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レジャー 2015年01月29日 15時30分
ハッシーの中央競馬新馬セレクション(1/31東京・2/1京都)
先週の結果分析。中山デビューの注目馬・キングリオは、スタートで大きく出遅れてしまい後方から。3コーナー入口から仕掛け始めるが、外を回っているため思いのほか差が詰まらず、直線に入っても伸びを欠き12着。まだ馬体が緩く、使われつつ変わってくるだろう。所変わって京都デビューの注目馬・クリミナルは、まずまずのスタートを切ると、道中は手綱を短く持ち、折り合いに専念。直線に入り追われるとシュッと伸びて1着。瞬発力は相当なもの。今後が楽しみな一頭。 今週の東京デビューの注目馬は、1月31日(土)第5R芝1800m戦に出走予定のレパードクリフ。馬名の由来は「ヒョウの崖」。牡、鹿毛、2012年5月4日生。栗東・吉村圭司厩舎。父ディープインパクト、母ゴールドティアラ、母父Seeking the Gold。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は吉田和子氏。母は00年マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)の勝ち馬。半兄には芝の長距離戦で活躍したゴールデンハインド(父クロフネ)やダート中距離戦で5勝を挙げているロングロウ(父クロフネ)がいる。本馬は父がディープインパクトに変わり、重量感のある兄たちに比べると小柄で華奢に見えるが、その分馬体に伸びがありバネがある。トモには良質な筋肉が付いており、キレで勝負するタイプだろう。なお、鞍上には武豊騎手を予定している。 京都デビューの注目馬は、2月1日(日)第5R芝2000m戦に出走予定のブライアローズ。馬名の由来は「いばら姫。母名より連想」。牝、黒鹿毛、2012年3月12日生。栗東・吉田直弘厩舎。父スウィフトカレント、母エレンウィルモット、母父ブライアンズタイム。生産は日高町・北田剛、馬主はシルクレーシング。愛馬会法人・シルクホースクラブの募集馬で総額1400万円。母はGI3勝馬ファレノプシスの全妹で、近親には13年日本ダービーを制したキズナがいる。本馬の胸前は母父ブライアンズタイムの力強さが出ているが、その走りは非常にシャープで、キレで勝負するタイプだろう。なお、鞍上にはアンドレアシュ・シュタルケ騎手を予定している。※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。
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スポーツ 2015年01月29日 15時30分
センバツ32校決定! 12球団が「1位候補」と太鼓判を押す投手がベールを脱ぐ
第87回選抜高校野球大会(以下=センバツ/3月21日開幕)の注目は、高橋純平投手(県岐阜商)だろう。 プロ野球12球団は1月に定例のスカウト会議を開き、その年の指名候補リストを作成する。この時点でリスト入りした選手数は各球団にバラツキがあり、200人以上を記載する球団もあれば、巨人などは150人程度に留めている。もちろん、途中追加される場合もいる。 しかし、高橋投手に対する評価は、かなり高い。漏れ伝わってくる情報では、まず、阪神は中村勝広GM自らが高橋投手の視察が予定している。それも、「好投手なのはわかっている。大舞台でどんなピッチングをするのか」という“確認”である。また、1月20日にスカウトを招集した巨人は「複数の高校生投手をAランク評価した」そうだが、高橋投手について、「体があり(182センチ)、ストレートが速く、変化球のキレも、全部いいものを持っている。特Aとは言わないが、いずれそうなるかも」(山下哲治スカウト部長)と“最大級の評価”をつけたようだ。 1月12日にスカウト会議を開いた広島は296人をリストアップした。東京六大学の雄・上原健太投手(明大)が地元・広陵高の出身でもあるため、「密着視察していく」と明かしていたが、ほぼ同等の評価をしているという。昨年末にスカウト会議を開いた日本ハムも「今年(2014年)になって、ボールがさらに速くなった」(関係者)とコメント。 「さらに…」と語ったところに、一年生からマークしていた投手であることを匂わせていた。中日・中田宗男スカウト部長は「地元選手だし、一年生のときからずっと見ている。マー君(田中将大)みたいにズバ抜けた存在。球界の代表選手になる可能性がある」(共同通信参考)と褒めちぎっていた。 一部報道では、巨人・山下スカウト部長はこうも語っていた。「Aクラスは6人くらい。B、Cクラスは例年より30人くらい多い」今年のドラフトは『大豊作』という意味だ。 野茂英雄、佐々木主浩、古田敦也などを輩出した89年ドラフトに匹敵する“アタリ年”になるかもしれない。当時と違うのは、高校生も高く評価されている点ということ。高橋投手を筆頭に、即戦力、もしくはそれに近い評価を受けた高校生投手も多いが、今年は高校生野手も高い評価を受けている。 スカウトはセンバツ大会での視察を重要視しているともいう。それは「基礎体力強化に重きを置く冬の練習を越えて、どこまで成長したか」を確認するためだ。今春はレベルの高い試合が繰り広げられそうだ。(一部敬称略/スポーツライター・美山和也)
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芸能 2015年01月29日 14時47分
視聴者が最も期待している冬ドラマは草なぎ剛主演「銭の戦争」 杏主演「デート〜恋とはどんなものかしら〜」は意外に低い人気
まだ始まっていないNHKの一部のドラマを除き、1月スタートの冬ドラマはおおむね、第2、3話まで放送を終えた。 「Yahoo!ニュース」では、「『15年冬ドラマ』一番期待しているのは?」との意識調査を実施し、4万9784票(男性=63.4%、女性=36.6%)の回答があった。 アンケートが行われた期間は1月15日〜26日で、ほとんどの連続ドラマは第2、3話まで終了しているため、この調査は事前の「注目度」ではなく、実際に見た上での「今後への期待感」といってよかろう。 その結果、最も多くの票を集めたのは、草なぎ剛主演の「銭の戦争」(フジテレビ/火曜日午後10時)で7750票(15.6%)を得た。 同ドラマは証券会社に勤め、巨額の金を動かしていた主人公の白石富生(草なぎ)の実家の工場が不渡りを出し、社長である父・孝夫(志賀廣太郎)が行方不明となる。父は多額の借金があり、連帯保証人になっていた富生に督促が入るようになり、父は自殺し、会社からは退社に追い込まれ、途方に暮れる。その後、「金で失くしたものすべて金で取り戻す」と言い放った富生は、赤松金融の赤松(渡部篤郎)の下で働くことになり、金貸しとなって這い上がる…という展開。 ヒロイン役は大島優子、他の共演は木村文乃、高田翔(ジャニーズJr.)、新川優愛、木野花、玉森裕太(Kis-My-Ft2)、大杉漣、津川雅彦、ジュディ・オングら。 ここまでの視聴率(数字は以下すべて関東地区)は、初回=14.1%、第2話=11.9%、第3話=12.1%、第4話=13.1%と秀でて良くはないが、安定した視聴率をキープしており、視聴者の満足度が投票に結び付いたのだろう。 続いて、2位は西島秀俊主演の「流星ワゴン」(TBS/日曜日午後9時〜)で7337票(14.7%)。ここまでの視聴率は、初回=11.1%、第2話=11.7%と決して良くはないが、これまた視聴者の満足度が高いもよう。 3位は、「ウロボロス〜この愛こそ、正義。」(TBS/金曜日午後10時〜)で5813票(11.7%)。主演は生田斗真だが、主役級の小栗旬、上野樹里も出演。脇役陣も、吉田羊、吉田鋼太郎、中村橋之助、広末涼子らと豪華で、その点で注目度が高いようだ。視聴率は初回=11.5%、第2話=12.0%。 テレビ朝日の人気シリーズ「DOCTORS3 最強の名医」(沢村一樹主演/テレビ朝日/木曜日午後9時〜)は4位で、4345票(8.7%)が入った。視聴率は、初回=14.6%、第2話=14.6%、第3話=14.4%で安定した人気を保っている。 5位は、柴咲コウ主演の「○○妻」(日本テレビ/水曜日午後10時〜)で3171票(6.4%)。視聴率は初回=14.4%、第2話=15.2%、第3話=13.9%で、第2話の視聴率は28日現在、1月期の民放連ドラではトップ。 NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」、日本テレビ「花咲舞が黙ってない」(14年4月期)の連続ヒットで、“新・視聴率女王”となった杏が主演する「デート〜恋とはどんなものかしら〜」(フジ/月曜日午後9時〜)は2933票(5.9%)で6位と、意外にも低い人気となった。視聴率は初回=14.8%、第2話=13.6%とまずまずだが、「期待感」は現段階でイマイチのようだ。 7〜9位は、7位が玉木宏主演「残念な夫。」(フジ/水曜日午後10時〜)で1913票(3.8%)、8位は真木よう子主演「問題のあるレストラン」(フジ/木曜日午後10時〜)で1528票(3.1%)、9位は田中麗奈主演「美しき罠〜残花繚乱〜」(TBS/木曜日午後9時〜)で1422票(2.9%)となり、いずれも視聴率は低迷している。 10位は、2月6日にスタートするテレ朝の深夜ドラマ「セカンド・ラブ」(金曜日午後11時15分〜)で1421票(2.9%)を集めた。同ドラマは主役の亀梨和也と、ヒロイン・深田恭子による恋愛ドラマで、深夜枠ながら期待度が高い。 総じて、必ずしも視聴率が高いドラマが「期待度」上位に入っているわけではなく、むしろその逆。数字はそれほど獲れていなくても、上位3作などは内容が評価されているといえそうだ。 なお、冬ドラマの枠組みではないが、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」(井上真央主演/日曜日午後8時〜)は2491票(5.0%)を集めた。(リアルライブ編集部)
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芸能 2015年01月29日 11時45分
体調も懐具合も心配な加藤茶
ザ・ドリフターズの加藤茶が今月中旬、都内の病院に極秘入院していたことを発売中の「週刊文春」(文芸春秋)が報じている。 今月5日、情報番組「ノンストップ!」(フジテレビ系)では、加藤と45歳年下の妻・綾菜さんを密着取材した様子を放送。正月を広島にある綾菜さんの実家で過ごすなど、ラブラブな様子ををアピールしていた。 しかし、同誌によると、今月16日夜、所属事務所の車で都内の大学病院に入院。その翌日の午後、加藤は綾菜さんと一緒に病院の向かいのビルにあるドトールコーヒーで30分ほどカウンター席に座り、ぼーっと外を眺め、その後、マクドナルドでテイクアウトをして、病院へ。その際、加藤の足取りはゆっくりで、時々立ち止まる。綾菜さんと手を繋いでいるものの、ラブラブというより、介護する人とされる人という感じだったというのだ。加藤の所属事務所は同誌の取材に対し、「検査入院だと思いますよ。ちゃんと仕事もしています」とコメントしているのだが…。 「加藤は血圧が高いので食生活が大事だが、綾菜さんが作るのは肉料理中心。おまけに、外食も多く、まったく、加藤の体調管理ができてない。周囲は加藤の体調を心配しているが、加藤は綾菜さんにべた惚れのため、誰も綾菜さんに物申すことができない」(テレビ関係者) そんな綾菜さんだが、ブログを見ると、相変わらず自身がプロデュースするアクセサリーショップの商品を積極的にPRしているが、「開業当初はオリジナルと宣伝していたが、ネット上でただの“転売品”であったことが話題になると、急にセレクトショップに鞍替え。売れるはずがない」(芸能記者)。 にもかかわらず、綾菜さんの金遣いは相変わらず派手なようで、加藤の懐具合も厳しくなる一方のようだ。 「単発の番組出演とパチンコ営業が主な収入減。『文春』によると、最近家賃70〜80万円のマンションから、40万程度のマンションに引っ越したという。綾菜さんが生活レベルを落として耐えきれるかが気になるところ」(同) いろんな部分で加藤が心配だ。
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アイドル 2015年01月29日 11時45分
やっぱり塩対応!? AKB48島崎遥香が好きなタイプ
握手会などでファンに対して“塩対応”と話題のAKB48・島崎遥香が、トークライブアプリ一般ユーザーから寄せられる質問や相談に対して真摯に対応していることが話題になっているが、昨日の投稿が「やっぱり塩対応だ」と話題になっている。 ファンから「ぱるさんどーゆー男性に魅力感じるー?」と質問を受けた島崎は、「男性も女性もAKBに興味がない人に惹かれます」と答えた。 この発言に対してネット上では、「これはヲタを全否定じゃないか」との意見もあったが、大多数は「さすが、ぱるる」「そもそも付き合えるわけじゃないしぱるるオタはこういうとこ含めて好きなんだろ」「俺らが勝手にぱるるに惹かれてるだけなんでね」など、どちらかといえば好意的な反応が多い。
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アイドル 2015年01月29日 11時45分
元NMB48福本愛菜がfumikaに新喜劇出演にラブコール
歌手のfumika(25)が28日、東京・文京区のラクーアガーデンステージで、2枚目となるアルバム「POWER OF VOICE」の発売記念イベントを行った。同アルバムに収録されているテレビ東京系ドラマ「保育探偵25時 花咲慎一郎は眠れない!!」の収録曲「ドアの向こうへ」を披露。ゲストとして同ドラマに出演する元NMB48の福本愛菜がゲストとして登場した。 当日が初対面となるfumikaと福本。お互いオーディションを受けた時期も近く、「肉と酒が好き」(fumika)という共通点もあり、「いろいろ話ししてたら親友のような感じになった」という。さらに福本はfumikaへ「吉本新喜劇に呼びたい。2人でカラフルなスーツを着たヤクザ役をやりたい」とラブコールをおくった。
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芸能 2015年01月28日 17時24分
三船美佳との離婚裁判前から苦境に立たされる高橋ジョージ
夫でTHE虎舞竜の高橋ジョージとの離婚裁判沙汰が3月にスタートする、女優でタレント、三船美佳が27日夕、レギュラー出演する関西ローカルの報道番組「キャスト」に生出演し、騒動に言及したことを各スポーツ紙が報じている。 記事をまとめると、三船は高橋から長年、言葉による暴力「モラルハラスメント(モラハラ)」を受けていたなどと、破局の理由が報道されているが、「今度、裁判があるので、そのときに公になってしまうのが、残念です」と語り、否定せず。3月3日に東京家庭裁判所で第一回の口頭弁論が行われるが、三船は「娘のことをお互いに第一に考えて、恥じないようにしましょう」と高橋に呼び掛けた。現在、10歳の娘と大阪市内で一緒に暮らしているが、「10歳というのは、しっかり理解できている。今、一緒に頑張ってくれている」などと話したという。 「さすがに、高橋は一方的に自分の非が報じられていることにガマンならなかったのか、一部女性誌の取材に応じ、今回の離婚騒動の原因について、三船の母で女優の喜多川美佳との不仲などの“婿姑問題”であることを明かした。しかし、時間が経つにつれ、高橋にとって不利な材料が出てきて、かなりの苦境に立たされてしまっている」(芸能記者) 発売中の「週刊文春」(文芸春秋)によると、高橋は13年に初めてとなる舞台に出演したが、その際、共演した楽団のバイオリン奏者の女性に対してセクハラ発言を連発。さらには、打ち上げでも暴言を吐き、それが三船の耳にも入ったといいうのだ。高橋の所属事務所も同誌の取材に対して認めているだけに、三船以外にも高橋からモラハラを受けた“被害者”がいることが赤裸々になってしまったのだ。 「裁判では、具体的な高橋の“モラハラ発言”も三船によって明らかにされるだろう。そうなると、ますます仕事は来なくなりそうだ」(同) 高橋は1日も早く三船と和解した方が良さそうだ。
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芸能 2015年01月28日 16時35分
橋本マナミ 誘ってくるのは既婚者ばかり「愛人から本命になりたい」
28日、女性向け美容・コスメブランド「BELTA」の新製品「ベルタ育毛剤」の発表イベントが行われ、秋野暢子と橋本マナミが出演した。 “愛人にしたい芸能人No.1”として大ブレイク中の橋本は、当イベントでも胸元が大きく飽いたドレスで登場。「分け目を変えて、うなじを見せる。気だるい感じでやるのが良い」と男性を落とすテクニックを披露し、色気振りまいた。 魅惑のボデイで世の男性を虜にしているだけに当然、モテモテライフを送っているかと思いきや、「プライベートはダメです。ブイブイ言わせたい。欲しています」と落胆気味。 また、食事に誘われるのは既婚者ばかりで未婚男性からはほぼお誘いがないという。「愛人から本命になりたい。“お嫁さんにしたい芸能人No.1”になりたい」と意気込んでいた。
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芸能ネタ 2015年01月28日 15時30分
エリート芸人の軌跡
「ラッスンゴレライ」のリズムフレーズでブレイク寸前の、8.6秒バズーカー。結成わずか9か月という文字通りのフレッシュ芸人は、今年上半期の台風の目となりそうだ。特筆すべきは、そのキャリア。素人同然だが、振り返ればお笑いの歴史には、驚異的な飛び級でスター街道を走ったラッキーボーイが存在している。最たる例は、ダウンタウンだ。 吉本芸能総合学院(NSC)の第1期生として82年に入学したダウンタウンは、師匠を持たない初の漫才コンビとして注目。トミーズ、ハイヒールなどとしのぎを削りながらも、松本人志の、舞台芸人の概念を根底から覆すような“ボソボソしゃべり”で、類まれな才能が露見。結成5年後(87年)に開始した『4時ですよ〜だ』(毎日放送)でメイン司会を務めるころには、関西でアイドル人気がピークに達し、東京進出後も大成功した。 “第二のダウンタウン”の発掘に躍起になった吉本興業は91年、ネタよりも歌とダンスに尽力する若手芸人のユニット・吉本印天然素材を結成。トップランナーはナインティナインで、モテ顔の矢部浩之、小柄で典型的なコメディアンだった岡村隆史は、またたくまにメンバーの雨上がり決死隊、バッファロー吾郎、チュパチャップス(星田英利&宮川大輔/解散)らを大きく引き離した。 破竹の快進撃を遂げたナイナイは、ひと足早く天然素材を脱退。新人ながらも東京に進出して、『めちゃ×2イケてるッ!!』(フジテレビ系)と出会い、エリート芸人の仲間入りを果たした。 NSC在籍時からすでに多くの女性ファンを獲得していたのは、キングコング。顔面偏差値の高さは当時の吉本イチといわれた西野亮廣と、ナイナイ・岡村を彷彿させた梶原雄太は、大きな挫折を経緯しないまま、東京に進出。『はねるのトびら』(フジ系)という運命の番組に出会ったことによって、盤石の地位を確立した。 そんなキンコンの成り上がりぶりを復活させたのは、オリエンタルラジオ。慶応ボーイの中田敦彦、明治大学出身の藤森慎吾は、高学歴コンビ。結成翌年、NSC在籍時に『M-1グランプリ2004』で準決勝まで勝ち進み、翌05年にはレギュラー番組が開始。翌06年には、冠番組を抱えるまでになった。この最速記録は、当時の芸人界としては初の快挙だった。 苦労知らずで売れると、その後に訪れる“リバウンド”は想像を絶するほど過酷。その壁をどう乗り越え、芸につなげていくかが、息の長い芸人になれるか・否かの境界線だ。(伊藤由華)
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芸能 2015年01月28日 15時30分
【週刊テレビ時評】東出昌大ら豪華キャスト出演でも視聴率は急降下! 真木よう子主演のフジ「問題のあるレストラン」が抱える問題点
今クール、話題作のひとつでもあった真木よう子主演の「問題のあるレストラン」(フジテレビ/木曜日午後10時〜)の視聴率が上がってこない。 初回(1月15日)は真木の“揺れる爆乳”が好評で11.3%(数字は以下、すべて関東地区)をマークしたが、第2話(同22日)は8.4%に急降下し、2.9ポイントもダウンしてしまった。 同ドラマには、会社をやめてビストロをオープンする主役・田中たま子(真木)の恋の相手で、ライバル店のシェフである門司誠人(東出昌大)を始め、二階堂ふみ、高畑充希、菅田将暉、松岡茉優ら、今がまさに旬で人気急上昇中の若手俳優陣がズラリ名を連ねている。朝ドラ「あまちゃん」でも好演した杉本哲太、吹越満のベテラン勢も出演し、しっかり脇を固めている。 それなのに、なぜ視聴率は下がってしまったのか? それは初回の出演シーンの配分と内容に起因するのではないだろうか…。初回で出演時間が長かったのは、YOU、臼田あさ美、安田顕らで、視聴者が期待した東出、高畑らの出番は少なく、菅田に至っては一瞬。松岡は人間嫌いの役ということで、パーカーのフードを被り、マスクをしていたため、全く顔が映らなかった。そのため、彼らの出演を期待して見た視聴者にとっては、不満の残る形となったようだ。 第2話では出演時間の割り振りは大きく変わったが、ソッポを向いてしまった視聴者も多かったのではなかろうか。また、初回では現代では考えられないようなセクハラシーンのオンパレードで、さすがに閉口した視聴者も少なくなかったようだ。 東出は役どころ的には準主役なのだが、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」との掛け持ち撮影で、出演時間に限りが出てしまうのか、現状存在感が発揮できていない。 1ケタ台まで落ちた視聴率を上げることは容易ではないが、まだドラマはスタートしたばかり。ここからの巻き返しを期待したい。 連ドラ初の単独主演となっている柴咲コウ主演の「○○妻」(日本テレビ/水曜日午後10時〜)第2話(21日)は15.2%で、初回より0.8ポイントアップし、今クールの民放連ドラでトップとなった。 沢村一樹主演の人気シリーズ「DOCTORS3 最強の名医」(テレビ朝日/木曜日午後9時〜)第3話(22日)は14.4%。初回、第2話ともに14.6%で、15%超えは果たせていないが、安定した数字を維持している。 西島秀俊、香川照之の共演となった話題作「流星ワゴン」(TBS/日曜日午後9時〜)第2話(25日)は11.7%で、前週から0.6ポイントの微増。この週も、裏の「行列のできる法律相談所」(日本テレビ/日曜日午後9時〜)の16.7%に完敗を喫した。 今クールの民放連ドラの初回視聴率で1位(14.8%)だった杏主演「デート〜恋とはどんなものかしら〜」第2話(26日)は13.6%で、前週より1.2ポイントダウンした。 主役の堀北真希が最高級セレブ病院で、玉の輿を狙うナース役を演じている「まっしろ」(TBS/火曜日午後10時〜)第3話(27日)は前週より2.1ポイント下げて、5.7%。27日現在、今クールのプライム帯の民放連ドラではワーストの視聴率となった。 また、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」(井上真央主演/日曜日午後8時〜)第4話(25日)は14.4%で、再び15%を割って、前週より1.4ポイントダウン。第4話では第2話同様、後に杉文(井上)と結婚する久坂玄瑞(東出)の出演がなかった。偶然か必然か、東出の出番がない週は視聴率が低迷している。(坂本太郎)