今年もさまざまなジャニーズタレントが活躍した。新春は、元KAT-TUNの赤西仁が、女優の黒木メイサとのデキ婚を発表して幕開けたが、その後の話題といえば、やはり嵐が台風の目だった。
大みそかの『第63回紅白歌合戦』(NHK)では、3年連続で白組の司会を務めるが、今夏には、日本テレビ系列の『24時間テレビ』でもメインMCも担った。音楽面では、映像ソフトのDVD売上年間総合ランキングで、2年連続トップの快挙。国立競技場ライブを収録したDVD「ARASHI LIVE TOUR Beautiful World」は、じつに40億9,000万円もの収益を上げている。
ミュージックDVD部門でも、4年連続の首位。DVDランキングの開始以来、こちらも初の快挙だ。松本潤、櫻井翔、大野智、相葉雅紀、二宮和也らメンバー全員が地上波のドラマで主役を張るなど、今年もアイドル界は嵐を中心に回っていた。
歌手デビュー15周年の節目を迎えたのは、KinKi Kids。堂本剛は地元の奈良県内に期間限定会場を設営して、1か月のソロライブを実施したいっぽうで、尊敬する松本人志のひとり大喜利『ひとりごっつ』をマネた単独大喜利ライブも実施。堂本光一は、主演1,000回記念公演も決定しているミュージカル『Endless SHOCK』をさらに進化させて、期間・会場・動員数のすべてで自己記録を更新した。
嵐と同期ながらも、久しく大きく水を開けられていた関ジャニ∞は今年、稼げるタレントに昇格。「∞」の意味もある「8」周年を祝うべく、初のアリーナツアーは全席完売、初の映画主演『エイトレンジャー』も成功させて、念願の紅白初出場も決定。大倉忠義、安田章大、横山裕、村上信五、渋谷すばる、錦戸亮、丸山隆平ら全員がドラマ出演をはたすなど、文句なしの躍進だ。
ほかにも、冠番組のバラエティ番組をスタートさせたKis-My-Ft2やKAT-TUN、海外公演も成功させたHey!Say!JUMPなども忘れられない。このなかから2013年は、嵐を脅かすグループが出てくるのか。期待は大きい。