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社会 2016年01月29日 10時00分
“世襲否定”も撤回し始めたユニクロ・柳井会長の大苦戦と迷走
『ユニクロ』が大苦戦している。運営会社ファーストリテイリングが新年早々に発表した2016年第1四半期(昨年9〜11月)決算は、純利益が前年同期比30%減の480億円まで落ち込み、当期としては5年ぶりの減益だった。加えて昨年12月の既存店売上高、客数ともに前年比2ケタ減で、たまりかねた同社は、昨年10月に発表した今年8月期の業績見通しを早くも下方修正した。 「失速の理由として指摘されているのは暖冬と2年連続の値上げの影響ですが、これはある程度織り込み済みです。しかし、今期の見通しを発表からわずか3カ月で下方修正したのは明らかに異常事態。柳井商法が賞味期限切れを迎えたことを意味します」(担当記者) 柳井正会長兼社長(66)は事実上の創業者オーナーだが、現実には「折り込みチラシの微妙な表現にまで介入するほど特異なキャラクターの持ち主」(関係者)。要は「超」の字が付くワンマンで、将来の社長候補を次々とパージしてきたことから「候補キラー」の異名も取る。関係者が続ける。 「その意味では『俺が−』の頑固者。だから依然としてベーシック路線に固執している。ここへ来て客離れが止まらないのは、何も値上げや暖冬の影響ばかりではありません」 とはいえ、周囲の諫言にそう簡単に耳を貸す御仁ではない。実際、65歳でのリタイアを宣言したものの、依然として社長兼会長としてにらみを利かせている。それでも業績の急ブレーキが止まらず、またゾロ下方修正を迫られるようだと晩節を汚しかねない。 そこで密かに囁かれているのが、2人いる御曹司へのバトンタッチだ。かねて柳井社長は「世襲をしない」と公言してきたが、リタイア宣言と同様に世襲否定を反故にしたところで、もう世間は驚かない。 「御曹司が社長になれば父親の経営スタイルを刷新する。ファッション性を重視した展開ならば、業績回復も十分あり得ます」(証券アナリスト) “会長カラー”に染まりきったユニクロには、それぐらいの荒療治が不可欠かも。
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芸能ネタ 2016年01月28日 19時30分
「開運!なんでも鑑定団」降板報道の石坂浩二にプラモデル業界が熱視線
俳優の石坂浩二がテレビ東京「開運!なんでも鑑定団」(火曜後8・54)の司会降板を同局から通告されていたことが一部で報じられた。制作側と石坂との確執があったとも報じられているが、そんな石坂浩二、ある分野のヲタからは、熱い視線を浴びている。 石坂浩二は、映画での金田一耕助役など、多くの映画やテレビドラマで活躍してきた俳優だが、実はプラモデルマニアとして、その業界では知らないヲタはいない重鎮なのだ。「日本プラモデル工業協同組合」の特別顧問を務め、2009年には、団塊の世代を対象としたプラモデル愛好団体「ろうがんず」を結成。石坂自身も、静岡ホビーショーへの出品するなど積極的。女性のプラモデルユーザーの増加にも貢献しており、自身の主催するプラモデルコンテストなどで、女性部門を設け、男性とは違うこれまでの型にとらわれない、独創性のあるプラモに驚き、高く評価していた。 そんな石坂は、2014年の「ろうがんず」主催のプラモデルコンテスト「ろうがんず杯」でのトークショー後に、リアルライブ編集部の取材に、ガルパン、艦これのブームについて、「入門編としては(ガルパンや艦これも)いいと思う、そこからスケールモデルに入ってもらって、新たな繋がりを作ってもらえれば」とコメント。さらに、「今日は、子供の参加者が少なかったので、プラモデルの講習会のようなものをファンの方たちと一緒に開きたい」との熱い思いも語ってくれた。 1994年から続く、長寿番組を降板することは、石坂本人としては不本意からもしれないが、プラモデル業界紙関係者はからは、「石坂さんのプラモデルの技術はプロモデラーレベルです、しかも様々な分野に詳しいので、今以上にイベントなどに参加してプラモデルの面白さを広めて欲しいですね」との声も。 降板をさせられるような番組に関わるくらいならば、「今以上に、プラモデル業界へ」とのラブコールは熱い。
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アイドル 2016年01月28日 19時00分
2月スタート連続ドラマ「武道館」で矢口真里が後輩アイドルに「彼氏は作らない方がいい」とアドバイス
スカパー!とフジテレビが2月よりスタートする連続ドラマ「武道館」に元モーニング娘。の矢口真里が本人役で出演することがわかった。 同ドラマは、つんくが、ドラマチームとタッグを組み、主人公のアイドルグループ、NEXT YOUをプロデュースすることで話題となっている。 NEXT YOUを演じるドラマ初主演のJuice=Juiceは矢口のハロプロの後輩でもあり、ドラマ初共演となる。矢口真里の出演は第5話。NEXT YOUの初冠番組の初回放送に矢口が本人役で出演し、メンバーから、「武道館へ行くためには?」という質問を受け、「彼氏は作らない方がいい」とアドバイスするという。 今回の撮影を終えた矢口は、「“矢口真里役”だったこともあり、バラエティ番組をそのまま撮影していただいた感覚でした(笑)。ドラマだと自分以外の人物を演じなくてはいけないので緊張してしまいますが、今回は“本人のままで”と言われていたことと、共演したのが後輩のJuice=Juiceだったので、意外とリラックスして撮影に挑めました」とコメントしている。■連続ドラマ「武道館」フジテレビ系土曜ドラマ 2月6日スタート。毎週土曜日午後11時40分〜BSスカパー! 2月10日スタート 毎週水曜日午後9時〜(C)フジテレビ/スカパー!/共同テレビ
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芸能 2016年01月28日 18時00分
ゲスの極み乙女。 新アルバム「両成敗」 絶賛レビュー目立つ
1月13日に発売されたゲスの極み乙女。のニューアルバム「両成敗」。Amazonレビューでは、アルバムを絶賛する声が目立っている。 「週刊文春」(文藝春秋)にて、タレント・ベッキーとの不倫スキャンダルが報じられたボーカルの川谷絵音。騒動の中でのアルバム発売ということもあり世間も注目。結果的に不倫スキャンダルが最高のプロモーションとなり、オリコンの「週間アルバムランキング」(1月25日付)では、1位を獲得した。しかも、シングル・アルバム含めて同ランキングで1位を獲得したのは初となった。 不倫スキャンダルが報じられると、各方面から批判を浴びたが、アーティスト・SEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseは自身のツイッターで「えのんくんにどんな報道があろうと、俺は、彼らの作る音楽が素晴らしいから、俺はかれらの作る音楽を支持する」と川谷を擁護。ゲスの極み乙女。の音楽性を絶賛した。 Amazonで同アルバムを購入したユーザーたちは、「人を惹きつける個性的なバンド」「川谷さんは天才」「音楽的センスに優れた人」「ますます好きになった」「独特の世界感にはまりました」「完成度の高さにCD買いました」などと大絶賛。 一方で「合掌」「憤りを感じる」「嫌い」「奥さんかわいそう」「不快」などと書き込まれているが、同サイトでアルバムを購入していないユーザーが書き込んでおり、アンチによる煽動だとみられる。 購入したユーザーたちのレビューを全体的に確認すると、アルバムを絶賛する声が目立っている。
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芸能 2016年01月28日 17時30分
加藤ミリヤが、都内で完全無料招待制ライブを実施
一昨年9月にデビュー10周年を迎え、今月13日には、ニューシングル「FUTURE LOVER-未来恋人-」をリリースした加藤ミリヤが、4月14日からスタートする大規模全国ツアーを前に27日、400名に向けた完全無料招待制のプレミアムライブを実施した。 同ライブの終盤では3月2日にニューアルバム『LIBERTY』がリリースされることをファンに報告。タイトルの理由や作品に込めた思いを語ってから、「みなさん自由に歌ったり踊ったりしてもらえたら」と呼びかけ、1月発売の最新シングル「FUTURE LOVER-未来恋人-」を披露。ダフト・パンクの世界的ヒット曲「ONE MORE TIME」をサンプリングしたEDMナンバーを、CD音源とはひと味もふた味も違うバンドアレンジで再現、会場はダンスフロアのように盛り上がった。 今回のライブの模様は、2月20日(土)19時からスペースシャワーTVで、60分の特別番組としてオンエアされる。
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トレンド 2016年01月28日 16時50分
豊かな未来を表す「新漢字」創作コンテスト 1月27日から募集開始
東海東京証券株式会社が運営する「大人の投資倶楽部」では、「〜投資をもっと身近に、楽しんで考える〜」投資にまつわる言葉や背景をテーマにした創作漢字を募集する。募集期間は1月27日〜3月31日まで。創った漢字はスマートフォンやカメラで撮影。スキャニングしたものでOK。個性的な“とびきりの漢字”を募集する。 評価の基準は創作漢字としての意味の良さや使用していく合理性、利便性のあるもの。新しい造語、すでにある漢字の組み合わせなどの考え方は自由だ。最優秀賞は賞金5万円と副賞など。審査員賞は賞金JCBギフトカード3万円。優秀賞はJCBギフトカード1万円。入賞はJCBギフトカード5000円。 審査員は書家の木下真理子。古典書の書家に属し、篆書、隷書、草書、行書、楷書の五書体を書き分ける。映画『利休にたずねよ』、NHK『にっぽんプレミアム』、『誕生!中国文明展』等の題字も手掛ける、注目の書家である。雅号は秀翠(しゅうすい)。 【応募サイト】http://otona.tokaitokyo.co.jp/style/hobby/142
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芸能 2016年01月28日 16時30分
ゲス・川谷がラジオ番組出演休止
ゲスの極み乙女。の川谷絵音が、TOKYO FMでのラジオ番組レギュラー出演を休止することが分かった。27日に放送されたTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」で発表している。 同番組で川谷は、「いま言った通り、ゲスの極みLOCKS!は、一旦休講とさせていただきます。ネガティブというものじゃなくて、また戻ってくるというのが前提の休講なので、今の僕らの授業を楽しみにしてくれてた生徒には申し訳ないと思うんですけど、また戻ってくる時にはフルパワーで頑張りたいと思います」と発表。エンディングでは、「じゃあまた会う日まで」とファンへメッセージを贈っている。 川谷は、タレントのベッキーとの不倫スキャンダルが報じられており、渦中の人となっている。
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レジャー 2016年01月28日 16時00分
ハッシーの中央競馬新馬セレクション(1/31東京・1/31東京)
今週デビューの注目馬は、1月31日(日)東京第3Rダート1600m戦に出走予定のニシノマメユリ。馬名の由来は「冠名+豆+ユリ。小さいユリの花を連想」。牝、鹿毛、2013年4月27日生。美浦・手塚貴久厩舎。父キングカメハメハ、母メジロルルド、母父サンデーサイレンス。生産は洞爺湖町・レイクヴィラファーム、馬主は西山茂行氏。2014年セレクトセール1歳市場で2160万円で落札された。祖母は97年オークス(GI)などGI5勝を挙げたメジロドーベル。半兄には2000m以上で3勝を挙げているマッサビエル(父ハービンジャー)がいる。本馬は父キングカメハメハらしいムチッとした馬体の持ち主。それでいて脚はすらっと伸びており母父サンデーサイレンス似。顔つきも凛とした賢そうな顔つきをしており、操縦性が高そうだ。距離はマイルあたりが合いそうで、デビュー戦はダートだが、芝でも良さそうだ。なお、鞍上には戸崎圭太騎手を予定している。 もう一頭の注目馬は、1月31日(日)東京第5R芝1800m戦に出走予定のバルトルディ。馬名の由来は「人名より」。牡、鹿毛、2013年5月13日生。美浦・大竹正博厩舎。父ディープインパクト、母ワシントンシティ、母父Wagon Master。生産は新ひだか町・タイヘイ牧場、馬主は桑畑隆信氏。半兄には芝1400mで5勝を挙げたラトルスネーク(父タニノギムレット)がいる。本馬はまだ全体的に幼さがあり、馬体自体はこれからといった感じだが、走らせると伸びがある。ディープインパクト産駒だが、長く良い脚を使えそうなタイプだろう。なお、鞍上には戸崎圭太騎手を予定している。※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。
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芸能ネタ 2016年01月28日 16時00分
イケメンぞろいの三代目で“癒やし系”キャラの山下健二郎
昨年12月まで放送されていた、EXILE TRIBEの総合エンタテインメント・プロジェクトの企画で制作が始まったドラマ「HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜」で登場回数が多かったのが、人気グループ「三代目J Soul Brothers」のパフォーマー・山下健二郎だ。 高校からダンスを始め、高校卒業後、大学ヘ進学するも中退。アルバイトをしながらダンスを続け、07年にユニバーサル・スタジオ・ジャパンでダンサーを務めていた頃、「EXILE LIVE TOUR 2007 EXILE EVOLUTION」にバックダンサーとして出演。その後、EXILEの所属事務所が運営するダンススクールに入学し、特待生を経てインストラクターとなった。 09年に「第1回劇団EXILEオーディション」で最終候補者となったことをきっかけに上京。オーディションに合格し「劇団EXILE」入りしたが、10年に「三代目J Soul Brothers」に加入した。 「スキのなさそうなイケメンぞろいの三代目だが、その中でも山下は親しみやすい関西弁で完全に癒やし系。『HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜』の中でもなぜか1人だけ関西弁だった。趣味は釣り、プラモデル、ミニ四駆、ラジコンなど多数。休みの日は1人でふらっと秋葉原に出掛けてプラモ店を回ったりすることもあるらしい」(音楽関係者) 昨年4月からは初の冠ラジオ番組「山下健二郎のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)がスタート、軽快なトークでリスナーを楽しませている。 今年夏の「HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜」映画版の公開に向け、EXILE TRIBEは大々的にツアーを開催。劇中で抜群の存在感を見せている山下への注目度もかなりアップしそうだ。
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社会 2016年01月28日 16時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第159回 繁栄への道
昨年12月31日の大みそか、ドイツのケルン市で信じられない「事件」が発生した。ケルン中央駅前で、酔っぱらった男たち約1000人(!)が騒ぎを繰り広げ、一部のグループが通り掛かった女性を囲み、金品やスマホなどを強奪し、さらには性的暴行を加えたのである。ケルンの警察当局は1月10日、新年行事中に発生した暴行事件数が516件に達し、その容疑者の大半が難民申請者と不法移民であったと公表した。 ドイツには2015年に100万人超の難民・移民が流入したが、その多くが若い男性であった。仕事もなく、しかも言葉が通じない異国で、かつ「仲間」がおり、一応、生活の心配はない。筆者は、ドイツのネイティブな国民と移民・難民たちとの間で「衝突」が起きるのは避けられないと繰り返してきたが、この大みそかの「事件」(インターネットに投稿された映像を見る限り「暴動」だが)は、さすがに衝撃的だった。 ちなみに、ドイツは人口の20%超が移民もしくは「移民系」となっており、政府自ら「ドイツは移民国家である」と認める状況に至っている。とはいえ、別にドイツは当初から移民国家化を目指し、外国人を受け入れたわけではない。 第2次世界大戦後に極端な“人手不足”に陥った西ドイツ(当時)は、「労働力を補うため、やむを得ず少数の外国人を受け入れる。しかも一定の期限付きで、ローテーションを原則とし、永住も認めない。外国人労働者単身のみの入国しか許さず、妻子同伴は禁止。期限が来た場合には必ず帰国させる」と、どこかで聞いたようなスタイルで外国人労働者を「慎重に」受け入れ始めたわけだが、結局は、「外国人がいなければ、ドイツ経済が成り立たない」結果になり、なし崩し的に「移民大国」への道を歩み、現在に至る。 そして、100万を超える難民・移民が2015年に流入し、ドイツはもはや、国民国家を今後も維持できるのか、疑問符を付けざるを得ない事態になっているのだ。 話しは変わるが、筆者は日本を亡国(国民が主権を失う、という意味)に導く「3大嘘」は、以下三つであると確信している。 「国の借金で破綻する」 「日本は公共投資をやり過ぎた」 「日本は人口が減って衰退する」 無論、他にもいろいろと嘘はあるのだが、とにもかくにもこの三つは悪影響が大き過ぎる。 特に日本国で暮らす日本国民に「閉塞感」「絶望感」を与えるのは、人口問題(に関する嘘)ではないだろうか。日本の「人口問題」(問題があるとして)は、 「日本は人口が減って衰退する」 といった情緒的かつ意味不明な話ではなく、生産年齢人口対総人口比率の低下なのだ。 日本の生産年齢人口比率はバブル期には70%程度だったのが、直近の'15年7月のデータで60.78%。少子高齢化が継続している以上、60%を割り込んでくるのは確実だ。 「だから大変だ」ではなく、今後の日本は人類が経験したことがない“超人手不足”の時代に突入すると理解するべきなのだ。 そして、人手不足を解消するための「解決策」を間違えなければ、わが国は再び繁栄への道を歩み始める。さらに、少子化の主因である若い世代の実質賃金低下も食い止められ、所得増と雇用安定化が定着すれば少子化が解消し、そのうち人口も戻り始めることになるだろう。 人手不足解消のための正しい「解決策」は、もちろん「外国人労働者を」ではなく、生産性の向上だ。同じく“超人手不足”だった高度成長期と同様に、生産性向上で人手不足(=供給能力不足)の解消を図れば、わが国は普通に高い成長率を取り戻せる。 生産性の向上のためには、設備投資、人材投資、公共投資、技術開発投資という四投資を「リスク」を受け入れた上で拡大する必要がある。生産性向上で供給能力不足が解消すれば、GDP三面等価の原則により「=生産者の所得拡大」となり、国民が豊かになる。豊かになった国民は、消費や住宅投資を増やすため、需要(=名目GDP)が拡大し、またもや供給能力不足、人手不足の環境に陥る。 生産性向上で供給能力の不足を解消すると、結果的に人手不足になる。さあ、どうするべきなのか。もちろん、さらなる生産性の向上あるのみだ。 断言するが、経済成長は、特に日本のような人口大国では「供給能力不足=人手不足」環境下における生産性の向上以外では起きない。そして、わが国は人口構造上、国内のすべての産業、企業、そして地域が“超人手不足”になることが確定しているのだ。 何と、幸運な国なのか! すでに介護や土木・建築、運送など、一部の業界で“超人手不足”が深刻化しており、供給能力不足を埋めるための生産性向上に向けた「現場の努力」が始まっている。それにもかかわらず、安倍政権は人手不足を「生産性の向上」ではなく、外国人労働者受け入れで補おうとしている。最悪だ。まさに、かつてのドイツが歩んだ道そのものである。 政府が明らかに間違っている場合、国民はどうすればいいのか。とりあえず、国民や政治家が先の三つに代表される「亡国の嘘」が間違っていると認識しなければならない。逆に言えば、それだけでいいのだ。 正直、現在のドイツが抱える移民問題について「正しい解決策」を出せと言われても、「無理」としか言いようがない。繁栄への道が存在しない他国と比べ、わが国は信じられないほど幸運であることを、ぜひとも知ってほしいのだ。みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
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