広島
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スポーツ 2020年03月26日 11時40分
広島、温厚な佐々岡監督が激怒? 拭えないV奪還への課題、頼みの対策もコロナ禍で水の泡か
監督が交代すると、チームの雰囲気が変わるのもよくある話。しかし、チームが明るくなることと、強くなることは別の話のようだ。 東京ヤクルトとの練習試合(3月25日)は、「4番・長野」で臨んだ。今年36歳になるベテラン・長野久義は佐々岡真司監督の期待に応え、3安打と爆発。オープン戦の打撃成績は22打数2安打と低迷していただけに、長野自身、浮上のきっかけになったのは間違いない。しかし、試合は落としてしまった…。 広島キャンプに長期密着したプロ野球解説者が「佐々岡カープ」をこう評していた。 「チームの雰囲気は明るくなりました。緒方監督の時代は緊張感があり、チームが勝っている時はともかく、いったん負けが込んでくると、なかなか抜け出せないドロ沼状態でした。佐々岡監督はまずこの重苦しい雰囲気を変えたかっただと思う」 厳しさから解放されると、練習でもノビノビとした雰囲気になる。ピリピリムードで練習するよりはマシで、それでチームが強くなったケースも少なくないが、長続きしないというのが球界の通例だ。 「佐々岡監督がV奪還のためにやらなければならないことは、投手陣の建て直しです。でも、今年はプラス材料が少なくて…」(前出・同) 救援陣が特に課題とされていた。気になるのは、外国人投手だ。まず、勝ちゲームでの試合終盤を任せるつもりで獲得したDJ・ジョンソンは、いまだ二軍調整のまま。キャンプ中盤、ブルペン投球を見たプロ野球解説者の多くが、 「スピード、制球力ともにイマイチ」 と、調整の遅れを指摘していた。この時点では「外国人投手はスロースターター。開幕までにはなんとか…」とカープ首脳陣も楽観視していたが、対外試合で投げてみると、クイックモーションができないという、日本球界で通用しない典型的な欠陥まで露呈してしまった。 「二軍ではそのクイックモーションや、セットポジションでの間合いについて勉強させています」(スポーツ紙記者) 日本球界は盗塁、バント、右方向への進塁打など細かいプレーが多い。そのため、外国人投手を獲得する時は、どの球団も慎重になる。広島は優良外国人選手を見極めることでも定評があったはずだが…。 「フランスアのモチベーションも上がってきません」(前出・同) 佐々岡監督は両外国人リリーバーの不振について、「考えなければならない」と言葉を濁した。佐々岡監督を知る関係者は「温厚な彼がそういう言い方をしたのなら、絶対に怒っている」と言うが、投手陣に直接、喝を入れることはなさそう。 「一連の新型コロナウイルス騒動で、球界全体に、選手、その家族の生活環境に影響が出るので、『トレードはNG』みたいな感じになっています」(球界関係者) 予定していた外国人投手の調子が上がってくるのを、ひたすら待つ。先のヤクルトとの練習試合にしてもそうだ。この時期はチームの勝利を最優先しなければならないはず。淡々とした表情で引き上げていった点がちょっと気になる。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年03月23日 11時30分
広島・佐々岡監督が「痩せた?」と言われるワケ 期待の選手が迷走、投手整備の心労は尽きない?
「ちょっと痩せた? ダイエットとか…」「何にもしてないから」 広島東洋カープを取材するプロ野球解説者の多くが、佐々岡真司監督にそう話し掛けている。佐々岡監督はダイエット説を否定しているが、就任当初は「痩せたほうがいい」とファンもコメントを寄せていた。 90年代の広島を、先発、リリーフの両方で支えたエースである。当時を知るオールドファンからすれば、スマートな体型だった佐々岡監督が見たいのだろう。 「佐々岡監督がもっとも期待していたピッチャーは、5年目の岡田明丈です。リリーフに配置換えし、セットアッパーの重要どころで使い、『状況次第ではクローザーも』と考えていました」(チーム関係者) その岡田が期待に応えられなかった。オープン戦4試合で失点6(計4イニング)、防御率9・00。3月13日のソフトバンク戦では2イニング目に炎上し、同16日には二軍降格となった。 広島戦の中継を多く担当してきたプロ野球解説者がこう言う。 「13日のピッチングに関して言うと、登板した6回は走者を出しながらもなんとか抑えました。7回にいきなり炎上したんです。『イニングまたぎ』が苦手なリリーバーもいますが、岡田は先発での経験もあります。イニングまたぎで崩れるなんて考えにくい。技術的に何かが不足しているんです」 岡田は2017年シーズンに12勝を挙げたが、その後は鳴かず飛ばず。重量感のあるストレートが武器なのでリリーフでも起用されることもあったが、今回の二軍調整は少し長引きそうだ。 「昨年4月のヤクルト戦でいきなり崩れたんですよ。急にストライクが入らなくなって。8月にチャンスをもらいましたが、ダメでした。不振の原因として、精神面だと指摘されています」(ベテラン記者) 佐々岡監督が岡田に目を掛けている理由は、重量感のあるストレートももちろんだが、チーム事情で先発、リリーフの両方をやらされてきたことに、自身の現役時代を重ねているからだという。今季のリリーフ専念も「短いイニングなら」と、復活への足掛かりにさせたかったようだ。 「3月22日の中日との練習試合で、リリーフ陣が大荒れとなりました。中田廉は1回無失点でしたが、その後に出てきた藤井皓哉、菊池保則、フランスアが失点を積み重ねていきました」(前出・同) 本来ならば、同日は開幕3連戦の最終日だ。ペナントレースが始まっている時期での投手陣の炎上は、指揮官を不安にさせる。佐々岡監督は就任当初から「救援陣の再整備」をV奪回のカギに挙げていた。期待の岡田が迷走中、懸念材料だった救援陣の調子が上がって来ない…。佐々岡監督が“スマート”になったのは、やはりダイエットではなかったようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年03月16日 13時00分
広島菊池の女性トラブルに「女性は割り切った関係」 元巨人・笠原氏の投稿が物議、「身から出た錆だろ」の声も
元巨人・笠原将生氏が15日、自身のツイッターに投稿。プロ野球ファンに波紋を広げている広島・菊池涼介の女性トラブルについて言及した。 今月3日に結婚が明らかになった菊池は14日、交際時期は明らかにされていないが、以前交際していた女性から8000万円の慰謝料を請求されたことを不服として、東京簡易裁判所に調停申立書を提出したことが、『AERAdot.』(朝日新聞社)の報道により発覚。記事によると、交際女性は「菊池氏から恋愛感情を述べられた」、「好きでなければホテルに呼ばないと告げられた」、「都合よくホテルに呼ばれ、弄ばれた」などと主張しているという。 また、記事内には同誌の取材に対し、「今シーズンの開幕も目前ですし、妻の出産も近い。コロナ問題がありますが、侍ジャパン、東京五輪もある重要な時期です。法廷で争うことで名前も公になり、恥ずかしい思いもしますが、逃げ隠れせず、裁判所の常識ある判断で解決をしてもらおうとの考えに至りました」と菊池本人が語ったコメントも掲載されている。 この一件について笠原氏は、「女性本人が付き合っているのか疑問に思うくらいならわざわざ毎回ホテルに行かず、付き合ってるかちゃんと確認できたんやないかな?」と指摘。また、「この女性は割り切った関係で菊池選手と会っていたはず」と推測してもいる。 笠原氏の投稿を受け、ネット上のファンからは「絶対金目当てな気がする、仮に菊池が悪いとしても8000万はふっかけすぎ」、「身から出た錆だろ、知名度ある立場のくせに脇が甘すぎるわ」、「不倫か浮気か知らんが、軽率に関係持つこと自体がダメだろ」、「笠原の考えはおかしい、割り切った関係なら不貞行為も許されると思ってるの?」、「まあ不倫をネタにされて1億払った奴も過去にはいるからなあ」といった反応が多数寄せられている。 球界では2012年、巨人・原監督が現役時代の女性トラブルをネタにゆすってきた元暴力団員の要求に応じ、2006年に1億円を払っていたことが発覚し、騒動になったことがある。今回菊池が請求された額は、原監督の一件に匹敵する額だが、果たして今後の展開はどうなるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について笠原将生氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/shoki_____
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芸能ニュース 2020年03月16日 12時00分
16歳出産したJKユーチューバー、カープ若手ホープと“匂わせ”? 密着プリクラが流出か
16歳で出産した女子高生ユーチューバーの渡辺リサがSNSに投稿した写真が、物議を醸している。 渡辺は女子高生ユーチューバーとして人気を博していた16歳の時に、動画で妊娠を報告。15歳の時にも、妊娠・中絶をファンに報告し、物議を醸していたものの、2回目の妊娠では出産を決意したとのこと。しかし、出産後交際相手と別れ、その際に相手の男性の浮気を告発するなどして、またも騒動に。ネット上からは呆れ声が相次いでいた。 そんな渡辺だが、現在はインスタグラムやTikTokを中心に、インフルエンサーとして活動しているが、一部ネット上で、広島カープの若手選手・小園海斗との交際を疑う声が浮上。渡辺が2日に投稿した、18歳の誕生日を報告するポストの中で、カープ坊やが描かれたケーキが写されていたり、昨年9月には、カープのユニフォームを着用して、球場から撮影した写真を投稿したりなどしていた。 「それだけならば、広島カープファンの行動としてまったく違和感はないものの、13日頃にネット掲示板に、小園が渡辺とその子どもと撮影したプリクラ写真が流出。さらに、渡辺と小園がツイッター上で会話していたり、お互いのツイートをいいねし合っていたりしたことが判明しました。お互い独身であり、交際そのものには問題はないものの、プリクラが流出してしまうような脇の甘さや、数々の匂わせ行為に、一部カープファンは激怒。『交際するのは勝手だけど匂わせはありえない』『正直匂わせするような女性選ばないでほしかった』『相手のことより自己顕示欲選ぶって最悪』という厳しい声が集まる事態となっています」(芸能ライター)」 とは言え、二人の交際について、「小園選手が渡辺リサさんと付き合おうが周りには関係ないし、野球に支障きたしてるわけでもない」「バッシングするようなことじゃない」という擁護も聞かれている。今後も、一部ファンの混乱は続きそうだ。
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スポーツ 2020年03月04日 15時25分
広島・バティスタが「世界一のファン」 ドーピング違反で契約解除、惜別のSNS投稿に反響続々
広島・バティスタが4日、自身のインスタグラムに投稿。2016年から4年間所属した球団やチームメイト、ファンに向けて感謝を述べた。 昨年6月7日のドーピング検査で禁止薬物の陽性反応が出たことが、約2か月後の8月17日に発覚したバティスタ。その後、NPBから9月3日に、6か月の出場停止処分が下された。 この処分が3月4日に解けることから、今後の去就に注目が集まっていたが、保留選手名簿に残していた球団は処分の最終日となる3月3日、バティスタと契約を解除したことを発表している。 4日午前1時ごろにバティスタは承認済みフォロワーに向けて投稿し、「広島に所属する機会を与えてくれたことを神に感謝します。また、球団社長や監督・コーチ、そして最高のチームメイトに感謝します」とスペイン語で感謝。同時に、自身がお立ち台に立つ姿やチームメイトとの練習風景を収めた写真を20枚公開した。 さらに、バティスタはこの投稿の直後にインスタストーリーにも、自身が打席に立つ姿やファンが声援を送る風景が映し出されたテレビ画面を収めた画像を4枚アップ。そのうちの1枚に、「世界一のファン」と英文を添えている。 今回の投稿を受け、ネット上の広島ファンからは「バティスタがインスタに広島の思い出写真上げててめっちゃ寂しい」、「投稿見て『もうこのバッティングは見られないんだな』って思ったら泣けてきた」、「クビにされた恨みもありそうなのに、世界一のファンって言ってくれてありがとう」、「処分最終日になっての解雇は不服だけど、これにめげずに野球頑張ってほしい」といった反応が寄せられている。 2016年3月9日に育成選手として広島に入団した28歳のバティスタは、長打力が評価され翌2017年6月2日に支配下選手に昇格。同年のシーズンを含めてこれまで通算263試合に出場し、「.257・62本・145打点・198安打」といった数字を残した。こうした打撃面での貢献に加え、広島がドミニカで運営する育成施設「ドミニカカープアカデミー」の出身選手であることから、ファンからは“バティ”という愛称で呼ばれ親しまれていた。 ドーピング違反の影響で広島を去ることになったバティスタに対し、「契約解除は当然の判断」、「発覚時点で即解雇でもよかった」と厳しい目を向けるファンは多い。しかし、その一方で別れを惜しむファンも少なからずいるようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてバティスタの公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/b.a.t.i.s.t.a.95
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スポーツ 2020年02月27日 11時50分
広島、先発ローテーションにサプライズあり? 森下は他球団への“ブラフ”、佐々岡監督は無観客試合もうまく利用か
「無観客試合」が新戦力の分析を遅らせてしまう。今、対戦チームがもっとも警戒しているピッチャーは、広島東洋カープの森下暢仁投手(明大)だという。 日本野球機構(NPB)は臨時の12球団代表者会議を開き、今後3月15日まで予定されている全72試合のオープン戦のほか、同29日から開始する春季教育リーグ33試合や、練習試合も「無観客」とすることを決めた(2月26日)。反対意見もなく、スンナリと決定したそうだ。しかし、無観客試合となって、球界が被るリスクも見えてきた。観戦料が入ってこないことも大きいが、無観客試合とは、スコアラーも入れないことも意味する。それによって、新加入選手の分析も大幅に遅れてしまう。そして、もっとも「データが不足している」と見られているのが、広島のドラフト1位・森下投手なのだ。 「対外試合の初登板がちょっとヘンだったからね。どの球団スカウトも森下を高く評価していました。でも、スカウトの報告と異なる点が多くて」(在阪球団スタッフ) 森下がベールを脱いだのは、2月22日のヤクルトとのオープン戦。3イニングを投げ、失点2。初回こそ点を失ったが、その後は立ち直っている。広島・佐々岡真司監督もひと安心といった雰囲気だったが、他球団の評価は違う。「投げ方(投球フォーム)が変わってしまった」と――。 「投げる時、上半身が一塁側に傾いていました。若干、そういうクセがあることは森下を追い掛けたスカウトから聞いていましたが、報告よりもひどい」(前出・同) 一塁側に傾くから、腕を振る可動域も大きくなり、リリースする瞬間に手首 も立って、回転数の多いボールが投げられる。そんな見方もあるだろう。しかし、プロのスコアラーたちは「上半身が傾くから、球種が丸見え」だというのだ。 「こんなピッチャーではないんだが!?」 昨秋のドラフト会議での評価も高かったため、このデビューマウンドを指して「本気を出していない」と、セ5球団のスコアラーは見ていた。「再調査の必要アリ」としていたところに無観客試合が決まった。そのため、今、森下がもっとも警戒されているのだ。 「佐々岡監督は投手出身なので、上半身が一塁側に傾くことによるデメリットは分かっているはず。キャンプ中、森下に投球フォームを指導する場面はなかったと思うが…」(プロ野球解説者) 広島は先発ローテーション入りさせる他のピッチャーを隠しているのではないだろうか。森下にメディア、他球団スコアラーの注目が集まっていたその裏側で、これまで中継ぎを任せてきた誰かに先発転向の調整をさせていたのかもしれない。 対戦チームは広島投手陣に警戒を強めている。スコアラーの調査が不可能となるこれからのオープン戦を、広島はプラスに変えたようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年02月21日 18時25分
広島、チケット抽選券20万枚を“現地配布”でファン反発 「不可能だろ」「去年騒ぎになったのに」新型コロナの懸念も
プロ野球・広島が20日に公式サイト上で発表した、23日に予定されている2020年シーズンチケット抽選券配布についての告知が物議を呼んでいる。 広島は転売対策の一環として、シーズンチケットの販売方法をそれまで採用していた先着順から抽選制へと変更。その抽選に用いる抽選券を本拠地のマツダスタジアムで配布するも、球団の想定をはるかに上回る約5万人が殺到し球場周辺が大混乱に陥っていた。 しかし、広島の公式サイトを見ると時間こそ9~16時という制約がついたものの、配布事態は昨年と変わらず本拠地で実施。現在日本で猛威を振るっている新型コロナウイルス対策についても、来場者に対しては“マスクやハンカチの使用”、“周囲との距離を2メートル以上空ける”といった個人レベルの対応策しか呼びかけられていない。 今回の告知を受けてネット上のプロ野球ファンからは、「去年騒ぎになったのになんでまた現地配布なんだよ」、「20万枚を滞りなく配るのは不可能だろ、全部インターネット抽選にすればいいのに」「新型コロナが流行ってる今の状況で現地配布はおかしい」、「もしウイルス持ちの人が来たら大変な事になるから、どう考えても中止にすべき」といった反発の声が数多く寄せられている。 「昨年は平日の実施にもかかわらず、球団の予想を超える5万人が短時間で詰めかけたことで収拾がつかなくなった広島の抽選券配布ですが、今年は日曜日に実施されるため昨年以上の人数が球場周辺に殺到することは想像に難くありません。また、毎年開幕前に一斉販売されている広島のチケットはここ数年争奪戦が過熱しており、抽選券で当選して購入する以外の方法でのチケット入手は非常に困難。そのため、この機を逃すまいと全国各地からファンが訪れることが濃厚ですが、この際に新型コロナウイルスが県外から持ち込まれる可能性も否定はできません」(野球ライター) 21日午後17時時点では、まだ広島県内で新型コロナの感染者が出たとは報じられていない。しかし、日曜の配布を機に一気に感染が拡大するのではと危惧しているファンは多いようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について広島の公式サイトよりhttps://www.carp.co.jp/
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スポーツ 2020年02月21日 11時50分
広島・堂林にチャンス到来? 飽和状態の内野レギュラー争い、開幕直前の“大ニュース”もあるか
あの男に“復活のオーラ”がメラメラと漂っていた。 広島のベテラン、松山竜平が腰痛により、チームを離脱した(2月17日)。それを受けて、再クローズアップされたのが、堂林翔太だ。昨年オフ、後輩である鈴木誠也に打撃指導を仰ぎ、長期に渡る打撃不振を払拭しようと奮闘していたのは既報通り。その努力が報われるかもしれない。 「外野手の松山はキャンプでは主に一塁の守備練習に入っていました。昨季の正一塁手だったバティスタに出場停止の処分が下されていますので、松山を一塁に固定するつもりでしたが」(スポーツ紙記者) 松山の離脱を受け、同じく一塁の練習をしていた堂林にチャンスが回ってきたのだ。堂林は2012年にフル出場を果たしたが、その後、打撃不振に陥った。一昨年までの“強い広島”からも落ちこぼれてしまった。 「ただ、佐々岡真司監督は安部など他の選手にも一塁の練習をさせています。堂林で正一塁手が決まったと見るのは、時期尚早です」(前出・同) しかし、こんな見方もできる。堂林は一塁だけではなく、三塁の守備練習にも加わっていた。昨季の広島を振り返ると、三塁手を固定し切れなかった感もあった。佐々岡監督は「打撃復活」なら、堂林を使うつもりでいたのではないだろうか。 広島の内野陣に関して、こんな情報も聞かれた。 「首脳陣は菊池涼介が『いなくなること』を想定し、その準備を進めていました。菊池のメジャーリーグ挑戦が失敗に終わり、キャンプでは、セカンドでテストしようと思っていた別選手を三塁やショートに回しており、期待の2年目・小園海斗も使いたいと思っていました。首脳陣の頭の中では『内野手は飽和状態』と解釈されています」(球界関係者) 二塁は菊池。ショートは田中広輔か、小園。三塁は安部友裕、西川龍馬。状況次第では堂林が入り、一塁は松山を軸に堂林、安部も…。メヒア、三好、上本といった好選手もいる。だが、菊池の圧倒的な守備力には誰もかなわない。ショートは守備センスがなければ守れないポジションなので、レギュラーを狙うとしたら、一塁か三塁しかない。確かに、内野は飽和状態だ。 「佐々岡監督は一塁、三塁は打撃優先でレギュラーを決める予定」(前出・同) かつて、堂林は「広島のプリンス」なんて呼ばれ方もされ、将来を嘱望されていた。打撃は復活の兆しを見せつつある。しかし、 「昨季シーズン途中、広島は交換トレードを成立させました。広島はトレードに積極的な球団ではありませんでしたが…。ライバル球団のスコアラーは広島の戦力分析以外の目的で視察しているのでは」(ベテラン記者) 堂林は今回のチャンスを掴み切れるのか、そして、内野のレギュラー争いがどう進んで行くのか。開幕直前、広島を巡る“大きなニュース”も飛び込んできそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年02月07日 19時40分
元広島・山本浩二氏がん公表「体力的にもきつかった」 ファンから激励の声続々、過去には王・安田らが克服
現役時代は広島(1969-1986)一筋でプレーし、引退後は広島(1989-1993,2001-2005)や侍ジャパン(2012-2013)の監督も務めた経験を持つプロ野球解説者の山本浩二氏。7日、その山本氏が膀胱がんと肺がんを患っていたことを各メディアが報じた。 報道によると、7日に巨人キャンプを訪問した山本氏は、報道陣の取材に対し昨年から膀胱がん、肺がんを患っていたことを公表。また、現在リハビリ中であるという山本氏は闘病生活について「手術は小さいものを含めて7回くらい」、「病院と家を行ったり来たりしていた」、「自分でも信じられないくらいの1年。体力的にもきつかった」などとコメントしたという。 昨年4月に巨人戦中継で解説を務めて以来、表舞台には姿を現していなかった73歳の山本氏。今回の一件を受け、ネット上からは「最近見ないなと思ってたけど、がんを2つも患っていたとは」、「なかなか表舞台に出てこないから、なんとなく嫌な感じがしていたが…」、「球界にとってはまだまだ必要な人だから、病魔に負けずに戦ってほしい」、「絶対にがんを克服してください、完治を信じて祈っています」といった驚きや激励の声が多数寄せられている。 球界OBの中にはがんを発症したものの、病を乗り越え第一線に復帰を果たした人物は少なくない。例えば、現在ソフトバンクの球団会長を務める王貞治氏は監督時代の2006年7月5日に胃がんを発症していることを公表。同月18日の手術で胃を全て摘出したが、翌2007年の春季キャンプで現場復帰を果たしたそこから現在に至るまで再発・転移はしておらず、今年2月1日からスタートしているチームの春季キャンプでも精力的に指導を行っている。 その王氏に強かったことから現役時代は“王キラー”とも称された元ヤクルト・安田猛氏は、2019年5月10日に放送された『爆報!THEフライデー』(TBS系)に出演した際、2017年にスキルス性胃がんが見つかり「余命12~13か月」との宣告を受けていたことを告白。しかし、6週間に1度のペースで行う抗がん剤治療などを継続したかいもあり、安田氏は余命宣告の期間を過ぎた現在も健在。2019年7月には、神宮球場で行われたヤクルトOB戦にも参加している。 この他にも元中日・大島康徳氏(大腸がん/2016年発症)や元巨人・角盈男氏(前立腺がん/2014年)といった球界OBが、がんに負けることなく現在も活動を続けている。山本氏も彼らと同じようにがんを克服し、またテレビ中継で解説を行ってくれることを全てのプロ野球ファンが心から願っていることだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年02月06日 18時38分
「7番・會澤がポイント」鈴木福の“ガチトーク”に広島ファン歓喜 「爪の垢を煎じて飲め」加藤紗里と比較する声も?
『小学館』と『CHOCOLATE Inc.』が共同で運営し、親子向けのバラエティ動画を多数アップしているユーチューブチャンネル『ピカいちCHANNEL』。このチャンネルでMCを務めている俳優・鈴木福の動画内でのトークが、ネット上の広島ファンの間で話題となっている。 今回注目を集めているのは、3日にアップされた『広島カープ愛を語り尽くす。5分だけ…俺の話を聞いてくれ!パート2』というタイトルの動画。2016年6月18日オリックス戦(マツダスタジアム)で始球式を行ったことをきっかけに広島ファンになったという鈴木が、“広島カープの好きなところ”や“来季のベストオーダー”といったテーマでトークを展開するという内容だった。 “広島カープの好きなところ”について、鈴木は「一番というのは決められない」とした上で「外国人選手を育てるチームは(広島以外に)ない」、「走攻守そろった選手がコツコツ(バントなどを)決めていきながら塁をためヒット1本で帰ってくるという、日本の伝統的な野球をしているのがカープ」、「あとはやっぱりファンの方々。(僕は)広島風お好み焼きの店に行って、マスターと一緒にカープの話をするのがシーズン中の楽しみ」と広島の魅力について熱弁。 また、“来季のベストオーダー”についても「外野がすごく迷った。(最初は)西川(龍馬)選手がセンターで野間(峻祥)選手がレフトで、サードが安部(友裕)選手というのもアリかなと思ったけど、右打者が意外と少ないなと思った」、「(昨季得点圏打率リーグ1位の)會澤(翼)選手が7番というのが(ポイント)。怖いですよ、この下位打線は」と、選手の打席の左右やデータなどを基にオーダーを考えていた。 今回の動画を受け、ネット上の広島ファンからは「話の内容がガチすぎる、絶対俺よりカープのこと好きだわ」、「めちゃくちゃ生き生きしててかわいい、自分も一緒に語りたい」、「右、左も考慮してオーダー組むのはさすが」、「得点圏強い會澤を7番に置くとは福くん分かってるな」といった反応が多数。 一方、「チーム愛が伝わってきて好感が持てる、加藤紗里とは大違いだ」、「加藤紗里は福くんの爪の垢を煎じて飲んだ方がいい」といった、タレントの加藤紗里を引き合いに出したコメントも複数寄せられている。 「加藤は広島が25年ぶりにリーグ優勝した2016年ごろから広島ファンを名乗っていましたが、先月29日にアップした自身のユーチューブ動画の中で、『広島ファンですか?』という質問に『ううん全然。あれネタ』と発言しファンの反感を買っています。今回の動画とはアップされた日にちが近かったということもあり、両者の熱量の差を比較したファンも多かったようです」(野球ライター) ファンになった、及びに名乗り始めた時期は同じ2016年という鈴木と加藤。しかし、他の広島ファンからの好感度については、くっきりと明暗が分かれているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について『ピカいちCHANNEL』よりhttps://www.youtube.com/channel/UCCV3RigKiLxFOqlYZcsq35w加藤紗里の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC8lOuXFu6iAealRIeBdEViA
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