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一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(2/28) アーリントンC

阪神11R アーリントンC

◎ネオルミエール

 明けて3歳のこの世代から阪神1600に舞台変更となった朝日杯FSの上位組であるアルマワイオリ(2着)とネオルミエール(4着)を主軸と考えるべきなのだろうが、ともに稍重馬場を味方につけたような人気薄での好走であったこと、また、前走後に一息入っていることなどから、すんなりとこの2頭で決まるとは思えない。

 2頭の比較では、デイリー杯と朝日杯を続けて好走したアルマが実績的に上位だが、若干、折り合いに難しさが残るのも事実。今回は休み明けの一戦でもあり、不安を露呈する可能性がなくもない。メンバー的に人気になるのは間違いなく、馬券の妙味は薄い。今回は、軸にはせずにおさえにとどめる。

 連勝馬券の軸はネオルミエール。前走ではアルマに0.3秒遅れをとったものの、出遅れて前半の位置取りが悪すぎた。上がり3Fのタイムは互角であり、むしろ良馬場での切れ味ならこちらの方が上とみる。今回は、12頭と手頃な頭数、前回ほど位置取りは悪くなるまい。1キロ軽い斤量も有利に働くはずで、逆転の可能性は十二分にある。

 割って入る穴馬として、中京の1400mの新馬戦で7馬身ぶっちぎったマテンロウハピネスを挙げたい。軽く気合いをつけただけでスッと先手を取り、直線では楽々と後続を突き放す桁違いの競馬。重賞でも通用しそうな勝ちっぷりだった。揉まれた際の不安は残るが、かかるようなタイプではないので1Fの距離延長は問題ないだろう。他では、連勝中の関東馬ナイトフォックスも引き続き好調なだけに、輸送をこなせば面白い存在。

馬連 流し
(10)-(1)(2)(4)(11)(12)

3連複 軸1頭流し
(10)-(1)(2)(4)(11)(12)

<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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