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スポーツ 2010年10月12日 15時30分
松坂の不振でダルビッシュの落札金がガタ落ち?
ダルビッシュと岩隈久志の両投手は考え直した方がいい−−。 松坂大輔(30=レッドソックス)が2年連続で不振に終わったため、日本人投手に対する評価が変わりつつある。ダルビッシュ有(24)、岩隈久志(29)の入札による米挑戦も報じられているが、その通りになったとしても、メジャー各球団は「もう、日本人投手を高額マネーで落札するようなことはしない」という。 米メディアの1人がこう説明する。 「松坂の今季の成績は9勝6敗、防御率は4.69。先発投手としては及第点ですが、レッドソックス首脳陣、地元ファンは厳しい見方をしています。なぜ、松坂ばかりが批判的な見方をされるか…。約1億ドルもの大金を叩いて獲得した投手だからですよ」 要するに、松坂の不振が長引いたことで日本人投手・全体の評価も落ち、「高額な落札金を出すのを辞めよう」との声が、メジャー各球団から聞かれるようになったのだ。 「松坂は先発ローテーション投手5人のなかで、5番目です。ウェイクフィールドが来季での引退を表明したのに、その順番(評価)は変わりません」(現地特派員の1人) 松坂の低評価を象徴する報道も見られた。 7日(現地時間)、ボストンのスポーツラジオ局WEEI電子版が「松坂は来季の構想に入っている。放出する予定はない」と伝えた。また、エプスタイン・レ軍GMは同局の単独取材にも応じ、「今季の彼は安定して球速を出しており、過去2年間より良くなっている。今季最後の2試合は今後に期待できる内容だった」ともコメントしている。『松坂擁護』ではあるが、同局は「他球団からトレードの打診があれば聞くが、レ軍から積極的に動くことはない」と“含み”のある言い方で、記事を締めていた。 その3日後、今度はボストン・グローブ電子版(10日)が松坂の去就問題を報じた。 <レ軍は受け身の立場 松坂放出>なるタイトルを付け、「松坂を欲しがる球団が多数あった。移籍先としては、メッツ、マリナーズ、レンジャーズ、ドジャースなど。仮に松坂を放出した場合、日本ハムのダルビッシュがポスティング制度でメジャー移籍を決断すれば、入札するのではないかという憶測も聞かれた」とまとめている。 しかし、同地元紙は「この記事は、スカウトと球団関係者10人以上を調査した結果」と“信憑性”も訴えており、松坂の放出は時間の問題のような書き方をしていた。 「レ軍は松坂のトレードを申し込まれたら、『話し合いに応じる準備ができている』ということでしょう。その点では、両地元メディアの取材内容は一致しています。レ軍は自分たちから『松坂放出』には動き出せないが、『放出したい』というのがホンネではないでしょうか」(前出・米メディアの1人) 松坂はレ軍と契約した06年オフ、『トレード拒否権』も勝ち取っている。移籍先が気に入らなければ、レ軍残留を主張できるが、「相手球団次第ではレ軍退団に応じる」とも解釈できる。 経済アナリストなどによれば、レ軍は松坂獲得に投じた『1億ドル』は、完全に回収しているという。しかし、「1年で2ケタ勝利をコンスタントに稼げない投手に、800万ドル(約7億2000万円)を払い続ける価値はない」と判断したのかもしれない。 ダルビッシュが入札制度に掛かれば、それに参画するとの情報も気になる。とはいえ、「高額な落札金を出したくない」とするメジャー全体の傾向からして、松坂を上回る大型契約は交わされないのではないだろうか。 「1000万ドル(約10億円)から、2000万ドルの間で落札し、契約期間も2、3年というごく普通なものになると思われます」(前出・同) これには、アメリカ全体の不況も影響している。 しかし、小さな契約でスタートし、実績に応じて年俸額を高めていくやり方の方が当人のためではないだろうか。高額な契約を勝ち取れば、松坂のように、常に地元ファンから厳しい見方をされないで済む。 日本球界の関係者が「ダルビッシュ、岩隈が本当に入札に掛けられたら」と前置きした上で、こんな話もしてくれた。 「エースを手放すわけですから、球団もそれなりの見返りを期待しています。どちらとはいえませんが、15億円強を予定しているそうですよ(笑)。1000万ドルが関の山なら、今オフの米挑戦は辞めた方がいい」 松坂の不振は、これからメジャー挑戦しようという後輩にも多大な影響をもたらたようである。
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トレンド 2010年10月12日 15時00分
怪談作家・呪淋陀(じゅりんだ)の「魅惑のホラーグルメ:その1・蛇料理を喰らう」
皆様、吹く風も冷たく感じられる今日この頃となりました。 いよいよ食欲の秋到来ですね。 私、怪談作家:呪淋陀が皆様に身の毛もよだつ美味しいホラーグルメをご案内いたします。 今回ご紹介するのは、群馬県のジャパンスネークセンター内にある蛇料理専門レストラン。 マムシ入りのスタミナラーメン、ミートボール、唐揚げ、マムシのフルコースまで、いろいろな蛇メニューがあります。 値段設定は全体的に高め。食材の希少性と料理の手間から考えると、この値段は仕方ないかもしれません。 興味があった『マムシフルコース』は要予約だったので、『マムシ姿焼』(松4000円、竹5000円、梅6000円)の内、一番値段の安い松を注文。 早速、これから捌かれる運命にあるマムシが目の前に運ばれました。 首を掴まれて大きく口を開けたマムシ。 剥き出しの牙から毒液が勢いよく吐き出され、グラスに滴たりました。 マムシの毒は、血液に入ると危ないのだが、口から飲む分にはビタミンのような味で美味しく栄養が豊富なんだとか…。ただし、虫歯があったり口の中に傷があったり、胃に潰瘍や内臓に出血がみられる場合は、飲んではいけないそうです。ということで、安全を考えると飲まないことですね。 その後、マムシはクリップで体を挟まれ、刃物で首をぶった切られました。血がどくどく噴出。 そしてあっという間に全身の皮をずるりと剥がされたのでした。 食前酒に、搾り取られたばかりの新鮮な生き血をワインで割ったものが出されました。 凄く血の香りがします。 私がちびりちびりと飲んでいると、レストランの女将さんに一気に飲み干すようにとご指導を受けました。 ためらいながらも意を決して生き血の一気飲み。もちろん底に沈んでいた心臓もごっくんと丸呑みしましたよ。 うう、喉の奥から込み上がる蛇と血の生臭さ。とってもワイルドな味でした。 待つこと十数分後。出来あがったマムシの姿焼4000円也。 流離のグルメリポーターR氏によると、砂糖と醤油の蒲焼き風タレ味、食感は小骨が多くてさっぱりしていて言われなければ蛇とはわからない。という感想。 私は小骨が多い魚? といった感じで、普通に美味しく食べられました。 この時、同行の寡黙なM氏だけは、なぜか何も食べずに、蛇料理を食べる様子をただ見守っていたのでした…。(続く)(怪談作家 呪淋陀(じゅりんだ)山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年10月12日 14時30分
カンガルー逃走事件…日本列島はオーストラリアと化している!?
9月28日、滋賀県で輸送中のカンガルーが逃げ出すという事件が起こった。 これは移動動物園を営業している園長さんがおりの中にある資材を取ろうとした際に誤ってカンガルーを逃がしてしまったミスであるのだが(しかしカンガルーを捕まえたのは逃がしてしまった園長さん自身であるという…カッコいい!)しかし、これはなにも滋賀県や関西地方だけの話ではない。 宮城県では2003年から野生のカンガルーの目撃情報が多数寄せられているというのだ。カンガルーはご存じの通りオーストラリアに住む動物。カンガルーは寒さに弱く、雪の多い東北地方には住めないはずである。何故、カンガルーが生息しているのかといえば…これは全くの謎らしい。 しかし、最初の目撃から7年が経過した今でも「田んぼをピョンピョン飛ぶ動物を見た」「カンガルーの親子連れを見た」等の報告があとを絶たずこの手の「帰化系動物」の目撃情報としては意外と信憑性があるのでは…と思う。 さて、野生のカンガルー親子が本当にいるとすれば、日本中がカンガルーだらけになってしまう危険性があるのではないか? カンガルーだらけになったら、日本人はどうすればいいのか? 筆者は「UMA三賢人」としても活躍している作家の中沢健氏に野生のカンガルーについて聞いてみた。 中沢「宮城県の野生カンガルーは有名ですよね。実は先日、「BLACK BOX」(マイウェイ出版)という雑誌の企画で茨城県のUMAを探しに行ってきたのですが、日本カンガルーは宮城だけではなく茨城でも目撃情報があるんですよ」 −−えっ!! 本当ですか? 中沢「ええ。ですが、情報元が『こたえてちょーだい!』なので、あくまで噂だけですが…ちなみに僕が子供だったころ地元(茨城県筑西市)で野生のコアラを同級生が目撃しています。もしかすると温暖化や臨界事故の影響か何かで、茨城県はオーストラリアに近づいているのかもしれません(笑)」 −−ええ!? コアラまで!? でも、カンガルーにしてもコアラにしても日本にいたら危険じゃないんですか? 中沢「コアラはともかく、カンガルーは怖いかもしれません。カンガルーといえばボクシングですが、カンガルーのパンチ力というのは実はたいした事がないんです。むしろ怖いのは尻尾を使ったとび蹴りです。カンガルーの足には鋭い爪がついているので、蹴られたらひとたまりもありません。穂積くん(筆者)の大好きな怪獣、ゴロザウルスは『怪獣総進撃』でカンガルーキックを使ってキングギドラを蹴り倒していますよね! それくらい強力なんですよ!(興奮)」 −−『キン逆』ではキングコングも餌食になってますからね!(興奮) 中沢「(気を取り直して)でも、本当の恐怖は交通事故です。カンガルーの。オーストラリアの道路では「タヌキに注意」みたいな道路標識があります。僕自身はカンガルーが日本中に繁殖したらとても楽しいと思うのですが…日本がカンガルーに対して優しい国であってほしいです。ハイ」 中沢氏は最後にそう締めた。 温暖化や臨界事故はさておき、確かに今年の夏は例年にない猛暑日が続き、暖かい土地に住むカンガルーにとってはとても過ごしやすい季節であった。滋賀県の逃走カンガルーも故郷のオーストラリアを思い出して、おりから飛び出してしまったのかもしれない。 野生のカンガルーが東京に現れる日も近い!?※画像は「日本カンガルー想像図」イラスト:中沢健(昭和ロマン探求家・穂積昭雪(帰化生物ネタ好き 24歳) 山口敏太郎事務所)【参照】山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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芸能 2010年10月12日 14時15分
結婚で“削除”された広末涼子の夫のインタビュー
女優の広末涼子と結婚したキャンドルアーティストのキャンドル・ジュン氏。ジュン氏は全身タトゥーに右耳に巨大なピアスという風貌だけに、「外見も一般的でなく与えてしまう印象もマイナスなことも多いはず」と自らの外見を気にしているが、広末を気遣ってかマイナスイメージの払しょくに頭を悩ませているようだ。 サーファーやボディボーダーの視点から海辺の環境保護活動を行なっている団体「S.F.J」のサイトには08年に大阪で行われたジュン氏のインタビューが掲載されている。 インタビュアーから「JUNEさんと呼ばせて頂いて良いですか?」と聞かれたジュン氏は「ジュンジュンで。笑」。外見とは裏腹になかなか気さくな人のようで、このギャップに広末が引かれたことを想像させる。 サーフィンを始めたきっかけについてジュン氏は「きっかけは、周りにサーファーが沢山いて、そのすすめです。キャンドルを灯して旅をしてるんですけど、9/11(の米・ニューヨークの同時多発テロ)以降それがすごくストイックな旅になってきて、戦争とかテロが終わるまでは、もう酒もタバコも全部やめる!って言ったことから、ますますストイックになっていき、そしたら友達がたまたまボードをL.Aからもって帰って来たのを、良かったら譲ってくれるって言うので始めました」と発言しているが、結婚発表後、この部分に修正が加えられていたというのだ。 「結婚発表までは『戦争とかテロが終わるまでは、もう酒もタバコもドラッグも全部やめる! って言ったことから〜』となっており、以前、ドラッグを使用していたことをにおわせていた。ところが結婚発表後『ドラッグも』の部分が削除された。明らかに広末サイドに気を遣っている」(週刊誌記者) ジュン氏の結婚後初仕事は山梨のレイブパーティーでのキャンドル灯火だったというが、「野外のレイブパーティーはここ数年、警察のマークが厳しく、大量に薬物での逮捕者が出ている。決してイメージはよくない」(同)というだけに、今後もいろいろとジュン氏の言動が“制限”されることになりそうだ。
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トレンド 2010年10月12日 14時00分
熱狂的ファンで会場はヒートアップ! 『ガンダム座談会』レポート
ガンダムシリーズ19年ぶりの新作として9月18日に公開された「劇場版 機動戦士ガンダム00」のスタッフ座談会が11日、東京・シネマサンシャイン池袋2番館で開催された。 同作は、ガンダム史上初となった地球外生命体の出現や、史上最長、最高クオリティの戦闘シーン、また衝撃のラストシーンなどが話題を呼び、大ヒット中。 大ヒット御礼として、水島監督ほか、普段は表に出ないガンダム00スタッフたちが集まり、00制作の裏側について語り合った。ヒット作を次々と生み出す人気スタジオ「サンライズ」のガンダムメイキングの秘密に迫まったトークに、熱狂的なファンたちで満員の客席は沸きに沸いた。 座談会メンバーは水島精二監督、角田一樹副監督、柳瀬敬之メカニックデザイン、有澤寛メカニック作画監督、松浦裕暁CGプロデューサー、池谷浩臣プロデューサー、司会は治郎丸慎也(元アニメージュ編集部)。内容は以下の通り。 MC:公開して時間も経ちますが、周りの反応など、いかがでしたか? 柳瀬:泣いたっていう感想をいただきましたね。 監督:面白いこと言えよ! わかんねえとかなかった? いや、分かるように作ったつもりだけどさ。 有澤:僕は、動きが速すぎて見えないっていう声をいただきましたね。 松浦:ELSは早いですね。僕はもうおなかいっぱいで見たくないですね。 監督:CGはすごいって言われるよね。 松浦:CGカットがすごい多くて、多すぎて参っちゃったけど、かなり評価をいただいています。 監督:すごい数でしたもんね。 MC:サンライズ的にはいかがでしたか? 監督:初号を終えてからリテイクしたいと言ったら、もう大丈夫、やるなと言われました。サンライズからの反応もよかったですね。会長にもハグされました。よくここまでやったと褒めていただきました。 MC:モビルスーツの戦闘シーンが話題になっていますが? 柳瀬:絵コンテ見たときにうわぁと思いました。 有澤:僕はもうだめだと思った。劇場版は量も多いし、最後になればなるほど壮絶…。柳瀬さんのデザインしたモビルスーツは、バンダイビジュアルさんにももう少し装備減らせませんかと聞かれたくらいですよ。 監督:(グラハムが乗っている)ブレイブが小さいのがいっぱいで、(デカルトの乗っている)ガデラーザはでかいのが1つっていう。そういえばガデラーザのサイズは、逆算して絵コンテの中で比較していったら、めちゃでかかったね。 角田:それ、僕のせいですね! 有澤:僕はメカのシーンをいっぱい書きました。1900カットのうちの90カットほど描きました。ラファエルが初登場するシーンなど、自分のパートは自分で描きました。 柳瀬:プトレマイオスから出動するところと、映画「ソレスタルビーイング」もやってるよね。 監督:そういえば最初に一人あたりのカット数を決めたのに、守れてないよね。 角田:僕は守りましたよ。 松浦:僕は…、軽いトラウマになりましたよ。ELSの描写はかなり多くて、厳しかったです。描ききれないので、制作が進んでいくうちに、「なんでこんなに多いんですか」と。ELSが後ろに何十万といるので。基本的にモビルスーツは手書きで、ELSはCGだったので、演出やコンテとのズレがあったりして、後半はほぼ演出さんとマンツーマンで合わせていく作業をしました。それは本当に大変でした。 監督:本当に対話をしながら作ったね。 松浦:いや、もうあんまり顔みたくない(笑)嘘です(笑)<質問コーナー>予め募集した質問をここで発表。 MC:ライルのメガネは誰の趣味? 監督:僕です! メガネフェチなんです。スタッフのメガネは僕が買ったんですよ。バカですね! メガネが似合わないって言われる人いますけど、絶対に誰にでも似合うメガネがありますよ! メガネ雑誌にコラム書きたいけど話来ないね。 MC:マリーの民族衣装は? 監督:僕です! アウトドア雑誌をめくりながら決めました。夏フェスにいるお姉さんの格好を真似ました。 角田:高河ゆんさんのデザインは? 監督:ミーナの服は、僕がイメージを高河さんに送って、それを高河さんが描いてくれた。高河さんは忙しいから、頼むのも申し訳ないんですよ。こんな仕事を頼んじゃって申し訳ないってね。デザイン頼むとタイミング的に厳しいときは、サンライズでやりました。そこはコントロールできるようにしたので、それで角が立つことはなかったですね。 MC:ライブ感ある現場ですね。 有澤:そうですね。 監督:夜中の2時に来てね、とかね。まあ朝方3時4時に監督が現場にいるのは嫌でしょうね! MC:続編の予定はありますか? 黒田さんがティエリアの名前の由来を劇場版で明かすといったのに、ないですが、どうなっていますか? 池谷:ティエリアの名前のことは、黒田さんが心に秘めているんです。続編は…、声を多くいただいているけれど、今日この時点で決まっていることはないですね。でも、そういう声は大事にしていかなきゃいけない、と。天から声が降ってきたら考えようかな。 MC:可能性はゼロではないってことですね? 池谷:そうですね。 監督:サンライズに投書とかメールとかお願いします。 MC:ELSに取り込まれた人はどうなったんですか? 監督:成功例の一人はスメラギの艦長になったんだけど、年をとっていないんです。イノベーターになれる因子を持っている人達の中でELSと融合した人は、成功例とダメな例があって。ELSの記憶を受け取りきれなかった人はだめになっちゃうけど、融合してもELSの思いをシャットアウトすることで成功する人、生き延びれる人もいるんです。成功するということは、互いが相互理解することで、あの世界で共生しているということ。刹那の場合はその先を行っちゃったんですけどね。あ、よく言われますがメタルスライムになったわけではないです。
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トレンド 2010年10月12日 13時00分
ゴジラvsムー編集部!? 実はゴジラ映画と相性のよいオカルト業界
2010年の夏クールに放送されたアニメの中でも意外な掘り出し物として、アニメファンの間で好評だった作品といえば、テレビ東京系で放送された『世紀末オカルト学院』ではないでしょうか? タイトルの通り、UFOや超能力、心霊現象や大予言、UMAやオーパーツ…といった様々なオカルト現象をテーマとして扱った本作品は、オカルト雑誌としてお馴染みの学研『ムー』が監修を行っているということでも大変な話題となり、番組の中にも雑誌『ムー』が時折登場して、オカルト好きを楽しませてくれました。 ところで、そんな『世紀末オカルト学院』に先駆けること19年前、1991年に公開されたある日本映画で、ムー編集部が大活躍する映画が公開されていたことを皆さんはご存知でしょうか? その映画こそ、『ゴジラvsキングギドラ』! 日本が世界に誇る映画シリーズである、ゴジラ映画の第18作目であります。 この映画の主人公、寺沢健一郎は作家(ノンフィクションライター)であり、過去にムー編集部から出版された超能力の本が大売れしてマイホームも建てたという設定であり、本作では怪獣ゴジラの正体についてある仮説を立て、その仮説の実証のために行動することになります。寺沢の恋人はムー編集部で働いている女性で、ゴジラ誕生の謎を追いかける寺沢を、彼女もサポートすることになります。 そんなある意味、「ゴジラvsムー編集部」な要素もある(?)本作は、UFO番組でお馴染みの矢追純一さんも出演したり、有名なUMA写真であるニューネッシーの写真も登場したりと、遊び心いっぱいの演出で楽しませてくれます。 考えてみれば、巨大な怪獣が暴れまわり、時には宇宙人やUFO、超能力者や超古代文明などが登場することだってある怪獣映画の世界は、オカルトとは相性がよいはず。 最近では、2004年に公開された『ゴジラ FINAL WARS』の中で、X星人という宇宙人が登場した後に、テレビ朝日系の人気番組『ビートたけしのTVタックル 超常現象SP』などでお馴染みの、超常現象否定派の早稲田大学教授・大槻義彦さんと、超常現象肯定派である「たま出版」の韮澤潤一郎さんが激論を繰り広げるというシーンがありました。 映画の中では実際に空飛ぶ円盤から宇宙人が現れてしまっているため、大槻教授の方が分が悪い感じで激論が行われてしまうという、遊び心満載のシーンでした。 そういえば、かつて東宝ではゴジラ映画のストーリーを一般公募したことがある(この一般公募で採用されたのが、ゴジラ映画第17作目である『ゴジラvsビオランテ』の原作である)のですが、超常現象研究家であり漫画家でもある飛鳥昭雄さんも、この企画に作品を投稿していて見事、準佳作に選ばれています。飛鳥昭雄・作のゴジラがどのようなものだったのか、気になっているファンも多いことでしょう(映像化が無理なら、書籍などで全容を知りたい!)。 現在、国産のゴジラ映画シリーズの製作は休止中となっていますが、再びゴジラが復活した際には、またオカルト世界との楽しいコラボレーションが見られたらと筆者は期待しています。 山口敏太郎さんや天野ミチヒロさんがゴジラの謎に挑んだりするのも楽しそうだし、ゴジラ対MMRとかも見てみたいぞ!(「作家・歩く雑誌」中沢健 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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その他 2010年10月12日 13時00分
船橋オートで、アキバ系アイドル水月桃子が「もこたん車券」受け渡し
オートレースの祭典「船橋G1オート祭」で、アキバ系アイドルたちのステージイベントが開催された。 アキバ系から、水月桃子・花咲くらら・椎名セイカ、アニメちっくアイドルの桃知みなみ、赤ちゃんあいどることバブドルのみゆこの5名がステージライブを開催した。 この日の水月は、オートレース実況中継へゲスト出演をしたり、さらに今開催は「オート祭」という事でサプライズな企画があった。 以前、小倉優子がオートレースのイメージキャラクターを務めていた頃に、「ゆううこりん車券」という、本物の小倉優子が来場して、なんと車券の発券売場の窓口で、購入者への車券の受け渡し役をした事があり、その売り場にはものすごい人が列んで、話題になった事があった。 今回は、アキバ系から水月桃子が、「もこたん車券」として、発券窓口で車券の受け渡し役をやり、彼女のファンや一般来場者の方が多数列んで、盛況であった。 今開催は、全国のオートレース場から代表選手も多数出場しており、元SMAPの森 且行選手も出場して、4Rで見事勝利していた。
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スポーツ 2010年10月12日 12時30分
ザック・JAPANの歴史的勝利の裏で…TBSらしさを発揮?
キリンチャレンジカップ2010、日本×アルゼンチンのTV中継はいつもと違う趣向で始まった。ザッケローニ監督と中田ヒデのイタリア語での対談からスタートしたのは非常に興味深い。中田ヒデの流暢なイタリア語には驚かされた人も多いことだろう。 さて肝心の試合だが、ザック・ジャパンが歴史的快挙をやってのけた。FIFAランキング5位のアルゼンチンに対し、同30位の日本が、しっかりとしたチーム力を見せ、前半19分の岡崎のゴールを決めた。虎の子の1点を守りきり、1-0のスコアで見事に勝利した。もちろんホームであるという日本側の利点を差し引いても、南アフリカW杯時のチームから引き継いだ強い意識を共有し、ザックジャパンで更にレベルアップしたのは間違いない。 特に目を見張るのはW杯のメンバーからは惜しくも外れた香川のチカラが大きい。これからの日本を引っ張っていく中心の1人として、おおいに期待が持てる内容であった。試合終了の笛が鳴った瞬間、埼玉スタジアムに歓声が響き渡り、ザック・ジャパンを祝福していた。 通常のサッカー中継は試合終了後にハイライトを流したり、選手や監督のインタビューを放送するのだが、今回のTBSはズバッとカットした。 ザックこと、ザッケローニ監督のインタビュー途中にも関わらず即CMへと切り替わってしまったのである。編成やスポンサーとの兼ね合い上、仕方がない部分はあるが、勝利の余韻に浸りたい視聴者から非難が上がり、ネット上で数多くの書き込みがあった。また、放送時間内に収めるために後半ロスタイムを1分に短縮させたのでは? という声も上がっている。今後、中継する場合にはロスタイムの枠もしっかり取るべきである。 ファンとスポンサー両者の声を聞かなければならないテレビ局もなかなか大変だ。
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トレンド 2010年10月12日 12時00分
東伊豆に原始人?
有坂来瞳が、東伊豆で原始人を見たらしい。135号線の道路上を、毛皮を着て槍を持った男が風のように走っていたそうだ。有坂はかつて原始人の真偽ネタも採り上げたことがある《奇跡体験!アンビリバボー》のレギュラーだったが…。 いまだ滅びていない原人が同種交配して、現在に至る、なんてことはなさそうだし、要するに、原始的生活をしている先住部族がいる、ということなのだろうか。 「世界に目を向ければ、旧石器時代以降から一切よその血が混じらない…古代人の血すら混じらない、“原始人”と称して差し支えない先住民族がいる可能性はあります。アマゾンの奥地とかならですが」(人類学者談) が、日本では難しいそうだ。 「日本は、北方や南方からさまざまな民族が入って来て、出来た国。アイヌだってまったくの純粋な血統の民族ではありません。伊豆の山の中に未開の原始人というのは、ありえないでしょう」(同) ただ、伊豆原人らしき人がいるなら、伊豆の山林を閉鎖し観光客が立ち入らないようにするなど、一刻も早く国の保護措置を採ることが必要だ。例えば彼らが本当に劇団員であるかどうか、というのは、その来歴や生態、遺伝子、骨格調査等々の厳しい検査の後で言い訳してもらうしかないだろう。 文明人か原始人か、しかるべき身体検査を彼らに施すためにも早急に彼らを生け捕りにしなければならないのだ。 原始人たる縄文人は、南方から伊豆に早々に勢力を伸ばして住んでいたのは事実なので、その子孫たる現代の伊豆原人が、何万年も部族内で交配を重ねるようなことが日本にあると考えるのは夢があるのかもしれない。 有坂のブログには、西伊豆、沼津といった、ほかの目撃情報すら寄せられている。同じ人なのだろうか。
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トレンド 2010年10月12日 11時00分
ニューヨークレポート 世界の中心で卓球が出来る!
ニューヨークに「ピンポン・バー」なるものが出来た、しかも女優のスーザン・サランドンが設立したと日本で知ったので、一体どんなものかと訪れてみた。「スピン」<http://spinyc.com/>がそれで、23丁目のパーク・アベニューからすぐ、マレー・ヒルと呼ばれるあまり特徴のないエリアにある。地下なのでちょっとわかりにくい。 日本でも卓球バーと謳っているところもあるが、卓球台が子供だましの小さなサイズだったりするのに対し、スピンの卓球台がオリンピックサイズとは立派。見渡したところざっと10台はある。バーは小さい。卓球を介した社交クラブと銘打っている通り、通勤帰りのサラリーマンが同僚と飲んだり食べたりしながらピンポンをしている。何となく不思議な光景だった。 中学高校と卓球少女だった私としては嬉しい限りだが、アメリカ人で卓球の上手い人ははっきり言って少ない。市立の体育館に卓球のクラスがあるというのでそちらも覗いてみたら、中国人の男性には上手い人が多かったがアメリカ人で基礎が出来ている人は皆無だった。温泉卓球の伝で、バックでショートに構えてコツコツ当てるだけ。ラリーが出来なければ上手いとは言えない。アメリカ人の自称「上手い」は信用できないのだ。ちょうどニューヨーカーが推薦する「美味しい寿司」が信用できないように。 今はない「ハーフノート」というジャズクラブの控え室に何故か卓球台があり、ジャズマンのソニー・ロリンズとボブ・クランショーと卓球をした事がある。スピンの他にもピンポンバーが幾つかあり、トーナメントも行っているが、流行っている、とまでは言えない。一般のアメリカ人の中にはピンポンって何だっけ、と知らない人もいた。 ちなみに63歳のスーザンは23年連れ添った俳優のティム・ロビンスと別れ、スピンの共同設立者である33歳のセクシーなジョナサン・ブリックリンとの関係が噂されている。(セリー真坂)