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トレンド 2011年08月12日 15時30分
噂の深層 あっけらかんと男好きを否定する大物女性タレント
人気の大物女性タレントたちの、“テレビでセックス好きを否定しているさま”や“清純ぶりっ子”には、ほとほとア然とさせられることが多い。 先日も元大物グラビアアイドルのYが、某テレビ番組で、男に捨てられた過去を語っていたのだが…MCから「向こうからしたらお前のほう(の男関係)が悪かったのでは」と、鋭い突っ込みに遭い、何もいえずに色をなくしている姿が印象的だった。 「彼女は、素人時代のキス、たばこ…といったスキャンダル写真がどこからか出回っています。同番組も、確か男性からの投稿ネタ。いわば素人時代のスキャンダルを逆手にとって清純さをアピールしようとして見事撃沈、という感じでしたね。(笑)」(実話雑誌芸能部関係者) と関係者からも失笑されている。 何人ものお笑い芸人とのお泊り愛が写真つきで報じられても、ガンとして全否定する豪快な所属事務所のいかにもやりそうな売り込み戦略だった、とか言ったら怒られてしまうだろうか。 別の関係者によると、 「その手のネタの元祖は、なんといってもOでしょう。人気お笑い芸人との熱愛が報じられると、会見ではふてくされて報道陣をシャットアウト。お姫様、というイメージとはほど遠い、まさに元・千葉の恋多き金髪ヤンキー時代の素顔が暴かれた瞬間でした」(芸能ライター) ということだ。 ほかには、テレビでは頑張り屋であり清純派である、という顔を崩さない某・元グラビアアイドルも、 「その人は、売れるまでの“男断ち”を決心して関西方面から出てきたはいいが、すぐにイケメン某俳優宅での“押しかけ訪問セックス”が報じられました。まさかの“乱交参加説”も、今でも根強い」(同氏) と、(いまさら清純アピールも無いよなあ…)と思わせるところがあるのである。 いっぽうで、 「意外に清純派、を気取っているように見えて、裏では自らを“社会現象候補”と自認、大物芸能人や、大物スタッフ・関係者には取り入ろうとするタイプもいます。キャバ出身の某巨乳アイドルや、先日結婚した超大物歌手の某などはそのタイプかも」(芸能事務所関係者) という大物女性芸能人もいるようだ。 魅力的な彼女達とはいえ、結局は、清純派には程遠い? 聞いているだけでおなかがいっぱいになりそうな噂ばかりが届いてくるのである!
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トレンド 2011年08月12日 12時10分
噂の深層 局が抱える『獅子身中の虫』
愛知県は名古屋市の東海テレビ放送が、11日の午後8時、情報番組「ぴーかんテレビ」の打ち切りを会見にて発表した。同番組は、4日岩手県産のお米の抽選で当選者を発表する際、当選者の住所氏名を表示する欄に「怪しいお米 セシウムさん」「汚染されたお米 セシウムさん」等と書かれたテロップを放送。同局は不適切な内容の放送を行ったとして同日中に謝罪するも、あまりに不謹慎だと言うことで視聴者から苦情や意見のメール、電話が相次ぎ、またスポンサー企業も相次いで撤退となった。これらの事が積み重なり、「過去の放送事故の事例を鑑みても、番組の続行は困難である」と判断し『打ち切り』の決断が成されたという。なお、今後は各スポンサーと番組終了に向け最終調整に入る向きだという。 この「セシウムさんテロップ」騒動だが、実はテレビ局の裏方、ないしは下請け会社が意図的に行った物ではないか、という説が業界では囁かれているという。東海テレビ放送はフジテレビ系列に繋がっているのだが、数年前より本社であるフジテレビ内部や下請けの間で、放送内容の制作に関して派閥が出来、制作方針を巡って衝突することがままあったという。 曰く、不況やネットなどの各種メディアの発達により、テレビがコンテンツとしての魅力を失いつつあったため、今までの制作方針を見直そうという話が出てきたのだという。そこで出てきたのが2つの派閥で、一つは完全に外部に委託することで、制作コストを抑えるというもの。もう一つがフジ本体の影響力や制作主導権を取り返したいと考えるものだった。 しかし、不況の只中で大きな予算の下りにくい当時の状況で、先行投資が必要になり早く回復するとは言えない後者の意見は、『予算削減』の風潮の中、次第に前者に取って代わられていくことになる。そうして出来たのが、下請け業者に少ない予算で丸投げし、シワ寄せが業者に行く仕組みであったり、コンテンツを安く買って放映する仕組みだったという。 この態勢では経営側は助かるかも知れないが、制作側や下請け業者は無理を強いられることになる。今回の騒動も、そんな制作側の鬱屈が生じさせた「うっかりミス」だったのではないか、とされているのだ。 そもそも、「ぴーかんテレビ」は情報番組で、ドラマやバラエティ番組などではない。ましてや情報番組ならば、「視聴者に関する情報」の入ったテロップには細心の注意をはらうものだ。それなのに生じた「うっかりミス」、しかも視聴者やネットではフジテレビに対する批判が湧いてきたこのタイミングで…ということで、業界では疑惑と不安の感情が渦巻いている、と言う。 あのテロップは、制作側のせめてもの抗議行動だったのか。自業自得とはいえ、『獅子身中の虫』が動き出すのも、そう遠くないことなのかも知れない。
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芸能 2011年08月12日 11時45分
渦中の宮崎あおいは何を語ったのか?
夫で俳優の高岡蒼甫がツイッターでフジテレビを批判し事務所をクビになり離婚危機説が浮上するなど渦中の女優・宮崎あおいが11日の放送されたTBS系のバラエティー番組「ひみつの嵐ちゃん」に出演した。 普段はバラエティー番組に出ない宮崎だが、この日は番組のMCをつとめる嵐の櫻井翔と共演した公開目前の映画「神様のカルテ」のPRのために出演し、櫻井と相葉雅紀と3人でトークした。 宮崎は「電車の中でもどこでもすぐ寝ちゃう」、「絶対にスベらない一芸がほしい」、「物忘れに悩んでいる」など知られざるエピソードを次々と明かしたが、「ファーストキスはいつ?」と聞かれるとなぜか回答を拒否。 理想の男性のタイプについては、「(自分を)大事にしてくれれば何でも」と話し、注目の夫婦関係については「結婚してからは何でも許すし…」、「ケンカ? あんまりない」などと話すにとどまった。 「高岡の話はNGだったようで、あれがギリギリ話せるところ。ただ、『何でも許す』と宮崎が話していることから宮崎が高岡にべた惚れなのが分かる。高岡がかつてグラドルと不倫した時も、夜遊びが激しくてもその言葉通り許してしまったため、高岡が調子に乗ってしまったのだろう」(芸能記者) 「ひと目惚れはするか?」と聞かれた宮崎は「『この人の顔が好き』とかいうのはあるけど、それが本当の好きとイコールになるには時間がかかる」とじっくり男性を見極めることを明かしたが…。 「宮崎は恋愛経験がほとんどなく、14歳の時に知り合った高岡が“初めての男”でそのまま結婚してしまったと言われているだけに、余計、高岡への愛情が深いのだろう」(同) 番組では宮崎が終始穏やかな表情をみせていただけに、離婚する可能性は低そうだ。
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芸能 2011年08月12日 11時45分
『おバカだから』じゃすまされない!? 上地雄輔 謝罪コメントが「KY」と批判殺到
タレントの上地雄輔が、8月10日に行われた自身のフォトブック発売記念イベントにて多くの熱中症患者を出し、イベントが中止になったことに対してブログで謝罪したのだが、その謝罪文章の内容があまりにも「酷い」として、各所から批判の声が上がっている。 事の発端となったのは、8月10日に横浜市の大桟橋ホールにて行われた上地雄輔のフォトブック「KY」発売記念イベント。イベントでは同書を買ったファンが上地とハイタッチし、その後屋外で著書にちなんで「KY」の人文字を作って記念撮影するという流れだった。午前9時からイベントの整理券が配布されることになっていたが、中には徹夜で並ぶファンもおり、結果として約3000人の参加者が集まった。主催者側はあまりの人数の多さに、急遽イベントを2回に分けて行うことを決定。初めに1400人をホール内に入れてイベントはスタートしたが、屋外での記念撮影に移行した所体調不良を訴えるファンが続出。診断の結果、熱中症であることが判明し、33人の患者のうち15人は重症と診断される結果となった。この時、会場の外には2回目のイベントを待っているファン1500人ほどがいたが、イベントは中止となった。 この一連のイベントでの流れを受け、上地も同日にブログで謝罪コメントを出したのだが、その謝罪文の内容を巡って批判が出ている。 謝罪文は「横浜KY」と題されたもので、イベントの中止になった経緯をかいつまんで説明し「今日いたクルーのみんな、本当にごめんなさい。なんて言わないでってコメントに沢山ありましたが、オイラが呼ばれて、大事な仲間達が体調崩したり悲しませたら、少なくとも俺の責任です。とにかくごめんなさい。何やってんだ俺は」と謝罪と反省の弁を述べていた。 しかし、この文章はよく読むと、「イベントが中止になった」事に対する謝罪に終始している。あの日、会場となった横浜市は30度を超える猛暑日。それでなくとも主催者側は、炎天下で長時間ファンを待機させれば、熱中症になるであろうことは容易に想定できたはず。そのため、「イベントの中止よりも、まずは倒れてしまった人や重症になった人に謝るべきでは?」「イベントの進め方や安全管理についても、反省しているのか」という厳しい意見が続出しているのである。中には、「文字通り『KY』(空気読めてない)」とするコメントもちらほら。 「自分のイベントで起こったことに対し、謝罪の意を現し真摯に謝ることは勿論必要ですし、大事なことです。しかし、もう少し問題点を精査し、伝え方を工夫すべきだったでしょうね」と、業界関係者は語る。 いくらおバカキャラであったとしても、流石に今回ばかりは勝手が違う!?
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芸能 2011年08月12日 11時45分
SCANDALのRINA、ピース又吉が「好き」…恐竜に似てるから!?
4人組ガールズバンド「SCANDAL(スキャンダル)」のTOMOMI(21)、HARUNA(23)、RINA(19)、MAMI(21)が11日、都内で開催された、お笑いコンビ「ピース」の綾部祐二(33)と又吉直樹(31)がMCを務めるトークライブ「わらうた」に登場。詰めかけた約100人のファンの前で、プライベートの様子や珍エピソードを語った。 「わらうた」は、「ピース」と「ハリセンボン」が隔月でゲストを迎え、アーティストの本音に迫るトークライブ。この日は、開催中の「YOSHIMOTO WONDER CAMP TOKYO」の特別編として、人気のSCANDALが招かれた。 2006年に結成されたSCANDAL。メイドカフェが大好きで、中学生のころからメイドカフェに通っているというMAMIは、黒とえんじ色のメガネッコ姿で登場。メイド服で参加したという秋葉原の打ち水イベントの様子を紹介した。 黒い帽子と笑顔が印象的なRINAは、大の恐竜好きで、アメリカツアーのさいに訪れたユニバーサル・スタジオでも、身長の半分ほどの大きさの恐竜フィギュアを買い求めたというが、トークイベントの感想を聞かれ、「又吉さんに会えてよかったです」とポツリ。綾部の「こいつ(又吉)? 好きなの?」というツッコミ(?)にも「はい」。又吉の「恐竜に似てるからでしょ」のボケ(?)には、「好き! 似てる!」と大はしゃぎ。RINAは、又吉への思いを、「中身のおもしろさもあるんですけど、ほんとうに、好きなんです。普通に、カッコイイと思う。みんなは笑っているけど、そういうキャラだからで、街にいたら普通にカッコイイ」と明かした。 また、白い帽子が似合うTOMOMIと、昨日10日に誕生日を迎えたHARUNAは、ラジオ番組での共演がきっかけで知り合ったというAKB48の柏木由紀との交流を紹介した。「ごはんを食べに行こうというやりとりをしたけど、それっきり」(HARUNA)、「ABKさんのトラックが走っていて、それを写真に撮って、撮ったから由紀りんに送ろうと思って、『撮ったよ』って送ったんですけど、返ってこなかったです」(HARUNA)とさみしそう。「お互いにシャイだったりするので、一歩が踏み出せないんです」(HARUNA)とメール交換や交流の難しさを語った。 SCANDALの今月10日発売の3rdアルバム「BABY ACTION」は、音にも、歌詞にも、今までになくこだわりを反映させ、「SCANDALとしては、ここからがスタート」(HARUNA)という。(竹内みちまろ)
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芸能 2011年08月12日 11時45分
日吉ミミさんが死去
『男と女のお話』『世迷い言』などのヒットで知られる歌手の日吉ミミさんが10日に膵臓がんのため、亡くなっていたことがわかった。64歳だった。 日吉ミミさんは、埼玉県出身。1970年に『男と女のお話』が大ヒット、同年のNHK紅白歌合戦に出場。また、昨年、名古屋にキャンペーンで訪れていた時、膵臓がんの手術を受けていたことを明らかにしていた。 一部報道によると、今年6月に入院するも、夫でマネージャーでもある黒岩慶三さんに、デビュー45周年となる来年の活動について意欲を見せていたという。
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芸能 2011年08月12日 11時45分
夏休みに覚えたい! 大橋のぞみが歌うパンダ歓迎ソング「パンダのゆめ」の振り付けビデオがフルサイズ公開
上野動物園&上野観光連盟初の公認ソングで初のソロシングルCDとなる「パンダのゆめ」を先日リリースした、人気子役の大橋のぞみ(12)。 この「パンダのゆめ」という楽曲は、今年の4月1日(金)より上野動物園で一般公開されたジャイアントパンダ“リーリー”と“シンシン”の来 日を記念して、パンダの保護と理解を広めていく目的で、湯川れい子氏の協力のもと制作された楽曲。大橋のぞみは今年2月に「うえのパンダ歓迎大使」に任命されており、この夏はそんなパンダの保護活動のPRと「パンダのゆめ」を歌うイベント への出演で大忙し。 そんな中、上野動物園の売店および一部の上野の店舗でのCD購入特典として配布されていて、問い合わせが殺到している「パンダのゆめ」の振り 付けビデオがポニーキャニオンのオフィシャルYouTubeにて、フルサイズで公開された。 さらに、8月14日(日)18:10からNHK総合テレビにて「MUSIC JAPANなつやすみこどもスペシャル」が放送されるが、大橋のぞみが出演してこの「パンダのゆめ」を披露するほか、子役ブームを牽引する芦田愛菜、鈴 木福、加藤清史郎、さらに両さんでおなじみのSMAPの香取慎吾との奇跡のコラボレーションが実現。大ヒット曲「マル・マル・モリ・モリ!」 や「三百六十五歩のマーチ」をみんなで歌う。 夏休みに入り、パンダを見に来る観光客でごった返す上野動物園ですが、ちょっぴり大人っぽくなった大橋のぞみちゃんがパンダブームを引っ張る。
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トレンド 2011年08月12日 11時45分
レピッシュ・マグミの「音楽玉手箱」今週はこの1枚を聞け!<第43回>
毎週金曜日に連載するレピッシュのマグミによるオススメCDを紹介する企画の第43回目。マグミがDJの際にいつも持ち歩く「音楽玉手箱」(CDボックス)から、今週のオススメCDをピックアップしてもらった。◇今週のこの1枚◇パブリック・イメージ・リミテッド「The Flowers of Romance」(1981年/Virgin Records) セックス・ピストルズを脱退し、ジョニー・ロットンからジョン・ライドンに改名して、キース・レヴィンとP.I.L.を結成しました。その中での4枚目のアルバムです。 セックス・ピストルズでのpunkの荒々しさやrock'n rollのストレートさは身を潜め、まるで今までのサウンドを全否定するかのように繰り返すリズムに、浮遊する剃刀のようなギターサウンド、呪文のようなボーカル、dubサウンドも加え、誰もが想像し得なかったアバンギャルドなサウンドへと変わりました。最初のうちは、あまりの音の変わりようにオーディエンスがついて行けず、セールス的にもデビュー当時はあまり成功しなかったみたいです。ただ彼らは、計算してpunkからの脱却を図ったようで、家に籠もりながら徐々にこのサウンドを完成に近づけました。「The Flowers of Romance」では、土着的な強力なリズムが全体を支配して、時にはオリエンタルなムードも醸し出しています。特にこの当時では、rockとかけ離れた存在だったのではないでしょうか。お洒落なロンドン直輸入のお店などで、このアルバムがかかっていると、何とも不思議な気持ちになって、得体の知れないかっこよさに勝手に酔っていた自分を思い出します(笑)。 20代前半の頃、中野サンプラザにP.I.L.を見に行って、自分の中ではあのセックス・ピストルズのジョニー・ロットンがやって来ると、興奮したものですが、まぁ当然のごとく熱いライブではなく、涼しげな中に緊張感が張り詰めた感じで、ジョン・ライドンもオーディエンスの一方向を睨みつけては、また違う方向を睨みつけるといったパフォーマンスで、まだ子どもの私も勝手に目が合ったと喜んでおりました。ノリとしても、P.I.L.を満喫している方と暴れ足りない方との微妙な空気感が漂ってました。帰りにレコードを会場で買って、ジョン・ライドンのサイン色紙が付いていたのですが、あれは果たして本物なのでしょうか?(笑)サマソニではピストルズに続きP.I.L.での来日、皆さん楽しめたでしょうか。■マグミ オフィシャルウェブサイト http://magumi.jp/main.html■2011/08/20(SAT)「JUST A BEAT SHOW〜SHELTER 20th ANNIVERSARY〜」at 下北沢SHELTERMAGUMI AND THE BREATHLESS the JUMPS 他、ゲスト多数OPEN18:30/START19:00adv¥2,500/door¥3,000(+D)下北沢SHELTERhttp://www.loft-prj.co.jp/SHELTER/チケットLコード:75318ローソン、e+7/9〜、SHELTER 7/20〜■2011/09/24(SAT)「GEN Chang Night Vol.3 〜La-ppisch +(プラス)」at 川崎「CLUB CITTA'」出演:LA-PPISCHGuest:奥村大(from ELE, wash?) / 松本大英(from ELE)OPEN17:00/START18:00チケット料金:オールスタンディング 前売¥6,300 当日¥6,800(共に消費税込み、ドリンク代¥500別、6歳以上有料:未就学児入場不可)チケット発売日:8/20(土)電子チケットぴあ(Pコード:145-112)ローソンチケット(Lコード:75481)イープラス(e+) http://eplus.jp問い合わせ:クラブチッタ■2011/10/16(SUN)「Electric Discharge」MAGUMI AND THE BREATHLESS ワンマンライブ at 大阪「LIVE SQUARE 2nd LINE」OPEN17:30/START18:00adv¥3,500/door¥4,000(+D)チケット発売日:8/27(土)チケットぴあ(Pコード:146-814)ローソンチケット(Lコード:52195)CNプレイガイドイープラス(e+) http://eplus.jp問い合わせ:ソーゴー大阪
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トレンド 2011年08月12日 11時45分
『アリアドネの弾丸』第5話、仲村トオルの人を食った魅力
フジテレビ系ドラマ『チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸』の第5話「20年目の復讐」が8月9日に放送された。仲村トオルが演じる白鳥圭輔の人を食った魅力が表現された内容であった。 東城大学医学部付属病院Aiセンターで北山錠一郎・警察庁刑事局審議官(尾美としのり)の他殺体が発見された。警察は状況から島津吾郎(安田顕)を犯人と位置付けたが、警察の動きに不審点を発見した白鳥は田口公平(伊藤淳史)と共に調査を開始する。 前回は警察庁長官官房情報統括室室長・斑鳩芳正(高橋克典)に凹まされた白鳥であったが、今回は完全復活する。まだ斑鳩は追いつめられていないが、白鳥が斑鳩をやり込める姿が期待できる展開である。斑鳩の警察正義論は警察に誤りがあっても絶対に認めないという市民社会の暴論である。それ故に斑鳩が潰される展開は視聴者にとってカタルシスになる。 白鳥は他人を挑発して本音を引き出すアクティブ・フェーズの名手である。白鳥が通った後はペンペン草も残らないことから「火喰い鳥」とも呼ばれている。しかし、誰彼かまわずアクティブ・フェーズでは、ただの不愉快な人間である。白鳥の魅力は人間心理を深く理解した上で人を喰ったところにある。 ドラマ化された『チーム・バチスタ』シリーズでは原作以上に白鳥がフィーチャーされ、その分だけ田口の存在感は薄くなった。それでも『アリアドネの弾丸』では田口の見せ場は多い。最初は白鳥が相手にアクティブ・フェーズで斬り込み、その後で田口の誠実な言動が相手の心を動かして事件解決の糸口をつかむパターンが繰り返される。 そこでは田口は主人公としての存在感を発揮しているが、同じパターンが繰り返されると田口・白鳥コンビで役割分担しているように映る。そこには警察の取り調べに登場する脅し役と慰め役の二人組の刑事のような陳腐さが漂う。白鳥に使い古された刑事の役回りを演じさせることは、心理学的な知識で武装した白鳥の型破りなキャラクターを損なう面がある。 これに対して今回の白鳥は人を食ったやり方で、人を動かすことに成功した。大学病院構内で殺人事件と疑われる事件が発生した危機的状況下で三船大介事務長(利重剛)をおだてて院長代理を引き受けさせた。これは白鳥の独断場であった。ここでは田口は白鳥に振り回される木偶の坊に過ぎない。相手を怒らせるだけではない白鳥の人あしらいの上手さが表れていた。(林田力)
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トレンド 2011年08月12日 11時45分
お盆とは不思議な風習である
我が国には、なんとも不思議な習慣がある。その一つがお盆。 日本で生まれ育った人には、ピンとこないかも知れないが、冷静に考えてみると、お盆は何とも不思議な習慣なのだ。 お盆とは先祖や亡くなった人たちが、あの世で苦しむようなことがないように、供養なるものをしなければならないという習慣。 この習慣は、真夏に行われるのであるが、考えてみればちょっとコワイ。なんといっても亡くなった人たちの霊が、いっせいに家に帰ってくるのだ。これはコワイ。まるでホラー映画そのもの! 姿が見えたらゾンビ映画そのもの! しかも、その霊たちはお盆の数日間家に居つくのである。ちなみに、この霊は、ちゃんと“迎え火”を、焚いて導いてやらないと家にやってこれないし、“送り火”を焚いて送ってやらないと帰らないというやっかいな霊なのである。 ここで考えてみてほしい。この霊は、ご先祖さまであるはずなのだ。近いところでは、おじいちゃんおばあちゃんあたりだったりするのである。それが、自分の住んでいた家に来れないし、帰れないのだ。 おかしいではないか! 死んじまったすべてのご先祖様が、老人ボケの徘徊癖があるわけでもなかろう。迎え火送り火をしないと、ご先祖様の霊が祟るというひともいるが、そもそもご先祖様がなんで子孫に祟るんだ!? 子孫もそんなに大切なご先祖なら、なんでお供えものがナスやキュウリに割り箸をさしたものなんだ??? それにこの国の人々は…なぜかこの季節の夜に、輪になって踊りだすのである。ある種の生物がある季節にいっせいに、繁殖のためにいっせいにダンスを踊ったりするものがいる。同じように、この国の人たちは、真夏のある夜に、集団で踊る本能でもあるのだろうか? この理不尽な、先祖だという霊たちからの恐怖を忘れるために踊っているのだろうか??? と、このお盆という習慣をまったく知らない人が観たら、かくのごとく思うのはないだろうか? わたしたちが何気なく思っている習慣や風習も、違う角度から見ればなんとも不思議なことが多いのかも知れない。巨椋修(おぐらおさむ)(山口敏太郎事務所)