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芸能 2014年05月01日 11時55分
離婚したいつちやかおりと離婚したくない布川敏和
発売中の「週刊新潮」(新潮社)で不倫疑惑を報じられた元シブがき隊でタレントの布川敏和の妻でタレントのつちやかおりが1日、都内で会見。つちやの会見を受け布川も会見し双方の発言が注目された。 各スポーツ紙のネット版などによると、先に会見した、つちやはおととしの冬から次女を連れて布川と別居していることを説明し、「私の中では大きな覚悟を持って出たつもりです」と話し、「離婚を決意しているのか?」と確認されると、「そうとっていただいて構いません。キチンとしなきゃいけないと思ってます」と言い切り離婚の決意を固めていることを明かしたという。 同誌で“手つなぎデート”の現場をキャッチされた、不倫相手とされる男性については「別居して、いろんな相談をするうちに、よりどころというか大切な方になったのは事実」と話し不倫を否定しなかったというから、すでに恋心はその男性に傾いているようだ。 一方、布川はつちやが離婚の決意を固めていることを明かしていることについて、「初耳。離婚の話はしていなかった」とし、「(つちや)本人の口から聞いていないので、まずは話したい。子ども3人のことを考えるのは一番大事。(離婚したいから)『はい、そうですか』とすぐにはOKできない」とつちやとの話し合いを求めた。 すでにに布川・つちや夫婦の溝は修復不可能な状態のようで、このまま離婚に向けて話し合いが進むと思われるのだが…。 「あっさり離婚してしまっては、2人ともタレントとしての“付加価値”がなくなる。今のところ、フジテレビがつちやのバックについていろいろ仕掛けようとしているので、GW明けもしばらく離婚問題で引っ張りそうだ」(芸能記者) 3人の子供たちはこんな両親をどう思っているのかが気になるところだ。
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スポーツ 2014年05月01日 11時50分
10年目の交流戦『特別企画』に隠された企業賞金の行方
プロ野球界は交流戦の改革を余儀なくされたようだ。10年目を迎える特別企画として、セ・リーグの主催球場で指名打者制(以下=DH)とし、同制度をペナントレースでも採用しているパ・リーグの主催ゲームでは9人制ルールとする方向で調整されているという(4月16日)。パの理事長を努めるオリックス・村山良雄球団常務は「ファンが主催球場で見られなかった試合のつくり方、選手を見て楽しめる」と取材陣に説明していた。同企画を継続するか否かは「ファンや現場の反応を見て」とも話していたが、 「DH制の入れ換えで盛り上がらなければ、来季はまた別の企画を考えなければならないでしょう」(NPB関係者) と、“悲痛な声”も聞かれた。 そもそも、この入れ替え企画は選手会の提案だった。それを丸飲みする形で受け入れた理由は『交流戦のマンネリ』と言っていい。 「ペナントレースの開幕直前、交流戦の優勝チームに贈られる企業賞金が減額されました」(前出・同) 今季も、交流戦の協賛は某大手生命保険会社だ。昨季5000万円だった賞金が3000万円に減額されたという。理由は伏せられたが、交流戦を協賛するに至って、企業側が提供する賞金に見合う“自社ピーアール”ができなったからだろう。 パ・リーグ出身のプロ野球解説者はこう分析していた。 「交流戦が導入された背景には、近鉄バファローズとオリックスブルーウェーブの球団合併がありました。当時、セ・リーグ各球団は巨人戦の全国放送によるテレビ放映料が入っており、それをパ6球団に分散したくないと思っていました。でも、巨人戦の地上放送が激減し、その間、パ・リーグは観客数を高める独自の企業努力をし、巨人人気をアテにする必要もなくなりました。今ではアウェイでも応援団が詰めかけるパ・リーグとの試合に興味を示しているのは、セ・リーグ球団の方です。セ6球団との試合に特別な思い入れは、パ・リーグ側にはない」 だが、こんな意見も聞かれた。「ゴールデンウィーク後の5月中旬に交流戦が予定されていることに意義がある」という。 「ゴールデンウィーク明けは、どの球場も観客動員数が伸び悩みます。連休中に遠出をした人たちの財布の紐がかたくなるからでしょう。興行成績の落ち込む時期にファンの関心を引く営業努力は必要です。交流戦を盛り上げていかなければ、プロ野球界全体が衰退してしまう」(NPB関係者) 新人王の公式タイトルのほかに『ゴールデン・ルーキー賞』なる新人選手の表彰セレモニーも行われてきたが、今年はない。協賛企業が撤退したからだ。 この十数年、野球、バレーボール、バスケットボールなどの企業チームが解散(廃部)、休部されてきた。不況による資金難がその理由だというが、 「企業が野球などの集団スポーツのチームを持つことは今後も難しいと思います。しかし、企業ピーアールで、五輪選手や特定のプロアスリートを応援するスタイルが定着しており、決して財界がスポーツに無関心というわけではない。『交流戦よりもクライマックスシリーズに興味がある』と話す大手企業もないわけではない」(NPB関係者) との意見も聞かれた。 マンネリ打破で、DH制の使い方を見直すのも、プロ野球ファンの関心を高めるためだとすれば、意義のあるテストケースと言えるだろう。プロ野球界も広告出資の集め方を考え直さなければならない。
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アイドル 2014年05月01日 11時45分
SKE48 新チームKII公演で山田菜々が“オバサマがいっぱい”とニヤリ!
アイドルグループ、SKE48のチームKIIが25日、新チームとして初日を迎えた。公演内容はチームKIIにとって初めてのオリジナル公演となった「ラムネの飲み方」。この公演には欠かせない“デベソ”と呼ばれる花道が久しぶりにSKE48劇場に復活し、メンバーも想いも新たにステージに挑んだ。 AKB48から移籍になった大場美奈は、以前からSKE48チームKII兼任を務めていた為、「初めまして感が全くない!」と自ら語り、トークコーナーも仕切って各メンバーに積極的にツッコみを入れるなど新チームに中心的存在に。NMB48との兼任メンバー・山田菜々は「校庭の仔犬」で犬役を演じた他、高柳明音と「眼差しサヨナラ」をしっとりと披露し、NMB48中心メンバーの存在感を発揮。トークでも年上メンバーが多いチームKII兼任を喜んで「オバサマがいっぱい(笑)」とメンバー早速イジるなど、ナニワ仕込みのトークで劇場を沸かせた。 5月2日(金)には新チームEの「手をつなぎながら」公演が初日を迎える。
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芸能 2014年05月01日 11時45分
流行に次々と噛みつく伊集院光
芸能界では、噛みつくことで自らの存在意義を示すという手法は珍しくないが、ここ最近、もっとも流行に噛みつき続けているのがタレントの伊集院光だ。 最近では、28日に放送されたTBSラジオ「月曜JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力」で大ヒット中のディズニー映画「アナと雪の女王」を「毒にも薬にもならない映画」と批判している。批判の理由として、「誰もストーリーを褒めていない」と指摘し、悪いとこが一切ない。良いとこも一切ない」とコメントした。ただ、雪のサクサク感については褒めている。 さらに、伊集院は最近のご当地キャラブームで話題となった、船橋市の非公認ご当地キャラクター「ふなっしー」についても、苦言を呈してる。ふなっしーの露出が多くなることで、公認キャラの活動が難しくなることに触れ、さらに、「ちょっとでも船橋市が有名になれば」という大義名分は「ソックリさんタレントが『大好き』って本家を言い続けるあの感じ」に似ていると指摘している。 そして、国民的アイドルグループとなったAKB48にも伊集院は早くから批判的であった。CDを複数枚買い総選挙の投票や握手券を獲得させる、いわゆるAKB48商法について、「“アコギだな”ってことは押さえておいた方が良いなって思って」とチクリ。さらにこの時に、「そんなに興味ないんですけど」としながらも、AKB48でスキャンダルや総選挙があった時は、自身のラジオ番組で、そのネタを取り上げることも少なくない。 とりあえず、流行に対して、これだけ噛みつく伊集院光にとってこのご時世は、とてもストレスの溜まる世の中であることは間違いなさそうだ。
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社会 2014年05月01日 11時45分
JTB社員が高校の遠足バスの手配忘れ、ミス発覚防ごうと生徒名の自殺予告自演
大手旅行会社JTB中部(愛知県名古屋市)多治見支店の男性社員(30)が、岐阜県立東濃高校(同県御嵩町)の遠足バスの手配漏れを隠すため、生徒を装って自殺をほのめかす手紙を同校に届けるという前代未聞のトラブルが発生した。 遠足は25日に予定されていたが、24日に手配漏れに気付いた社員が、自身のミス発覚を防ぐため、生徒の自殺騒動で遠足を中止させることを画策した。 同日午後4時頃、社員は学校を訪れ、「学校の玄関のポストのそばに落ちていました」と、職員室に自身で作った手紙を届けた。その手紙には、「遠足に行きたくない。遠足に行くのは、死ぬよりしんどい。明日、遠足するなら私は消えます。先輩の遠足も後輩の遠足も中止してほしい」と書かれていた。 慌てた学校側は、全校生徒317人の安否確認を実施。県警可児署にも相談した。しかし、様子がおかしい生徒は見当たらなかったため、学校は予定通り遠足を実施することを決めた。 遠足当日の25日午前8時。当然のことながら、来るはずの11台のバスは来ず、遠足に向かうことはできなかった。 同社で調査したところ、社員の手配漏れが発覚し、「ばれないように遠足を中止させようと考え、生徒を装って手紙を書いて届けた」と話し、泣きながら謝罪したという。 学校側は来週にも、旅行会社を変えて、改めて遠足を行う意向で、来年の遠足については、「JTBには任せられない」としている。同署では、偽計業務妨害にあたる可能性もあるとみて、調べている。 社員は08年に入社し、静岡支店を経て、11年に多治見支店に配属。約3年間、同校を担当していた。 同社・松本博社長は「2度とこのような事態が起きないよう、業務管理と社員教育に努める」と陳謝。社員の処分を検討している。(蔵元英二)
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芸能 2014年05月01日 10時10分
元シブがき隊・布川敏和の妻・つちやかおりに不倫疑惑が浮上!
元シブがき隊の布川敏和の妻でタレントのつちやかおりが布川と別居中で、料理店の店主との不倫疑惑が浮上していることを発売中の「週刊新潮」(新潮社)が報じている。 布川とつちやは高校時代から交際し今年で結婚22年目で長男の隼汰は俳優、長女の桃花はモデルとして芸能界入りし、次女は現在中学2年生。おととし、つちやが女性誌でセミヌードを披露し芸能界に復帰した際には「布川の稼ぎが少ないため」などとささやかれていた。 同誌によると、最近、布川夫妻は別居し、つちやは都内の一戸建てを借りて次女と生活しているばかりでなく、行きつけの割烹の店主に入れあげているという。同誌にはその男性と今月下旬の深夜、つちやがしっかり手をつないで歩いている写真も掲載されているが、つちやは同誌に対し「別居という言葉に違和感がある」と認知症の母親を引き取ったことや、次女の通学が近いことを理由に別居を認めず、“手つなぎ写真”については「軽率だったと思います。でも私、ほかの飲み友達の男性とも手をつないだりする」とあくまでも友人であることを強調した。 一方、布川は「何という方ですか? マジですか?」、「僕、どうしたらいいんでしょうか」と狼狽していたというのだが…。 「昨年夏、つちやは女性誌で布川の女癖の悪さを暴露したり、『確かに仕事をしていたほうが離婚をしやすいですよね。私の場合、したいときはいつでもできますよね』とぶっちゃけた発言をしていたが、布川夫妻にとってのライバルとなる“夫婦タレント”たちの台頭が激しいので生き残りに必死。ちょうど、GWで話題もないし、いい話題づくりになったのでは」(芸能記者) 布川とつちやは1日の午前中に時間差で会見をするというが、互いにどんなコメントをするかが注目される。
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芸能 2014年04月30日 19時51分
軒並み動画が話題、fumikaの新曲が発売
fumika(ふみか)というアーティストの動画がウェブ上を中心に話題を呼んでいる。それが、本日発売を迎えたこのfumikaの「EndlessRoad」という楽曲なのだが、鉄拳の人気パラパラ漫画「振り子」の動画と全く「尺」が一緒、「世界観」も似ている、ということで、fumika本人が鉄拳に直談判をして、楽曲とパラパラ漫画のコラボ動画をウェブでアップしたところ、話題沸騰。現在既に10万回再生を超えて話題になっている。 そして、このfumika「EndlessRoad」の正式なPVには乃木坂46の橋本奈々未が登場。こちら4月28日に公開されたばかりだが、既に3万回再生を超え、こちらも何十万回という再生になってきそうだ。 さらには、この2つの動画を見て、感動したネット界隈で動画を作るクリエイターやタレントなどが一気にこの「Endless Road」の動画をウェブにアップし始めている。こちらも既に話題になりつつある動画などもあり、楽曲を元に動画がどんどんアップされるという稀有な例となっている。 fumika本人は鉄拳「振り子」とのコラボ映像の10万回再生越えに「ひょんなことから出会った作品と作品のコラボレーション。その時運命を感じた私の思い込みに付き合ってくださった鉄拳さんに、改めて感謝しています。そしてこのコラボがきっかけで「振り子」を10万人以上の方々が新たに触れてくれたことを、鉄拳さんのいちファンとしてもまた嬉しく感じます」とコメントした。 また、本日発売を迎えた「EndlessRoad」に関しては、「この曲の原型ができてから三年の月日を経て、やっとリリースをすることが出来ました。いろいろな辛いことを経験し、「永遠って?」と考えた後に出てきたのは、シンプルで明快な力強さを持ち合わせた「咲く」という言葉でした。ぜひ今まで出会ったたいせつな人を胸の中で確かめながら聴いて頂きたいです」とコメントを寄せた。 まだまだウェブ上での感動動画のアップはこの先も盛り上がっていきそうだ。
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芸能 2014年04月30日 19時10分
パンサー向井も納得 タモリから授けられた顔面ネーミング
30日、喉のポリープ手術を受けて成功したお笑いトリオ・パンサーの向井慧。自身のツイッターで「とりあえず手術が無事終わりました。こっから一週間声が出せません。しかし病院の方が次から次に来て話しかけてきます」とコメント。しかし、「全身麻酔の影響か吐き気がすごいです。退院が伸びそうです」とつぶやいており、ファンを心配させている。 そんな向井は、3月17日に発売された「よしもと男前ブサイク芸人 グランプリ」(ヨシモトブックス)で、「笑っていいとも!」で32年間司会を務めたタモリとの思い出を語っている。 向井はタモリと「笑っていいとも!」で共演した際に、「お前、素人シュウマイみたいな顔だな」と言われたことがあったという。向井は「すごく味のある言葉でなんか妙に納得というか(笑)」と感銘を受けていた。また、「おそらく僕の限界はこの“素人シュウマイ”だと思います」と明かしていた。 “素人シュウマイ”が無事に復帰して、立派な“芸人シュウマイ”へと成長してほしいとタモリも願っているはずだ。
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芸能 2014年04月30日 18時50分
『踊る!さんま御殿!!』で再ブレイクした住吉美紀アナ 男性ファンからはアレの待望論
29日に放送された日本テレビ『踊る!さんま御殿!!』で、司会の明石家さんまのファンであることを公言し、涙を流した住吉美紀アナに注目が集まっている。 住吉アナは国際基督教大学卒業後、1996年にNHKへ入局。局アナ時代には、「日曜スタジオパーク」「プロフェッショナル 仕事の流儀」を担当。そして2007年には、「第58回NHK紅白歌合戦」の総合司会をつとめた。 「NHKの女子アナの中でもエース級の存在でした。語学力も高く実力も十分。注目度も高かったですね」(テレビ局関係者) そして彼女は満を持してフリーに転向。『踊る!さんま御殿!!』でも話題になったが、フリーに転向した当初は苦戦する。そんな中で勝ち獲った番組が『知りたがり!』であった。ただ、同番組でも苦戦。結局、番組は1年で終了してしまった。しかし、この番組で住吉アナは強烈なイメージを植え付けた。 「同番組で住吉アナは自身が得意なヨガのポーズを披露していました。これには男性視聴者がメロメロになってしまってました。番組自体が終わることより、彼女のヨガが見れなくなることを悲しんだ男性もいたんです」(同) 住吉アナは、2008年12月インターナショナル・ヨガ・アライアンス認定ヨガ指導者の資格を取得している。しっかりとした技術の持ち主であり、それで番組で披露されていた。 「住吉アナは離婚歴もあり、バツイチの大人の色気も醸し出している。若い女子アナにはマネできない色気をヨガのポーズでこれでもかとアピールされた楽しい思い出を男性ファンは忘れられません」(同) ぜひ、次にヨガを披露する時は、お父さんが達がテレビで見やすい深夜の番組でコーナーを持ってほしい。
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芸能 2014年04月30日 18時30分
5・14「受難」BD&DVD発売! 主演の岩佐真悠子「ホントは女性に見てもらいたい」
女優・岩佐真悠子が主演し昨年暮れに公開された映画「受難」。5月14日(水)にはキングレコードよりブルーレイ&DVDが発売される。同作は処女の修道女・フランチェス子(岩佐)の性器が突然、意思を持ちしゃべる人面瘡(じんめんそう=役・古舘寛治)になってしまうという、直木賞作家・姫野カオルコの同名小説を映画化したもの。人面瘡に罵倒されながらも共同生活を送るフランチェス子の日常を描いた衝撃作だ。すっぴんにまでなり、まさに“怪演”という言葉がぴったりな演技をみせた岩佐にインタビューを敢行すると。 −−アソコに人面瘡だ。役が来たときの心境は? 岩佐「キャスティングのオファーもらった時は驚きましたね(笑)。まぁ、何と言うか、どうして私なんだろうかという、疑問がまず先にありました」 −−劇場公開時には完全ヌード披露ということが話題になりましたが、そういったシーンがあることでもかなり躊躇(ちゅうちょ)されたのでは? 岩佐「ドエロですという感じのハダカは全くやる気がなかったんですが、この作品は違いました。ただ、仕事も大事ですけれど、プライベートをとても大事にしているので」 −−と言うと? 岩佐「私がハダカになることで、親なり家族なりが悲しむというのはやはりちょっと…」 −−では、オファー受けたのはナゼ? 岩佐「台本や小説を読ませていただいて、内容が面白いなあというのと、でもどうやってこれを映像化するのかな? と興味がわいたからですかね。あと自分自身がこれをどう演技するのか? と思ったからです。最初、お断りしようと思っていたんですが、監督と何度か打ち合わせするうちに最終的に出演を決めました」 −−監督(吉田良子氏)も女性ですよね? 岩佐「そうですね」 −−女性監督だからできたという点は? 岩佐「やはり女性ならではで、ヌードの話はやりやすかったですね。ナイーブになる女ゴコロも分かってもらえたし。仕事だからという事ではなく、ひとりの女性としての感覚で理解していただけたので」 −−本編では主人公のフランチェス子が、卑猥な言葉を何度も連呼している。 岩佐「ガンガン言っちゃってますね(笑)」 −−淡々としたセリフまわしになっているが、照れなどなかった? 岩佐「いやー、抵抗は全くなくて自然に言葉が出てきましたね。何なんでしょうね? だからなんだ? という心境でした」 −−実際、試写会で大スクリーンで見てどう思った? 岩佐「なかなかの怪演ぶりで(笑)」 −−フランチェス子が人面瘡に罵倒されながら会話するシーンというのは、人面瘡の声はどう当てている? 岩佐「私が演技している横で、(人面瘡役の)古舘さんが話しているような、掛け合いで二人芝居をやっているような感じでやりました」 −−それはどちらも怪演ですね(笑)。 岩佐「私の中の解釈として、フランチェス子はすべてを受けて流す感じの性格なのかなと思っています。罵倒されるのもまた善しという感じで(笑)。罵倒されてもいいから、他人と会話ができることに幸せを感じるようなタイプ」 −−岩佐さんから見てフランチェス子はどんな女性像? 岩佐「意味分かんないです(笑)」 −−確かに意味不明な性格ですね、しゃべる人面瘡と日常生活するなんて(笑)。それを演技として昇華させたのは凄い。撮影で気をつけたことは? 岩佐「暗い役柄にはしたくなかったです」 −−小説のテイストとも違う感じだが? 岩佐「引きこもりみたいな感じにしてしまうと救いがないので。監督とのコミュニケーションするなかで試行錯誤して、ちょっとオトボケな感じにしようということで一致しました」 −−劇場作品が5月14日(水)にブルーレイ&DVDとして発売されるが? 岩佐「(公開時には)私のハダカがセンセーショナルに報道されて、やはりどうしてもそれ目当ての方が多くなってしまったんじゃないかと思うんです。逆に見に来たくても来れなかった方もいらっしゃるのでは。今回、ブルーレイ&DVDが出るにあたり、劇場に見に来てくださった方以外にもたくさんの方に見てもらえるのは嬉しいですね。もともと原作の姫野さんが言うには、この作品は『女性による女性のための作品』なので、男性にはちょっと理解できないところもあるんじゃないかな?」 −−確かに男性目線だと結末は意外だったりしますよね。 岩佐「男性はポカンとしちゃうかも。女性がどうやって性と向き合っていくのか? みたいなものが根底にあるので、ぜひ女性に見てもらいたいです。カップルとかね」 −−これからもヌードの仕事は受ける? 岩佐「ハダカになることに特にこだわりがあるわけではないですけど、まあこの先はないでしょうね」−−女優として目指す境地みたいなものってありますか? 岩佐「何なんだろう…私あまり欲がないというか…『これがやりたい』とか『(この賞を)取りたい』というのがないんですよ(※)。もう、面白い作品に面白い役で出ることができればそれで満足みたいな(笑)。作品がスケールの大きなものだろうと小さなものだろうと関係ないですね。楽しいお仕事するためにがんばるという感じです」 −−今は仕事を楽しんでると? 岩佐「去年は2本主演映画をやらせていただきました。映画や他の分野でも『面白そう』な新境地を開拓していきたいです。その方が楽しいでしょ?」(※)この後、奇しくも「第23回日本映画プロフェッショナル大賞」で新進女優賞を受賞■映画「受難」公式サイト http://junan-movie.com/発売・販売元/キングレコード 価格/ブルーレイ 5800円(+税)、DVD 4800円(+税)