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芸能ニュース 2012年10月05日 11時45分
日テレ「芸能★BANG」 BPOが意見書を公表「過剰な演出によって視聴者をあざむく」
日本テレビが5月に放送したバラエティー「芸能★BANG ザ・ゴールデン」について、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は4日、意見書を公表した。 同意見書には、「ナレーションなどで不適正な言葉を多用し、過剰な演出によって視聴者をあざむくなど、放送倫理に反した」とされており、BPOのHPで見ることができる。 5月4日に放送された同番組では、お笑いコンビ・オセロの中島と占い師との一連の騒動を特集。番組内で占い師が登場するような演出があったものの、実際に登場したのは別の占い師であったため、意見書では、この演出が視聴者への“裏切り”としている。
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芸能ニュース 2012年10月05日 11時45分
NMB48 太田里織菜が卒業「3か月前から卒業を考え始めました」
アイドルグループ、AKB48の姉妹グループで、大阪・難波を中心に活動するNMB48の太田里織菜が同グループを卒業することがわかった。卒業の理由は学業に専念するためとしている。 太田里織菜は2010年に第1期NMB48オーディションに合格してメンバーに。初日公演のメンバーに選ばれるも、その後、第1期生で結成されたチームNに選ばれず、2012年に結成されたチームMに加入。公式ブログで太田は、「1期研究生として悔しくて悔しくて沢山のポジションを覚えました。当時の1期研究生全員でみんなで昇格しようねって言ってた頃を思い出します。今年の1月にチームMのメンバーとして選ばれた事が凄く嬉しかったです。高校は大阪の方に決めて、岐阜から一人で大阪にきました。一人で頑張っていたので、学業との両立に悩むことがあり、3か月前から卒業を考え始めました」とコメントを寄せている。 NMB48では、先月28日にチームMのセンターをつとめる城恵理子が卒業、また今月3日には藤田留奈が腰痛で活動を辞退するなど、卒業者が相次いでいる。
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芸能ニュース 2012年10月05日 11時45分
マナカナ・三倉茉奈が交際報道を否定「お兄ちゃんのような存在です」
双子の姉妹の女優である「マナカナ」の姉・三倉茉奈が4日、女性週刊誌「女性セブン」でピアニストの村松崇継との交際が報じられた件について自身のブログでコメント、交際を否定した。 「記事のこと」とのタイトルで更新された同ブログで茉奈は、「村松さんは仲の良いお友達の一人で、お付き合いという事実はありません。突然の報道に驚いてます」とコメント。「仕事のこと、プライベートのこと相談に乗って下さったり、時には厳しく叱って下さるお兄ちゃんのような存在です」と報道を否定した。
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社会 2012年10月05日 11時45分
島根県庁の警備員が見回り中に窃盗
警備員が盗みをはたらくという、とんでもない事件が起きた。 島根県は、県庁舎で夜間や休日の見回りを担当していた男性警備員(65)が、職員の机から小銭を盗む行為を、数カ月に当たって繰り返していたと発表した。15人が被害を受け、総額は計9940円だった。 県は庁舎の警備業務に関し、A警備会社(本社・岡山市)と委託契約を結んでおり、県などによると、この警備員はアルバイトだったという。 警備員は7月下旬〜9月上旬、同県雲南市の雲南合同庁舎で見回りをする際、施錠していない職員の机の引き出しから、小銭を持ち出していた。 カネが無くなっていることに職員が気付き、県は9月7日に警備会社に連絡。調査したところ、警備員が「小遣いがなかった」と盗みを認めた。 県総務部管財課はA警備会社を、9月27日〜来年3月26日まで、6カ月間の指名停止措置を取ったと発表。 A警備会社では、すでに不祥事を起こした警備員を解雇した。同社社長は「業界全体の信頼を損なうようなことをしてしまい大変申し訳ない」と陳謝している。 同社は倉敷と岡山に事業所を持ち、資本金は1000万円、従業員は約70人で、地域に密着した警備会社。 「少額だから、いいだろう」と警備員が思っていたなら、大間違い。警備をしなければならない現場で、警備員が盗みをはたらくとは考えられない話だ。(蔵元英二)
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スポーツ 2012年10月05日 11時00分
年寄株買い上げで揺れる相撲協会
来年11月に提出期限が迫った大相撲改革案をめぐり、現在107ある年寄株を買い上げることになっている相撲協会が、その資金の捻出にいまだ喘いでいる。 「年寄株は協会が買い上げ、一括管理する。それによって資産価値を無くすのが狙いです。1株3000万円で買い上げるとかいわれていますが、2〜3億の高値で買った親方衆もいて、そう簡単にはいかない。単純計算で3000万でも32億ですが、それで収まるわけもなく、その倍はかかるんじゃないかと囁かれています」(協会関係者) 既に自分の夫である親方は亡くなったのに、弟子である現親方を操り、協会から金を引っ張り出そうとする女将の話もあるほどで、そうした連中がタダで引き下がるわけもない。ざっと100億近い大金が協会の金庫から出ていくことになると計算する親方衆もいるのだ。 「かつては超優良企業といわれた相撲協会ですが、最近の不入りはボディーブローのように効いています。そのため、厳しい経費削減を行っています」 と語るのは、スポーツ紙記者。 この秋場所前、恒例だった横綱審議委員会による稽古総見の一般客への開放を見送ったのも、経費削減の一環だという。 「それどころか、職員の給与もカット。1人1台持たされていた携帯電話も、今では3人に1台で、何ともセコイ話。一方である理事などは、相撲協会に客がくると、すぐに銀座に繰り出し、クラブでドンペリを空け大盤振る舞いするんです。それを経費で落とす場合もあるようで、そんな金があるなら俺たちの給料を保証しろと、職員も愚痴っていますよ」(同) こんな状況で本当の改革ができるのか。
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スポーツ 2012年10月05日 11時00分
引退インタビュー 広島・石井琢朗「スーパーカー・トリオが原点」となった鉄人秘話(2)
−−振り返れば、諸先輩方の影響も大きかったよね。 「僕が横浜に入団した時は、マサさんが中堅どころのバリバリでいて、故・加藤博一さん、屋鋪要さん、高木豊さんの『スーパーカー・トリオ』がいて、投手では斎藤明夫さんや遠藤一彦さんなどの強面のメンバーが揃っていた(笑)。特に博一さんは、よく気遣って下さいました」 −−僕も先輩たちには本当にお世話になったよ。 「『どこも行く所がないだろ』って、遊びに連れて行ってもらって…。そうそう、今でも忘れられないのは、遠征先の広島でディスコに連れて行ってもらった時のこと。博一さんやマサさんたちは踊らずにVIPルームで楽しげにお酒を飲んでいて、そこで何もわからない僕に『踊ってこい!』って急に命令したんです。で、周りがガンガン盛り上がっている所に放り込まれて、ぎこちなく踊らされたなんてこともありました。野球というよりも、遊びっていう点で大切なことを教わりましたね」 −−僕も博一さんのような先輩になりたいと常々思ったな。 「今はそれらの経験が、後輩と接する時に生きているんです。博一さんの凄かったところは、何といっても下の人間に対しても気取らずに“バカ”ができることでした。色々な方も紹介して貰いましたよ。札幌に行った時、たまたま対戦相手だった阪神の真弓さん、岡田さんたちが食事をしていて、『紹介してやる』と博一さんが言うんです。それで一緒に連れて行ってくれるのかと思いきや、一人で行ってこいと(笑)。言われるままに恐る恐る中へ入って行って、『今年入りました! 横浜の石井です!』って挨拶して、優しく声をかけてもらったこともありました。あれもいい経験でしたね」 −−屋鋪さんは怖かったでしょ(笑)。 「当時、堀江賢治という内野手がいたんです。同期で仲がよくて、僕が投手から内野手に転向した年、屋鋪さんが2人を飯に連れて行ってくれて。それで屋敷さんが『2人は仲がいいのか?』と聞くわけです。で、『ハイ』と答えた瞬間、思いっきり張り手が飛んできたんですよ。『お前らライバル同士だろ、仲良くするな!』って。その時は本当にビックリしましたけど、後からなるほどと思いました。プロは食うか食われるかの世界ですから、2人仲良くポジションを与えられるはずもない。同じ内野手、ライバルを蹴落としていかなければならないという厳しさを強烈に教えて貰ったわけです。 また高木豊さんは、ゲームに出るようになって、その都度その都度、本当に丁寧に大事なことを教えて頂きました。とにかくスーパーカー・トリオは憧れでしたから。それを継いでいかなければという気持ちは強くありました」 −−今後は、どのように野球に携わりたい? 「素晴らしい先輩たちの影響もあって、教えることの楽しさが芽生えています。これからの若い選手を見ているのは、すごく楽しい。今のカープは発展途上の選手が多くて、堂林翔太選手などはまさしくそうです。今年一軍で出続けたといっても、来年になったら強力な選手が出てくるかもしれない。だからこそ、今年をベースに2年3年と右上がりに上達しなければいけないし、そのハードルを徐々に上げていかなくては生き残れない。今の自分をさらに超える、そのための手助けをしたいですね」 −−その前に、まずはCS出場だね。 「昨年も同じような状況で、勝率5割の壁を破れずに上位3チームから失速してしまいました。今年はそれと違って、5割に達していないのにもかかわらず、3位のチャンスが残されている(9月21日時点)わけで、モチベーションは昨年とはまったく違います。そんな中、ベテランの僕はチームのために何が出来るかを常に考えています」 −−では最後に、ファンに向けて一言。 「横浜で20年、カープで4年。24年間応援して下さったファンの方々、本当に沢山の人に応援して頂き、背中を押して貰いました。感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました」石井琢朗(いしいたくろう)1970年1970年8月25日栃木県生まれ。栃木県足利工業高等学校卒業。'89年'89年横浜大洋ホエールズに投手登録で入団。'92年'92年内野手に転向。'09年'09年〜広島東洋カープ、'11年'11年より野手コーチ兼任。8月27日、今シーズン限りでの現役引退を表明。盗塁王4回、最多安打2回、ベストナイン5回、ゴールデングラブ賞4回。聞き手・高橋雅裕(たかはしまさひろ)1964年7月10日愛知生まれ。名古屋電気高等学校(現、愛工大名電)から'83年、ドラフト4位で横浜大洋ホエールズに入団。同年〜'96年横浜、'97〜'99年千葉ロッテ。'00年〜'02年千葉ロッテ・外野守備走塁コーチ。'95年楽天・守備走塁コーチ。'08年横浜守備走塁コーチ。'11年韓国プロ野球チーム「起亜タイガース」守備コーチ。
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スポーツ 2012年10月04日 19時00分
引退インタビュー 広島・石井琢朗「スーパーカー・トリオが原点」となった鉄人秘話(1)
聞き手の高橋雅裕氏と石井琢朗選手は、横浜時代の先輩と後輩の仲。互いを「マサさん」「タク」と呼び合う、家族の再会のような熱い会話が始まった。 −−24年間お疲れ様。引退発表の翌日、ヒーローインタビューでの前田健太選手の「琢朗さんのために絶対にCSに行きましょう」という言葉は感動したね。 「チームが一番大事な時だし皆に迷惑をかけたくないということもあって、発表は早かったかなとも思ったんです。ですから、次の日のあの1勝はとても救われました。前田健太のあの言葉で十分。あとはチームのために自分たちの野球をやってほしいという思いです」 −−引退を意識したのはいつ頃? 「横浜を出た時点で、いつ引退してもおかしくない状況だったんです。ただ当時は、引退をする気はさらさらなくて、それこそプライドの塊みたいになっていました」 −−引き金みたいなものはあったのかな。 「体力ってよく言いますけど、野球は144試合ずっと出ているほうが毎日同じリズムでいられて、辛どくても乗り切れるものなんです。結局は気力の問題なんですが、僕の場合は出たり出なかったりする中で、体は動いても気力が萎えてしまった。それで昨シーズンの途中に、コーチ兼任の話がきた時点で、これは球団の気遣いだと思いました。カープは僕たち選手の家族にまで配慮してくれる球団ですからね」 −−その家族はどんな反応だった? 「家内も理解しているようで、『私がどうのこうの言っても、今まで自分の好きなようにやってきたんだから、決めるのはあなたよ』と言ってくれました」 −−会見では「悔しい思いしかない」とも言っていたね。 「後で誤解を生じなければいいなと思ったんですけど、あれは、実はポンと出てしまった言葉。プロ野球選手である以上は色んなこだわりがあって、いざ辞めるとなると悔いだらけなんです。数字にしても、本当の目標はここでも、手前のここまでだったらいいか、という妥協が自分の中にはありました。 それ以前に、野球は打者でいえば3割で一流。残りの7割は失敗していることになりますからね。こんな失敗が多くて認められる職業って他にないじゃないですか。会社で7割失敗していたらクビですよね(笑)。だから、その大半がストレスになる。僕にとってはそれが悔しさなんです。ただし、その成功が3割だからこそ喜びもあって、そのために一生懸命になれ、色々なことを犠牲にやってこられたというのもあります」 −−長く続けられた“タク流”の秘訣は? 「実は健康について気を付けたのは、ここ数年なんです。長く続けられたのは運もあったでしょうけど、それだけでは片付けられない。レギュラーを掴んで、その位置を誰にも渡したくないという思いと、そのために周りの選手以上に練習をする強い意志だと思います。基本、野球が好きかどうか、それに対してどれだけ全うできたかが、長さに結びついているんだと思います」 −−動体視力のトレーニングとか、新しい物にも敏感に反応していたよね。 「今のようにトレーナーが個人的について指導を受けることがない時代でしたからね。齢をとると目の衰えは絶対に出てくる。これは皆さん、年配の方に運転中の事故が増えるのも同じです。イチロー選手も動体視力が非常に優れているし、トレーニングすれば鍛えられるものなので、積極的に取り入れたんです」
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芸能ニュース 2012年10月04日 15時30分
キムタクは近所の神社に10万円で“神頼み”!?
10月に主演するフジテレビ系の月9ドラマ「PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜」がスタートするキムタクことSMAPの木村拓哉が自宅近くの神社に10万円奉納していたことを発売中の「週刊文春」(文藝春秋)が報じている。 同誌によると、キムタクは都内の高級住宅街に住んでいるが、そこにある神社の9月の例大祭に毎年奉納金を納めているというが、今年はトップ額の10万円を奉納する太っ腹だったというのだ。 かつては出演ドラマが高視聴率を連発し“視聴率男”と呼ばれていたキムタクだが、このところ、そんな呼び名はすっかり影を潜めている。 「最近のキムタクのドラマは必ずほかのドラマよりも後発でスタートするので放送日がなかなか決まらない。それでも最終回は時期を合わせて放送回数を減らし、平均視聴率を“底上げ”する作戦が見え見えだが、10年の月9『月の恋人』は16.8%、昨年の『南極大陸』は18.0%と普通のドラマなら十分合格点だが、『平均視聴率20%超えがノルマ』とささやかれているキムタクのドラマとしてはいずれも物足りない数字だった」(テレビ関係者) 今回のドラマでは仕事も財産もすべて失った主人公というこれまでにない役どころを演じるが、「検事、社長、レーサー、ピアニスト、刑事、美容師などさまざまな職業を演じてきたキムタクだが、結局、何をやってもキムタク。もはや、企画が枯渇したので、文字通り裸一貫の役しか適役がなくなってしまったようだ」(同)。 タイミング的に見方によっては10万円の奉納が新ドラマヒットのための“神頼み”のような印象を受けるが、果たして、キムタクが身銭を切った御利益はあるのだろうか。
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スポーツ 2012年10月04日 15時30分
松坂との直接対決は黒田に軍配! ヤンキースが地区優勝果たす
MLB、ア・リーグ東地区でオリオールズと優勝を争っていたヤンキースが、10月3日(日本時間4日)、レッドソックスとシーズン最終戦で激突。試合途中に2位・オリオールズがレイズに敗れたため、その時点で2年連続18度目の地区優勝を決めた。ヤンキースは14-2で大勝し、有終の美を飾った。 優勝を懸けた大一番は、黒田博樹投手(37=ヤンキース)と松坂大輔投手(32=レッドソックス)による直接対決となった。松坂はこの日も踏ん張れず、2回1/3を投げて6安打5失点でKOされ、7敗目(1勝)を喫した。対する黒田は7回を投げて7安打2失点の好投で、自己最多の16勝目(11敗)を挙げた。 黒田は「ホッとした。いつもと同じ気持ちで、何も考えずにマウンドに上がった。(16勝は)でき過ぎの部分もあるが、何とかここまで来られた」と話した。 黒田はダルビッシュ有投手(26=レンジャーズ)と並ぶ16勝で、日本人では今季最多の勝ち星を挙げた。2人は同一リーグだが、黒田は219回2/3を投げ、防御率は3.32で、ダルビッシュの191回1/3投球、防御率3.90を上回る好成績を収めた。 一方、ダルビッシュが所属するレンジャーズはア・リーグ首位を独走していたが、アスレチックスが猛追。3日(同4日)、シーズン最終戦の直接対決でアスレチックスが12-5でレンジャーズを破り、6年ぶり15度目の地区優勝を遂げた。最大13ゲーム差を追い上げての大逆転劇となった。 この結果、地区優勝を逸したレンジャーズは、5日(同6日)にオリオールズとのワイルドカードゲームに臨むことになり、その試合でダルビッシュが先発する予定。その勝者チームが、プレーオフでヤンキースと対戦する。 ダルビッシュは「いつも通り、試合をつくって。チームに勝てるチャンスを与える投球をするしかできない」とコメントした。(落合一郎)
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社会 2012年10月04日 15時00分
国政進出 “軍資金”は火の車 橋下維新が「カネ、カネ、カネ」(1)
9月12日、橋下徹代表率いる『日本維新の会』がついに立ち上がった。大阪市内のホテルで開かれた立党パーティーは、出席者が主催者発表で実に4000人。会場には入場制限が出され、周囲の道路はホテルに向かう車で交通停滞に陥るという盛況ぶりだった。 しかし、この日の会費は1人2万円。最近の政治家のパーティー券は、不景気もあり1万5000円がほぼ平均的。いくら人気者を代表に戴くとはいえ、いかにも強気な値段だ。 もっとも、今の維新の会には強気にならざるを得ない事情がある。それはズバリ、寂しすぎる懐具合だ。 「今の維新の会には、とにかくカネがない。そんな状態で国政に行こうというのですから、とにかくすべてが“カネ、カネ、カネ”となるわけです」(維新の会の事情に詳しい保守系の元大阪市議) 今や飛ぶ鳥を落とす勢いの維新の会が資金力に乏しいというのは、どういうことなのか。元市議が続ける。 「自ら掲げた企業・団体献金の禁止という理想が、早くも限界に来たということです。地域政党のレベルでは事足りたのですが、国政へ打って出るとなれば、地方の選挙とは比較にならない資金と組織が必要になる。維新の会はその辺りがすべてこれからなんですよ。加えて橋下さんは、カリスマ性はあっても政治力はそれほどでもない。だから人は集まってもカネは集まらない。維新の会から組織についてアドバイスを求められた中田宏・前横浜市長が、一般地方議員の橋下人気への依存度の高さに呆れ果て、地方組織と資金確保体制の重要性を激高せんばかりに説教した話もあるほどです」 今の維新の会の収入は主に、パーティー収入、個人経営者からなる「経済人・維新の会」の寄付、「志士」と呼ばれる会員からの個人献金、議員個人の後援会収入からなる。 団体、企業からの献金は受け取らない方針を取っているため、どうしても個人レベルの献金、集金に頼らざるを得ない。 「一般に、政党がすべての選挙区に候補者を擁立させる場合、最低でも約70億円の資金が必要と言われています。それに対し大阪維新の会と『橋下徹後援会』の収入は、2010年分の政治資金収支報告書によれば、併せて1億1231万円。これでは、その後の維新の躍進で全体の資金力が仮に十倍にアップしたとしても、70億には遙かに及ばない。しかも選挙は“近い将来”ですからね。このままでは軍資金が枯渇し、火の車になるのが目に見えているわけです」(全国紙政治部記者) そこで維新の会は、選挙が“個人責任”であることを改めて確認する形をとり、その矛先を立候補予定者に向け、先の立党パーティー後の会見では、橋下代表、松井一郎幹事長が「党としての選挙支援はやらない。おカネがないなら借りてでもやるという気持ちでやるべきだ」と言い切った。 さらに、発表したばかりの「維新八策」にある「企業、団体献金の禁止」に関しても、「政党交付金は政党要件を満たしてもすぐには受けられない。隙間の部分はお金を手だてする現実的な必要性がある。政党交付金を受けられない状況で企業、団体献金を一切禁止するのは議論させてほしい」と、早くも方針転換の構えなのだ。 既成政党にはできない、新しい政治改革を追求するはずが、ここへきて現実路線に急旋回。国政進出が決まった以上、背に腹は代えられないところだろうが、あまりに露骨な手法には批判の声が集中している。 「カネの問題に関しては、建前でもいいから綺麗事を言ってほしかった。それがたとえ現実であるにせよ、あんなストレートな風に言われたらガッカリしますよ」(維新の会支持者) カネ、カネ、カネの露骨な現実論が幅を効かしているのは、維新の会が主宰する『維新塾』でも同様だ。選考を二次で落とされたという、ある会社員はこう愚痴る。 「いきなり『選挙資金として500万円を自前で用意できるか』ですからね。それでも選挙に向けて視界が開ければいいんですが、議員の候補者は別にいる。松下政経塾みたいに面倒見てくれとはいいませんけど、これでは僕らは単なる資金源じゃないですか? 今は採用されなくてよかったと思っているぐらいです」
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レジャー
アイルランドT キンシャサノキセキ断然
2006年10月06日 15時00分
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よしお兄さん、だいすけお兄さんの結婚を祝福「直接聞きました」 パパとしての喜びを語る
1999年11月13日 11時50分
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マギー司郎「童貞は舞台に立たせない」
1990年12月15日 12時55分
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中居正広がクレカ被害、詐欺師に対し「可哀想」
1990年11月15日 11時21分
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1980年09月26日 22時06分
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1970年09月27日 12時20分
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1970年09月26日 22時43分
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1970年09月26日 22時28分
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1970年09月26日 22時10分