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レジャー 2012年06月09日 17時59分
天保山S(オープン、阪神ダート1200メートル、10日)藤川京子のクロスカウンター予想!
阪神11R、天保山Sはダートで新境地を開拓した◎ファリダットが連勝でオープン2勝目を挙げます。 休養明けの今年緒戦からダートに転身。ポラリスSでは初ダートながら2着に好走しました。続くコーラルSは、4着でしたが前残りのレコード決着。大外を回りながらも後方からよく脚を伸ばしていましたから、力は示した一戦。そして、前走の栗東Sで豪快に差し切り、約3年7か月ぶりの勝利を味わいました。芝ではあと一歩届かないレースが多かったし、近走では不振が続いていただけに、この路線変更は大成功でした。能力が高い馬ですから、再び道が開けてよかったです。 1200メートルもこなせるし、ダートでは終いが安定していますので鬼脚が炸裂しそうです。あとは当日の馬場状態が気になりますが、降雨はないようですし少しでも乾いてくれれば展開もむきそう。新星ファリダットが、ごぼう抜きを披露します。(1)ファリダット(4)マルカバッケン(2)タンジブルアセット(5)マルカベンチャー(7)トーホウチェイサー(12)アーリーロブスト(11)ゼンノベラーノ馬単 (1)(4) (1)(2) (1)(5)3連単 (1)-(4)(2)(5)(7)(12)(11)ファリダット 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2012年06月09日 17時59分
1500円のおこづかい馬券(6/10エプソムC)
日曜の勝負馬券は実績馬がいるために評価が下がりそうなダイワファルコンから。人気サイドを見てみるとダノンシャークは左回りで馬券圏内なし、レッドデイヴィスは初の左回り。そしてトーセンレーヴは池江厩舎。「最後だけ厩舎かい!」って感じですが、オルフェーヴルショック以降、ワールドエース敗戦、トーセンジョーダンの宝塚回避とまだまだ不穏な空気。先週のトゥザグローリーの復活Vはあくまで池江厩舎復権のきっかけ、G1の借りをG1で返すまでは様子見しようじゃないかといったところです。人気サイドの不安要素は実績でカバーしてしまうことも大いにあり得ますが、今回はダイワファルコンの安定感を重視。 ダイワファルコンは中山でこそといった印象もありますが、1800mはベスト距離、東京の成績は【0223】なら実績馬に一泡ふかす結果になってもおかしくはないはず。3着以内ならさもありなんと判断。2番手候補にシルクアーネスト、古馬との力関係が鮮明になる前に買っておきたい軽量3歳馬セイクレッドレーヴ、そしてトーセンレーヴをチョイス。また、1800m実績があり、東京での相性がいいモンテエン、ダノンスパシーパも買い目に入れつつ高配当を狙います。 ということで勝負馬券は、3連複フォーメーション15点(13)-(17)(1)(6)-(17)(1)(6)(14)(18)(10)(15) すべて100円ずつ、合計1500円で勝負です!〈プロフィール〉近藤雄亮:キャリア3年目の若手放送作家。売れっ子作家ではないため安定した生活をするには競馬の成績がカギ。応援宜しくお願いします! Twitterで競馬ネタをつぶやいているのでチェックして頂けたら嬉しいです! アカウントは「@minoru1202」。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2012年06月09日 17時59分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(6/10) エプソムC
◆東京11R エプソムC◎トーセンレーヴ○レディアルバローザ▲セイクレットレーヴ△レッドデイヴィス△ダノンシャーク△ダイワファルコン ディープインパクト×ビワハイジ。日本を代表する超良血馬トーセンレーヴの重賞初Vに期待。母ビワハイジの産駒は、ブエナビスタを筆頭にこれまで4頭で重賞13勝。トーセンレーヴが勝てば史上初の5きょうだい重賞制覇の偉業となる。今週の追い切りでは、ゴール後も手綱を緩めない猛烈追いで併せた相手を圧倒、時計以上に強い負荷をかけた中身の濃い追い切り内容だった。状態は最高潮で期待馬が本格化を迎えた印象。ジリジリ伸びて直線半ばでもう一段ギアが入るような走りは、いかにも直線の長い東京コース向きだ。 他では、牝馬で唯一頭の出走となったレディアルバローザ。来週のマーメイドSという選択肢もあったようだが、ベストと思える1800m戦であり実績から牡馬相手でも互角と踏んでの参戦。引き続き状態も良く軽視は禁物だ。3歳馬初のエプソムC制覇を狙うセイクレットレーヴも52キロの斤量が魅力。古馬との力関係は微妙だが、4キロ差はいかにも有利。良馬場なら面白い存在。以下、好調時の威圧するような雰囲気が戻ってきたレッドデイヴィス、マイラーズ後も好調を維持しているダノンシャーク、間隔があいた方が走る傾向にあるダイワファルコンあたりをおさえてきたい。【馬連】流し(6)軸(1)(5)(13)(14)(18)【3連単】フォーメーション(6)→(1)(5)(14)→(1)(5)(13)(14)(18)※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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ミステリー 2012年06月09日 17時59分
山口敏太郎事務所には「動く鬼の像」がある
作家であり、オカルト研究家でもある山口敏太郎の事務所には資料としてさまざまな妖怪コレクションがある。 今回ご紹介するのは今年より事務所の本棚に置かれている「鬼の像」の話である。 写真を見てほしい。この「鬼の像」は立派な角が2本生えている誰しもが想像しやすい鬼の形をしているが、丸い目玉とぽっかりと空いた口が印象的であり、その表情は何かこの世に対し深い恨みを持っているようにも見える。 色は明るい茶色でところどころ白くなっている部分があり一見すると石のように見えるが木製であり、左腕の肘からはもぎとたれたような跡があり、誰かに補修されたような痕跡も残っている。果たして、この像は何なのか。 これは、山口敏太郎が約2年前、成田山の古道具屋で購入したものである。値段は2万円であり、箱書きには京焼の幕末三名人と称される彫刻家青木木米(あおきもくべい)の号である「古器観」「木米」が記されている。 骨董品屋の店主も「これは青木木米の作品である」と説明はしていたが存在する木米の作品とはタッチが微妙に違い、箱書の文字もインクで書かれたであろう跡がくっきりと残っており実際に彼の手によるものかどうかはかなり怪しい。憂いを帯びた表情と鬼という造形から察するに、これは個人が何者かに恨みを持って作られた呪術の道具ではないかと推測される。 この鬼の像は長らく山口敏太郎事務所の某支部に保存されていたものだが、今年に入り本部へ移管されてきた。その移動の際、この像には不思議な事が起こっている。 なんと、像が勝手に箱から出てきて本棚に収まっていたというのだ。移管に立ち会ったスタッフのひとりが語るところによると、この像は他の荷物と一緒に事務所に運ばれてきたのだが、開封した際には全く気がつかず、他の荷物がすべて収納された時点で本棚にいる「鬼の像」に気がついたのだという。(写真:青木木米作とされる「鬼の像」)(山口敏太郎事務所)
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スポーツ 2012年06月09日 17時59分
最下位転落のオリックス岡田監督 古巣・阪神の遅延行為に怒り心頭!
オリックス岡田彰布監督(54)が、古巣・阪神の遅延行為にブチ切れた! 6月8日、プロ野球交流戦での阪神対オリックス戦(甲子園球場)は、なんとも後味の悪い試合となってしまった。この一戦、激しい雨でグラウンド整備のため4度、計14分間の中断を余儀なくされた。 岡田監督が問題としたのは、5回表、1-0でリードしていたオリックスの攻撃が始まる際のこと。審判4人が定位置につき、打者・後藤光尊内野手、次打者・野中信吾外野手が次打者席で待機していたが、守備側の阪神ナインがベンチから出てこなかったのだ。球審の催促で阪神ナインは、ようやくグラウンドに出始めた。 試合が成立する5回を迎え、雨足は激しくなっていた。いつ、審判が中断を申し出てもおかしくない状況。このままの得点経過で5回を終わり、中断→コールドとなれば、オリックスが勝利となる。試合成立直前のノーゲーム狙いとも思える阪神の遅延行為に、岡田監督は激怒したのだ。 「(丹波球審が)出ろ、言うたのに(阪神が)出えへんかった。連盟に言うよ。遅延行為よ。初めて見たよ。ルール上は放棄試合よ。負けたから言うてるんちゃうよ。丹波に確認したけど、『(阪神側に)出ろ』と言ったと。あんな光景は初めて見た」(岡田監督)と怒り心頭。 公認野球規則では「一方のチームが試合を長引かせ、または短くするために、明らかに策を用いた場合、フォーフィッテッドゲーム(没収試合)として相手チームに勝ちが与えられる」とのルールがある。しかし、岡田監督が球審に提訴する意向を伝えたのは9回表、北川博敏内野手を代打に送る際のこと。提訴は対象行為後のプレー再開までに、その旨を審判に伝えなければならず、この場合、提訴は認められない。だが、球団幹部は「どういう形がいいのか相談して対処する」と、何らかの形で抗議はする方針だ。 試合は7回裏、金本知憲外野手の3ラン本塁打が出て、阪神が3-1で逆転勝ち。5位西武が勝ったため、オリックスはパ・リーグ最下位に転落した。 岡田監督は「5回表よ。お客さんもみんな見てるよ。あれで流れが変わった。雨が降って、こういう試合展開やからな。あの回から腹が立っていたよ」と、怒りは収まらず。まさに、踏んだり蹴ったりの1日となった。(落合一郎)
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スポーツ 2012年06月09日 17時59分
亀田興毅、選手生命の危機! 負傷の両拳回復のメド立たず
ボクシングWBA世界バンタム級王者、亀田興毅(25=亀田)が選手生命の危機に直面した。 WBAは6月8日(日本時間)、最新のランキングを発表し、正規王者の興毅を「休養王者」に認定したことが明らかになった。 興毅は4月4日、神奈川・横浜アリーナでのノルディー・マナカネ(インドネシア)とのV4戦で、判定勝ちを収めたものの、両拳を負傷。左第3中指骨骨折に加え、もともと痛めていた右手も悪化させた(右第2中指骨骨折)。WBAに提出された診断書によると、最低4カ月は練習ができない状態だという。 当初、興毅は8月に同級暫定王者、ウーゴ・ルイス(メキシコ)との指名試合を行う計画だったが、これは白紙となった。 WBAでは昨年11月、目の故障のため、防衛戦が当面行えないスーパーフライ級王者の清水智信(金子)を休養王者とし、暫定王者のテーパリット・ゴーキャットジム(タイ)を正規王者に格上げした前例がある。清水は負傷が癒えた後、4・4横浜でテーパリットとの統一戦に臨んだが、敗れて王座から陥落した。今回の亀田のケースでも、WBAは同様の措置を取る可能性が高い。 興毅は両拳の負傷が癒えても、年内の復帰は難しい状態。復帰後は長期間のブランクを抱えながら、統一戦に挑まなければならず、王座を死守するのは至難のワザだ。 ここで、大きな不安な点がある。興毅の拳の負傷は今に始まったわけではなく、これまでも度々痛めてきた古傷。ボクサーにとっては、避けては通れない負傷箇所でもある。復帰をしても、再発の危険を抱えたまま。再度、痛めれば、選手生命にも影響しかねない。(落合一郎)
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社会 2012年06月09日 17時59分
痴漢容疑の近大非常勤講師が線路上を逃走
大阪府警東署は6月6日、大阪市営地下鉄の電車内で痴漢行為をしたとして、近畿大非常勤講師・遠藤功樹容疑者(34=東大阪市額田町)を府迷惑防止条例違反容疑で現行犯逮捕した。 遠藤容疑者は電車内で痴漢被害を訴えられ、地下鉄御堂筋線本町駅(大阪市中央区本町4丁目)で下車。ホーム上で他の乗客ともみ合いになり、線路上に降りてトンネル内を逃走。隣駅の淀屋橋駅方面に約1キロのところで、追いかけてきた本町駅駅員と、淀屋橋駅駅員に挟み撃ちされる形で取り押さえられた。 逮捕容疑は同日午後10時40分頃、淀屋橋と本町間を走行中の地下鉄の電車内で、大阪市内の20代女性の下半身を触ったとしている。遠藤容疑者は容疑を認めており、「警察に連れて行かれるのが怖くなり、線路に飛び降りて逃げた」と供述しているという。 この騒ぎで、御堂筋線は午後10時46分から10分間、上下線とも運転を停止、約7000人に影響した。線路脇に送電線があり、大阪市交通局は感電防止のため送電を停止したという。 勤務する近畿大によると、遠藤容疑者は06年から現職で、英語を担当している。 「警察に連れて行かれるのが怖くて逃げた」というのは分からなくないが、よりによって、線路上を逃げなくてもいいだろう。ひとつ間違えたら、電車と接触したり、感電したりで大惨事にもなりかねないところだった。 10分間も電車が止まったわけだが、家路を急いでいた乗客らにとっては、はなはだ迷惑な話である。 非常勤講師とはいえ、教育者であることに違いはない。痴漢など、その立場にあるまじき行為である。(蔵元英二)
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社会 2012年06月09日 17時59分
行列の出来る? 「町弁(街の弁護士)ダイアリー」 有効な特効薬とは…(5)
今年もクールビズが始まった。裁判所では、みんな右へならえでノーネクタイが一般化している。しかし、法廷の裁判官がノーネクタイで法服というのは、どうも間が抜けた感じで、僕には、とても理解できない。さすがに高裁の部長判事クラスになると、どんなに暑くてもスーツにきちんとネクタイをしている。人を裁く立場にあるのだから、服装もキチンとして欲しいと思うのは僕だけだろうか。政治の世界に目を移せば、閣僚たちも全然似合わないセンスの悪いアロハもどきのシャツなんか着て、いつから日本は東南アジアになったんだ。全くたまげたことだ。 たまげたと言えば、先日、ネットのニュースを見ていたら、あるタレントの関係する会社の横領事件の被疑者がよく知っている人間だったことだ。知っているといっても、以前関与した民事事件の相手方の男で、当方の依頼者がその男に大金を騙されたという事件で、何とか被害金を回収したが、おそらく今度こそ実刑だろうから、今回の被害の回復は難しいだろう。気の毒としか言いようがない。 最近、立て続けに刑事事件の依頼があって、忙しくしている。その一つは、薬物事件であるが、これも常習犯で懲りないというか、交通違反で運悪く切符を切られたという程度の感覚しかなく、全く罪悪感は感じられない。確かに、薬物を使用している人間全員が、中毒になるわけではないし、他の犯罪に走るわけでもないから、ある意味で被害者無き犯罪なのかも知れない。昔、ある依頼者が言っていたが、「先生ね、シャブ(覚せい剤のこと)というのは、全てのコンプレックスから解放してくれるんですよ」と言う言葉が印象的だった。彼らに付ける有効な特効薬は無いかも知れない。<プロフィール>◎平手啓一(ひらてけいいち)◎千葉県生まれの静岡育ち、中央大法学部卒業〜ひと言〜町の弁護士を四半世紀ほどやっております。これまでの経験から見た法律実務の盲点や新聞テレビで報道されない裏事情を僕なりの観点からコメントします。モットーは「嘘やオベンチャラは書かない」事。本音でいきますので宜しく。あとは趣味に係わる事なども随時、書いていこうと思います。
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芸能 2012年06月09日 14時00分
10数億の大金が事務所金庫に眠る!? 石橋貴明が久々CMで見せる余裕の正体
とんねるずの石橋貴明が久々にCMに登場したことで、テレビ関係者に様々な囁きがもれ伝わってくる。 『矢島美容室』でのロッテCM出演などを除けば、石橋のCMは2000年の明治生命以来となる。今回は男性向けスキンケアブランド『ウル・オス』(大塚製薬)で、V6の岡田准一とのコンビだ。もっともギャラは、人気、実力が絶好調だった'90年代後半に比べると大幅に下落し推定3000万円程度。 それにしても、とんねるずの事務所『アライバル』社長である石橋は余裕しゃくしゃくの仕事ぶりといえよう。CM以外に目下レギュラーは『みなさんのおかげでした』(フジ)のみ。毎回のギャラは2人で推定800万円程度で、年換算で4億円とみられる。 「石橋の仕事は週1回の番組収録だけで、あとの時間はヒマ。プロデューサーをゴルフ接待している時間もけっこうあるようです」(事務所関係者) アライバルの副社長である木梨憲武も、それほど忙しいわけでもない。 「『みなさんのおかげでした』のほかは、サンヨー食品のCMがあるくらいです。かつては木梨の単発番組も数本あったが、低視聴率で打ち切られた。あとは春秋の期首改編でのSP番組に出ている程度。石橋の妻・鈴木保奈美も同じ事務所に所属しているが、昨年、NHK大河『江』で復帰したものの、終了してからはほとんど仕事をしていない」(女性誌記者) 石橋は収入が激減しているにもかかわらず、なぜがむしゃらに働かないのか。1本のバラエティーで年に推定2億円程度入るので、ゆとりがあるのかもしれない。だが、マネジャー(3〜4人)の人件費もあるし、事務所(渋谷区恵比寿)の家賃もかかる。 そのあたりの事情について、あるテレビプロデューサーがこう言う。 「これまでの稼ぎが、たんまりあるからですよ。一説には15億円のプール資金が事務所内金庫にあると噂になっています」 たしかにとんねるずは、これまで秋元康氏ら業界の大物を後ろ盾にして高いギャラを稼いできた。芸能界の中でもとんねるずの高収入は知られ、所得公示最後の'04年で、ともに4億円台の収入があった。 ただ、これはあくまでも2人だけの所得。事務所の所得はまた別である。推定で毎年4億円前後だそうだが、これだけあれば貯まるのは当然。だから石橋は無理して仕事をしなくても、残りの人生、優雅な生活を送れるのだ。 なんともうらやましい話である。
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社会 2012年06月09日 11時00分
栃木発 那須御用邸、日光東照宮 放射性廃棄物最終処分場建設で地元住民てんやわんや(2)
福島第一原発事故以来、特に東北と関東に住む人は、『ベクレル』や『シーベルト』などの用語が日常会話で普通に使われる単位となってしまった。あらためて説明すると、『ベクレル』は放射性を含む物質が放射線を放射する能力を表す単位。『シーベルト』は人体が放射線を受けた場合、どの程度の影響を受けたかを示す放射線の量に関する単位だ。 ここ栃木県だけでなく、7月から9月にかけて、しかるべき国有地から最終処分場の候補地を選ぶとの方針は、前述の8県すべてに打ち出される予定。環境省が示したロードマップに従うと、栃木県に対しては既に、「立地候補地に関する資料および現地調査の協力」「立地候補地に関する知見の提供」「立地候補地の地元市町村への説明」など3点の協力要請を行っており、さらに候補地選定後の平成25年9月までには、最終処分場の基本設計ならびに工事費算定などが完了し、工事発注の段階に達していることになっている。 続いて平成25年度末をめどに工事用道路の整備や候補地の造成工事に着手。この後、本体工事、付帯工事などが順次進められ、約2年後の平成26年7月から、いよいよ放射性廃棄物の受け入れおよび処理事業開始となる。 しかし、どのようなタイプの最終処分場にするかは、まだ確定してない。それ以前に、「候補地がどこになるかも、まだ決まってない」(栃木県廃棄物対策課)状態なのだという。栃木県内における指定廃棄物の量は「4月中旬の段階で約8000トン弱」(福田知事)に達し、今後さらに増加するものと予想されており、あまり時間はない。 那須町と大田原市の共同ゴミ処理施設である『広域クリーンセンター大田原』を訪ねた。 「現在、指定廃棄物のうち8000ベクレル/キログラムを超えている分量は約189トンです。1つの袋に800キロから900キロ入るフレコンバックと呼んでいる袋状の容器に密封し、立ち入り禁止の場所で保管しています。指定廃棄物は飛灰といって、汚染廃棄物を焼却した際に排出されてフィルターに付着した黒い粒状の灰のことです」(同センターの担当者) 8000ベクレル/キログラムを下回る指定廃棄物は、一般廃棄物と同じ方法で焼却、埋め立てを行っているという。その根拠は、昨年6月に原子力安全委員会がまとめた『東京電力福島第一原発事故の影響を受けた廃棄物の処分等に関する安全確保の当面の考え方』によるものだ。8000ベクレル/キログラム以下であれば、一般廃棄物と同じやり方で処分しても、被曝線量は年間1ミリシーベルトを下回り、周辺住民に対する健康上の問題はないとしている。 ともあれ、栃木県の国有地といえば那須や日光を連想する。日光には世界遺産に登録された東照宮や陽明門のほか華厳の滝、中禅寺湖などがあり、大正天皇が皇太子時代に静養された日光田母沢御用邸跡もある。一方、那須御用邸は平成19年に敷地の約半分の570ヘクタールが、宮内庁から環境省に移管され日光国立公園の一部となっている。 「国有地を最終処分場の候補地として選定する」ということは、これらの場所のどこかで建設を進めるということだ。 県内に発生した廃棄物を県内で処理する話とはいえ、場所が場所だけに、地元住民ならずとも不安な思いは拭い切れない。
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