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社会 2013年01月15日 11時00分
領海、領空侵犯の裏で今さら日本にラブコール 中国経済メルトダウンの危機 レアアース、太陽光パネル、米国債…
中国の大手商業銀行、中国銀行が「2012年の経済成長率こそ7.8%と、1999年以来の低水準に落ち込む」と予想しながらも、「'13年は投資と消費が経済の緩やかな回復のけん引役となって、8%の成長率になる」との大胆な見通しを発表した。 しかし、兜町の証券マンは「これぞ大本営発表だ」と苦笑いしている。 「日本では総選挙のさなかに自民党の安倍普三総裁が『2〜3%の成長率を目指す』とぶち上げた途端に株価が上昇し、円安が進んだ。それに比べれば、いくら政府の強い意向があったにせよ、8%の成長率など信じられません。あの国では個人資産1億元(約13.5億円)超えの企業オーナーの3割が外国籍を取得し、その半数に当たる約4500万人が海外移住を検討しているとの驚くべきデータさえある。言い換えれば、『中国経済の崩壊が目前に迫っている』との危機感を抱いている富裕層がそれだけ多いのです」(同・証券マン) 中国の誤算を象徴するのは、'10年9月に尖閣諸島で中国漁船の衝突事件が発生した際、格好の“対日制裁カード”に使ったレアアース(単体として分離することが難しい希土類元素)だ。中国は世界一の産出国であり、ハイブリッド車の高性能モーターなどに欠かせないことから、最大の輸入国だった日本企業は真っ青になったが、それも今や昔のこと。背に腹は代えられなくなった日本企業が“脱中国”に舵を切ってカナダやベトナムなどからの調達と代替品の開発を急いだ結果、中国ではレアアースの需要が激減。価格下落から操業停止に追い込まれる企業が相次いだ。結果、日本に対する“切り札”としての意味を成さなくなり、126社あるレアアース関連企業の大半は「倒産の危機に陥っている」(情報筋)のだから世話がない。 「日本政府が尖閣諸島を買収した直後、中国では反日デモが荒れ狂いました。そんなニュースに隠れていましたが、中国最大のレアース会社が生産停止を延長する事態に追い込まれた。たまりかねた中国政府は、レアアースの輸出枠拡大を打ち出したのですが、既に欧米企業の大半は日本にならって“脱中国”にシフトしているため、今なお供給過剰のアリ地獄にもがいている。制裁カードで対応に苦慮した日本企業に言わせれば『それ見たことか』ですよ」(同) 一方、再生可能エネルギーの目玉とされる太陽光発電にも、不吉な観測がくすぶっている。これまた中国は、太陽光パネルでも圧倒的存在感を誇ってきたが、安値攻勢でEUや米国企業を危機的状況に追い込んだ結果、反ダンピングと反補償金調査のターゲットに上がり、今や存亡の危機に直面しているのだ。 「中国にとって再生可能エネルギー先進国のEUや米国は願ってもないお客さんでしたが、あまりの安値で彼の国のライバルメーカーを淘汰させたことから血祭りに上げられようとしている。これに悲鳴を上げた中国メーカーが、あの反日デモを忘れたかのように『もう頼れるのは日本しかない』と、激烈なラブコールを送っている。日本政府はEUの何倍もの補助金を支給しているため、中国メーカーには『大判小判がひしめく宝の山』にしか見えないのです」(パネルメーカー関係者) 日本政府は'12年7月から、再生可能エネルギーの買い取り制度をスタートさせた。国際的にも割高な価格に設定したことから、メガソーラー事業に参入する企業が相次ぎ、当然これを知った中国メーカーが「価格の安さでは折り紙付きの当社の太陽光パネルを使えば、もっと儲かる」と積極果敢な営業活動を展開した。むろん、中国メーカーとて日本人の冷ややかな目は承知しているが、中国のトップ企業でさえ「過剰な生産設備を抱えて倒産の危機に直面している」(前出の関係者)ことから、ドル箱とにらんだ日本市場に擦り寄っているのが実情なのである。 世界第2位の経済大国も、一皮めくれば危うい限りということだが、その前途を暗示するこんな話もある。 米財務省が年末12月17日に公表した中国の米国債保有額は、1兆1600億ドル(約97兆4400億円)と、やはり海外勢では最大だった。しかし、日本の保有額も1兆1300億ドル(約94兆9200億円)と、過去最高を記録。年初来の増加額では、日本の767億ドルに対して中国が96億ドル。米財務省は、過去の増減などを考慮した上で「日本が2013年2月に、米国債保有で中国を抜いてトップに躍り出る」と予想をしたのだが、その意味するところこそ、中国経済の崩壊観測に他ならない。 「明言こそ避けましたが、中国バブルが早々に“メルトダウン”を起こす。その場合、海外から資金を引き上げざるを得ず、米国に対するけん制カードの意味があった国債だって例外ではなくなる、と見抜いたに違いありません。まして尖閣問題で日本と局地的なドンパチを演じれば、発足間もない習近平体制は足元から大揺れする。中国経済の実態が“張り子の虎”だったとわかれば、中国に対する世界のイメージは一変し、投資マネーはサッサと撤退します」(投資銀行役員) かねて米証券取引委員会(SEC)は、米国に上場する中国企業が不正会計を繰り返しているとして、不信感を募らせたものである。そして今まさに、中国バブル崩壊に備えたシフトともいえる構えを見せ始めているのだ。その一方で、領土問題とは裏腹に、中国企業は日本に恥も外聞もない“秋波”を送っている。 前出の投資銀行役員は、「しかし彼らは、商売のためなら土下座もいとわない」と警戒する。シタタカな中国が、このまま沈むとは思えないということか。
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社会 2013年01月14日 16時00分
渋谷通り魔犯の“殺意無し”の言い分
東京メトロ副都心線渋谷駅で2012年5月21日、新聞配達員の男性(53)がサバイバルナイフで刺されて大けがを負った。犯行時刻は午後6時台で、人通りの多い時間帯であったにもかかわらず犯人は逃走。未解決となるかと思いきや、駅構内に無数に設置された防犯カメラに足取りはしっかりと残されており、翌々日の23日、あっさり逮捕された。 その通り魔、渡辺知宏被告(33)の裁判員裁判が、12月13日から東京地裁でスタート。罪状認否では「殺意はなかった」と、殺人の裁判員裁判でよくある主張を始めたのだが、さすがにそれは通らないのでは? という証拠ばかりなのである。 そもそも、渡辺被告が持っていたナイフ。 「なんと全長38センチで、長いにも程がある。『護身用』だそうですが、だったらニセモノのナイフでもいいはず。これを毎日リュックに入れてたんだから、どれだけ警戒して生きてたかって話です」(司法記者) しかも、渡辺被告が被害者に刺した首と背中の傷は、双方、骨まで達しており、かなり強い力で刺した事が窺われるのだ。 渡辺被告の弁護人は、幼少期に両親が離婚したなど、不幸な生い立ちをアピールしながら、被害者について「昼からストリップ劇場で酒を飲んでいた」などと半ば貶めるような発言も。 「これは裁判員裁判ですからね。自分が傷つけた被害者の事を悪く言っただけに、裁判員の印象は良くないと思われます」(同) ちなみに刺された直後、出血性ショックに陥り瀕死の状態になっていた被害者を救ったのは、なんと偶然通りかかった救急救命医。迅速に措置を施し、被害者を勤務している病院に搬送、一命を取りとめた。まるでマンガのような出来事だが、この医師が通りかからなければ殺人罪での起訴になっていただろう。 「以前から通行人の体が接触することにいらだちを感じていた」という渡辺被告。身近に要注意人物が紛れ込んいるという脅威を、改めて思い知らされる。
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芸能 2013年01月14日 15時30分
AKBグループ新成人“さしこ” 10年後には竜兵会入りし焼酎を飲みたい
AKB48グループの2013年新成人メンバー17人の記念撮影会が14日東京・神田明神で行われ、あいにくの雨の中、早朝からファン300人が詰めかけ祝福した。 昨年AKBからHKTに移籍したHKTの指原莉乃は赤を基調にした艶やかな晴れ着姿を披露。「HKTを私なりに引っ張って頑張っていきたいです」と語り、「個人的には事務所の先輩ダチョウ倶楽部の上島さんと飲みたいです」とニッコリ。さらに「竜兵会入りはまだ無理なのでこれから色々勉強して10年後には竜兵会で焼酎を飲みたいです」と意欲満々。 またAKB一期生メンバー峰岸みなみは「去年のAKB成人メンバーがものすごく豪華(前田、高橋、柏木、板野)だったので今年の報道陣の集まりが心配だったのですが、こんなにたくさんの皆様に集まっていただいてありがとうございました」とホッとした様子。 AKB48からは仲俣汐里、仁藤萌乃、横山由依、島田晴香、大場美奈、石田晴香、田名部生来、峯岸みなみ。SKE48からは小木曽汐莉、佐藤聖羅、矢方美紀、梅本まどか、小林亜実、柴田阿弥、日置実希。NMB48からは福本愛菜、山田菜々。そしてHKT48から指原莉乃の17名。(アミーゴ・タケ)
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芸能 2013年01月14日 15時30分
騒動の余波で破綻した芸能人たちのブログビジネス
昨年12月に入札のたびに手数料がかかるペニーオークション詐欺事件をめぐり、自身のブログに「うその落札」を書き込んだタレントのほしのあきが先日改めて謝罪したが、ほしのの件がきっかけとなり一躍注目を浴びたのが、芸能人がブログやツイッターで読者であるファンが商品の広告と分からないように宣伝する「ステルスマーケティング(以下ステマ)」だった。 「広告代理店の間にはブログのアクセスやその芸能人の知名度に応じてランク付けされたステマの広告料金表も出回り、大手企業も広告ツールとして芸能人のブログを利用していた実態が発覚。元アイドルグループメンバーのママタレなんかは、1回の書き込みにつき、手数料などを引かれても200万円ぐらいの“宣伝費”が懐に入っていた。拘束時間が長いテレビの仕事なんかよりもよほど効率的に稼げるが、老舗の芸能プロはあまりそのビジネスに食いつかなかった」(芸能プロ関係者) 出回っているリストに名を連ねる芸能人たちは同じ大手ブログサービスを利用していたが、ほしのの件が騒動になって以降、すっかり自粛ムードが漂っているというのだ。 「安易に何か商品をPRするような書き込みをすれば、すぐにネット上で騒動になることは目に見えているので、各芸能プロはタレントに注意を促している。大手ブログサービスの方でもほとぼりが覚めるまで積極的な“営業”はしないようだ」(同) 売れっ子芸能人であれば、それでも収入にさほど影響はなさそうだが、あるジャンルの芸能人たちは大打撃を受けそうだというのだ。 「ギャル雑誌のモデルは大半が美容関係の商品のステマで収入を得ていた。モデルとしての収入は“雀の涙”程度で家賃を払うのもキツいモデルが多い。となると、稼ぐためにAV・風俗・水商売などの“副業”に手を出すモデルが増えそうで、事務所ぐるみでそういう“副業”を斡旋しようとしている悪質な事務所もあるようだ」(芸能記者) 騒動の“震源地”となったほしのも芸能活動に大打撃を受けたと言われているだけに、安易なブログビジネスに手を染めた芸能人たちは後悔しているに違いない。
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芸能 2013年01月14日 15時30分
ヒミツの薔薇園(46) 山田涼介
イケメンの知られざる素顔、ライブやテレビなどでもらした意外な本音、驚きの幼少期や交遊録などをフィーチャーして、丸裸にしちゃおうという連載。第46回目は、Hey!Say!JUMPの山田涼介だ。 JUMPの顔。山田涼介は間違いなく、そのミッションを背負っている。9人編成のHey!Say!JUMPでは、年少組にあたるHey!Say!7(セブン)に所属。いっぽうで、同じく7の知念侑李、ソロの中山優馬とNYC(エヌワイシー)としても活動。このトリオは、4年連続でNHK『紅白歌合戦』に出場している。 どのグループに身を置こうが、山田はかならずセンターポジションだ。歌唱力、パフォーマンスもさることながら、演技力も兼ね備えているため、JUMP結成(07年)以降は毎年コンスタントにドラマ出演。翌08年には、メンバーのなかでイチ早く、連ドラのソロ初主演をはたしている。 今月9日には、メンバーから初のファーストソロシングル『ミステリー ヴァージン』を発売。12日には同楽曲が主題歌になった『金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件』が、日本テレビ系列でオンエアされた。同ドラマは、日テレの開局60周年を記念した特別番組第1弾で、山田は、95年の初代・堂本剛(KinKi Kids)、01年の松本潤(嵐)、05年の亀梨和也(KAT-TUN)に続く、4代目という抜てきだった。 JUMPは、現在開催中のジャニー喜多川社長のギネス認定記念作品『JOHNNYS' World』に、グループ初の帝劇出演にして初座長を務めている。全席完売の3か月ロングラン公演も、今月27日で終幕。感謝祭と題して、3月16〜17日に東京ドーム、同30〜31日に大阪・京セラドームにおける追加公演も発表された。“リアルエース”山田に安息の時間が訪れることはなさそうだ。
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スポーツ 2013年01月14日 15時30分
たなぼたでソフトバンク馬原獲得したオリックスのFA損得勘定
オリックスは1月12日、FAでソフトバンクに移籍した寺原隼人投手(29)の人的補償として、かつての抑えのエースである馬原孝浩投手(31)を獲得したことを発表した。 馬原は07年に38セーブを挙げて最多セーブ王のタイトルを獲得するなど、ソフトバンクのクローザーとして君臨。通算180セーブは球団最多で、歴代7位。現役では岩瀬仁紀投手(中日=38)の346、藤川球児(カブス=32)の220に次ぎ3位で、日本球界を代表する抑え投手の一人だ。 その馬原が流出してしまったのだから、ソフトバンクは絶句するしかなかった。馬原は11年7月に右肩を故障し、12年2月に右肩腱板及び関節唇のクリーニング手術を受けた。昨季はシーズンをリハビリに費やし、1試合の登板もなかった。 ソフトバンクではまだリハビリ段階の馬原を、まさか人的補償でオリックスが指名することはないと判断し、王貞治会長(72)も同意の元、28人のプロテクトから外していたが、この読みが甘かった。馬原は秋山幸二監督(50)と同じ地元九州の熊本出身で、選手間の人望も厚かっただけに、ソフトバンクではショックを隠せない。 してやったりなのはオリックスだ。まさか、馬原が人的補償で獲れるとは思っていなかったはず。11年に12勝を挙げたローテーション投手の寺原の流出は痛かったが、馬原が復活を果たして全盛期並みの働きをみせれば、寺原が移籍したマイナス分は十分カバー可能。オリックス森脇浩司新監督(52)は、今季から守護神の岸田護投手(31)を先発に転向させる意向で、馬原がカムバックできれば、その思惑もぴったりはまる。そうなれば、オリックスにとっては人的補償どころか、最高の補強となる。 一方、オリックスは阪神から浮いた存在になっていた平野恵一内野手(33)をFAで獲得。内外野をこなすユーティリティープレーヤーの平野の加入は、プラスとなるのは間違いない。人的補償で阪神に流出したのはプロわずか3勝で、昨季はわずか1試合の登板に終わっている高宮和也投手(31)で、オリックスにダメージはない。 馬原が復活できればという条件付きになるが、FA絡みで馬原、平野を獲得したオリックスのFA損得勘定は大きなプラスになりそうだ。(落合一郎)
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社会 2013年01月14日 15時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第9回 減らされ続ける公共投資
前回、我が国の国債発行残高が増えている主因が、建設国債ではなく赤字国債であることを解説した。 何しろ、我が国は公共投資を'97年の橋本政権以降、減らしに減らし続けたわけだから、当然である。公共投資をやらない以上、その財源調達のために発行される建設国債発行残高が増えるはずがない。 2011年の公的固定資本形成(公共投資から所得移転となる用地費などを省いたもの)の金額は、20兆円強にまで減らされてしまった。ピークの'96年と比べると半分未満である。 しかも、2011年の公的固定資本形成の実績額は、何と32年前の1980年をも下回っているのである。内戦や革命でもやっていない限り、公共投資の規模が30年前を下回っている国など、世界中に日本ただ一国しかない。 さらに、公的固定資本形成対GDP比率は、今や4.5%前後にまで低迷している。この数値は、他の先進国と比較すると、フランスとほぼ同じになる。 欧州のフランスは固い岩盤上に国土が存在し、アルプスの一部の地域を除くと地震が発生しない。さらに、台風も来ない上に河川は広大な平野を「ゆったり」と流れていく。水害や土砂災害も発生しない。 フランスに赴く機会があったら、シャルル・ド・ゴール空港とパリ市内を結ぶ高速道路の高架脚を見て欲しい。まるでチョコレートを立てたように「薄い」のだ。 日本の高速道路と比較すると、フランスの高架脚はまるで「板」のように見える。だからといって、何らかの問題が発生するという話ではない。何しろ、フランス北部には地震が全くない。 それに対し、日本は世界屈指の自然災害大国だ。 日本国の国土面積は、世界のわずかに0.3%にも満たない。日本列島の面積は、世界の地表面積の1%にも達していないのである。 それにもかかわらず、世界で発生するマグニチュード6以上の大地震の2割は、この地で発生する。理由は、日本列島が「ユーラシアプレート」「北アメリカプレート」「太平洋プレート」そして「フィリピン海プレート」という、4つの大陸プレートが交差する真上に位置しているためだ。 そのため、我々の祖先は常に「震災」と向き合いながら、生きていくことを余儀なくされてきた。 また、日本列島は台風の通り道に位置している。さらに、国土が細長く、中央部には2000メートルを超える脊梁山脈がそびえている。結果的に、川の上流から河口までの距離が極めて短い。大陸諸国では、川は長大な距離をゆったりと流れ、海へと注ぎ込む。それに対し、我が国の河川は、まるで滝のように山頂から海へと流れ落ちてくる。 結果的に、台風や大雨が来襲すると、川の上流から河口までがすっぽりと豪雨域に入ってしまい、水害や土砂災害が多発する。 震災や水害、土砂災害に限らない。我が国では豪雪地帯に存在する大都市が複数あり、ときには火山も噴火する。台風や震災に限らず、豪風により交通機関がストップしてしまう事態にも頻繁に直面する。 加えて、地形的な問題もある。日本の大都市のほとんどは、軟弱地盤の上に位置しているのだ。大陸の諸都市のように、固い岩盤の上に大都市が築かれているわけではない。しかも、日本の大都市の「全て」は、河川の氾濫区域に存在している。 そんな日本の公的固定資本形成対GDP比率が、地震も台風もないフランスと並んでしまった。これはもはや、国家的自殺と言っても過言ではない水準なのである。 それにもかかわらず、12月16日に投開票が行われた第46回総選挙において、国土強靭化や防災、減災を目的とした公共投資拡大路線を掲げた自民党や公明党を、民主党や日本維新の会などが「公共投資はバラマキだ。古い土建屋路線に戻してはいけない」などと、20年近くも変わっていない抽象論で批判しまくった。 本当に愚かな連中だ。現実の日本では、公共投資が国民に危険が及ぶほどに減っているわけだが、この手のデータを彼らが示すことは決してない。 現在の日本はいまだに東北の復興を実現できず、次なる大震災(首都直下型地震、南海トラフ巨大地震)の危機に直面している。さらに、12月2日の中央自動車道笹子トンネルの事故でも明らかになった通り、インフラのメンテナンスも早急に進めなければならない。 自民党がデフレ対策の一環として「国土強靭化」を中心とした公共投資拡大路線を訴えたのは、これはまさに当然の話なのだ。 とはいえ、日本には公共投資をイデオロギー的に嫌う人が少なくない。彼らには「理屈」がないのだ。単純に「嫌いだから、嫌い」という態度で、公共投資を鼻から否定してくるわけである。 この種のイデオロギーに日本国民が煽られ、公共投資を減らしに減らし続けた結果、我が国は「国民が自然災害の脅威から守られない」国に落ちぶれようとしている。自民党や公明党が総選挙の公約に公共投資拡大を掲げたのは、当然すぎるほど当然なのだ。 世界屈指の日本において、イデオロギー的に公共投資を否定する連中は、人殺しも同然である。三橋貴明(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、わかりやすい経済評論が人気を集めている。
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芸能 2013年01月14日 11時59分
乃木坂46が壇蜜目指してお色気宣言? 露出にも「期待して!」
アイドルグループ乃木坂46の衛藤美彩(20)、白石麻衣(20)、橋本奈々未(19)、松村沙友理(20)が今年新成人となり、13日に乃木神社で成人式を執り行った。 鮮やかな振り袖姿で鳥居をくぐった4人。本殿で参拝を済ませ、境内で、報道陣の取材に応じた。 成人式を迎えた感想を、松村は、「大人になるということで、ちょっとドキドキします。これから、どんどん大人になっていく自分がどんなふうになるのか。わくわくしながら、ちょっと緊張します。でも、楽しみです!」とキュートな笑顔。 母親からの「若いうちにしか着られない色を着なさい」とのアドバイスで振り袖を選んだという橋本は、「10代だから許されてきたことがたくさんあったので、20代になったら大人として見られてくると思います。責任をしっかり全うして、大人の階段を上って行けたらいいなと思います」と凛とした表情。 昨年20歳の誕生日を迎えていた白石は、「振り袖を着て、お参りをすると、改めて成人なのだなと思いました。これからしっかりとした女性になろうと思いました」と感慨深そう。ちなみに、成人式を迎えてやってみたいことは、「一人ラーメン」など、一人でお店らに入ること。「街中で一人で見かけても、そっとしておいてほしいなと思います」とにっこり。 現在、乃木坂46には自動車運転免許を取得しているメンバーがいないというが、衛藤は、「私が一番にとってドライブに行きたいです!」と目を輝かせた。3人から、「おっ、行きたい!」「連れてって欲しい!」との声が出ると、「(運転は)うまいと思う。ゴーカート、めっちゃ得意なんですよ。みんな連れて行くから」と姉御肌な一面を見せる場面も。 また、今後の抱負の質問には、「乃木坂46の年下のメンバーの見本になるような活動ができたらいいなと思います」と語る松村の口から、「色気ムンムンになりたい!」との言葉が。乃木坂46の「お色気担当とかできたらいいな」と立候補を表明し、目指すは「壇蜜さん」と、新エロスの女王として話題の壇蜜の名を挙げた。「壇蜜さんの半分くらいのお色気でがんばります!」「あの方がもし、すべてを見せるんだったら、私は半分くらい見せるくらいな感じで」と大胆発言。露出についても、「楽しみにしていて下さい! 期待していて下さい!」と宣言。しかし、他の3人から、「その髪型じゃダメだよ」「まず、髪型からだね、お色気は」などと、さっそくダメ出しをくらっていた。(竹内みちまろ)
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社会 2013年01月14日 11時59分
34歳のホモ男が中2男子を買春
なんとも、やりきれない事件が起きてしまった。 神奈川県警浦賀署は1月7日、中学2年の男子生徒に現金を渡してわいせつな行為をしたとして、派遣社員・水浦友也容疑者(34=横浜市青葉区市ヶ尾町)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)容疑で逮捕した。 逮捕容疑は昨年12月14日と同21日、同県横須賀市内のホテルで同市立中学2年の男子生徒(14)に各1万5000円を渡し、わいせつな行為をした疑い。 21日にラブホテルの従業員から、「男が男の子を連れ込んでいる」と110番通報した。同署員が駆けつけると、水浦容疑者は生徒を残し車で逃走した。生徒の話や車のナンバーなどから、水浦容疑者を割り出して逮捕した。 水浦容疑者は容疑を認めており、昨年夏頃から、複数回にわたって同様の行為をしたと自供している。 昨年3月、水浦容疑者は出身地である横須賀市内のスーパー銭湯で男子生徒をナンパ。「1000円あげるからメアド教えて」と頼んで、メールアドレスを交換した。その後、ゲームセンターや食事に行くなどしていたが、同8月頃に水浦容疑者が性的関係を要求。男子生徒は1度拒否したものの、1万5000円の条件提示をされると承諾したという。 男子生徒は「イヤだったけど、おカネ欲しさにやった。ボクは女の子が好き」と話しており、同性愛の趣向はないという。 相手が18歳以上の男子なら、まだ話も分かるが、相手は年端もいかぬ中2男子。水浦容疑者も罪なことをしたものである。(蔵元英二)
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レジャー 2013年01月13日 19時10分
京成杯(GIII、中山芝2000メートル、14日)藤川京子のクロスカウンター予想!
中山11R、京成杯は◎フラムドグロワールがソツのない競馬で抜け出します。 前走の朝日杯FSは、出遅れましたが好位に取りつき追走。馬群の中でロスなく運び、直線でそのまま伸びて4着。馬込みで包まれて厳しいレースになりましたが、ヒルまずに対応できたことで経験値が稼げたと思います。ハイレベルなレースで上位入線は能力の証明。これまでの3戦も2勝2着1回と崩れなかったし、3走前の芙蓉Sの勝ち馬サンブルエミューズは、勝ちに行く強気な競馬でフェアリーSをアタマ、ハナ差の3着でしたから、相手関係もレースキャリアも十分。断然先行有利の中山で3番枠もいいですし、出遅れることもありますが1角までの距離もありますので、そこそこの位置にはつけられそう。当日の雨予報でどこまで悪馬場になるのか気になるところですが、新馬戦は稍重で勝っていますし、父母も渋った馬場で成績を残せていたので期待したいですね。 母はオークス馬で、この馬も同様に追って味のあるタイプですから距離延長は良さそう。ここを目標に順調に調整。重賞を勝って、クラシックに駒を進めます。(3)フラムドグロワール(1)リグヴェータ(11)ラウンドワールド(2)ノウレッジ(9)マイネルストラーノ(7)マイネルマエストロ(8)ホワイトフリート馬単 (3)(1) (3)(11) (3)(2)3連単 (3)-(1)(11)(2)(9)(7)(8)フラムドグロワール 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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