという。 「福留が選手を引っ張っていくことになりそうです。阪神時代も外様でありながら主将を任されたほど」(前出・プロ野球解説者) 2011年の優勝を知る選手は、もう数える程度しか残っていないのだ。僅差での首位争いが続けば、最後は“経験”が物を言う。07年の日本一を経験した一人でもあり、99年からの中日在籍の9年間で3度のリーグ優勝を経験した。 「来季は44歳。レギュラーを獲るほどの活躍は厳しい」(前出・同) 20年の成績だが、打率1割5分4厘、本塁打1、打点12。43試合に出場したが、スタメンは15試合しかない。104試合に出場した19年と比べると、年齢的な衰えは明らかだ。 「ずっと、レギュラーでやってきた選手です。4打席に立って結果を残すスタメンと、一発勝負の代打では精神的にも大きく違います。福留自身も変わらなければ」(前出・同) 20年シーズン、ベンチから味方外野手の守備位置を指示する場面も見られた。攻守交代で指示された外野手が帰ってくるなり、厳しい表情で注意もしていた。中日では“コーチ兼任”となるだろう。近い将来、監督となって阪神にリベンジを挑むのでは…。(スポーツライター・飯山満)
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