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スポーツ 2009年10月13日 15時00分
レスラー小錦 新日1・4東京ドーム試合出場へ
新日本プロレス「蝶野正洋デビュー25周年記念興行」12日、両国国技館大会に、大相撲の元大関・小錦ことKONISHIKIが登場した。特別レフェリーながら、最後は左ラリアート2発を繰り出して大暴れ。予期せぬ形でリングデビューを飾ったが、小錦をめぐっては、来春1・4東京ドームへの招へいが持ち上がっている。 スモウアリーナに懐かしき「コニシキ」コールがこだました。特別レフェリーとして曙&ジャイアント・バーナード&吉江豊のボディースラム3WAYマッチを裁くはずだったが、試合に巻き込まれて想定外の事態に発展。よもやのリングデビューとなった。 ゴング前から不穏なムードが漂っていた。なかなか身体チェックに応じないバーナードとにらみ合い。それでも立会人の坂口征二氏やタイガー服部レフェリーになだめられ、序盤こそ気丈にレフェリングに徹していたが、試合途中でバーナードらに急所攻撃されて闘争本能に火がついた。 「ボクも男ですから、売られたケンカは買う」。黙っていられるはずがなかった。まずはバーナードに強烈なツッパリをお見舞い。さらにはグロッギー状態でコーナーに寄りかかるバーナード目掛けて強烈な左ラリアート2発をブチ込み、同じハワイ出身の後輩力士・曙の勝利をアシストした。 戦前には「ヒザが痛くて激しいことはできない」と漏らしていたものの、フタを開ければ土俵でならしたツッパリはおろか、スタン・ハンセンばりのラリアートまでサク裂させ、巨漢3選手をしのぐ存在感を誇示した。新日プロ菅林直樹社長を「また機会があれば出ていただきたい」と言わしめるほどの躍動ぶりだった。 小錦といえば、1997年11月に現役引退してから何度かプロレス参戦が取りざたされたことがあったが、今回の奮闘でプロレスラーとしての適性をまざまざと見せつけた格好。そんな小錦には新日プロ関係者から早くも「スケールのでかいドーム大会ではスーパーヘビー級の闘いが必須ですから、そういう意味で小錦さんのドームでのデビューはぴったり」と、この日開催が発表された来春1・4東京ドームでのレスラーデビューに白羽の矢が立つほどだ。 来春1・4参戦はあり得ない話ではない。小錦自身も「もっと体をメンテナンスして良くなって、お願いが来ればレフェリーじゃなく世界を相手に闘う。その日が来れば面白い」と語っており、闘う状態さえ整えばいつでもリングに立つ心構えでいる。 1984年には亡き兄アティサノエさんがセルリアンブルーのマットでアントニオ猪木と闘ったこともあり、いつかは兄に続きレスラーとして新日プロに参戦する可能性は十分。それどころか、試合後には新日最強外国人バーナードと一触即発になり、清算しなければならない遺恨も生じてしまった。 小錦のドームデビューが実現すれば、プロレス界に新たなムーブメントを起こすことにもつながりかねない。それこそプロレス転向がウワサされるあの朝青龍をソノ気にさせることになるかもしれない。いずれにせよ、小錦レスラー転向はあるのか、今後のセルリアンブルーのマットに要注目だ。
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ミステリー 2009年10月13日 15時00分
「山口敏太郎の不思議ワールド」ネットオークションに妖精のミイラ登場
日本でもヤフーや楽天のオークションが一般的になり、誰でも手軽に出品したり買ったりできるようになった。事情は海外でも同じで、中には日本では考えられない物が売り物として出品されることがある。先ごろ、アメリカのオークションサイトでは、なんと「妖精のミイラ」が登場。一部で話題となっている。 「妖精のミイラ」が出品されたのは「eBay」という大手オークションサイトで、以前から不思議な品物が数多く出品されることでたびたび話題になっていた。 今回出品されたミイラは、説明によるとフロリダの海岸線で発見された「海の妖精」とのこと。妖精というと、おとぎ話などで登場する愛くるしい姿を想像するが、このミイラはそんなイメージとは全く異なるものだ。まるで、人間の皮膚を魚の皮に変化させたかのような体表、歯をむき出しにした顔をみると、恐怖という感情しか湧き上がらない。予想通り、本物という意見と、精巧な作り物だとの意見がぶつかり合ったようだ。 eBayのメンバーであるaquatica_artさんの情報によると、この海の妖精の皮は魚のもので、翼も魚のひれであるという。さらに、歯や唇・顎骨も魚のものらしい。ただし、魚特有のニオイはないそうだ。この情報を信じれば精巧なフィギュアということになるが、aquatica_artさんは情報を出した上で、これは本物の海の妖精であると告げていることから、人々の間でさらに話題になったようだ。 過去にも妖精にまつわる事件は起こっている。20世紀初頭のこと、イギリスにてコティングリー妖精事件と呼ばれる事件が起こった。イギリスのブラッドフォード近くにあるコティングリー村に住むフランシス・グリフィスとエルシー・ライトという2人の少女が妖精の写った写真を撮影した。2人の撮った写真は真偽のほどが取りざたされたが、シャーロック・ホームズの生みの親、かの有名作家アーサー・コナン・ドイルが本物と断言したことから、事件は大きな話題となった。最終的に、写真はニセであったことが、撮影者であるフランシスの口から語られている。だが2人は、最後の最後まで1枚だけは本当に妖精が写ったものだと言い続け、今でもその写真の真偽は明らかにされていない。 さて、今回話題となった海の妖精のミイラだが、オークションに出品された当時はあまりニュースになっておらず、305ドル(日本円でおよそ2万7800円)という価格で落札された。 もしも海の妖精が本物であるならば、落札者は非常に貴重な品物を安価でゲットしたことになるだろう。もしできたら落札者が鑑定に出し、新しい情報が発表されることに期待したい。(写真=問題の「海の妖精のミイラ」。妖精のイメージとはかけ離れ、かなり気持ち悪い(“oddity central collecting oddities”より))◎他にもこんな物が 1997年にはアドルフ・ヒトラーの冷凍精子が出品されるという出来事があった。後に、これはイギリスの大学生の悪ふざけであることが判明し、データはすべて抹消された。 またつい最近、イギリスのエセックス州に住む10歳の少女が自分の祖母を出品するというとんでもない事件が起こった。少女によると「愚痴が多くてうっとうしい」との理由で出品したという。eBayでは人身売買は禁じられているため、これも即座に消去された。
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トレンド 2009年10月13日 15時00分
「リアル・ミッション」人力車で浅草一周完走せよ
鳩山首相の言葉を借りるまでもなく、時代のキーワードは「エコ」。今回は明治より続く“究極のエコカー”人力車を引いてみる。マッチ棒のようにひょろ長体形の本紙記者に課せられたミッションは“人力車で浅草一周完走”。さぁ、行くぞ。イモトには絶対負けらんねぇ! 今回おじゃましたのは浅草・雷門前にある「時代屋」。浅草で営業する人力車の中でも老舗中の老舗なんすよ〜。人力車バージンの記者にイロハを教えてくれるのが、浅香晴之先生(27)。日焼けした肌がなんか、かっけ〜。さてイモトネタはこれくらいにしておいて、さっそく着替え。 「股引はキツめに締めたほうが足のラインが出てカッコいいですよ。この世界カッコつけてナンボですから」と先生。最後に手ぬぐいを巻いて、姿だけは粋な車屋さんに変身した。先生、次は車を引く上での注意を! 「特にないですよ。免許は必要なく基本は自転車と同じです。ただ人力車の世界にも浅草は浅草のルールがあります。ナンバープレート付けるのも浅草のルール。入っていい歩道、ダメな歩道。細かなルールを覚えるのも一人前の車夫への道です」 ここ浅草では、個人でやっている店を含めれば約70台の人力車があるという。仲間が多いのは心強い。さっそく挑戦。 人力車を持ち上げようとして、おっとっと! 人を乗せていないのに後方に持って行かれそうになる。気を取り直して歩みだすが、第一歩目がズシリと重い。これじゃ吾妻橋を渡れるかも不安になってきた。そこに先生からアドバイスが。 「人力車は常に重い後ろ側に倒れようとします。そこで、てこの原理で引っ張るというよりは後ろに倒れそうになるのを前に押さえつけるようなイメージでやると、軽い力で自然と走って行くんですよ。だから実は人を乗せた方が楽なんです」 なるほど、車を前に倒す感じで引くとずっと楽になった。さあ、雷門前まで行ってみよう。しかし、走り出してから人力車はかなり幅があることが分かった。道行く人や物、そして幌を建物の屋根にぶつけないよう上にも注意を払わなくてはならない。ぶつけてしまったらどうしよう。 「人力車一台で180万〜200万円くらいですね」と先生。手拭いの隙間から滴り落ちる汗がさらに増えた。 ここでなんというバッドタイミング! 後ろから巨大な「はとバス」が。てんやわんやになりながら何とか道を譲ることができた。バックミラーがないから常に360度に気を配らなくてはならなくて大変だ。 そして、観光客であふれる雷門前を悠然と空車の人力車が駆け抜け、再びスタート地点の店の前へ。その間たった300メートル。はやくもやりきった感でいっぱいの記者は、地べたにしゃがみこんで自作自演の感動のゴールシーン! 先生や見物客に笑われながらも、記者の頭の中には大音量のサライが流れていたことは言うまでもない。 ◎突撃後記 伝統ある車屋さんの仕事だが、体力勝負ゆえか平均年齢は約22歳。 脚力自慢の車屋さんたちに一番苦労することを聞くと、それはお客さんを獲得することだと言う。車屋さんはその多くが歩合制の厳しい世界。それでも夢を持ちにくい今の世の中、門を叩いてくる若者は多いそうだ。 浅香先生が車屋さんになった理由も「カッコよかったから」。粋な車屋さんたちは今日も浅草の街を駆け抜けていく。 ※取材協力 「時代屋」料金=10分、1人2000円(2人3000円)から。侍や着物などレトロな時代衣装に着替えて写真を撮れるスタジオもあり。人力車に乗っての撮影もOK。年中無休。
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芸能 2009年10月13日 15時00分
高城氏 スペインで“ハイパーメディア訴訟”準備
所属事務所「スターダストプロモーション」のHP上からすべての情報を削除され、実質的に解雇となった女優・沢尻エリカ(23)。現在も夫でハイパーメディアクリエーターの高城剛氏(45)が立てた代理人を通して事務所との話し合いは続いているが、高城氏が一連の解雇騒動を報じたマスコミにプッツン。なんと、海外での法廷闘争に持ち込む準備をしているというのだ。 「今回の騒動で、沢尻の芸能界復帰はかなり難しくなった。騒動をあおるような記事を書いた社もあったが、ほとんどが事実。にもかかわらず、八つ当たりか、高城氏はマスコミを攻撃する想定外の行動に出た」(芸能リポーター) 解雇騒動発覚後、海外に“高飛び”した沢尻だが、いまだに書面などのコメントはなし。前所属事務所も今回の件に関してはノーコメントを貫いているが、まず、高城氏が動いた。 「一部のスポーツ新聞や週刊誌に抗議文を送りつけた。要約すると、「『(沢尻が)全自動自転車に乗って奄美大島で警察に事情聴取された』および『事務所解雇の原因は薬物』という報道に対して『事実無根』と主張。『対応によっては訴える』といったもの。これまで、編集部には何度も同様の抗議文が送りつけられているので、すんなり対応できるかと思いきや、なんと全文英語で書かれていた。『なぜ、日本語にしないのか』と返答したら逆ギレされた社もあったそうで、面倒くさいから和解の方向で進めている社もあれば、本格的に訴訟対策に乗り出した社もある」(週刊誌記者) 多少踏み込んだ報道の仕方であれば、時には訴訟沙汰に持ち込まれることもあるが、高城氏の場合は、ちょっと事情が違うようだ。 「高城氏は日本の法廷ではなく、滞在するスペインで訴訟を起こすつもりのようだ。となると、日本のマスコミは訴状を英文に直したり、現地で通訳を雇ったり、渡航費や滞在費などがかさみかなりダメージを受ける。もし、日本で同じようなことをしたタレントなら、徹底的に追いかければいいが、スペインではさすがに取材は不可能。高城氏が携わっていた東京五輪の招致活動もひと段落しただけに、ひそかに立てていたマスコミ対策を着々と実行している感じ」(同) 過剰なまでの高城氏のマスコミへの敵対心だが、「7月の奄美でも、自分の意図に反した報道をしたマスコミを個別に呼び出して恫喝した」(同)というから、今回の行動もうなずける。それにしても、沢尻ともども日本に帰る気はないのか? 「沢尻は今月上旬に、ドイツで開催されるグラフィックデザインの展覧会に自作を出品するらしい。海外でグラフィックデザイナーとして再出発するという説もある」(女性誌記者) 今後は高城氏とマスコミのバトルの行方とともに、沢尻の身の振り方が注目される。
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芸能 2009年10月13日 15時00分
噂の深層 小宮悦子もリストラ危機
人気キャスター・滝川クリステル(32)がフジテレビ系「ニュースJAPAN」を突如降板した衝撃が収まらぬ中、テレビ業界は、さらなるリストラのウワサでいっぱいだ。不振にあえぐ業界が標的にするのはコスト高のベテランキャスター。中には、あの小宮悦子キャスター(51)の名前まで挙がっているという。 本紙既報のように、滝川の降板は、ギャラをめぐるフジテレビとのケンカ別れだった。滝川は今年6月に報道局長に辞意を伝えていたが、一度は引き止められていた。しかし経営不振にあえぐテレビ業界のこと。結局、渡りに船とばかりに受理されたようだ。 「滝川は、資生堂のCMの仕事が入っていたためにギャラアップを狙ったが、フジテレビは拒否した。中立が原則のニュースキャスターだから、局は特定の企業のCM出演を容認することができない。フジテレビと滝川サイドは決裂して、9月21日に降板を発表、25日に降板という電撃的な流れになったわけです」と、フジテレビ関係者。フジテレビとすれば滝川では視聴率も取れないし、これ幸いとばかり滝川を切ったらしい。 フジテレビでは、さらなる大物キャスターのクビ切りもウワサされている。コスト削減のあおりは、どのアナにとっても“対岸の火”ではないのだ。 その筆頭は「めざましテレビ」の大塚範一(61)だが、「とくダネ!」の小倉智昭(62)、そして「スーパーニュース」の安藤優子(50)らの名前も挙がっている。 「大塚のギャラは年間1億円、小倉は3億円、安藤は2億円、合計で6億円と推測されます。彼らを切って局アナにすれば、タダになる。フジテレビの場合は、局アナの人材もそろっているし、制作費削減のためには最後に残った大物の首を取るしかない、というのが局の考え方です」と前出のフジテレビ関係者。 業界一景気の良かったフジテレビでさえ、不況の荒波はすさまじい。スポット広告は売れず、ジリ貧状態が続いている。「経費削減だけが目的でなく、局アナを育てる方針が打ち出されている。そのためにも大物には去ってもらう必要があります」と、関係者は言葉を続ける。 この傾向はもちろん、フジテレビだけではない。テレビ朝日では、「ワイドスクランブル」の大和田獏(51)に続いてウワサされているのが「Jチャンネル」の小宮悦子(51)というのだから、ビックリ。 推定ギャラ1億円の小宮は、すでに51歳のベテラン。そろそろ後進に道を譲ることも選択肢のひとつかもしれない。その場合、後任は局アナの上山千穂(33)が有力といわれる。彼女はスタイルも良く美人で質素。「ニュースステーション」や「やじうまプラス」など、ニュース畑を歩いてきたため、ニュースの「読み」でも遜色(そんしょく)はない。局アナ起用を打ち出しているテレ朝とすれば、願ってもない人材だ。軽く1億円の経費が浮くことも見逃せない。 テレビ業界不振の余波をモロに食らいそうなベテランキャスターらにとって、眠れない秋の夜長となりそうだ。
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スポーツ 2009年10月13日 15時00分
新日本プロレス 中邑IWGP死守 次は猪木だ!!
IWGPヘビー級王者・中邑真輔が吠えた。12日、両国国技館で開催された蝶野正洋25周年記念大会で、激闘の末にZERO1の大谷晋二郎の挑戦を退けた中邑は、改めてアントニオ猪木に宣戦布告。棚橋弘至が次期挑戦者に名乗りを上げたが「俺の狙いは猪木ただ一人」と言い放った。 IWGP史上に残る激闘だった。大谷は中邑戦前に、特別な思いを胸に秘めていた。「橋本真也の魂を背負って戦う」。4年前に亡くなった橋本さんの遺伝子を持つ男は、破壊王の代名詞というべきIWGP王座を奪い取ることを誓い、破壊王の得意技だった水面蹴り、ケサ斬りチョップを叩き込んでいく。それだけではない。中邑の執拗な腕攻めにあい、何度も苦痛に顔をゆがめるが、決して後退することはない。諦めない心こそ橋本さんの真骨頂であり、この日の大谷の戦う姿に破壊王の姿がダブって見えた。加えて、ZERO1の代表として「負けられない」との意地もある。 引けないのは中邑も同じだ。ストロングスタイルを探究する中邑は、IWGP改革に乗り出したばかり。まして初代IWGPベルト奪回に向けて、対アントニオ猪木を掲げた以上、初防衛戦でつまづくわけにはいかない。 互いの信念が交錯するほど、試合はヒートアップ。最後は中邑がボマイェで辛くも王座防衛に成功したが、敗れた大谷の心意気はしっかりと観客に伝わっていた。会場は健闘を称える“大谷コール”に包まれた。 試合後には右眼か内側壁骨折で欠場していた前王者の棚橋が姿を見せ、中邑を“暫定王者”呼ばわりし「俺を倒さない限り、チャンピオンと言わせねえ」とIWGP王座の挑戦を表明。リング上では無視を決め込んだ中邑だったが、バックステージでは「いつでもどこでもやってやる」と対戦を受諾。棚橋は17日から開幕する『G1タッグリーグ』で復帰を果たすことから、11・8両国国技館大会での両者のタイトル戦が決定的となった。 また、中邑は「俺は橋本真也を知らない。でも橋本真也の言葉は覚えている。『なにがアントニオ猪木だ!』。俺の狙いはアントニオ猪木ただ一人、ほかの何者でもない」 代弁者を介すつもりはない。「アントニオ猪木の言葉を待つ。ここからは神の領域。答えは一瞬で決まる」。中邑はブレることなく自己を押し通し、運命の時を待つ。
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スポーツ 2009年10月13日 15時00分
新日本プロレス 蝶野 喧嘩キックで締めた
まさにドリームマッチだ。蝶野正洋25周年記念大会のトリを飾る6人タッグ戦にメジャー3団体のトップが集結。蝶野正洋&武藤敬司&小橋建太VS中西学&小島聡&秋山準という豪華さ。 6選手がリングに顔を揃えると、超満員の観衆の期待値は一気に高まり、会場は異様な高揚感に包まれる。蝶野をして「興奮した」という特別な空間は、武藤と小橋の闘志を駆り立てる。 いつもにも増してアグレッシブな攻めを見せた2人は「試合をしていて楽しかった」とコメント。そこまで熱くなれたのは中西&小島&秋山の考えが「お祭りで終わらせない」という点で一致していたことだ。戦いの構図は三銃士&四天王VS第3世代となり、世代闘争ととらえる中西組は結果だけでなく、存在感でも蝶野組を凌駕する気構えだった。 試合はどの顔合わせも激しいものとなった。特に初遭遇した小橋と中西の激突は重厚で、チョップの打ち合いは迫力満点。中西は入れ込みすぎるあまり、コーナーに控える小橋に再三攻撃を加えるなど、その暴走ぶりは良くも悪くもインパクト絶大で、小橋に「野人といわれるだけのことはある」といわしめた。 試合は蝶野組が第3世代の分断に成功。蝶野が孤立した中西をシャイニング・ケンカキックで仕留め、25周年記念大会を自身の手で締めくくってみせた。ただし、第3世代は敗れたとはいえ、存在感では決して負けてはいなかった。 蝶野はイベントが大盛況に終わったことを受けて「三沢さんの追悼興行も武藤さんの記念興行も超満員で、プロレスに風が吹いている。いや、吹かせている。これを来年、さ来年にどうつなげていくか。俺は戦うところは、K-1や総合だと思っている。プロレスの魅力はそういうところに負けないものだという自信がある」とコメント。その言葉通り、ドリームマッチは、プロレスの魅力が存分に詰まった一戦であった。
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スポーツ 2009年10月13日 15時00分
新日本プロレス 朝青龍ボイコット!?
朝青龍にすっぽかされた! メーン前には尾崎仁彦リングアナウンサーからスペシャルゲストとして「第68代横綱、朝青龍関です」と紹介アナウンスがあったが、スポットライトの先に肝心要の朝青龍がいないハプニングが発生。すぐさま「朝青龍関は席をはずされているようです」と、訂正のアナウンスを流したものの、最後まで朝青龍が会場に現れることはなかった。 結果的に「謎のドルジ来場アナウンス」となってしまったが、そもそも朝青龍は席をはずしているどころか、最初から来場していなかった。蝶野も「オファーはしてて、来る予定だったんだけどね。でも来ないっていう連絡もなかったけどね…」と困惑気味。蝶野からしてみればドタキャンで思わぬ“肩透かし”を食らった格好だ。
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スポーツ 2009年10月13日 15時00分
新日本プロレス 中邑 11日は“不良の祭典”を視察
初防衛に成功したIWGPヘビー級王者の中邑真輔だが、前日11日夜にはケンカ自慢が集う不良の祭典「OUTSIDER」東京・ディファ有明大会を視察。同大会の前田日明代表とも接触を果たし、決戦へのボルテージを高めていた。 お忍び視察だった。決戦前夜にもかかわらず、中邑は自らチケットを購入してCHAOSの矢野通とともに同大会を観戦。「モチベーションをあげるためにケンカを見に来た。自分以上の何かを背負って闘っているヤツらがいる。好きだね」と不良たちのアツい激闘を見入った。 ただの観戦だけではなかった。大会の実行委員長で元新日プロの前田氏とは報道陣をシャットアウトして10分間に渡って密談。内容は明かさずじまいだったが「いろいろとお話しました。フッフッフッ、フーゥ」とニヤリ。かつて対アントニオ猪木を掲げていた同じ境遇の前田氏との極秘会談に好感触を得たようだ。 CHAOSにとっても意義のある視察だった。“金色の知将”矢野も「ここには俺と同じ臭いのするヤツがたくさんいた。まあ引き抜けるヤツがいれば引き抜こうと思っただけだ」とし「新日本のバカどもが忘れてるものがなにか引っかかってたんだけど、ここにはそれを持ってるヤツがいたってことだな」と満足気に会場を後にした。
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スポーツ 2009年10月13日 15時00分
OUTSIDER 初の王者決定トーナメント開幕
最強のケンカ自慢が集う「THE OUTSIDER」の第8戦が11日、東京・ディファ有明で行われた。同イベント初の王者決定トーナメントが開幕。65キロから70キロ級の初代王者を決める闘いの火ぶたが切って落とされ、激闘が繰り広げられた。 この日は1回戦のベスト16と準々決勝の2試合が開催。熱戦を勝ち抜いた4強が出そろい、準決勝で“九州天下一武闘会の大目付”野村剛史VS第4回大会MVPの佐野哲也、北関東最強暴走族の魔璃闇薔薇元総長で格闘彫師・吉永啓之輔VS川口連合第十代総長の武井勇輝が行われることになった。 なお、12・13ディファ有明大会では準決勝と決勝が行われ、65キロから70キロ級の最強の不良を決する。
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