堀内恒夫
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スポーツ 2020年08月31日 17時00分
巨人・直江、一軍抜擢は早過ぎた?「回を追うごとにスピードが…」堀内元監督が苦言、原監督は「その辺はうまく育てる」と主張
元巨人監督で解説者の堀内恒夫氏が、30日に自身の公式ブログに投稿。巨人のプロ2年目・20歳の直江大輔について言及した。 直江は同日に行われた中日戦に先発するも、「3.2回66球・1失点・被安打3」で降板。チームは「3-2」で勝利したが、勝利投手の権利を得ることはできていない。 >>巨人ファン「何が暗黙の了解だ」と激怒 元ヤクルト・笘篠氏「ヤクルトに刺激を与えない方がいい」解説に批判噴出<< 同戦を現地で観戦したという堀内氏は、直江について「課題はまず『体力をつけること』だな」、「プロの体つきっていうのがあるんだけどまだそれが出来ていない」とスタミナ不足が見受けられたと指摘。 続けて、「1〜2回の1回り目は良かった。3回あたりから 目に見えてスピードは落ち抑えが効かない」、「回を追うごとにスピードが落ちるっていうのは体力がない証拠」とコメント。最初の一巡目は中日打線を抑えられていたが、二巡目を迎えたあたりから制球が乱れていたと苦言を呈した。 「本当は体力がつくまでもう少し寝かせてやった方がいい」と、本来なら二軍で体力強化をさせるのがセオリーだという堀内氏。「このまま投げさせるようであれば 傷つけないように育てていく必要はある」と、一軍起用を続けるならコンディション面に注意を払った方がいいと首脳陣に忠告していた。 今回の投稿を受け、ネット上には「確かに二巡目以降は直球も変化球も制球がバラついてた印象が強い」、「もう少し長くイニング投げて欲しい、降板後に中継ぎ6人も使ったし」、「体力さえあればなかなかやれそうだし、一度二軍に落としてしっかり土台作りをするのもアリじゃない?」、「まだ高卒2年目だからスタミナ不足は当然、首脳陣は焦らずにじっくり二軍で育成するべきだ」といった反応が多数寄せられている。 一方、「前の登板も同じ感じだったし、原(辰徳)監督もその辺は織り込み済みで交代させたんじゃない?」、「良ければ続投、無理そうならショートスターターって感じで原監督は柔軟に考えてるような気もする」といった、原監督を引き合いに出したコメントも複数見受けられた。 「2018年ドラフトで3位指名を受け入団した高卒2年目の直江は同戦がプロ2戦目の登板ですが、デビュー戦となった23日・広島戦でも『4回64球・1失点・被安打3』と同戦とほぼ同じ投球内容で降板しています。堀内氏が現役のころは高卒投手が1年目、2年目からいきなり一軍ローテというのは特に珍しくなかったですが、現代は数年かけて二軍でしっかり体作りをした上で一軍デビューというのがセオリーのため、堀内氏は直江の行く末を心配しているのでしょう。ただ、首脳陣としてはショートスターターのような形で一軍起用することで、直江の成長速度を上げようとしているのかもしれませんね」(野球ライター) 試合後、原監督は直江について「課題はあるが、次を期待させてくれる投球だった」と及第点を与えた上で、「(直江は)できたてホヤホヤの先発ピッチャー。その辺はうまく育てる」とコメントしている。直江は2戦合計の防御率が「2.35」と悪くはないため、ショートスターターのような形での一軍起用はしばらくの間続くのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2020年08月25日 17時00分
巨人・直江の初登板に物言い「アウトコースばかり」 堀内元監督が大城に苦言、「直江の二軍成績知ってる?」と反発も
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏が、24日に自身の公式ブログに投稿。巨人のプロ3年目・27歳の大城卓三のリードに苦言を呈した。 今回のブログで堀内氏は「1-2」で巨人が敗れた23日の広島戦について、複数選手の名を挙げながら解説。その中で、プロ2年目の20歳・直江大輔とバッテリーを組んだ大城のリードについて言及した。 >>二軍落ちの巨人・澤村に「全て間違っていた」 堀内元監督が“クビ”を危惧、「今更何言っても変わらない」と辛らつな意見も<< 同戦がプロ初登板初先発だった直江は4回裏に広島・鈴木誠也に一発を浴びるも、大城のリードの下この回まで投げ「被安打3・1失点・1被本塁打・1四球」で降板。数字から考えれば及第点のようにも見えるが、堀内氏は「大城よ 君は直江に、なんであんなにアウトコースばかりを要求した」と大城のリードは外角一辺倒だったと苦言を呈した。 堀内氏は続けて、「そこばっかり一方通行に投げさせてたら 1軍のバッターはすぐに外に目をつけてくる」、「どんなにいいピッチャーでもおんなじところを投げさせたらそのうちの何球かは甘く入る」と外角一辺倒のリスクを指摘。唯一の失点である鈴木からの被弾も、外に投げさせようとして内に甘く入ったボールを捉えられたものだとした。 アウトコースばかりでなく、ボール覚悟でもいいから逐一インコースを要求しなければならないという堀内氏。インコースを織り交ぜることで「ゾーンを広くみせることができ アウトコースのボールをより遠くに感じさせることができる」と主張した上で、「昨日のリードは直江の良さを出してはやれなかった」と同戦ではそれができていなかったと語っていた。 今回のブログを受け、ネット上には「確かに見てるとアウトコース要求が多かった印象だった」、「プロ初登板の選手に外だけで勝負させるのはちょっと酷な気もした」、「見せ球でもいいからインコース投げさせるべきだった、『ここで投げてくるかも』って打者に思わせるのも大事だし」といった反応が多数寄せられている。 一方、「なるべくリスクをとらないようにアウトコースを軸にしたんじゃないか?」、「堀内さんは直江の二軍成績知ってるのか?インコースに構えてもきっちり投げれるとは思えないぞ」、「インコースは使わなかったんじゃなくて使えなかったのでは?」といった指摘や疑問のコメントも複数見受けられた。 「同戦で直江は4回で降板するまでに64球を投げていますが、そのうち半分以上の38球はストライク、ボール関係なくアウトコースへの球。鈴木からの被弾も外のボールが外れカウントを『1-3』と悪くした後、カウントを整えようとした球が真ん中高めに入ったところを狙い打たれたことによるものでした。これらのデータを踏まえ、もっとインコースに投げていれば違った結果になっていたのではと考えているファンは多いです。ただ、直江は二軍で『防御率6.00・被安打18・被本塁打2・四死球7・暴投2』と制球難を露呈しているため、打者のレベルが上がる一軍の舞台で、一般的に長打や死球が多いとされるインコースにミスなく投げ込めるかは未知数。もしかすると大城は直江の制球難により、インコースをなかなか使えなかったのかもしれませんね」(野球ライター) 試合後の報道では、なぜ大城がアウトコース中心のリードをしたかは特に伝えられていない。ただ、直江が「思い切っていけた」と手ごたえを感じるコメントを残していることを考えると、外角一辺倒は一概に“不正解”ともいえないのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2020年08月18日 17時10分
巨人・畠の敗戦の原因をズバリ指摘 「ここは工夫の余地あり」堀内元監督が失点シーンで気付いた問題点とは
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏が、17日に自身のブログに投稿。巨人の先発右腕で26歳の畠世周について言及した。 畠は16日に行われた対中日戦に先発したが、「0-0」と両軍無得点の2回表に1点、「1-1」と同点の5回表に3点を失い「6回4失点・被安打6」で降板。その後点差は変わらず「1-4」でチームは敗れ、畠には今シーズン2敗目が記録されている。 同戦の畠の投球について、堀内氏は「課題は『セットポジション』だな」と断言。「セットになるとスピードが落ちてコントロール 特に変化球が甘くなる」と、走者を置いた場面では不安定な投球が見受けられると主張した。 堀内氏は続けて、「その理由として 畠は今シーズンからバックスイングを変えてきてる」と、投球時の利き腕の使い方が変わっていると指摘。堀内氏によると、昨シーズンまでの畠は「右腕を後ろに引きぎみにしてから投げていた」というが、今シーズンは「右腕を右足の膝の上あたりに 真下に下ろすように修正してきた」という。 ただ、従来の“引いて投げる”とは違い“下ろして引いて投げる”と動作を1つ増やしたため、「腕が体に追いついていかない。つまりタイミングが合ってない」、「だからボールが高めにいっちゃう」と堀内氏は解説。その上で、「試合の7割はセットポジションで投げることを考えると ここは工夫の余地ありだね」と、腕をスムーズに動かせるように取り組むべきと語っていた。 >>二軍落ちの巨人・澤村に「全て間違っていた」 堀内元監督が“クビ”を危惧、「今更何言っても変わらない」と辛らつな意見も<< 今回の投稿を受け、ネット上には「確かに中日戦の失点はどれも甘いコースにいった変化球を打たれてたな」、「被打率見たらランナーがいる状態だと急激に悪化してるのか」、「それまで良かったのに突如豹変して数失点って感じになったのはこれが原因なのかな」、「セット時の投球が課題って言うのは桑田(真澄)もテレビ解説で言ってたな」といった反応が多数寄せられている。 「2016年のドラフト2位で巨人に入団した畠は、プロ1年目の2017年に6勝を挙げるもその後は昨シーズンまで2勝、0勝と低迷。復調を期す今シーズンは杉内俊哉二軍投手コーチのアドバイスの下、余計な力みをなくすために腕を下げた新投球フォームを取り入れています。ただ、今シーズンの被打率を見ると走者なしの場面では『.122』と1割台前半の数字である一方、走者を置いた場面では『.417』と約3割も数字が跳ね上がっています。こうしたデータからも、ランナーを置いた場面の投球に課題があることは明白。今後はブルペン等でランナーありの状況を想定して投げ込みをし、スムーズな腕の動かし方を自分の身体に染み込ませることが必要なのではないでしょうか」(野球ライター) 16日の試合後には、原辰徳監督が「一級品のボールにはなっている。ただ本番に弱い」と苦言を呈したことも伝えられている畠。次回登板は22日の対広島戦とみられているが、同戦では粘りの投球を見せることができるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2020年08月07日 17時00分
ダルビッシュ、伊原元監督の“矛盾”を指摘 原監督の“野手登板”を批判も、同じ采配を止めなかった過去が?
カブス・ダルビッシュ有が7日、自身の公式ツイッターに投稿。元西武監督・伊原春樹氏に苦言を呈した。 今回の一件の発端は、6日に行われた巨人対阪神戦。「0-11」と巨人11点ビハインドの8回裏1死、巨人・原辰徳監督は控え投手を温存するため、この回7失点の堀内隼人に代わり野手の増田大輝を6番手としてマウンドへ。増田は「0.2回無失点・被安打0・1四球」と投手顔負けの投球を見せたが、伊原氏は同日の『東京スポーツ』(東京スポーツ新聞社/電子版)の記事内で「考えられない。私がベンチにいたら、原監督とケンカをしてでも絶対にやらせなかった」と原監督の采配を批判した。 7日に自身のツイッターに投稿したダルビッシュは、伊原氏の発言を伝える『東京スポーツ』の記事リンクを添え、「自分が監督の時にやらなければいいだけの話」とバッサリ。 また、ダルビッシュは同日に再度ツイッターに投稿し、「1995年、東尾監督の時にデストラーデさんがピッチャーされているんですが当時コーチだった伊原さんはなぜ東尾さんと喧嘩して辞めさせなかったんですかね?」とツイート。1995年5月9日の西武対オリックス戦で西武の助っ人野手・デストラーデが登板したことを引き合いに、当時一軍守備走塁コーチの伊原氏はなぜ止めなかったのかと疑問を呈している。 >>ダル「アメリカの人は絶対切るな」アフロヘアーが海外では好評 「ジャムおじさんにしか見えない」日本ファンとは真逆で驚きの声<< 伊原氏の発言を受け、ツイッター上のファンは「他の投手を休ませることができたし、そんな目くじら立てるほどの采配じゃないと思う」、「今年は過密日程な上にコロナで急に投手が離脱する可能性もあるから、リスクマネジメントとしてはむしろ理に適っているのでは」、「8回で試合を諦めて野手登板っていうのは、お金を払った観客に対してちょっと失礼ではないか?」、「阪神側を馬鹿にしてると捉えられてもおかしくない、投手を全員使い切ったわけでもなかったのに」などと反応している。 一方、ダルビッシュの投稿に返信する形で、「これはダルの言う通り、自分の考えを他の監督に押し付けるのは間違ってる」、「伊原さんは昔と今でやってることが違うと説得力が無いよ」、「自分も昔同じことやってたのに、今になって『それはダメだ』って言うのは筋が通ってない」、「伊原は当時守備走塁コーチだから投手起用に権限は無かったのかもしれんが、本当に許せないならミーティングとかで言って止めてないとおかしいよな」と伊原氏に指摘し、苦言を呈するファンも複数見受けられた。 元巨人監督・堀内恒夫氏が6日に自身のブログで「これはやっちゃいけない」、「増田がマウンドに立った瞬間 俺はテレビを消した」と批判する一方、元巨人・上原浩治氏が同日に自身のツイッターで「限られた人数で、どう使うかは監督の判断だと思います」と擁護するなど、他のOBの間でも物議をかもしている原監督の采配。本人は試合後に「あれでストライクが入るというのはまさにユーティリティー。見事だと思う」と増田を称賛したことが伝えられているが、“野手登板”の波紋はもうしばらくの間広がりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてダルビッシュ有の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/faridyu堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara
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スポーツ 2020年08月05日 19時30分
巨人・菅野、6勝目の裏で腰痛再発?「グラブを右に動かす動作の…」堀内元監督がいくつかの“兆候”を指摘
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏が、4日に自身の公式ブログに投稿。巨人のエース・菅野智之のコンディション不良を危惧した。 菅野は同日に行われた対阪神戦に登板し、「7回2失点・被安打6・1四球・3奪三振」と好投。チームは「7-2」で勝利し、菅野はセ・リーグ単独トップとなる6個目の白星をつかんでいる。 しかし、試合を作り勝利投手となった菅野に対し、堀内氏は「何よりも心配なことがある。それは、菅野の腰だ。あんまり良くないんじゃないかな」と腰の状態が思わしくないのではと推測。 続けて、「スライダーばかり投げる。グラブを右に動かす動作の動かし方が浅い。セットの時に猫背になる」と、同戦の投球時に見受けられたという不自然な動作を複数指摘した。 「俺もね、腰が悪いからわかるのよ。ちょっと疲労がきてるかな、って」と、腰痛に悩まされた自身の現役時代と今の菅野の動作に似通っている部分があるという堀内氏。菅野は同戦の7回に阪神・梅野隆太郎の打球が右足に直撃するアクシデントにも見舞われているが、この点も含めて心配を寄せた堀内氏は「余計なお世話で終わってほしいね」と何事もないことを願っていた。 >>二軍落ちの巨人・澤村に「全て間違っていた」 堀内元監督が“クビ”を危惧、「今更何言っても変わらない」と辛らつな意見も<< 今回の投稿を受け、ネット上には「堀内さんの言ってる事が本当ならまずい、杞憂で終わることを願うしかない」、「ちょっと被安打が多いなとは思ってたけど、もし腰痛が原因ならかなり心配」、「去年みたいに何度も離脱されたら優勝争いにも関わりかねない」といった反応が多数寄せられている。 「今回堀内氏が心配を寄せた菅野は昨シーズン突如発症した腰痛が原因で3度一軍登録を抹消されており、その影響でオフのプレミア12への招集も見送られています。2019年オフの報道でも、これまでに腰を痛めたことはなく正確な原因も分からないと本人が語ったことが伝えられていました。今シーズンはここまで腰痛を再発したというような情報はなく順調に白星を積み重ねていますが、現役中、プロ2年目の1967年ごろから引退する1983年まで腰痛に苦しんだ堀内氏は『このままだといずれ再発するのでは』と危惧しているようですね」(野球ライター) 4日終了時点で「23勝12敗2分・勝率.657」と貯金を11個作り、2位ヤクルトと5ゲーム差で首位を独走している巨人。ただ、菅野が腰痛を再発し昨シーズンのような離脱を繰り返すようなことがあれば、2年連続のリーグ優勝に暗雲が立ち込めることは濃厚。試合後の報道では腰痛を再発したというような情報は特に伝えられてはいないが、首脳陣は今後細心の注意を払う必要がありそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2020年08月03日 15時45分
炎上の巨人・桜井に「何をやっていたのか」 堀内元監督が“準備不足”を指摘、宮本コーチは二軍降格を明言か
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏が、2日に自身の公式ブログに投稿。プロ5年目で26歳の巨人・桜井俊貴について言及した。 桜井は同日に行われた対広島戦で先発するも、「2.1回5失点・被安打7・1四球」と炎上し降板。その後チームは「2-9」で敗れ、桜井には今シーズン2敗目が記録された。 初回、広島・鈴木誠也に浴びた2ランを皮切りに、3イニング連続で失点を喫した桜井。堀内氏は鈴木からの被弾について、「アウトコース狙ってんのにシュート気味にど真ん中入ってきた。あれはやられるよ」と失投を指摘した。 堀内氏は続けて、「今日の桜井 スピードはない。コントロールはない。球の力はない。ストライクは入らない。酷い、酷すぎます」と、鈴木からの被弾を含め桜井の投球をバッサリ切り捨てた。 桜井は前回登板した7月26日・対ヤクルト戦では、「7.2回4失点・被安打6・4四死球」と粘りの投球で勝利投手となっていた。堀内氏は「一週間何をやっていたのか疑いたくなるレベルの酷さ」、「軽々しく『絶対』という言葉は使いたくないけど、これは絶対に調整の失敗 そうとしか考えられん」と、中6日の期間内に準備を怠ったことが原因だと推測していた。 >>二軍落ちの巨人・澤村に「全て間違っていた」 堀内元監督が“クビ”を危惧、「今更何言っても変わらない」と辛らつな意見も<< 今回の投稿を受け、ネット上には「確かに鈴木への球は失投だったと思う、捕手が構えたコースから大きく外れて真ん中にいったし」、「四球は1個だけだったけど、ずっとコントロールがバラバラだった」、「初回から3イニング連続失点は話にならない、攻撃する野手陣の士気にも関わりかねない」、「ここのところずっと立ち上がりに失点してるし、一度先発ローテから外した方がいいのでは?」といった反応が多数寄せられている。 「今シーズンの桜井は開幕から6試合に先発登板していますが、同戦を含め4試合連続で初回に失点。シーズン成績が『2勝2敗・防御率4.81』とピリッとしない原因が、立ち上がりの不安定さにあることは明白です。当然、本人もこの課題を認識して改善に取り組んでいるとは思いますが、同戦の結果を見るに取り組みの方向性が間違っているようにも思えます。昨シーズンの桜井は先発・中継ぎとして8勝を挙げるなど結果を残していますが、この頃の投球を取り戻させるために、首脳陣は一度ローテを外し腰を据えて復調に努めさせるべきと考えているファンも少なくないようです」(野球ライター) 試合後の報道では巨人・原辰徳監督が「立ち上がりをもう一つ工夫しないと」と注文をつけ、宮本和知一軍投手チーフコーチが二軍降格を明言したことも伝えられている桜井。ローテのみならず一軍からも外れる形となったが、二軍で復調のきっかけをつかむことはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2020年07月30日 17時00分
2連敗の巨人・戸郷に「錯覚をしちゃいかん」 堀内元監督が“慢心”に喝、原監督も「本人がどう考えているか」とバッサリ
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏が、29日に自身の公式ブログに投稿。プロ2年目で20歳の巨人・戸郷翔征について言及した。 戸郷は同日のDeNA戦に先発するも、3回表にDeNA・梶谷隆幸にソロ、5回表には高城俊人に2ランを浴びるなどし「5回3失点・被安打4・1四球」で降板。その後チームは「2-3」で敗れ、戸郷には今シーズン2敗目がついている。 >>二軍落ちの巨人・澤村に「全て間違っていた」 堀内元監督が“クビ”を危惧、「今更何言っても変わらない」と辛らつな意見も<< 開幕3連勝と出だしは良かったものの、その後同戦を含め2連敗となった戸郷。その戸郷に対し、堀内氏は「最初に続けてポン、ポン、ポーンと3つ勝たせてもらった。自分のピッチングに自信を持つことは大事だけど それで錯覚をしちゃいかん」とコメント。開幕3連勝をマークしたことで、自分の実力を過信しているのではないかと苦言を呈した。 開幕3連勝で生じた慢心が制球を甘くし、2連敗につながっているのではという堀内氏は、続けて「どんなにいいピッチングをしたって プロは甘いボールを逃さないバッターが多い」と、要所での失投や制球ミスは命取りになると指摘。「今日のホームランだって梶谷くんにストレート 高城くんにはスライダー 甘く入ってきたところを打たれている」と、同戦も2つの失投が敗戦につながったとの見解を示した。 相手打線の慣れや研究が進む中で、どうやって試合を組み立てていくかが今後を左右するという堀内氏。「今日みたいに一発打たれたら終わり。さぁ、どうする?」と、自分で考えて対策を講じることを求めていた。 今回の投稿を受け、ネット上には「確かに開幕直後と比べて結果残せなくなってきてる感じがする」、「得点圏にランナー許す場面はほとんどなかったから、なおさらあの2被弾がもったいない」、「前の試合も球が高めに抜けて本塁打食らってたし、ちょっと考えなきゃいけないんじゃないか?」、「開幕3連勝はマグレだったと言われないためにも、ここが踏ん張りどころだな」といった反応が多数寄せられている。 「戸郷は前回登板となった22日の中日戦でも2本塁打を被弾していますが、29日の試合と同じくストレート、スライダーが高めに浮いたところを狙い打たれています。予期せぬ失投で無駄な失点をしないためには、ブルペンで様々なシチュエーションを想定した投げ込みを重ねるなどの工夫が必要でしょう。また、今シーズンはここまで7回以降まで投げた試合がないなどスタミナ不足も目立っています。スタミナがなければその分疲労による制球ミスは増えますし、首脳陣も早い回での継投を余儀なくされます。そのため、投げ込みだけでなく走り込みなどでスタミナを養うことも必要だといえそうです」(野球ライター) 試合後の報道では、チームを率いる原辰徳監督が「(2被弾は)防げる本塁打だったのか、防げない本塁打だったのか、本人がどういうふうに考えているか」と反省を促したことも伝えられている戸郷。新旧監督の叱咤激励を受け、ここからもう一皮むけて勝ち星を重ねることができるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2020年07月28日 20時30分
二軍落ちの巨人・澤村に「全て間違っていた」 堀内元監督が“クビ”を危惧、「今更何言っても変わらない」と辛らつな意見も
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏が、27日に自身の公式ブログに投稿。巨人・澤村拓一について言及した。 澤村は25日のヤクルト戦に先発するも、「3.1回2失点・被安打4・3四死球」と制球に苦しみ結果を残すことができず。その後翌26日に一軍登録を抹消され二軍落ちとなっている。 >>巨人・澤村、原監督の“公開説教”で涙!「何年も同じ失敗してるくせに」進歩のない投球に呆れ声も<< 澤村の二軍落ちについて、堀内氏は「ベンチの真意はわからないが 俺からするとこの抹消の意味は重い」とコメント。今シーズンの澤村は「防御率6.08・1勝1敗1ホールド・被安打14・10四死球」と苦しんでいるが、同戦でも結果を残せなかったことで首脳陣の信頼を大きく損ねたのではと推測した。 同戦後の報道では、澤村が「試合を壊さず流れを作れたことは良かった」と語ったことが伝えられている。だが、堀内氏は「『試合を壊さなくて良かった』といった内容を耳にした時 なんとも言えない気持ちになった。澤村本人が気づかなくちゃいけないことを全くわかっていない」と、自分の置かれた立場を全く理解していないと苦言を呈した。 「何回も同じことを繰り返し 何年も進歩なくここまできてしまった」と制球難を払しょくできない澤村を切り捨てた堀内氏は、「今までやってきたことは全て間違っていた。そう思った方がいい」、「物の感覚 野球の感覚を思い切ってひっくり返す気持ちで臨んで欲しい」と厳しい口調でエール。その一方で、「じゃなければ巨人での野球人生が終わってしまう」と、二軍で奮起しなければクビもあり得るのではと推察していた。 今回の投稿を受け、ネット上には「球速は150キロ前後出てるから、制球難が改善すれば復活する可能性は十分ある」、「実績ある投手なんだから、阿部(慎之助)二軍監督の下で何とか再起してくれ」、「この調子だとしばらくは一軍に戻れなさそうだし、思い切って投球フォームを変えてみるのもいいのでは」といった反応が多数寄せられている。 一方、「何年も制球難で同じ失敗してるしもう今更何言っても変わらないだろ」、「復調を待つ時間ももったいないし、トレード要員にでもした方がいいのでは?」といった、澤村を見限ったようなコメントも複数見受けられた。 「澤村は2010年ドラフトで1位指名を受け巨人に入団した32歳の投手。2014年までは主に先発を務め2度の2ケタ勝利をマークし、2015年から転向したリリーフでは2016年に最多セーブ投手に輝くなど実績を持った投手。しかし、プロ入り当初からたびたび制球難で自滅する投球が目立っており、2四球を許し敗戦投手となった7月1日のDeNA戦では、試合中に原辰徳監督からベンチで公開説教を受け涙を流す場面もありました。澤村は年齢を考えても、本来なら経験豊富なリーダーとして投手陣をけん引すべき立場の投手。首脳陣も復活を願って先発再転向、リリーフ再々転向といった策を取ってきましたが、長年の課題をいっこうに克服できていないことから、もう上がり目はないと考えているファンも少なくないようです」(野球ライター) 澤村の二軍落ちに関する報道では、原監督が「澤村は勝ちゲームを投げるポジションでいてほしいが、今はそういうポジションではない」と語ったことが伝えられている。原監督の信頼が低下していることがうかがえる澤村だが、果たして二軍で復調のきっかけをつかむことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2020年07月27日 17時00分
巨人・堀内元監督、ヤクルト助っ人の判断ミスに苦言「ここは当てちゃいかん」 チャンスを潰す併殺打を一喝したワケは
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏が、26日に自身の公式ブログに投稿。ヤクルトの助っ人野手・エスコバーについて言及した。 今回のブログで堀内氏は同日の巨人対ヤクルト戦について、複数選手の名を挙げながら解説。その中で、同戦に「6番・遊撃」でスタメン出場したエスコバーのプレーに苦言を呈した。 >>巨人・広島に「両チームともリリーフがあれ」 巨人・堀内元監督が苦言、昨季以上に失点がかさんでいるワケは<< 堀内氏が問題としたのは、「0-5」とヤクルト5点ビハインドの1回裏に飛び出たプレー。この回ヤクルトは巨人先発・桜井俊貴から2点を返しなおも1死一、三塁というチャンスだったが、ここで迎えたエスコバーがカウント「0-2」からの3球目を併殺打にしてしまいチェンジ。一気に点差を詰めることができず、試合も「4-9」で敗れている。 このプレーについて堀内氏は、「1塁ランナーの山崎くんが2球目に走った。タイミングはセーフのはずだったがエスコバーはその2球目をファウルにした。ここが今日の試合のターニングポイントだ」とコメント。 その上で、「目の前に走ってんのが見えてんだからここは当てちゃいかん」、「もし盗塁が成功して一死2,3塁となっていればダブルプレーはない」と苦言を呈した。 エスコバーが打席に入った時点ではまだ3点リードだったことから、巨人内野陣は前進守備を敷いていなかったという堀内氏。そのため、盗塁が成功していれば「同じショートゴロを打ったとしても ファーストでアウトを取りにいくから3点目が取れたはず」と指摘した。 ヤクルト側の拙攻に助けられた巨人先発の桜井は「7.2回4失点」と粘りの投球を見せたが、「ハッキリ言って今日はそこまで持つピッチングではなかった」という堀内氏。「あの打席で3点目が取れていたら 今日の試合の流れは変わっていたに違いない」と、桜井を攻め切れていれば違った結果になったのではと推測していた。 今回の投稿を受け、ネット上には「あの併殺でせっかくの反撃ムードが完全に消滅してしまった」、「振るならせめて前に飛ばせばエンドランのような形になったのに」、「桜井は連続四球出してふらついてたから、強引に振らずに待ち球作戦でも良かったのでは?」、「見てて何やってんだよと思ったけど、エスコバー併殺多いからなあ…」といった反応が多数寄せられている。 「今シーズンからヤクルトに加入したエスコバーは、ここまで28試合に出場し『.290・1本・14打点・29安打』をマーク。得点圏打率も『.333』で3割超えと悪くない成績を残していますが、その一方で併殺打数は『5』でチームワースト、リーグでもワースト3位タイの数字になっています。桜井がそれまでに2四球を出すなど不安定な立ち上がりだったことも含め、2ストライクに追い込まれるまでは手を出さず、その間に盗塁といった形を取った方が良かったのではと考えているファンは一定数いるようです。また、エスコバーがまだ日本の野球に慣れていないとした上で、首脳陣が細かくサインを出して指示すべきだったとの主張も一部見受けられます」(野球ライター) 同日の敗戦で首位巨人とは3.5ゲーム差がついてしまった2位ヤクルト。優勝争いのことを考えると、今回の拙攻は後々まで悔やまれることになるかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2020年07月17日 17時00分
巨人・広島に「両チームともリリーフがあれ」 巨人・堀内元監督が苦言、昨季以上に失点がかさんでいるワケは
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏が、16日に自身の公式ブログに投稿。巨人・広島のリリーフ陣に苦言を呈した。 >>巨人・原監督「お前もう一生料理するな!」 甥っ子・菅野への激怒に賛否、致命的な怪我を負った選手も?<< 今回のブログに堀内氏は、同日に行われた巨人対広島戦について投稿。記事前半で巨人が9年ぶりにマツダスタジアムで同一カード3連勝をマークしたことを喜んだ一方、後半で両チームのリリーフに苦言を呈した。 「9-4」で巨人が勝利した同戦だが、巨人は2点、広島は6点をリリーフ陣が失っている。このこともあってか、堀内氏は「両チームともリリーフがあれだね」と、出てくる投手が軒並み不安定だと主張した。 3カ月の開幕延期を経て過密日程で行われている今シーズンは、先発が長いイニングを投げずに降板し、残りの回はリリーフがつぎ込まれるという試合も珍しくない。堀内氏は「先発がみんなして5回までしか投げてくれないようじゃ どうしてもリリーフに負担がかかってくる」と理解を示したものの、「にしてもあれだね」と再度両軍リリーフ陣のもろさにため息をついていた。 今回の投稿を受け、ネット上には「本当に毎試合リリーフが不安定すぎる」、「先発が点取られて降ろされて、後を受けた中継ぎもズルズル失点と悪循環が続いてる」、「両軍とも先発が崩れたら試合にならなくなるのが苦しいな」、「お互いに昨シーズンはここまでひどくなかった、やっぱりコロナが影響してるんだろうか」といった反応が多数寄せられている。 「16日終了時点のリリーフ防御率を見ると、巨人は『4.22』、広島は『5.01』と両軍ともに不安定な状態に陥っています。特に深刻な状態なのが、勝ち試合を締める抑え。当初は巨人がデラロサ、広島がスコットに抑えを任せていましたが、デラロサは左脇腹の肉離れ、スコットはたび重なる背信投球でそれぞれ二軍落ち。現在は巨人が澤村拓一、広島が菊池保則を急きょ代役守護神として起用しています。今シーズンは新型コロナウイルスの感染拡大による開幕延期・外出自粛の影響で、満足な練習を積めなかった投手陣には受難の年になるのではと危惧されていましたが、ここまではその懸念が的中する形になっています」(野球ライター) 昨シーズンのリリーフ防御率は巨人が「3.77」、広島が「3.68」と、どちらも3点台に収まっていた。今シーズンの急激な防御率悪化に対し、巨人・原辰徳監督、広島・佐々岡真司監督の両名は今後どのようにテコ入れをしていくのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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