この騒動に対して20日、浅草が生んだ女性漫才師で、現在、漫才協会の名誉会長を務めている内海桂子師匠が自身のツイッターで「都議会で下種っぽく野次られて腹を立て犯人探しをしているらしい。事の背景は知らないが男女同権の昨今その場で「今のヤジは誰が言った」と女都議が切り返せば話は早いしその場で事は済む。自分で出来ないならその場で議長に要請すればいい。プロ同士が戦っている世界の話はまずその世界で解決すべき」と、塩村議員の対応に物申した。
確かに内海師匠が指摘するように、男女同権を主張するならば、「女性だからその場で言えなかった」ということは、筋が通らない。田嶋陽子だったら、激怒しその場で抗議していたはずだ。塩村議員にはこれから、強さや勇気を備えて欲しい。
騒動は23日、ヤジを認めた都議会自民党の鈴木章浩議員が、塩村議員に「先生にご心痛を与えて本当に申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げて謝罪し、ひとまず一段落。塩村議員は「これがひとつのきっかけになると思っています」とコメントしている。
*画像:内海桂子ツイッターから