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社会 2012年09月22日 11時00分
台湾資本が狙う次の標的は“テレビと縁が切れない”ソニー(2)
そんな若葉マーク社長の舵取りをアザ笑うかのように、インターネットの掲示板には「シャープを騒ぐが、本当にひどいのはソニーだろう」「シャープがつぶれたらソニーへの影響が甚大となる」などのアブナイ書き込みが目立っている。 これらは「決して荒唐無稽な観測ではない」と準大手証券の株式担当部長が打ち明ける。まだメディアは報じていないが、ソニーに対し台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業が「ひそかに牙を研いでいる。ソニーの株価急落が、彼らにとって格好の追い風になるかも知れない」というのだ。 鴻海といえば、迷走が続くシャープへの出資をめぐって連日メディアをにぎわせている。ことによると、本誌が店頭に並ぶ頃には世紀の乗っ取り劇が実現しているかもしれない。一方で野心満々の鴻海は、NECから液晶ディスプレーなどに関する特許(約100億円)を購入すべく交渉を進めている。このことは、シャープとの交渉のために来日しながら突然離日した郭台銘会長が“リップサービス”として記者団に明かしたばかり。その際にNEC本体への出資を問われた同氏は「NECは消費者向けの企業ではない。だから踏み込んだ出資は考えていない」と答えている。前出・準大手証券の部長がこんな見方を披瀝する。 「これを額面通りに受け取れば、消費者向けの企業には興味津々ということ。そこで囁かれているのがソニーです。鴻海はEMS(電子機器の受託製造)の世界最大手で、ソニーの海外工場を購入したほか、プレイステーションなどを受託するなど関係は緊密。ビジネス面でのつながりは、乗っ取りに王手がかかったシャープの比ではありません」 ソニーをめぐる不吉な観測が独り歩きしているからなのか、同社の株価は年初来安値(863円)をうかがう水準まで売り込まれている。時価総額はとうに1兆円を割り込み、いまや8720億円前後まで落ち込んだ。鴻海のオーナー郭台銘会長がその気にさえなれば、シャープに続いてソニーの経営権奪取が現実味を増す。そんな中、エレキ事業には素人の平井社長が自らの存在証明とばかり、超大型テレビによる“夢”をぶち上げたというわけだ。 「世間の目には“危機感オンチ”としか映らない。アップルを最大の顧客にする鴻海は目的のためなら手段を問いません。百戦錬磨のツワモノだからシャープやソニーを踏み台にすることに躊躇はないはず」(前出のソニー・ウオッチャー) どうやら“ソニー・タイマー”の最終カウントダウンが始まったようだ。
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社会 2012年09月22日 11時00分
専門家警告 富士山爆発5秒前 東京横断活断層が引き起こすM8大地震で首都沈没(1)
昨年の3・11東日本大震災から4日後に起きた、静岡県東部を震源とするM6.4の地震によって、富士山のマグマだまりに噴火を誘引しかねない大きな圧力がかかっていたことが防災科学技術研究所などの調査によって明らかになった。つまり“富士山の噴火近し”を予感させるが、これが“首都壊滅”への引き金となるのではないか、とも危惧されているのだ。 研究チームは、昨年3月の2つの地震で生じた地殻変動をもとに、富士山直下でマグマが滞留しているマグマだまりにかかった力を推定した。 「解析の結果、マグマだまりの中心が地下約15キロだと仮定した場合、2回の地震によって上下に押し潰す力と東西に引っ張る方向で最大約15.8気圧の力がかかったことが判明したのです。加えて、マグマだまりからの距離の近さから、3・11より静岡県東部の地震のほうが影響を与えたことも予測されている。これが噴火に結びつき、さらには首都直下の地震に結びつくのではないかと警鐘を鳴らす専門家もいるのです」(サイエンス誌記者) 現在のところ、富士山は火山性微動などの噴火の兆候は観測されていないという。しかし江戸時代中期、1707年の『宝永大噴火』の49日前に起きた宝永地震の際に富士山に加わった力より今回の圧力は強いため、研究チームは「地震から数年たってから噴火する可能性もあり警戒が必要」とコメントしている。 噴火の予兆なのか、最近の富士山周辺では奇妙な現象が見られたという。 「昨年の夏の終わりごろから、床下から噴出する涌き水に悩まされ続けました。これが、ポンプで排水しなければ追いつかないほどの水量なんです」 とは、地元紙記者。 涌き水被害が出始めたのは昨年9月初旬。井戸から水が噴き出すなどの現象が、富士宮市では99カ所で確認されたという。 さらに、富士五湖を抱える富士河口湖町では「幻の湖」が出現した。 「地元では『赤池』と呼ばれています。普段は枯渇しているのですが、精進湖の増水に伴って突然現れる不思議な湖です。2カ月ほどで消えましたが、一時的に“富士六湖”になった。今回出現したのは7年ぶりのことです。本来、外からのプレッシャーがかかると溜まったマグマが吐き出されるわけですが、その代わりに地下水が溢れだしたと考えられています」(前出・サイエンス誌記者) 琉球大学名誉教授の木村政昭氏は、「この『水噴火』により噴火のピークは過ぎた可能性もある」としながらも、こう説明する。 「一昨年に富士山を現地調査したところ、風穴の万年雪が小さくなっていました。これはマグマだまりができ、地熱が上がっている証拠。活火山の噴火の危険は30年に1度のピークがあり、“水噴火”がこれに当たれば噴火の可能性は下がると考えますが、いずれにせよ、富士山が地下で活発に活動を行っていることは肝に銘じておかなければなりません」 気がかりなのは、富士山の火山活動と首都圏直下などの近隣で発生する巨大地震との関係だ。 連動する可能性は、歴史を紐解くと確率の高さを思い知らされる。 「平安時代以降の巨大地震13回のうち、資料が不十分な時期を除く11地震のすべてで、地震の前後25年以内に富士山が大噴火を起こしています。つまり、東日本大震災が起き、富士山が噴火し、揚げ句の果てに昨今指摘されている首都圏直下型の大地震が起こる可能性も十分にあるということです」(前出・サイエンス誌記者) 前出の木村氏も言う。 「首都圏直下の大地震は、近隣の火山が大爆発して10〜20年後に発生した事例が過去にもあるので要注意です。たとえば、三原山についていえば、関東大震災の11年前に大爆発し、1950年に爆発した3年後には、房総沖で大地震が発生していますからね」
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スポーツ 2012年09月22日 11時00分
山本浩二VS落合博満VS秋山幸二 勃発した三つ巴のWBC代表監督争い(2)
そうなると満場一致で山本氏が推薦される? わけでもないようだ。 「何で山本さんの名前が出てきたのか?」 実は、報道陣に逆取材をかける現役選手もいるそうだ。 「北京五輪('08年)の野球代表チームで守備・走塁コーチを務めましたが、『ディフェンスに関する指示を出していたのは宮本慎也選手(現ヤクルト)だった』なんて話もあるくらいです。広島で2期10年の監督を務めましたが、どちらかと言えば若手を育てるタイプの指揮官でした」(ベテラン記者) 山本氏の名前が突然出てきたのには、興行的事情もあるらしい。 「原監督を全面的に推せないからでしょう。『1億円の口止め料事件』が大きいですよ。読売グループはWBC・一次予選の代理興行を行うわけですが、巨人OBから代表監督を決めることになれば、それこそ中日がクレームをつけてきた通り“読売の興行”になってしまいます。読売グループ自らが他球団のOBを推すことで、興行としてのWBCを成功させたいのでしょう」(前出・スポーツ紙記者) この“山本代表監督”について、ナベツネ会長は何の意見も述べていない。 前出のNPB関係者がこう言う。 「前回も原監督に決まったのは、ペナントレースが終わってから。来年3月まで、まだ十分に時間があるわけだし、今年の日本シリーズ後に候補選手が発表できるくらいのスケジュールが組めれば問題はない。代表監督の発表? 報道で名前が出ている人の中から決まるんじゃないですか」 興行の主導権を握りながらも、読売がこの件について慎重なのは、前回、中日からの協力を得られなかった点。中日サイドの言い分は「選手個人の意思で各々が代表を辞退した」という。あくまでも中日サイドの言い分だが、「個人の意思説」は本当だという。 「当時、巨人の要職にいた人が『あること、ないこと』を言い、他球団からも反感を買いました。本当に12球団が協力できる体制を作らないと、第2、第3の中日(非協力チーム)が出かねない」(前出・関係者) 読売グループがナベツネ会長の思惑と違う名前を挙げたのも、そういった事情があったようだ。 「2015年、国際野球連盟(IBAF)がWBCとは違う国際大会(プレミア12=仮称)を主催します。『WBCはメジャー機構の大会、真の国際大会はプレミア12』という考えが、世界の常識になりつつある」(IBAF関係者) すでにNPB、巨人以外の各球団幹部の関心は『プレミア12』に移りつつある。WBCの問題でモタモタしているのは、読売グループだけかもしれない。
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社会 2012年09月21日 16時00分
人違い殺人か 六本木クラブ襲撃事件の背後に潜む 島田紳助引退騒動の「点と線」
9月2日未明に東京・六本木のクラブ『フラワー』で起きた殺人事件。目だし帽を被った約10人の男が金属バットや鉄パイプのような凶器を持って、一人の男性をめった打ちにして殺害した襲撃事件は、“人違い殺人”の可能性があることが捜査関係者への取材で明らかになった。 「殺害されたのは都内で飲食店を経営する藤本亮介さん(31)ですが、実は、犯人らが襲おうとした相手として、ある暴力団関係者が捜査線上に浮かんでいるのです」(捜査関係者) 惨殺された藤本さんは、渋谷や杉並区内で焼肉店やキャバクラなど10数店舗を経営する実業家。8月に『フラワー』の店内で4人の男とトラブルになったという情報もあるが…。 「『当初から藤本さん一人を狙う計画的犯行だった』と言われ、既に数人の犯人の写真が公開されていますが、10人といわれる襲撃犯は、実際にはもっといたようです。つまり、それだけの人数で襲わないとやばい相手だった。そのため人違い説が唱えられ、犯人らが狙った人物に、島田紳助の“引退騒動”でも関係が取り沙汰された山口組系周辺者が浮上している。また、去年暮れに起こった“六本木襲撃事件”ともよく似ていますよ」(捜査関係者) 昨年12月14日未明、六本木のキャバクラで山口組系の暴力団関係者が、暴走族グループ『関東連合』のOBと、中国残留孤児二世などで構成されている『怒羅権』のメンバーら20人に襲撃され、瀕死の重傷を負う事件があった。 「今回の襲撃事件が“人違い殺人”だったとしたら、なぜ、犯人らは間違えたのか? 実行犯は本当に狙う相手を直接見たことがなかった。藤本さんは7月頃、足に大けがをして、いまだに足を引きずって歩いていた。狙われた暴力団関係者も足が悪かった。しかも、2人の風貌がよく似ていた」(マル暴捜査関係者) 9月7日、警視庁は詐欺の疑いで関東連合元リーダーの石元太一容疑者を逮捕。直接の容疑は、他人名義でマンションの賃貸借契約を結んだとされる。 「昨年暮れの“六本木襲撃事件”の犯人も逮捕されていない。警視庁はメンツに掛けて、藤本さんを撲殺した犯人グループを根こそぎ洗い出したい。石元容疑者の逮捕は別件で、関東連合の内情を聞き出す狙いもあるようです」(社会部記者) 早期解決が待たれる。
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レジャー 2012年09月21日 16時00分
大阪スポーツ杯(1600万下、阪神ダート1400メートル、22日)藤川京子のクロスカウンター予想!
阪神11R、大阪スポーツ杯は◎セイカプリコーンが成長した走りを披露します。 前走の羅生門Sは、行きっぷりよく好位追走。抜群の手応えで4角を回ると、直線では前を一気に交わして早目先頭。一頭になるとソラを使ったりして最後は詰め寄られましたが、なんとかそのまま押し切りました。不良馬場で締まったダートは得意ですから、走りも最後のひと押しが利きますね。これで現級勝ちです。 今回は休み明けですが、ポン使いは利く馬。中間も十分に乗り込まれており、一週前と最終追い切りでは、岩田騎手を背に好時計を出してしっかりと動いています。当日の予報では雨が降らず乾いたダートでの争いになりそうですが、1400メートルは堅実に走る馬ですし、時計勝負になっても対応できるでしょう。今回は行きたい馬もいるので、前を見ながらスムーズに走れそう。鞍上が上手く導いてくれそうです。(10)セイカプリコーン(8)アルゴリズム(5)ガンジス(1)キクノストーム(7)ナムラジュエル(12)ルグランヴォヤージ(9)アイアムルビー馬単 (10)(8) (10)(5) (10)(1)3連単 (10)-(8)(5)(1)(7)(12)(9)セイカプリコーン 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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芸能ニュース 2012年09月21日 15時30分
バラエティ番組で出た“魂のひとこと”(30) 『オイルマッサージなんで呼ぶん?』て言われてる (小杉竜一)
絶妙のコンビネーション。バラ売りではなく、ペアでこそ持ち味を発揮する。それが、ブラックマヨネーズの魅力だ。メイン。サブ。ひな壇。どの位置に陣取っても、及第点を悠々とクリアできるのは、さすがM-1王者だ。 今年4月、日本テレビ系列でスタートした『ピロロン学園』が、今期の番組改編にともない、19日オンエアぶんで終了した。生徒役という設定でレギュラー出演していたブラマヨ、ハリセンボン、ロッチは、“卒業”という形で役目を終えた。 学園ファイナルでは、この半年間でそれぞれが行なった過酷かつ面白ロケや発言を、VTRで振り返り。ブラマヨ・吉田敬は、相方・小杉竜一が抱える新妻や嫁姑問題、新婚生活の不満、離婚危機を思わせる謎の行動の数々などを、次々と暴露。フレッシュかつリアルすぎる情報に、小杉はひたすら冷や汗をかいた。 そのうちのひとつが、オイルマッサージをデリバリーするというもの。昨年のクリスマスの夜にまで調達したというから、耽溺しているのかもしれない。それを、テレビ番組で知った14歳年下の妻。そして、妻側の「88歳くらいのおばあちゃんに、『オイルマッサージなんで呼ぶん?』て言われてる」らしい。 独身時代から、挙げればキリがないほどの二股恋愛をバラされては、自白してきた小杉。父親の浮気、両親の離婚、母子家庭という経験が芸の肥やしになっているのか、既婚者になった今も、女性の影がチラつく。たくましいのは、それをも笑いに変換できる豪腕。ブラマヨは根っからの、愛され芸人なのだ。(伊藤由華)
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レジャー 2012年09月21日 15時30分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(9/22)ながつきステークス 他3鞍
☆中山11R「ながつきステークス」(ダ1800メートル) 破竹の2連勝で両津湾特別を圧勝(1秒1差)し、勢いは止まる所を知らないセイカフォルテでここも行ける。 好調の秘密は課題の折り合いに進境をみせ、レース振りが一本調子ではなくなったからだ。とはいえ、前走は4角で外に出してからまだ掛り気味だった。それでいて最後はあの圧勝劇だから恐れ入る。折り合いを考えた場合、昇級してペースが速くなればそれだけスムーズに流れに乗れるし、競馬はしやすくなる。枠順も2枠4番と理想的で、これなら無理なく前に壁を作ってレースを運べる。ハンデ56キロを含め好走条件は整っており、3連勝は決して夢ではなくなった。◎4セイカフォルテ○1ディーエスコンドル▲2ドレミファドン△5ヒラボクビジン、15プレファシオ☆中山10R「九十九里特別」(芝2500メートル) 休養を挟んで2連勝中と、地力強化の目覚ましいフェデラルホールをイチ押し。父ステイゴールド、母父ドクターデヴィアスと筋金入りの長距離血統で距離延長は望むところだ。これからまだまだ強くなる3歳馬でプラスアルファは計り知れないだけに、クラスの壁は皆無に等しい。差し切りが決まる。◎10フェデラルホール○6スペースアーク▲1リベルタス△2ヤマニンアーマー、9タイセイグルーヴィ☆中山9R「行川特別」(芝2000メートル) 一クラス上の千万条件で強敵相手に3連続2着中のサクセスパシュートで軸は九分九厘堅い。約4か月ぶりの実戦とはいえ、仕上がり状態は八分以上と判断でき、500万条件なら実力の違いを見せつける公算が大。◎7サクセスパシュート○5ディサイファ▲1トウショウレイザー△6アルティスト、10アロヒラニ☆阪神11R「大阪スポーツ杯」(ダ1400メートル) 休み明け2戦目の北陸Sで0秒2差3着と好走し、ここに大きく望みをつないだガンジスが順当にチャンスをつかむ。 休養前にオープン特別・橘Sを快勝。NHKマイルCでGIメンバー相手に9着と好戦してきたように、ここでは実績、実力とも一枚上だ。1400メートルの新馬、橘Sで2勝を挙げており距離延長もプラス材料になる。乗り替わりも内田騎手なら全く不足はなく、差し切りが決まる。◎5ガンジス○1キクノストーム▲7ナムラジュエル△8アルゴリズム、10セイカプリコーン※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2012年09月21日 15時30分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(9/22) ながつきS
◆中山11R ながつきS◎ディーエスコンドル○ドレミファドン▲アロマカフェ△ニシノオウガイ△ナイトフッド 大きなハンデ差がないということは力が拮抗していることの裏返しだが、交流重賞も含めてGIII2着2回のタカオノボルの58キロは「背負わされた」感が強い。スランプ気味な近況のレースを見ても急激な良化は疑問なのでハナから消して考えたい。57.5キロのドレミファドンは、3か月ぶりの実戦となるものの夏負けもせずに順調に調整ができており仕上がり上々。春の東京でこの条件を勝っており、このメンバーでは最上位の位置付け。左回りの方が安定感があるが、中山コースにも勝ち鞍があり大崩れはしないだろう。連勝馬券の軸はこの馬か。頭に狙って面白いのは、連勝中のディーエスコンドル。まるで別の馬のようにガラリと一変した函館、札幌の連勝劇は圧巻の一語。昇級初戦になるが、勢いに乗じて3連勝も夢ではなさそう。5歳秋にしてダート路線に転じたアロマカフェも稽古はそこそこ動くだけに面白い存在。以下、ニシノオウガイ、ナイトフッドあたりをおさえておきたい。【馬連】流し(2)軸(1)(9)(12)(16)【3連単】フォーメーション(1)(2)→(1)(2)→(9)(12)(16)<プロフィール>仲町通(なかまち・とおる)在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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スポーツ 2012年09月21日 15時30分
不倫・不正経理計上疑惑の代償は大きかった! 雷親方が退職に追い込まれる
9月19日発売の「週刊新潮」で、40代の女性協会職員と不倫関係にあった上、デート場所として使ったラブホテルの宿泊費等を日本相撲協会の経費で落としたと報道された、元前頭・春日富士の雷理事(46=本名・岩永祥紀)が詰め腹を切らされた。 この問題が原因で、9月8日から謹慎していた雷理事は、16日に理事の辞表を提出したが受理されなかった。報道があった日の翌20日、退職届を提出し、北の湖理事長(元横綱)が受理した。現職理事の退職は異例で、退職金は支払われるもよう。相手の女性職員は17日付で、すでに退職していた。 協会は理事の後任補充はせず、雷理事が担当していた総合企画部長、生活指導部長、観察委員長などは、現状の人員で分担する方針。 同誌の取材に「(妻とは)離婚することになっている」などど、のん気に語っていた雷理事だが、退職に追い込まれて「辞めてしまうと、報じられたことを認めたように思われてしまうが、そうじゃない。ただ、女性問題で騒ぎを起こし、協会に迷惑をかけた。理事の立場もあり、自分で判断した。期待してくれていた人には申し訳ない」と話した。 「しっかり調査して報告します」と語っていた八角広報部長(元横綱・北勝海)は、「これから一緒に協会を盛り上げていきたかったのに、残念でした」と言うにとどめた。雷理事の退職によって、この問題は落着となり、真相究明はなされない可能性が濃厚となった。 「まさに、臭いものにふたをした印象です。場所中でもありますし、優勝争いや日馬富士の綱獲りが盛り上がるなかで、協会としては雷理事のスキャンダルで、それに水を刺されたくはないでしょう。『自主的に退職すれば、不正等の問題も追及しない』と協会から勧告されたようです」(某スポーツ紙相撲担当記者) 身から出たさびとはいえ、不倫、経理の不正計上疑惑の代償はあまりにも大きかった。雷理事はまだ46歳で、定年までは18年5カ月残っていた。理事の月給は約140万円で、賞与や諸々の手当を合わせると、その年収は約2100万円とみられている。雷理事が定年まで理事職にあったとすれば、3億8600万円程度が、その懐に入る計算で、雷理事はそれを棒に振ってしまった。(落合一郎)
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芸能ニュース 2012年09月21日 11時45分
のりピー復帰にも影響を与えそうな日中関係
覚せい剤事件で執行猶予中の女優で歌手の酒井法子が12月に主演舞台で芸能界復帰することを一部スポーツ紙が報じた。 酒井は09年11月に懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を受けたが、今年11月下旬に執行猶予が明けるため復帰話があれこれ浮上していたが、報道によると、映画などのオファーの中からあえて舞台を選び、戦国時代を描かれた作品になるという。 「薬物事件で所属していたサンミュージックはマネージメント契約を解除したものの、復帰後は同社が酒井をバックアップすることになりそう。事件後、酒井の面倒を見ていた建設会社の会長が亡くなり、会長が中心となって復帰話しをすすめていたため、一時期は復帰が白紙になったと言われていたが、どうやら古巣と話し合って復帰が決定したようだ」(テレビ関係者) 酒井といえば、日本のみならず、アジア圏、特に中国で人気を集め、昨年4月には首都・北京を訪れ、薬物撲滅PRビデオを撮影し、市内にある薬物乱用防止教育の施設の行事に参加するなど、いまだに中国での“商品価値”は高い。 「そのため、中国に太いパイプのある関係者が、亡くなった会長に接触し、映画出演など日本ではなく中国での復帰計画を持ちかけていた。酒井本人も中国での仕事に興味を示していたので、今後も実現する可能性が残されていた」(週刊誌記者) ところが、ここに来て、日本政府の沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)国有化に抗議する反日デモが中国全土に拡大するなど日中関係が悪化。中国人の女優や音楽家などが続々と来日を中止しているだけに、いくら酒井の人気が高いとはいえ、この状況で訪中するのは危険なだけに、問題が解決するまでは中国で仕事をすることはなさそうだ。【酒井法子】福岡県出身。85年に芸能界デビュー。95年に主演したテレビドラマ『星の金貨で』主題歌であった「碧いうさぎ」が同ドラマとともにヒット。98年に高相祐一氏と結婚。99年に長男を出産。09年に高相氏が覚せい剤取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕。その後、覚せい剤取締法違反(使用)で逮捕され、懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を受けた。