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スポーツ 2009年10月05日 15時00分
「時代」を彩った男と女・あの人は今 元女子バレー選手・横山樹理さん “第二のジュリ”育成へ高校生とバレーまみれ
2007年、NHK福岡放送局制作のテレビ番組「福岡にんげん交差点」で横山(現・西川)樹理のいまが放送された。そこで樹理は「ママさんバレーをやっていることを知られましたが、そのお陰でママさんバレーをやっている多くの人々との交流が生まれました」と語っていた。 樹理がバレーボールを始めた中学生の時、顧問から「豪快なスパイクで相手を威圧するくらいの心構えが必要。そして苦しそうな顔を見せると相手につけ込まれる。どんな場面でも笑顔を忘れるな」と教え込まれたそうだ。 今から35年ほど前、樹理が現役で活躍していた頃、人気のスター歌手にジュリー(沢田研二)がいた。その頃の実業団女子バレーは、東京オリンピック以来、注目され続けてきた競技であった。 そこで活躍する樹理は、強烈なアタックと屈託のない笑顔でお茶の間の人気を博し、現在の栗原恵や大山加奈以上の存在であった。そのため「ジュリ」という呼び名は、ジュリーと相まって全国区になった。そして笑顔も「ジュリスマイル」といわれた。 73年に博多女子商業高卒業後、ユニチカに入社。同時に全日本入りした。入社4年目の76年モントリオール五輪では控えの選手として出場、金メダルを獲得した。そして、連続金メダルが期待された80年のモスクワ五輪。だが、旧ソ連のアフガニスタン侵攻に対する抗議で、アメリカを主導とする西側諸国ではモスクワ五輪に対するボイコット運動が起こり、日本も巻き込まれ参加を辞退した。 モントリオール五輪代表の白井貴子、前田悦智子らが引退した後、全日本を支えたエースの樹理もそんな悲運に泣かされた一人だった。 現在は高校生にバレーを教えながら“第二のジュリ”を育てている。◎ママさんバレーに参加した時も モスクワ五輪ボイコットから2年経った82年に樹理は現役を引退した。 その後、故郷の福岡県北九州市に帰り結婚、出産を経て育児に専念する生活を送った。 そんな生活の中でママさんバレーに参加したいと思っていた樹理だったが、ママさんバレーの規定では、日本代表選手は引退後10年間ママさんバレーへの参加を禁止されていた。 その10年間の出場禁止規定が解除となった後、樹理は生活を送っていた地元中間市の体育指導員をしながらママさんバレーにも参加。そこでバレーの指導にも当たっていた。ボールへの打点こそ低くなっていたが、樹理が力強いスパイクをコートに打ち込むたび周囲にどよめきが起こっていた。 その後の07年、かつての恩師が幹部を務める飯塚市内にある私立の飯塚高校が男女共学を機に女子バレーボール部を創設。その監督に請われて就任。現在に至っている。
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トレンド 2009年10月05日 15時00分
ウマしサケ探し隊 やわらかい口当たりは冷やで「松竹梅」(京都府)
7月5日に国立競技場で開催された石原裕次郎二十三回忌祭典で、参列者に配られたのが宝酒造の限定芋焼酎「一刻者」(いっこもん)。1970年代に宇野重吉と共演した同社「松竹梅」のCMをご記憶の方も多かろう。 宝酒造は伏見工場の「松竹梅」新酒が平成20酒造年度「全国新酒鑑評会」で金賞酒を受賞している名門の蔵元。今、イチオシは「松竹梅『白壁蔵(しらかべぐら)』生(き)もと純米」=写真だ。 『白壁蔵』とは神戸の灘にある、純米酒や吟醸酒など特定名称酒を中心に製造している同社の清酒蔵。 その名を冠したこの酒は、江戸時代から続く伝統製法「生もと造り」で醸した純米酒。まろやかでやわらかい口当たりは、冷やして飲むとより一層引き立つ。
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トレンド 2009年10月05日 15時00分
関東日帰り百名湯 新宿からたった90分“本格クアハウス”石和
新宿駅からJR特急で約1時間半という利便性の良さから、関東最大級の温泉街となった石和。かつては団体客相手のピンク歓楽街という印象が強かったが、最近では個人客中心の温泉街としてイメージチェンジを図っている。 日帰り入浴施設で有名なのが「クアハウス石和」。温泉利用型の健康増進施設として厚労大臣から認定された“本物”のクアハウス。もちろん単純に温泉を利用するだけでもOK。 笛吹署前の「なごみの湯」=写真=は源泉風呂、バイブラバス、寝湯、サウナの4種類を完備。大広間は飲食物の持ち込み可。石和温泉駅から無料バスあり。 また、石和温泉のホテルや旅館の多くが立ち寄り湯を実施している。詳しくは石和温泉観光協会まで。
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トレンド 2009年10月05日 15時00分
大江戸立ち飲み捜査網 立ち飲み価格で味は保証付き「赤札屋新橋店」
ニュー新橋ビルから烏森神社に向かう路地に入り、鳥居を過ぎたあたりにある居酒屋。立ち飲みではないのだが、価格的にはそれに匹敵する激安店。立ち飲みは疲れるので座って飲みたい…という向きに最適の一軒だ。 なにしろフードメニューのほとんどが500円以内。例えばマグロの刺し身は6切れで480円という激安価格だ。「日本料理店で修業を積んだ花板が、築地市場で仕入れたネタをさばいた料理ですから、味は保証します」(平井茂樹店長=写真)。 ドリンク類も生ビール350円、酎ハイ250円、ホッピー320円など、心おきなく酔える価格設定がうれしい。 営業時間も午後1時から翌朝4時まで、祝日のみ0時閉店。日曜定休。
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トレンド 2009年10月05日 15時00分
男の“甘味”党宣言 男性向けの濃厚さ「黒糖アイス」
ドン・キホーテ上野店の左隣にある創業100年の老舗甘味処。名物はここが発祥という「小倉アイス」。店内で食べる場合は皿の上。持ち帰りの場合は最中の皮にはさんでくれる。 冬の名物メニューは「ハニー焼き」。今川焼きのようだが、蜂蜜を混ぜた皮は外がサクッ、内がフワッ。あんも小豆やチーズなど種類が豊富だ。 今のオススメは創業100周年を記念した「黒糖アイス」=写真。濃厚な味わいは男性向き。 難点は常に混雑していること。しかも客層は年配の女性が多く、男性が一人で店内で…というのは勇気が必要。テークアウトしたアイスを不忍池のほとりでパクつくのが無難かもしれない。
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トレンド 2009年10月05日 15時00分
邦画魂 芸者ガールは悲しき殺人ロボット「ロボゲイシャ」
あまりのカルトっぷりに日本よりアメリカでバカ受けした「片腕マシンガール」の鬼才・井口昇監督の最新作。インターネット動画サイトにアップされた予告編が80万アクセスを超えるなど、公開前から世界中で大きな話題を呼んでいる。 芸者の姉の付き人として置屋でコキ使われるヨシエ。なじみ客の陰謀にハマり、姉妹もろとも謎の2人組「天狗軍」にら致される。 そこは殺人芸者マシーン育成組織だった。殺人ロボットと化したヨシエだが、抹殺指令を受けた「拉致被害者の会」との触れ合いを通じて人間性を取り戻していく。 ヨシエを演じるのは「日テレジェニック2007」の木口亜矢。姉の菊奴役に長谷部瞳。共演者も志垣太郎、生田悦子、竹中直人、松尾スズキほか個性派ぞろい。シアターN渋谷で公開中。
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トレンド 2009年10月05日 15時00分
歌手に歴史あり あがた森魚編「ジョン・レノンと同じ生き方を…」
全国をキャンピングカーで巡ったライブツアーのドキュメンタリー映画『あがた森魚ややデラックス』が10月10日からシアターN渋谷で公開される。ツアーは今年2月22日、九段会館で行われたライブで幕を閉じた。 「旅の成果、かつプロセスとして見てほしいんだ。全28曲、3時間のステージ。最後まで歌い切って全うするしかないと(笑)。まんべんなく選曲したよ。ド頭に最近の曲、1970年代のアルバム『日本少年』からの曲、弾き語り…ひと言じゃ説明できないなぁ。普段やってるのに、あえてやらなかった曲もあるし」 ライブには70年に結成したバックバンド『はちみつぱい』のオリジナルメンバーが集結。後にムーンライダーズを結成する鈴木慶一、武川雅寛、かしぶち哲郎ら、日本ロック界の歴史を築いてきたミュージシャンとのセッションが実現した。 「来てよ、って声をかけたかったけど、そんなゆとり全然なくて。ライブやるって大々的に告知したもんだから、コケたらどうしようと必死で(笑)。でも還暦祝いということで皆さん集まってくれてね。しかも“あがたVSはちみつぱい”の関係性も浮き彫りになると」 ゲストに矢野顕子や久保田麻琴、緑魔子らが登場。特に矢野とは76年のデビューアルバム「Japanese Girl」以来、30余年ぶりの共演となった。 「すべての出演者が素晴らしかった。お客さんも若い世代が多かったし、時代に合ったコンサートだったかな。まあ、私は当事者だから客観視できないけどね」 ライブを収録したCD『あがた森魚とZIPANG BOYZ號の一夜』(ディスクユニオン)が公開日と同じ10月10日にリリースされる。 「ジョン・レノンや高田渡がそうだったように、音楽をやるというのは一生もの。これからも続けていくよ。だって音楽をやらずして、一体何をやるんだい?」(おわり)
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トレンド 2009年10月05日 15時00分
ポロリのパチスロ常勝理論 実戦の下準備はバッチリのハズが…大苦戦の予感アリ!!
ホールごとに違う設定配分パターンや、手厚く扱っている機種を見抜くことを「ホールのクセを読む」と言います。パチンコのクギのように目に見える指標のないスロットで勝つためには、ここが非常に重要なファクター。つまり、何度も同じホールに足を運んでいれば、最初は見えなかったホールのクセが見えてきて、だんだん有利に立ち回れるようになるわけです。 さて、今回のホールはパチスロ常勝理論で頻繁にお邪魔している八王子の「コスミック」。冒頭に書いたように、スロットでは対戦回数が多ければ多いほど勝ちやすくなるため、収録店舗の「常連」と言っても過言ではないこのホールで負けるわけにはいきません! そんなプレッシャーもあって、僕はコスミックで実戦がある時は必ず前日の下見を自分で行い、そのままホールの上にある漫画喫茶に宿泊するようにしています。常勝理論では、前日のイベント内容やボーナス回数、閉店時のゲーム数など、細かいデータまで撮影スタッフの方がまとめてくれるのですけど、やはり自分で行うとホールの雰囲気を肌で感じられますからね。 収録前日のイベント機種は『エヴァンゲリオン〜約束の時〜』。相変わらず出玉は好調のようです。実は、毎回5の付く日のイベント「コスミックの日」か、8の付く日のイベント「凄八」にお邪魔しているので、前日のイベントはいつも同じなんですよ。収録の時に熱いのはバラエティーコーナーだから、大好きなエヴァを触れないのは少し残念です…。 とは言え、イベントが同じなら下見は非常にスムーズに進みます。いつものパターンだと朝のメールで「バラエティーコーナーのどこか1列が全台優秀台!!」と送られてくるはずだから、4列のうちのどこに入るのか、過去の傾向から予想をしていきます。 また、抽選番号が遅くてバラエティーコーナーが取れなかった時のために、ジャグラーもチェック!! ジャグラーもイベント対象になりやすいし、朝は競争率が低いから保険の機種としてはもってこいですからね。 そうこうしている内にまだ稼働の多いジャグラーのシマで、ポツンとビッグ・レギュラーともに優秀な台に空きが。時間は21時過ぎ…。「下見なのだから、見に徹しなきゃ!!」と思う自分と、「データ的に高設定なら、少しの時間でも打って良いんじゃない?」と思う自分が心の中で大戦争を開始しました。勝敗は…打ってみる方の勝利!! まあ、基本的にパチスロ馬鹿ですからねぇ。 結局、ちょいの間で打ったジャグラーの収支は+1万2000円♪ 閉店直前の下見もバッチリだし、夕食代と宿代が出てくれて大満足の結果になりました。ルンルン気分で天然温泉のお風呂に入りながら、バラエティーコーナーのどこを攻めるかシミュレーションをしてから就寝。 さて、いよいよ決戦の当日。パチスロ必勝ガイドの若手ライターである「KONTA」くんと合流し、オープニングを撮影し終わった頃にちょうど開店となりました。開店の流れに乗って、ついつい速足になるのを抑えながら、向かった先はバラエティーコーナー右から2列目…機種は「もっと!楽シーサー」です。 この台は、ボーナス確率の他に、通常時のベル(パパイヤ)確率、ビッグ中のチェリー+シーサー揃い確率、ゴーヤ重複率…などなど、多数の判別要素が散りばめられていて、設定が予測しやすいのでプライベートでもよく打ちます。 狙いのシマの狙いの機種が取れて勝った気分で打ち始めると、初ボーナスから重〜い展開。隣の天地を喰らうは絶好調なのになぁ…と首を捻りながらの実戦になってしまいました。また、抽選で遅い番号だったKONTAくんは、最初から「見(けん)」で入って打つ台を決めていない状況。慣れているホールのはずが、思わぬ大苦戦の予感!? 続きは、CS放送モンド21でご覧下さい!!
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その他 2009年10月05日 15時00分
幻覚ナビ
左から1・2・3・4
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レジャー 2009年10月03日 15時00分
スプリンターズS(GI、中山芝1200メートル、4日) アベコーの気になる推奨馬は!?
秋のGIシリーズのオープニングを飾るのは、「第43回スプリンターズS」(中山芝1200メートル、4日)。昨年の覇者スリープレスナイトが1週前に故障→引退。にわかに波乱ムードが漂うなか、アベコーこと阿部幸太郎は、好時計勝ちを収めたテレビ愛知オープンの内容を買って、トレノジュビリーに自信の◎を打った。中間も岩田騎手が二人三脚で追い切りをつける念の入れよう。馬場の軽い中山にかわり、一発逆転のシーンは十分だ。 みなさん、お元気ですか。アベコーこと阿部幸太郎です。 いつの世も美しい人と会えるというのは、心がときめくものです。実は、日曜日の中山競馬場でそれが実現することになったのです。グラビアやバラエティー、ドラマで大活躍の磯山さやかさんと、スプリンターズSのイベントでご一緒することになりました。 トークショーやレース回顧では、隣でドキドキものです。ダイエットして一段と美人になったという報道。また、この日はBSフジの競馬中継で、グリーンチャンネルのターフトピックスで際立つ美人の西島まどかさんと隣同士で出演。何とか予想も当てて、まさにハッピーデーにしたいものです。頑張ります! さて、注目の「スプリンターズS」。間近に迫ったところで昨年の優勝馬スリープレスナイトが故障でリタイア。セントウルSで22キロ増の馬体重。これで2着と目いっぱい走ったことが、こたえたのかもしれません。繁殖牝馬として、いい子どもを送り込んでくれることを期待します。 で、セントウルSで◎だったアルティマトゥーレが、昨年スプリンターズS3着のビービーガルダンとともに人気。アルティマはセントウルSで、外めの3番手を楽に追走。今回は2番枠。もまれるとやや不安が残ります。いずれにしても、ローレルゲレイロが思い切って飛び出し、これをアルティマとビービーガルダンが追いかける展開。競り合うような形にはならないはずです。 ◎はトレノジュビリーです。キンシャサノキセキを捨ててまで、この馬を選んできた職人、岩田騎手の真意を考えると、思い当たるのは6月の中京・テレビ愛知オープン。このレースで芝1200メートル1分7秒台を切る1分6秒9。4年前のシーイズトウショウ以来のハイレベル決着。当時、ラスト3F33秒4で余裕があったというのですから驚きです。 ちなみに3週後に行われたCBC賞の勝ちタイムが1分8秒0。そのレベルの高さが際立っています。札幌のUHB杯、並びにキーンランドCは感冒で取り消した影響と、洋芝が向かなかったからと判断。先週、そして今週と岩田騎手が直接またがる熱の入れよう。中山は高速馬場。少しの降雨なら問題ないはず。大駆けに期待です。
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