JUMPの顔。山田涼介は間違いなく、そのミッションを背負っている。9人編成のHey!Say!JUMPでは、年少組にあたるHey!Say!7(セブン)に所属。いっぽうで、同じく7の知念侑李、ソロの中山優馬とNYC(エヌワイシー)としても活動。このトリオは、4年連続でNHK『紅白歌合戦』に出場している。
どのグループに身を置こうが、山田はかならずセンターポジションだ。歌唱力、パフォーマンスもさることながら、演技力も兼ね備えているため、JUMP結成(07年)以降は毎年コンスタントにドラマ出演。翌08年には、メンバーのなかでイチ早く、連ドラのソロ初主演をはたしている。
今月9日には、メンバーから初のファーストソロシングル『ミステリー ヴァージン』を発売。12日には同楽曲が主題歌になった『金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件』が、日本テレビ系列でオンエアされた。同ドラマは、日テレの開局60周年を記念した特別番組第1弾で、山田は、95年の初代・堂本剛(KinKi Kids)、01年の松本潤(嵐)、05年の亀梨和也(KAT-TUN)に続く、4代目という抜てきだった。
JUMPは、現在開催中のジャニー喜多川社長のギネス認定記念作品『JOHNNYS' World』に、グループ初の帝劇出演にして初座長を務めている。全席完売の3か月ロングラン公演も、今月27日で終幕。感謝祭と題して、3月16〜17日に東京ドーム、同30〜31日に大阪・京セラドームにおける追加公演も発表された。“リアルエース”山田に安息の時間が訪れることはなさそうだ。