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社会 2020年02月02日 09時00分
62歳無職男、優先席に座る34歳男性に因縁をつけナイフで刺す【キレる中高年の事件簿】
公共交通機関には優先席が設定されている。これは主に高齢者や障害者、妊婦を優先的に座らせようという趣旨で設定されているが、健常者が座ることも多々ある。 一見、健常者でも実は障害を患っているケースもあるため、「座って良いのか」については意見の分かれるところ。正義感からか、健常者と思われる乗客が座っていると、「あんた席譲りなさいよ」と声を掛ける人間もいる。 そんな優先席への誤った認識が凶暴な事件を引き起こした。事件が発生したのは2018年2月。JR大阪駅を出発した環状線の車内で、優先席に座っていた34歳の男性に対し、62歳の無職男が「何座ってんねん」と声を掛けたのだ。 男性は無視をしたが、男はしつこくちょっかいを出し、降りようとした男性を妨害。振り切って降りた男性に対し、髪を引っ張る。男性は激昂し、男の頬を殴ると、反撃した男は刃渡り9.2センチのナイフを出し、男性の脇腹を刺し、立ち去った。刺された男性は全治2週間の怪我。そして、このニュースを知った男は、大正署に自首し、殺人未遂容疑で逮捕されることになった。 男はなぜこのような凶行に出たのか。取り調べに対し、男は前々から男性の行動に不満を抱いていた事を告白。男によると、被害男性はこれまでにも数回に渡り優先席に座るなどした上、割り込み乗車を数回したこともあり、その都度注意していたのだそう。そんな鬱積が爆発し、事に及んだ。 男は裁判で殺意を否定したが、裁判所は殺意を認定。懲役3年執行猶予5年を言い渡す。そして2人が遭遇しないよう、男は男性の求めに応じて住んでいた大正区から引っ越しさせられる措置が取られた。 「優先席に座っていただけで刺される」というニュースは、電車通勤者にとって衝撃的。事件後、座ることを止める健常者や、外見では障害を患っているとは思えない人々からも、「怖くて座れない」「歪んだ正義感で割りを食った」などの声が上がった。 優先席については、その運用がかなり曖昧となっており、個人で認識が微妙に異なっている。同じような事件を発生させないためにも、公共交通機関全体でしっかりとしたルールを定めてもらいたい。文 櫻井哲夫
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スポーツ 2020年02月02日 08時00分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「木戸修」きらりと光るいぶし銀の魅力
常に脇役的な存在でありながら、晩年には定番技を出すたびに大歓声が上がった木戸修は、浅黒く焼けた肌やキッチリ整った髪形でおなじみの“愛されレスラー”だった。特に札幌地区では熱心なファンが応援団を結成し、木戸の名前の入ったのぼりを掲げる場面も見られたものだった。※ ※ ※ 真面目一辺倒では何かと生きづらいもので、それは一般社会もプロレス界も同じこと。練習の虫で職人気質の木戸修が、新日本プロレスの中でどこか浮いた存在になったのも、自然の成り行きであったか。「地方巡業のとき、練習後の休憩時間だったのか会場近くの公園のベンチで、一人ポツンと座っている木戸を見かけたことがあります。新日のジャージを着ていなかったら、ちょっとガタイのいい人にしか見えませんでした」(プロレス記者) 女遊びなどしないために「同性愛者」だとか、試合中も髪が乱れないことから「カツラ」だとか、陰口を叩かれることもあった。後年、実の娘である木戸愛がプロゴルファーとして活躍し、そのとき取材に同席した木戸の頭部は、年相応に地肌がうっすらと透けていた。それを見れば同性愛とカツラのいずれもが、デマであったことが分かる。 1968年、18歳で日本プロレスに入門した木戸は、その道場で、当時、コーチを務めていたカール・ゴッチと出会う。 ゴッチ流のハードトレーニングに音を上げる者が多い中、木戸は一切の愚痴を漏らすことなく稽古に励み、ゴッチからは「マイ・サン(わが息子)」と呼ばれるほどの信頼を得ている。「引退時に初めて明かしたのですが、木戸がそこまで徹底して練習に取り組んだ理由は、先に日プロに入門しながら練習中のケガでデビューがかなわなかった、実兄の存在があったそうです」(同) 道半ばであきらめざるを得なかった兄に代わって、絶対にプロレスラーとして成功するという信念があったからこそ、ストイックなまでの修行に耐えられたのだろう。 木戸は常に中堅のポジションで、時にはジュニアクラスで初代タイガーマスクのパートナーを務めたりもしたが、ファイトスタイルは一貫していた。 使う技はゴッチ流のグラウンド・テクニックや突き上げるようなフォームのドロップキック、スイング式ネックブリーカーにダイビング・ニードロップぐらいのもの。脇固めやキド・クラッチを決め技とするようになったのは、第一次UWF参戦以降である。 折り目正しく無駄な動きのない闘いぶりで(だから髪が乱れなかったのか)、地味ながらもその技術の高さを周囲に認められていた木戸は、途中参加となった第一次UWFの「格闘技ロード公式リーグ戦」(’85年)でスーパー・タイガー(佐山聡)や藤原喜明、前田日明らを抑えて優勝。佐山タイガーにこそKO負けを喫したが、藤原や前田を30分近い激闘の末にいずれもサブミッションで下している。 そうした実績からもっと高い評価を受けてもよさそうであったが、元来の自己アピールが少ない性格もあって“いぶし銀の中堅”という立ち位置は引退まで変わらなかった。★対抗戦で際立つ関節技の切れ味 ちなみに第二次UWFに参加しなかったのは、「第一次UWFに関係していたゴッチが第二次UWFとは絡まなかったから」という理由であった。IWGPタッグ王座を獲得した際のパートナーである前田を含めて、他のレスラーとの交流関係は薄く、UWFにおいても一匹狼的な存在であったようだ。 なおIWGPタッグは木戸が唯一獲得したベルトで、その前の王者は藤波辰爾&木村健吾組。試合は木戸が、木村をキド・クラッチで下している。 その王座戴冠劇と並び木戸の名勝負として挙げられるのが、’90年2月、東京ドームで開催された全日本プロレスとの対抗戦、ジャンボ鶴田&谷津嘉章の五輪コンビと対峙したタッグマッチである。「パートナーの木村健吾のほうが、当時の新日内における格付けは上でしたが、試合で目立ったのは木戸でした。谷津を足関節やフェイスロックで極め、鶴田のラリアットなどを何度も脇固めで切り返してみせました」(同) あらためて映像を見返すと、再三の脇固めは1回目よりも2回目、2回目よりも3回目と、徐々に入り方が深くなっているようで、そんなところに木戸の技術力とプライドが感じられる。「試合自体は“鶴田が貫録の勝利”“必殺バックドロップを出すまでもなく新日勢を一蹴”などと評されましたが、実際には木戸の関節技を恐れた鶴田が、焦って試合を終わらせたように見えなくもない」(同) 無論、あえて木戸の技を受けてみせた鶴田の格上意識もあっただろうが、脇固めから脱した鶴田が即座に木村をボディシザース・ドロップで下した結末は、いくらか唐突な印象もあった。 普段は目立たない木戸が、全日のエースを慌てさせたというのが事実であったならば、それもまた痛快な話ではある。木戸修***************************************PROFILE●1950年2月2日生まれ。神奈川県川崎市出身。身長180㎝、体重105㎏。得意技/脇固め、キド・クラッチ。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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社会 2020年02月02日 07時00分
やくみつるの「シネマ小言主義」 A・クリスティを思わせるミステリーの傑作『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』
往年の名作、アガサ・クリスティの『オリエント急行殺人事件』を思わせる密室劇。もしかしたら、古典に匹敵する傑作として、今後、何年も残るかもしれない完成度の高さです。「容疑者は全員」という設定もクリスティっぽいですが、それが「国籍の異なる9人の翻訳家」というのが面白い。 全世界で一大旋風を巻き起こした小説『ダヴィンチ・コード』の4作目「インフェルノ」の出版時、原稿の違法流出を恐れた出版社は、各国の翻訳家を地下室に隔離し、密かに翻訳作業を進めていたそうです。この驚くべき実話から発想を得た本作は、デジタル時代ならではの仕掛けがプラスされて、現代的なミステリーになっています。 ただ、9人の中に日本人はいません。シリーズ完結時で2300万部を超えるハリーポッターを見ても、日本の出版市場は大きいのに。フランス語の堪能な日本人役者が見当たらなかったのか…長年、パリ在住だった中山美穂がいますのに。 しかし、ガッカリしないでください。犯行手口の重要な鍵となる高速コピー機が日本製品として存在感を出しています。「桜を見る会」の名簿隠滅に使われた大型シュレッダーの高性能が話題になったばかりですし、面目躍如というところでしょう。 密室劇と見せかけて、後半にカーアクションがあったりと、演出にもメリハリが効いています。オープニングの火事のシーンを始め、すべてが伏線となって後で回収されますので、気を抜かず見てくださいね。ちょっと複雑な9人の国籍とキャラ設定は、パンフレットであらかじめ頭に入れてから臨むことをお勧めします。 さて、秘密裏の出版準備といえば、自分にも思い出があります。 もう時効でしょうから明かしますが、ロッキード事件の「蜂の一刺し」で有名になった榎本三恵子さん。当時、この告白本の出版権を自分がかつて勤めていた出版社が手にしたんです。 ネットのない時代ですから、ゲラを携えて榎本さんが身を隠していたニュージーランドまで編集部長が飛んでいました。表紙カバーも写真を使わず、著者「松本三恵子」の偽名で試し刷りをして、ドタン場で差し替えるという念の入れよう。 ただ、ここまで隠密のミッションをやり遂げたにもかかわらず、ぜんっぜん売れなかった。増刷もかからなかったと記憶しています。 今、検索して見ると、あまりに地味で埋没しそうな装幀。今なら300円で買えるし、この映画をきっかけに思い出したので、手に入れておこうと思います。__画像提供元:(c)(2019) TRÉSOR FILMS - FRANCE 2 CINÉMA - MARS FILMS- WILD BUNCH - ES PRODUCTIONS DU TRÉSOR - ARTÉMIS PRODUCTIONS----------------------------■9人の翻訳家 囚われたベストセラー監督・脚本/レジス・ロワンサル 出演/ランベール・ウィルソン、オルガ・キュリレンコ、エドゥアルド・ノリエガ 配給/ギャガ 1月24日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイント、新宿ピカデリー他全国順次ロードショー。■フランスの人里離れた村にある洋館。全世界待望のミステリー小説「デダリュス」完結編の各国同時発売に向けて、9人の翻訳家が集められた。彼らは外部との接触を一切禁止され、日々、原稿を翻訳していく。しかしある夜、出版社社長のもとに「冒頭10ページをネットに公開した。24時間以内に500万ユーロを支払わなければ、次の100ページも公開する。要求を拒めば全ページを流出させる」という脅迫メールが届く。********************漫画家。新聞・雑誌に数多くの連載を持つ他、TV等のコメンテーターとしてもマルチに活躍。『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)レギュラー出演中
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芸能ネタ 2020年02月02日 06時30分
13年ぶり人気ドラマ『ハケンの品格』復活でも喜べない篠原涼子にのしかかる重責
日本テレビが、早くも女優の吉高由里子(31)に見切りをつけたようだ。なんとも信じられない話だが、局内は次の4月ドラマの話題で大盛り上がりなのだという。 それもそのはず。現在、放送中のドラマ『知らなくていいコト』の初回視聴率が9.4%と、いきなりのシングルを叩き出した。巻き返しを期待されていた第2話にいたっては8.9%と初回から0.5ポイントもダウンしてしまったのだ。「吉高を引っ張り出すのに、1本200万円近くのギャラを支払って、この結果です。初回がシングルで、その後に15%を超えた例は聞いたことがない。今後も下がり続けることが予想されるだけに、日テレ上層部が慌てて次に動くのも分かります」(制作関係者) そんな日テレが視聴率を取り返すべく、新たなヒロインに指名したのが篠原涼子(46)。’07年に放送され、平均視聴率20・2%を記録した、あの人気ドラマ『ハケンの品格』の続編を4月から放送する。設定は、まさに、あれから13年後の世界だという。「物語は派遣社員(登録型派遣)として特Aランクの評価を受ける大前春子(篠原)が、期間限定で東京の丸ノ内にある大手食品会社本社の営業事業部マーケティング課に雇われる。社内の人間関係に追われつつも与えられたノルマを淡々とこなし、相手が誰であろうと構わず言いたいことを言う。契約した仕事以外はしないため、配属部署以外の業務の手伝いなどは一切、しない。周囲はそんな彼女を煙たがっていたが、振り回されつつも次第に認め始めるようになる。続編も、伝説の派遣社員として今も働き続け、自分探しをしている大前の生活を描きます」(芸能プロ関係者) 今回、日テレは篠原を担ぎ出すために破格なギャラを提示したという。「日テレにおける篠原のギャラは、基本180万円。それが今回、渋る篠原を出すために250万円まで積み上げたそうです。それでも彼女は嫌がっていた。理由は年齢です。13年が経過し、今や46歳。しかも、役柄的に派遣社員というのも引っかかっていた。それを何とかギャラで承諾させたんです」(テレビ関係者) 満を持して復活するドラマだけに、当時の共演者も勢ぞろいするという。「小泉孝太郎、大泉洋、勝地涼、板谷由夏、安田顕などが出演予定です。新メンバーとして今田美桜、ジャニーズのKing&Princeの平野紫耀が加わるそうです。なんでも日テレは通常、1本当たり2000万円のドラマ制作費を、3500万円に大幅UPして気合いを入れているとか」(前出・芸能プロ関係者) 果たして、日テレの期待に応えることはできるか。
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社会 2020年02月02日 06時00分
本好きのリビドー
悦楽の1冊『プロ野球解説者「無敵バッテリー」がゆく 野球の正論』江本孟紀・里崎智也 徳間書店刊 1500円(本体価格)★プロ野球界をとことんぶった切る ロッテに無事入団した“令和の怪物”佐々木朗希君。彼をめぐって昨夏の甲子園で騒がれたいわゆる球数制限問題だが、そもそもプロ球界でも試合中の投球数が100を超えた段階でそろそろ替え時、のような風潮がなぜ生まれたのか。 筆者の記憶では“百球肩”なる単語を初めて目に耳にしたのは80年代、かつて昭和の怪物と呼ばれた江川卓氏が巨人のエースの時代だ。それまで快投していたのに6回頃から急激に打たれ出す姿を評した言葉だったはずで、以後は転じてピッチャーの疲労度を測る目安、投手交代を見極めるタイミングの一基準となる数字になってしまった観は否めない。 しかし、本書の著者両氏にかかれば「それがどうした」の一言でバッサリ。個人のスタミナにかかわる話をピッチャー全体の問題にまで押し広げた結果、現在の若手選手が温室育ち状態で甘やかされることになったと手厳しい。確かにいっとき、“下半身強化と称して何百段もの石段をウサギ跳びで登らせるトレーニングには科学的根拠が全くない”式な、ある種のスパルタ否定論が持てはやされたが(『科学』と言われりゃ印籠のごとき効果も大)、果たしてどこまで正しかったのか。 新人はベテランと大して変わらぬような内容の練習量では意味がなく、いかに若いうちに己の肉体をいじめ抜けるかが重要で、四の五の言わず徹底的な投げ込み・打ち込み・走り込みによってしか作られないのがプロの体。逆に、その程度で壊れる体ならプロで長続きしないし、それ以前に通用しない…遠慮・忖度・依怙贔屓一切なし、批判の対象も全部実名で展開する両氏の痛快な議論に業種を超えて膝を叩きまくり。この納得と説得の1冊を座右にすれば、今シーズン観戦の興味倍増は確実。_(居島一平/芸人)【昇天の1冊】 信用調査会社の帝国データバンクによると、新年を迎えてから1月14日現在まで負債30億円以上で倒産した企業が、日本ですでに7社ある。負債総額30億円未満まで含めたら、どれくらいの会社が傾いたか想像もできない。「倒産」と聞いても、さほど驚くこともなくなった昨今だ。 だが、これが一時代を築いた会社やグローバル企業となると、世間の注目が一気に集まる。『世界「倒産」図鑑 波乱万丈25社でわかる失敗の理由』(日経BP/税込1980円)は、そんな大企業の倒産顛末記から教訓を学ぼうという1冊だ。 取り上げる倒産劇は全25社。邦人企業では山一證券(平成9年)、そごう(同12年)、スカイマーク(同27年)、タカタ(同29年)など。当時はニュースで大々的に報道された。 なぜ倒産したか。同書では、例えばスカイマークは「攻め一辺倒が裏目」、タカタは「経営者が現場を知らない」。また、英会話教室NOVAのケースでは、「規律がなさすぎた」と分析する。いずれも最大の責任は経営者にあったと示唆しているが、現場、つまり従業員にも原因があったと手厳しい。 一連の倒産から得る教訓には、先を見通す目や戦略の不足など経営者向けのものが多いが、「人間の弱さ」が随所に顔を出すという点も、戒めとして指摘している。弱さが表面化すると、焦りや不正を生むからだ。経営者だけでなく、従業員も陥りやすい悪循環だろう。 悪循環にハマったら、従業員は会社から逃げ出すに限る。(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表)【話題の1冊】著者インタビュー トッカグン自衛隊芸人トッカグンの日用品で簡単にできる!!超自衛隊式防災サバイバルBOOK 双葉社 1,300円(本体価格)★「部屋は個室で17時から自由」はうそでした――元自衛官という異色のコンビですが、現役時代はどんな部隊にいたのですか?佐藤 陸上自衛隊東北方面隊第二特科群第304観測中隊というところにいました。主に弾の観測をしていました。自衛隊の地方協力幹部の方から勧誘され入隊したんですが「部屋は個室で17時からは自由だよ」と言う話は完全にうそでしたね(笑)。小野寺 現役時代は、今のコンビ名にもなっている、特科群(トッカグン)に所属していました。特科は大砲の部隊の名前です。戦闘部隊と呼ばれ、厳しい訓練、緊張感のある部隊で、僕は203ミリ自走榴弾砲という自衛隊最大口径の大砲の引き金を引く役目でした。――芸人になろうとしたきっかけはなんですか?佐藤 相方に誘われたからです。昔からバラエティー番組が好きで、よく見ていたというのもありますね。でも、本当は田舎者で東京に憧れがあったのが一番かも(笑)。小野寺 やはり一度東京で暮らしてみたいという気持ちが強かったですね。東京のバイト仲間たちが俳優や歌手などを目指していて、僕も芸能界に憧れました。そんな仲間に誘われるまま吉本のお笑い養成所に入りました。――YouTubeのチャンネル登録者数が18万人に迫る勢いです。今までで一番評判だったのは、どんな動画ですか?小野寺 『自衛隊式着地法』ですね。パラシュート部隊が地面に着地する時に、衝撃を身体の5カ所に分散させる着地法です。ちょっとした高所から落下しても対処できるため、興味を持たれたんだと思います。――最近は、災害への対応力が求められています。役に立つサバイバル術を教えて下さい。佐藤 停電時に便利なのが『即席ランタン』です。使うものは懐中電灯と水の入ったペットボトルだけ。懐中電灯のライト部分の上にペットボトルを乗せると簡易照明になりますよ。想像以上に明るくなりますので、ぜひ、試してみてください。小野寺 昨年は台風の影響で車が水没する事故が多発しました。車のドアは、半分くらいの高さ(60センチ程度)の水位でも通常の5倍の力がないと開きません。また、電気系統がダメになるので、窓も開けられなくなります。そんな時はヘッドレストを外して、足になっている金属部分を窓とドアの隙間に差し込んでください。テコの原理でそれほど力を入れずに窓を割ることができます。でも、これはあくまでも最終手段です。冠水が予想される時は、決して車で避難してはいけません。_(聞き手/程原ケン)トッカグン(小野寺耕平、佐藤昌宏)吉本興業所属。東京NSC12期生。「元自衛隊芸人」「サバイバル芸人」として活動中。2014年よりYouTubeチャンネル『トッカグンの東京サバイバル』を開設し、サバイバル術、アウトドア、その他、自衛隊関連の動画を配信している。
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社会 2020年02月02日 06時00分
男娼を雇ってライバルを蹴落とそうとした女に刑務所行きの判決 「テレビの見過ぎ」と非難の声
シビアな競争社会で生き残るためには、競争相手に勝つことが必要だが、世界には驚くような方法で競争相手を排除しようとした人がいる。 海外ニュースサイト『Global Times』は1月7日、男娼を雇って競争相手の女性を蹴落とそうとした女に有罪判決が下り、刑務所行きを命じられたと報じた。 同記事によると、中国・湖南省に住む女が、憧れであった政府関係の仕事に応募したころ、最終候補の2人まで残ったという。しかし、最後の最後で落とされてしまった。応募した仕事を諦めきれなかった女は、採用された女性に辞退してもらおうと画策したそうだ。 女はこの件を両親に相談したようで、後日、女性は女の両親から、約1560万円を女性に支払うから、採用を辞退してくれないかと持ち掛けられたそうだ。女性はその提案を拒否して、働き始めたようだ。 次に女は、1日約16000円で男娼を雇って女性の職場に潜入させたという。男娼は女性を誘惑し、デートの名目で食事に連れ出すことに成功。しばらくして、女性の元に警察がやって来たという。女性が違法薬物に関与していると匿名で通報があったからだ。 警察が女性の机の中を調べたところ、本当に違法薬物が見つかったそうだ。血液検査の結果も陽性反応が出たという。しかし、女性は薬物に身に覚えがなく、女性が解雇されるように女が仕組んだと訴え、それまでの経緯を説明したという。後日開かれた裁判では、女性の主張が全面的に認められた形となったそうだ。女には男娼とともに有罪判決が下り、8か月の拘禁刑が命じられた。女は判決を不服とし、現在、控訴中だという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「ハニートラップを仕掛けるよりも、その執念とお金を次の職探しに向ければよかった」「ライバルを蹴落とすのにハニートラップですか?テレビの見過ぎでは?」「親に泣きついて何とかしてもらおうなんて、子供っぽい。情けない!」「女の両親にも問題がある。普通、諦めるよう説得しないのか」「金持ちのわがまま女。刑務所で反省してなさい」など女を非難する声が殺到した。 海外には競争相手を排除しようとして、さらにひどい手段に出た人がいる。 海外ニュースサイト『The Hindu』は2019年5月31日、インド・バンガロールで学校を経営する男が、競争相手の男性を殺害しようとしたと報じた。 同記事によると、男の経営する私立学校で教師をしていた男性が、1年前に同校を退職したという。退職したのは、自らの経営で新しい学校を設立するためであった。男性は、自身の人気にあやかり、男の学校に通う生徒を、男性の新設した学校に勧誘していたという。これに激高した男は、男性を殺害することを決意。殺害を実行してくれる人を複数名雇ったという。 2019年5月16日、男性の殺害計画が実行された。犯人らは、男性が乗っている車を遮り、男性に暴行を加えたという。男性の死亡を確認したと思った犯人らは、そのまま現場から逃走。しかし、男性は重傷を負いながらも生きており、自力で警察に駆け込んだそうだ。 後日、現場にあった監視カメラの映像から犯人が特定され、6人が逮捕されたそうだ。容疑者らは犯行を認めており、男性を殺害する契約を男と交わして前金を受け取ったなどと供述。この供述を受けて、警察は男の行方を追っているという。なお、1月30日現在、男が逮捕されたなどの続報はなく不明である。 ライバルを尊重し、ともに刺激し合えば、双方得られるものは大きい。誤った方法で競争相手を排除しようとすれば、その報いが自分に返ってくるのも当然であろう。記事内の引用についてWoman attempts to frame another, ends up in jail (Global Timesより)https://www.globaltimes.cn/content/1175963.shtmlSchool owner tries to kill employee-turned-rival (The Hinduより)https://www.thehindu.com/news/cities/bangalore/school-owner-tries-to-kill-employee-turned-rival/article_mroonga27361058.ece
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ミステリー 2020年02月01日 23時00分
信長の首塚が静岡県・西山本門寺にある?
戦国時代で一、二を争う大きな事件であり、数多くの謎を秘めた事件、本能寺の変。昔から創作の題材となり、近年ではこれをモチーフにしたお笑い動画が人気を博している。しかし、天下布武まであと一歩の所に迫っていた織田信長が、家臣である明智光秀に討たれたという根幹を除けば、未だに不明であったり不可解な点の多い事件なのである。この事件にまつわる多くのミステリー要素やドラマチックさが、現代まで多くの人を引きつけて来たのかも知れない。 織田信長は本能寺で自決したとされているが、実は死体が発見されていない。ところが、信長の首が静岡県富士宮市の西山本門寺に安置されているという説が存在しているのである。 信長の首は、初代本因坊算砂「日海」の指示で、第18世住職日順上人の父である原宗安(原志摩守)によって密かに静岡県に運ばれたという。この時、首は誰にも見つからないように、仏像の中に入れて運ばれたとも言われている。 昭和54年1月の読売新聞には、宗門研究家である山口稔氏の研究結果が記事として掲載されている。それによると、まず前述の日順上人の内過去帳に、旧暦6月2日の日付で『惣見院信長』の記述が存在しているという。また、地元では、古くから信長公の首塚が西山本門寺の本堂奥にある大柊のもとに安置されているということが口伝として存在していた。 そして、本能寺の変で信長公と一緒に討ち死にした原家に伝わる文献「原家記」によれば、日順上人の父である原志摩守が混乱の中から父と兄、そして信長の首を持ち出すことに成功、山道伝いに駿河まで逃げ延びて、本門寺の本堂裏手に三人の首を埋めたと記されているという。 本因坊算砂は、京都寂光寺本因坊の住僧であった。本能寺の変が起きる前夜、信長は算砂と鹿塩利賢に囲碁の対局をさせていた事が知られている。本因坊算砂はこの流れで本能寺に泊まる事になったため、事件に巻き込まれる事となってしまったのだろう。そして、せめて信長公の首だけでも供養してほしいと、旧知の仲であった原志摩守に託したのではないだろうか。そう、作家の安部龍太郎氏は著書「謎に迫る・富士山麓に埋められた信長の首」の中で推測している。 本因坊算砂と原志摩守にとって、この西山本門寺と関係が深いものであったことは、算砂が本門寺の境内に本因坊という坊舎を作って住んでいた事実や、原志摩守の子、日順が寺の第18代上人となっている事からも解るという。前述の日順上人が記した過去帳には、『天正十年六月、惣見院信長、為明智被誅』と記されている。日順上人は慶長七(1602)年の生まれであり、天正十(1582)年に起きた本能寺の変を知る事は出来ないが、父親や先代の本因坊算砂から事件の内容を聞いて、書き記していたのではないだろうか。(山口敏太郎)
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芸能ネタ 2020年02月01日 22時00分
人気女優15名「全裸ヌード」脱ぎ名簿(2)
モデル業界もヌードラッシュ そして、松岡茉優(24)も、フルヌード披露へ秒読みと見られている。「バラエティーなどでの言動はよく炎上しますが、女優としての評価は高く、特に’18年の『万引き家族』以降は、多くの関係者が仕事をしたい女優の上位に名前を挙げます。今年も、すでに2本の話題作が公開されることが決まっていて、さらに存在感を増してくるでしょう」(映画宣伝担当) そんな松岡が脱ぐ理由といえば、これである。「松岡は『万引き家族』で映画賞を総ナメにしましたが、『(主演の安藤)サクラさんにいつか追いつきたい、追い越したいと思えるようになった』と、実力ナンバーワン濡れ場女優への憧れを口にしていたんです。ならば、まず脱がないと話になりませんからね」(同)『万引き家族』では、JK見学クラブでのなかなかセクシーなシーンも経験済み。「ブラウスのボタンを自らはずして、鮮やかなピンクのブラに包まれたたわわなバストを露出させてくれました。ガラスの向こうの客のリクエストで、足をM字に開脚してオナニーをしてみせるという衝撃シーンもあった。もう、いつでも脱げますよ」(同) また、小松菜奈(23)や池田エライザ(23)など、モデル出身女優たちの思い切った挑戦も、そろそろありそうだ。「小松は、18歳の時の女優デビュー作品『渇き。』で、いきなり6人とのキスシーンを演じて話題になり、’16年の『ディストラクション・ベイビーズ』では迫真のレイプシーンも見せてくれました。ハードな作品でこそ、あの妖しい眼差しと、しなりの利いた極上ボディーが際立つというもの。実際、激しい濡れ場が前提の映画企画がいくつも舞い込んでいて、スポンサーとの調整に入っていると、去年から伝わってきていました」(前出・映画ライター) すでにマーティン・スコセッシ監督の『沈黙 サイレンス』(’16年)でハリウッドデビューも果たしており、監督は小松の演技を絶賛していた。「それだけに、初脱ぎが世界的作品となる可能性も十分にあり得るのではないでしょうか」(同) 推定Gカップともいわれる豊満すぎるバストに熱い視線が注がれる池田も、初脱ぎが近そうだ。「昨年あたりから“どうせ脱ぐんだから早めに脱いでおきたい”と周囲に話しているそうですからね。彼女は無類の映画好き。将来は女優よりも、監督やプロデューサーとして関わっていこうと準備を進めている。経験として裸になっておく必要があると考えているといいます」(映画評論家) すでに、作品のためなら何でもするんだという心意気は、これまでの出演作からも十分に伝わってくる。「やはり強烈だったのは、’18年の『チェリーボーイズ』でしょう。童貞ボーイたちが“脱童貞”にとターゲットにした、ヤリマンの噂がある釈笛子という役でした。しかも、童貞相手の連続フェラ抜きという、ある意味、脱ぐよりも恥ずかしいシーンまで演じていますから、いつ脱いでもおかしくないでしょう」(同) そんな池田には、こんな話も伝わってくる。「昨年発売されたファースト写真集『pinturita』では、おっぱいとともに、強烈な股間への食い込みショットも多かった。フィリピン人の母親の教えで剃毛パイパンだといいますから、濡れ場ともなれば、下半身もギリギリまで迫った映像になる可能性も高いのでは」(前出・出版関係者)(明日に続く)
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レジャー 2020年02月01日 22時00分
SNSで軽犯罪を晒す“武勇伝”男〜女がドン引く瞬間〜
現在、多くの人がSNSで自身の出来事を発信しやすくなった。ところが、浩子さん(仮名・28歳)は、内容によっては引いてしまうこともあるという。 「男友達をツイッターでフォローしているのですが、とにかく自分を大きく見せようと必死なんです。例えば、ここ数年、テレビではツイッターのコメントを画面下に流したりするじゃないですか。それを彼は、ハッシュタグ付きで投稿。そして、番組でそれが取り上げられたら、わざわざ写真を撮ってSNSで、『俺の投稿が流れた!』と自慢しているんです。でも、あれってほとんどが、内容の薄いありきたりなコメントばかりですよね。まったく凄いと思わないので、そんなことしか自慢することがないのかとドン引きしました」 また、浩子さんがそれ以上に良い印象を持てないのが、犯罪系の自慢だったという。 「今まで一番引いた自慢は犯罪自慢ですね。その男性は昔、女性問題で揉めたとかで、相手男性をボコボコにしたのだとか。そして、傷害で逮捕されたらしいのですが、それを鍵アカウントで武勇伝のように綴っていて唖然としました。また、別の男性は昔、彼女と一緒に自転車を盗んだエピソードを淡い青春の1ページかのように話していて、引いたこともあります」 特にSNSなどで自慢話などを発信する際は、一度冷静になった方が良さそうだ。写真・jontintinjordan
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芸能ネタ 2020年02月01日 21時45分
滝川クリステル“斜め45度”でブチ切れ!? 小泉進次郎環境相「育休取得」裏事情
1月17日、小泉進次郎環境相と滝川クリステルの間に男の子が誕生した。このめでたい話のさなか、賛否両論がやまないのは男性閣僚初となる育休の問題。さらに聞こえてきたのは驚きの情報だった。「もし、進次郎氏が育休を取らなかったら、離婚危機があったといわれているのです」(永田町関係者) 進次郎氏と滝クリが“できちゃった結婚”したのは、昨年8月。首相官邸で2人そろっての結婚発表は異例中の異例だった。「当時の滝川さんはハッピーでニコニコ顔。軽井沢での結婚式も、それはそれは幸せそうでした」(同・関係者) 進次郎氏はイケメンな上、若くして未来の首相候補ナンバーワンの政界プリンスで、父親は小泉純一郎元首相。ファーストレディーを約束され、42歳で赤ちゃんまで授かった。結婚発表後の内閣改造で初入閣したのだから、まさに幸せの絶頂期だったに違いない。 ところが、大臣就任後は状況が一変する。まず福島原発の汚染水処理問題だ。前環境相の「海洋放出しかない」という見解に異論を唱えた進次郎氏は、「科学的見地に立った閣僚発言でない」として猛批判され、手荒い洗礼を受けた。 昨秋、米国で開催された国連気候行動サミット出席時には、「気候変動問題に取り組むことはクールでセクシー」と意味不明なポエム発言。その後も的外れなコメント連発で、ネット上では笑いのネタにされる始末だ。「週刊誌なども女子アナなど次々と女性問題を報じ始めた。極め付きは人妻不倫疑惑ですよ。しかも、その密会費用が政治資金から流用された疑いまで噴出し、不倫疑惑の相手は滝川さんの知人だった。これにはさすがの滝川さんもブチ切れ『きちんと説明してください』と詰め寄ったそうです。進次郎氏は“クールでセクシーな問題”とポエムで逃げ切ろうとしたが、“斜め45度”の視線を向ける滝川さんには通用しなかったという冗談まであるほど。滝川さんは離婚まで切り出す勢いだったといわれ、結局、進次郎氏は『(滝川さんと)出会う以前の女性、費用もきちんとしている』と懸命の弁明をしたというのです」(政界関係者) 進次郎氏が育休を取ることで、夫婦仲が良好になると見るのは早計だ。「進次郎氏に対する彼女の不信感は、そう簡単に払拭できないでしょう」(事情通) 果たして“俺をシンジロー”の行方やいかに。
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