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芸能 2014年06月10日 11時45分
AKB48を卒業した大島優子 “器用なアイドル”の苦悩
アイドルグループ、AKB48の大島優子の卒業公演が9日、秋葉原のAKB48劇場で行われ、大組閣祭りで別のチームや姉妹グループに移籍したチームKの元メンバーも、かつてのチームキャプテンの卒業公演のため集結した。 7歳のころから劇団に所属し芸能活動をスタートした大島優子。その後、ジュニアアイドルとして活動を開始するものなかなか芽がでなかった。2006年に第2期生としてAKB48へ。同期は秋元才加(卒業)、宮澤佐江(SNH48、SKE48兼任)、梅田彩佳(NMB48)など。加入後、レッスン中からダンスが得意であった梅田彩佳から彼女の技術を盗もうと必死であったという。 大島がAKB48加入当初から他のメンバーより秀でたところは、“プロ意識”であった。もともと子役からスタートし、芸歴の長い大島は、当時は素人の女の子の集まりでしかなかったAKB48で、彼女の“プロ意識”は突出していたという。ただ、大島への周囲の視線は厳しかった。当時、スタッフに、「芸能活動が長いから、もう伸びないだろう。だから他の子に注目する」と言われたことを告白している。 大島が世間から大きく注目されるようになったのは、AKB48が総選挙をはじめるようになってからだ。絶対的エース・前田敦子の対抗馬として、総選挙で激しいデットヒートを繰り広げた。“不器用なアイドル”という代名詞の前田に対し、大島は“器用なアイドル”。グループで徒競走を行えば全メンバーで第1位。AKB48へむちゃ振りする番組に出演すれば、他のメンバーが苦しむ中、難なくこなしてしまう。また、ファンへの対応もよく、総合プロデューサーの秋元康からは、「サービスしすぎ」と苦言を呈されることも。苦手なことは、風船が割れる音くらいであった。しかし、そんな彼女には、ファンから、「面白みがない」との声もあったことも事実だ。 出来ないことで批判されるのでなく、「芸歴が長いこと」や「完璧すぎること」が批判の対象とされた大島の苦悩は計り知れない。常にAKB48の先頭グループを走ってきた大島だが、彼女の力量に応えるような舞台がアイドルグループであるAKB48にあったとは言い難かった。しかし、大島は、「AKB48を徹底的にやりたいんです」と語り、常に前向きであった。 新しいステージで、大島優子は、“器用なアイドル”から“女優・大島優子”へ成長できるのか、注目したい。
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芸能 2014年06月10日 11時45分
AKB48 大島優子が卒業 たかみなの“親友”宣言を拒否
8日(日)に「大島優子卒業コンサート in 味の素スタジアム」で行われた卒業セレモニーに引き続き、秋葉原のAKB48劇場にて卒業公演が開催された。大組閣祭りで別のチームや姉妹グループに移籍したチームKの元メンバーも、かつてのチームキャプテンの卒業公演のため集結。大島チームKが復活し、ウェイティング公演として上演していた「最終ベルが鳴る」公演を行った。 体育会系と称されていた大島チームKは、キャプテンの晴れの日にさらに団結をみせ、スタートから気合十分のパフォーマンスで魅せた。トークコーナーでは、メンバーが口々に優子のナイスバディを絶賛。優子もこれには照れ笑いする場面も。またユニットパートでは、普段の公演ではない優子のソロによる「泣きながら微笑んで」も特別に組み込まれた。そして「みんなの支えがあったからこそ私はこうして卒業できます」との言葉を添えて「最終ベルが鳴る」公演のラスト曲「支え」を、愛情を注いできたチームKメンバー皆で歌い上げた。 ダブルアンコール明けには、他チームやグループのメンバー、そして卒業していった同期生たちも登場。センターを務めた「ギンガムチェック」や、8年間の想い出が歌詞に詰まっているという「今日までメロディー」を披露した。 そして公演もいよいよ大詰めとなり、メンバーたちがそれぞれの想いを優子に伝えた。宮澤佐江は「これからもずっと“心友”でいてください」、指原莉乃は「HKTに優子さんの想いを伝えます」、松井珠理奈は「これからも私たち後輩にかっこいい背中を見せてください」と、目を潤ませて言葉を絞り出した。高橋みなみは「卒業したら“戦友”ではなく親友になってください」と涙とともに最後のお願いをしたが、優子は「イヤです」とバッサリ。これにはしんみりしていた空気も一変し「えー!」と驚きと笑いの声に包まれたが、「だって戦友は高橋みなみしかいない」との理由に一同納得し、「本当にいい関係だね」と二人を讃えた。 そして変幻自在のエンターテナーのラストパフォーマンスは、初の総選挙1位でセンターを勝ち取った「ヘビーローテーション」。「ファンが私にプレゼントしてくれた曲」と語り、感謝の気持ちとともに集大成として懇親のパフォーマンスで締めくくった。 全てのパフォーマンスを終えると、劇場の周りに集まったファンに挨拶をしたいと2階のバルコニーにも顔を出し、「無事に卒業公演を終えることが出来ました。またどこかで皆さんお会いしましょうね」と挨拶。これに応えたファンからの「優子!」コールが劇場の外を包んだ。 再び劇場に戻った優子は、8年間見守ってくれた劇場や仲間に感謝の言葉を伝え、最後には「私、絶対ファンの顔と名前忘れない」という言葉を残し、充実感あふれる満面の笑顔でAKB48としてのラストステージを降りた。
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芸能 2014年06月10日 11時45分
林隆三さんが腎不全で死去
俳優の林隆三さんが4日、腎不全のため、東京都内の病院で死去していたことがわかった。9日に所属事務所が発表した。70歳だった。葬儀は近親者で行った。喪主は長男の征生氏。 林隆三さんは1963年俳優座の俳優養成所に入り、1966年に卒業。映画「早春物語」などに出演していた。
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社会 2014年06月10日 11時45分
群馬・高崎の小学校長が勤務先の女子トイレに侵入し部下の女性教諭を盗撮
今年5月、福岡県春日市立大谷小学校の50代の男性校長が、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕される事件があったばかりだが、またまたあってはならない校長による不祥事が起きてしまった。 群馬県警高崎署は6月8日、勤務先の小学校の女子トイレで女性教諭を盗撮したとして、県迷惑行為防止条例違反と建造物侵入の疑いで、同県高崎市立大類小学校の男性校長(56=同県前橋市広瀬町)を逮捕した。 逮捕容疑は、同5日午前11時55分頃、小学校1階の女子トイレに侵入し、個室の仕切りの上からスマートフォン(多機能携帯電話)を差し出し、隣の個室にいた20代の女性教諭を盗撮した疑いがある。 校長は「間違いありません」と容疑を認めている。 同署によると、校長はよほど、この女性教諭にご執心だったのか、後を付けて女子トイレに忍び込み、女性教諭が用を足す姿を盗撮しようとしたという。 女性教諭が気付いて悲鳴を上げたため、他の教諭が駆け付けて事態を把握。学校側は同6日昼に、同署に被害を届け出た。 女子トイレ付近で、他の教諭が校長の姿を目撃していたことから、容疑者として浮上していた。逃げ切れないと思った校長は、同7日夜になって出頭した。 高崎市教育委員会によると、校長は81年採用で、12年から現職。市教委の飯野真幸教育長は「断じて許せない行為。女性職員や市民の方々に対し、お詫び申し上げます。全力で信頼回復に努めます」と陳謝した。 よりによって、自身の勤務先の小学校の女子トイレで盗撮行為をはたらくとは、決して許されるものではない。それこそ、生徒に説明のしようがない。(蔵元英二)
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芸能 2014年06月09日 16時35分
剛力彩芽 AKB48を卒業する大島優子にエール
8日、女優の剛力彩芽が、銀座に開業した「ウィークエンド マックスマーラ銀座店」のグランドオープニングセレモニーに、同ブランドのワンピースを着用し出席した。 店名にちなんで週末の過ごし方をたずねられると剛力は、「仕事がすごく好きなので、仕事をやっている時をウィークエンドだといつも思っています」とワーカーホリックぶりを発揮。それでもまとまった休みがあった場合の過ごし方を聞かれると、「この洋服を着て、京都にひとり旅をしたいですね」と答えた。 セレモニー後半には、人気占い師、石井ゆかりが手がけた星占いによる運勢チェックも行われ、剛力には「心を解け合わせる出会いがある」という結果がでた。しかし本人はというと、「そういう相手が出てくればうれいですけど、今はまだ仕事でいっぱいいっぱいなので」と恋愛より、まだ仕事が第一のようだった。 また、2011年にフジテレビ系列で放送されたドラマ、『私が恋愛できない理由』で姉妹役として共演し、当日に卒業セレモニーを行っていたAKB48の大島優子については、「(共演した時)とてもやさしくしていただいた、お疲れ様でしたという気持ちですね」とコメント。「まだまだ、たくさんお仕事もさせていただければと思います」とエールを送った。(斎藤雅道)
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芸能 2014年06月09日 15時30分
ジャニヲタの呼称(前)
モノノフ。これは、ももいろクローバーZの大ファンを指す言葉だ。意味は、武士。このように、酔狂ファンならではの呼称は、ジャニーズファン、いわゆるジャニヲタにもある。そこで、今週から2週にわたって、紹介しよう。 田中聖が解雇されて、4人になったKAT-TUN。今月4日、新生KAT-TUNの第1弾シングル『In Fact』が発売されたばかりだが、彼らのファンの呼び名は、「ハイフン」だ。 そもそもKAT-TUNは、メンバーの頭文字。K=亀梨和也、A=赤西仁、T=田口淳之介、T=田中聖、U=上田竜也、N=中丸雄一で、このメンバーをつないでいるのが、「-」。つまり、ファンとメンバーはつながっているという意味なのだ。 同じ理由なのが、タッキー&翼。呼び名は、「安藤」。タッキー(滝沢秀明)と翼(今井翼)に挟まれた「&」が指している。あえて安藤という人名にすることで、遊び心を育んでいるのだ。 今年が歌手デビュー10周年の記念イヤーにあたる関ジャニ∞。今夏は、ビッグスタジアムでライブを敢行、ABC『熱闘甲子園』のテーマソングに選出、そして、日本テレビ系“24時間テレビ”のメインキャスターに抜てきされるなど、メモリアルにふさわしいイベントがめじろ押しだ。そんな彼らのファンは、「エイター」と呼ばれる。 現在はミュージカル俳優に転身した内博貴が在籍しており、大倉忠義が加わった2002年、彼らは8人だった。当時は、「関西ジャニーズ」と呼ばれていたが、のちに略称の「関ジャニ」に変化。近畿圏の関西テレビにレギュラー出演中だったことから、グループ名の最後に「8」のチャンネル番号を加え、「関ジャニ8」に改称した。04年、CDデビューを機に、現在の「関ジャニ∞」に改め、8→エイト→エイターも、同時に誕生したというわけだ。 7月26日には、主演映画の『エイトレンジャー』の続編が公開。この「エイト」は、彼らのライブで誕生していた爆笑特撮ヒーロー・エイトレンジャーを意味する。関ジャニにとって「8」は、さまざまな歴史も刻まれているのだ。
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芸能 2014年06月09日 14時08分
波乱起きた!? 「第6回AKB選抜総選挙」 事前調査の第1位はダントツで指原
6月7日、味の素スタジアムで開催された「第6回AKB選抜総選挙」は、昨年3位の渡辺麻友(AKB48チームB)が15万9854票を得て、前年覇者・指原莉乃(14万1954票=HKT48チームH)の2連覇を阻止し、初制覇を果たした。 連覇を逃した指原は2位、前年4位の柏木由紀(10万4364票=AKB48チームB・NMB48チームN兼任)が3位にランクアップ、前年6位の松井珠理奈(9万910票=AKB48チームS・AKB48チームK兼任)が4位に、前年7位の松井玲奈(6万9790票=AKB48チームE・乃木坂46兼任)が5位に順位を上げた。 前年14位の山本彩(6万7916票=NMB48チームN・AKB48チームK兼任)が大きくランクアップして6位に浮上。島崎遙香(6万7591票=AKB48チームA)は前年12位→7位に、須田亜香里(4万8182票=SKE48チームE)は前年16位→10位に、宮脇咲良(4万5538票=HKT48チームKIV・AKB48チームA兼任)は前年26位→11位に、川栄李奈(3万9120票=AKB48チームA)は前年25位→16位に大きく飛躍。初参加の生駒里奈(4万89票=AKB48チームB・乃木坂46兼任)は14位に食い込み、それぞれ「37thシングル選抜メンバー」の16位までに入った。 5月21日に発表された速報では、指原(3万7582票)が渡辺(2万5283票)に大差を付けて首位を独走していただけに、この結果は波乱といえるか? ところで、この「AKB総選挙」を世論はどう見ていたのか? 「Yahoo!ニュース」では、「『第6回AKB48選抜総選挙』で1位になると思うのは?」との意識調査を、決戦目前の6月5日〜7日に緊急で実施。1万3902票(男性=82.2%、女性=17.8%)の回答があった。 その結果は、1位=指原が6349票(45.7%)で約過半数を占め、2位の渡辺=3800票(27.3%)に大きな差を付け、大方の人が指原の連覇を予想していた。 票はこの2人に集中し、以下、3位=松井(珠)=737票(5.3%)、4位=山本=638票(4.6%)、5位=島崎=460票(3.3%)、6位=柏木=356票(2.6%)、7位=松井(玲)=264票(1.9%)、8位=高橋みなみ(AKB48チームA)=235票(1.7%)、9位=横山由依(AKB48チームK)=118票(0.8%)、10位=宮澤佐江(SNH48チームSII・SKE48チームS兼任)=115票(0.8%)の順で、山本の急浮上が予想されていた。 速報でも、「Yahoo!」での事前調査でも、指原が絶対本命だっただけに、渡辺の大逆転はまさしく波乱といえそうだ。(リアルライブ編集部)
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芸能 2014年06月09日 11時59分
早くも今年の紅白の目玉に浮上した『アナ雪』
公開中のディズニー映画「アナと雪の女王」の快進撃が止まらない。 3月14日にかなり大規模な全国598スクリーンで公開されると週を重ねるごとに集客を伸ばし、5月下旬には興行収入が200億円を突破。国内の上映作品で興収200億円突破は1997年の「タイタニック」、2001年の「千と千尋の神隠し」と「ハリー・ポッターと賢者の石」の3本のみで、今月に入ると興収が212億円を突破。「ハリー・ポッターと賢者の石」を上回って日本歴代3位となりどこまで数字を伸ばすかが注目されている。 また、ヒットを後押ししたのは、日本語吹き替え版の劇中で雪の女王・エルサ役の声を演じた女優の松たか子が、エンディングでは歌手のMay J.が歌う「Let It Go〜ありのままで〜」の人気ぶり。「映画館で字幕を観ながら一緒に歌おう」の企画が大当たりし、全国の親子が劇場で同曲を口ずさんでいる。 同曲を収録した映画のサントラは今月に入って売り上げが100万枚を突破。音楽界にも“アナ雪現象”が吹き荒れているだけに、早くもおおみそかの紅白の目玉企画に浮上しているというのだ。 「紅白にはこれまでミッキーマウスが登場したりするなどディズニーとの関係は良好なので、『アナ雪』の企画は問題なさそう。後は、歌い手を出場者の“枠”に入れるか、昨年の紅白の『あまちゃん』企画のようにコーナーにするかが検討されることになりそう」(NHK関係者) 松とMay J.のほか、吹き替え版の劇中では松田聖子の愛娘・神田沙也加も見事な歌声を披露しているが、「NHKはとにかく聖子が大好き。松とMay J.が『Let It Go』をデュエットするのをメインに、聖子・沙也加が劇中歌のスペシャルメドレーを披露するというサプライズもありそう」(芸能記者)。 「アナ雪」コーナーが実現すればかなりの高視聴率を稼ぎそうだ。
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芸能 2014年06月09日 11時45分
AKB48大島優子卒業セレモニー 高橋みなみと初めてのデュエットも披露
3月30日に国立競技場で開催予定だったAKB48グループコンサートが荒天の為中止となり、延期となっていた大島優子の卒業セレモニーが、「卒業コンサート」として8日に約2ヵ月遅れで開催された。 序盤では、昨日の総選挙を振り返るコーナーがあり、悲願のセンターの座を勝ち取った渡辺麻友をはじめとする14名(川栄李奈と生駒里奈は不参加)は、あらためて感謝の気持ちを込めながら「少女たちよ」を、新選抜として初めてのパフォーマンスとして披露した。 そして終盤からは大島が、さらに“変幻自在のエンターテイナー”の本領をいかんなく発揮。「青春の稲妻」では“心友”と呼び合う宮澤佐江と息の合った華麗なタップダンス、「エンドロール」では松井珠理奈らとグループ随一と讃えられたキレのあるダンス、「禁じられた二人」では意外にも初という高橋みなみとの二人での儚いユニット曲…を立て続けに披露し、曲の合間には衣装の早着替えにも挑戦した。 アンコール明けには、モニターに大島優子のAKB48メンバーとしての歴史を振り返る映像が映し出され、秋元才加や野呂佳代など旧チームKメンバーも駆けつけ、大切な仲間の旅立ちの日を祝福した。 「支え」では、260名以上のメンバーひとりひとりと言葉や握手を交わし、“優魂”を確かにAKB48グループに継承。最後のひとりは“戦友”と互いに認め合う高橋みなみとなり、ふたりは短く言葉を交わすと強く抱き合った。 大島は、ファンへの感謝の言葉とともに「この8年間を思えば、この先何でも乗り越えられると思います。それだけ私に勇気と力をくれました」と目を潤ませながらも力強く挨拶。ただし最後は「ずぅーと推しメンでよろしくお願いします!」と茶目っけたっぷりにお願いも忘れなかった。 そして初めて総選挙で1位となりセンターを務めた「ヘビーローテーション」を歌いながらフライングブランコに乗りステージから飛び立ち、最後は「行ってきまーす!」と大島らしく涙ではなく笑顔でのお別れとなった。残されたメンバーも「行ってらっしゃーい!」と元気に応え、ラストは「ラブラドール・レトリバー」で締め、味の素スタジアムでの2日間に亘るイベントを終えた。 本日9日(月)は、AKB48劇場にて大島優子の最終公演が行われる。
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アイドル 2014年06月09日 11時45分
第6回AKB48総選挙の結果で各グループはどうなる?
第6回AKB48総選挙が7日、味の素スタジアムで開催され、AKB48の渡辺麻友が第1位となった。ファンの声を直接、運営側に届けることができる同イベントの結果を受けて、各グループはどんな影響があるのか。 まず、第1位となった渡辺麻友が所属するAKB48。昨年はHKT48の指原莉乃に第1位を奪われたが、今年は同グループが奪還した形となった。世代交代が急務とされていたAKB48だが、16位に川栄李奈、20位に入山杏奈、32位に加藤玲奈、そしてさらに下の世代では、36位に小嶋真子、51位に岡田奈々、62位に西野未姫という三銃士も順当にランクインした。順調に新しい世代が育っているという見方もあるが、相変わらず爆発力に欠けるという印象も受け、第1位となった渡辺麻友のその後と考えると同じ学年である島崎遥香くらいしか見当たらないのが現状だ。ただ、小嶋陽菜、高橋みなみなどは一桁の順位、そして柏木由紀は第3位とベテラン勢が、さすがの安定力を見せている。この力がAKB48の強さかもしれない。 過去最高4人の選抜メンバーを送り込み、相変わらずの総選挙の強さを見せたのがSKE48である。さらに17位となりアンダーガールズのセンターを担当するもの同グループの暴れん坊・松村香織(研究生)であった。また、結果として34位まで後退してしまったものの、速報では14位と大きなインパクトを二村春香が残したことも大きい。あえて課題を言うならば、SKE48の次世代として猛プッシュしてきた北川綾巴をランクインさせることができなかったこと。AKB48と同じく松井珠理奈、松井玲奈に迫るようなセンター候補の育成が急務と言われるSKE48にとって痛いことだったかもしれない。 速報から総選挙に出遅れていたのがNMB48だ。初ランクインとなったのは、白間美瑠、小谷里歩のみ。山本彩は第6位と健闘したが、これまでNMB48の顔として同じく活躍してきた渡辺美優紀が18位と不振。選抜入りもできなかった。それどころか、昨年の総選挙では山本が51,793票で、渡辺が44,116票であり、その差は7000票程度であったものの、今年は山本が67,916票を獲得したのに対し、渡辺は36,108票。その差は3万票程度、広がってしまった。それどころか、NMB48の三番手である山田菜々は23,299票であり、山田との差が1万3000票。山田の昨年の票数が23,950票であり昨年とさほど差がないことから、山田が追いついたというよりも、渡辺が下がってきたという見方の方が正しいだろう。この渡辺の不振もNMB48の選挙の弱さを印象づける要因になってしまっているようだ。 指原莉乃が移籍したことで大きく成長したHKT48。今年、もっとも勢いを感じさせた結果となった。宮脇咲良が選抜入り、さらに昨年はランク外であったキャプテンの穴井千尋、村重杏奈、駒田京伽が台頭。特に森保まどかは25位と大躍進している。さらに、兒玉遥、朝長美桜などセンター候補も順当に順位を伸ばしている。そんな中、秋元康が10年にひとりの逸材と期待を寄せる田島芽瑠が55位と、なかなか他のセンター候補の上にいくことができていない。今後、HKT48のセンター争いが今まで以上に激化することは間違いないだろう。
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