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社会 2019年05月01日 06時30分
バカンスの悲劇? 夫を足止めしたい妻が虚偽通報で空港大混乱 身勝手な理由に批判
10連休となるGWに、旅行を計画している人も多いのではないだろうか。旅行を楽しむ人々にとっては迷惑な話だが、旅行を台なしにする犯罪に手を染める者は多くようだ。飛行機に虚偽の通報をして逮捕されるという事件が、世界各地で起こっている。 海外ニュースサイト「ロイター」は2016年7月27日、スイスのジュネーブ空港に対し虚偽の通報をしたとして、スイス当局がフランス人の41歳の女を逮捕したと報じた。 虚偽の通報がジュネーブ空港にかかってきたのは同年7月26日。内容は「ジュネーブ空港に爆弾が仕掛けられている」というものだった。通報を受けて同空港では大規模な警戒態勢を敷いた。ターミナルから空港関係者と客を退避させ、乗客1万人以上の所持品の再チェックを実施。しかし爆弾が見つからなかったため、スイス当局が通報電話の発信源のフランス在住の女に話を聞いたところ、通報が虚偽だったことが判明した。女は「夫が浮気相手と旅行に出かけるのを阻止したかった」と供述したそうだ。その後、女は逮捕され、フランスの裁判所から3〜6カ月の禁固刑が言い渡されたと同記事では報じている。 あまりにも身勝手な犯行理由にネット上では「旅行を止めたいなら夫と話し合うべきだろ」「夫婦の事情に付き合わされた他の人が可哀そう」「飛行機を止めたところで浮気問題は解決しない」などと、女性の軽率さを批判する声が殺到した。 中国でも同様の虚偽事件が発生している。飛行機に乗り遅れそうになった男が虚偽の通報をして逮捕された。 2019年3月21日、深圳の警察に「広州発鄭州行の航空機に爆発物を持って乗り込んだ人物がいる」との通報が入った。問題の飛行機は既に離陸しており、逆戻りして検査することになったが、結局爆発物は見つからなかったという。その後の調べで通報した男が逮捕された。通報者の男は「飛行機に乗り遅れそうだったので嘘をついた」と供述。中国全土から非難を通り越して呆れる声が集まったという。 フランスでは、2019年1月18日に同じく飛行機に対する虚偽通報の事件が起きている。報道によると通報電話の内容は、フランスのリヨンからレンヌに向かっているヨーロッパの格安航空会社「イージージェット」のEZY4319便の機内に爆弾が仕掛けられているというものだった。 飛行機はリヨン空港に戻り、警察によって捜索が行われたが結局爆弾は発見されなかった。その後、警察によって通報電話をしたレンヌに住む23歳の大学生が逮捕された。逮捕された大学生は「飛行機に乗っていた両親と会いたくなかったから嘘の通報をした」と供述したという。ネット上では「そこまでして会いたくない理由が気になる」「一体どんな親子関係なんだ」と驚きの声が上がった。 GWで今から海外に行く人も少なくないのではないだろうか。飛行機を利用する際に、こうした身勝手なトラブルに巻き込まれないことを願う。
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スポーツ 2019年05月01日 06時00分
“西武一筋”の選手は少ない? 平成を代表する西武の選手 清原、カブレラ、そして…
球団別に平成時代を代表する選手を振り返る企画第3弾は、平成初期に黄金時代を迎え、無敵の強さを誇った西武ライオンズだ。 平成を代表する選手3人を紹介する。1、清原和博 1985年にドラフト1位で西武ライオンズに入団。1年目から31本塁打を放ち、黄金期の4番打者としてチームを支える。 平成に入ると、秋山幸二、オレステス・デストラーデとともに強力クリーンナップを形成し、1990年から94年までのパシフィック・リーグ5連覇に貢献。偉業を達成した大きな要因は、若き主砲・清原が4番にどっしりと座っていたことだと言われている。 1996年オフに巨人へFA移籍し、バッシングなどもあり成績が下降した清原。彼の全盛期は、やはり西武ライオンズ時代との声が多い。そしてライオンズにとっても、清原が4番を打っていた頃が、最盛期だったといえる。2、アレックス・カブレラ 2001年に西武ライオンズに入団すると、豪快なフルスイングを武器に暴れ回り、49本塁打を記録。そのすさまじい飛距離と打球の速さは、多くの投手を震え上がらせた。 そして2002年は初年度を上回るペースで本塁打を量産し、当時絶対的な記録とされていた王貞治のシーズン55本塁打に並ぶ。その後記録更新をさせまいと、相手投手が露骨に勝負を避けるようになり、その姿勢が議論を呼んだこともあった。 2007年まで在籍し、2004年の日本一にも貢献したカブレラ。平成中期を代表するスラッガーで、人気の高い選手だった。3、松井稼頭央 1996年にレギュラーに定着。俊足強肩のスイッチヒッターとして活躍、1997年には盗塁王を獲得している。 当初は本塁打を打つタイプではなかったが、1999年頃から長打力も兼ね備えるように。2002年には36本塁打を放ち、3割・30本・30盗塁のトリプルスリーを達成。走攻守全てにおいて優れた遊撃手に成長した。 西武在籍時代は7年連続3割に加え、ベストナインも7年続けて獲得。その全てに優れた能力から「プロ野球史上最強のショートストップ」と呼ぶ人もいるほどだ。 その後FA宣言でMLBに移籍し、楽天でプレーした後、2018年西武に復帰し引退した松井。現在は西武の二軍監督を務め、後進の育成に精を出している。 西武はFA移籍やトレード放出選手が多く、「一筋」で現役生活を終えた有力選手が少ないのが特徴。今後は「西武一筋」で終わる選手を増やすよう努めてもらいたいものである。文・櫻井哲夫
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社会 2019年04月30日 23時00分
【平成未解決事件】生きたまま赤ん坊を引きずり出す猟奇事件「名古屋妊婦切り裂き殺人事件」
昭和時代も終わりに近づいていた1988年(昭和63年)3月18日、日本全国を震撼させた猟奇事件が愛知県は名古屋市内で発生した。 この日の19時40分頃。31歳の新婚会社員Aさんは、愛知県内の勤め先から名古屋市にある自宅アパートへと急いでいた。Aさんの自宅にはまもなく臨月を迎える愛する妻が待っており、いつ出産してもおかしくなかったのだ。 しかし、Aさんが帰宅すると、自宅には妻はおらず鍵もかかっていなかった「おかしいな…」そう思った刹那、どこからか赤ちゃんの泣くような声が聞こえてきた。 気になったAさんが居間を開けたところ、すると、そこには青いドレスを着て腹から血を流し倒れている妻、横には生まれたばかりの血まみれの赤ん坊が泣き声を上げていたのだ。 Aさんの妻は両手が縛られており、首にはコタツのコードが巻かれ、周囲には血だまりが出来ていた。そして赤ん坊はへその緒が付いたままあった。 Aさんは気が動転したままであったが、救急車を呼んだ。腹を真っ二つに裂かれた妻は搬送後に死亡が確認されたが、腹から引きずり出された赤ん坊は、貧血の症状こそあったものの、命に別状はなく奇跡的に一命を取りとめたという。 この時点で相当インパクトの強い衝撃的な事件ではあるが、もう一点、センセーショナルな出来事があった。 それは彼女の腹から引きずりだされた赤ん坊の代わりに詰められていた「電話機」の存在である。 彼女の腹の中にはキャラクター(ミッキーマウスともハローキティとも噂される)の付いたキーホルダー、そしてAさん宅のプッシュホン式電話機が強引にねじ込まれていたというのだ。 事件発生から30年が経過した今、残されたAさん、そして、不幸な形で産み落とされた子供は住居を海外に移したと伝えられているほか、事件解決の手がかりも1990年頃から完全に途絶えてしまい、事件から15年が経った2003年(平成15年)3月18日午前0時に公訴時効が成立し未解決事件となってしまっている。
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スポーツ 2019年04月30日 22時30分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「カール・ゴッチ」“プロレスの神様”の作られた伝説
新日本プロレス旗揚げ時にアントニオ猪木と相まみえたとき、カール・ゴッチはすでに50歳手前であった。 以降、フロリダ州タンパのゴッチ道場において数多のレスラーを鍛え上げるとともに、自身も生涯トレーニングを欠かさなかったという。まさにレスリングの求道者であった。※ ※ ※ カール・ゴッチの初来日は1961年、日本プロレスの第3回ワールドリーグ戦。当時のリングネームはカール・クラウザーで、その緒戦はアメリカからの凱旋帰国となった吉村道明とのシングルマッチ、45分3本勝負であった。 ゴッチが日本初披露となるジャーマン・スープレックスで1本目を先取すると、吉村もこれまた日本初の回転エビ固めで2本目を奪い返し、その後は互いに一歩も引かないテクニック合戦の末、時間切れドローとなっている。 同シリーズに続いて開催された、ワールドリーグ選抜者による国際試合シリーズと合わせた約3カ月の間に、吉村とゴッチの対戦は都合13回も組まれていて、結果はゴッチの3勝1敗8分け1ノーゲーム(勝利は時間切れ判定勝ち2つを含む。ノーゲームは2本目のジャーマンで吉村が失神状態になったため、ゴッチの勝利とされながら、ゴッチがこれを拒否したもの)。 他の日本人選手との対戦では、力道山と1戦して1本ずつ取り合った後に両者リングアウトの引き分け。2番手格の豊登とは2勝1分け(不戦勝1を含む)。若手相手ではシングル28戦のうち20勝、反則負けが1回に時間切れ7回と、ほぼ完封の結果を残している。 また、シリーズ外国人エース格のミスターX(正体はビル・ミラー)には敗れているが、同じくシリーズの目玉とされたグレート・アントニオとは引き分けている。 力道山はゴッチと対戦した後に「強けりゃいいってもんじゃない」と吐き捨てたと言われ、以降は両者の対戦が組まれなかったことから“ゴッチは試合ぶりがつまらない”とする評価が一般的になっている。しかし、そうであれば、これから売り出そうという吉村のライバル役に抜擢したことの説明がつかない。 本当に面白味も華もないレスラーであったなら、アメリカマットでルー・テーズのNWA王座に9回挑戦したというのも不可解だ。 タッグも含めれば各テリトリーで世界王座に就いており、アメリカ進出が30代半ばと遅かったにもかかわらず、それだけの戦績を残したことを考えても、ゴッチがプロレス不適格者であったとは信じ難い。 「試合がつまらなくて観客ウケが悪かったわけではなく、対戦相手がゴッチを嫌がったというのが真相ではなかったか。ゴッチの試合映像を見ると、いったん相手の腕を取ればしつこくそれを離さないし、グラウンドでも簡単にブレークをせずに攻め続ける。ロープに振ったりもしないねちっこい戦いぶりで、対戦相手の疲労度は半端なものではないはず。しかも、極め技のジャーマンは当時としてはかなり危険なもので、力道山の言葉にしてもプロモーターの視点からではなく“疲れるし危ないしで、とても付き合いきれない”という、一選手としての嘆きのような気がしてならない」(プロレスライター)★プロレス的演出に寛容だった!? 「性格的に難あり」との評もあるが、そうであるならば日プロ、国際プロレス、新日本プロレスがゴッチに対してコーチ役を願って出るわけもなく、ゴッチ自身も己の技術を安易に授けたりはしなかっただろう。他にもルチャドールのエル・カネックや総合格闘家のジョシュ・バーネット、全日本プロレスの渕正信らのコーチ役も買って出ている。 「そのコーチングの内容自体がシビアであるために、厳しさばかりが喧伝されていますが、そうやって誰でもひょいひょいと受け入れるあたりは、むしろ人のいいおっちゃんのようにも見えます」(同) ゴッチの名前の由来からして、伝説のレスラーであるフランク・ゴッチにあやかったもので、またベルギー出身でありながら、当時のアメリカで敵役とされたドイツ人ギミックを受け入れていたあたりをみても、プロレス的演出に決して否定的ではなかったようだ。 国際プロ参戦時、モンスター・ロシモフの名前だった頃のアンドレ・ザ・ジャイアントにジャーマンを極めた伝説的一戦も、レフェリー不在でカウントが入らず、その後に逆転されるといういかにもプロレス的な結果に終わっている。“プロレスの神様”というのも、旗揚げ当初にゴッチしか目玉のなかった新日が、権威付けのために言い出しただけのこと。 「ゴッチにまつわるさまざまな伝説も、この頃に“作られた”ものが多い」(同) プロレス界での出世や名誉に対する欲が薄いので、ギャラさえ出れば選手ではなくコーチ役としての招聘も受け入れる。スターレスラーになることよりも技術の追求にばかり興味が向いていた、いわゆるオタク気質の人というのが、ゴッチの真の姿であったのかもしれない。カール・ゴッチ***************************************PROFILE●1924年8月3日〜2007年7月28日、ベルギー・アントワープ出身。身長184㎝、体重110㎏。得意技/ジャーマン・スープレックス。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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社会 2019年04月30日 22時00分
外国人にも人気 霊場巡りを新興宗教が勧誘に活用
観光シーズン真っ盛り。京都や奈良といった日本を代表する古都は、多くの外国人観光客で賑わっている。 しかし、今年は去年までと少し傾向が違うようだ。 これまで外国人の奈良・京都旅行は、物見遊山的なスタイルが多かった。それが今年は神社仏閣の参拝に時間をかけ、神様、仏様の前で真剣に手を合わせる外国人の姿が目立つという。 「こういうたら何ですけど、日本人よりマジメに手を合わせてる外人さんがいてますから。マナーも悪くない。日本の宗教の本質を理解する歓迎すべきことですよ」(奈良・春日大社の職員) 神社仏閣の神秘性に間近に触れる目的の外国人は、欧米、それも個人旅行で来ている人に多いそうだ。 「欧米ではスピリチュアルなものへの関心が高まっていて、それがネットを通じて拡散し、静かなブームになっているようですね」(宗教ライター) 清水寺といえば、京都観光の定番だ。ここでも日本人、中国人が足早に立ち去るのに対し、熱心に御本尊に手を合わせる、若いアメリカ人のカップルがいた。話を聞けば、アメリカでは神秘体験スポットの一つとして清水寺が紹介されているとのこと。 「旅行会社の中には、ツアーのオプションとして『霊場巡り』コースを設けるところも出てきており、おおむね好評のようです」(同) ただ、最近問題になっているのは、「霊場巡り」が新興宗教の信者獲得や、霊感商法の勧誘の隠れ蓑に使われている疑いがあること。もちろん、ターゲットは参加する日本人だ。 「外国人観光客が一緒だと、安心感があるようですね。人気スポットを回って、最後は自分たちに関係している所へ連れて行く。入信に傾く確率は高い」(同) 奈良方面では、御代替わりに関連した皇室ゆかりの霊場を巡る企画もあるという。主催者側には、カルト系や霊感商法に関連した団体名も挙がっており、警察当局も関心を示している。
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芸能 2019年04月30日 22時00分
山里、くっきー、ジュニア、“引退”を考えた人気者を救った先輩芸人の金言
お笑い界には、テレビでの立ち回りが得意な芸人もいれば、劇場でネタを披露することをメインにしている芸人もいる。しかし、それでご飯が食べられるのはほんの一握り。ほとんどの人が夢を諦めて一般の生活に戻る。「才能がある」と言われていても、裏方に回ったり、普通の仕事に就いて第二の人生を歩むのだ。 今やバラエティー番組で欠かせない人気者であっても、一時期は足を洗おうと引退を決意した者も多い。しかし、彼らは得てして“運”も持ち合わせている。必ず先輩が手を差し伸べてくれるのだ。 4月にレギュラー番組が2本も加わり、順風満帆な芸人人生を歩んでいる南海キャンディーズ・山里亮太もその一人。彼は『M−1グランプリ』で注目を浴びたものの、その後結果が出ず、千鳥・大悟に「引退する」と相談していたという。大悟が主催するトークライブを最後の仕事と決めていたが、そのほとんどが山里のエピソードで、彼が「はい」というだけで爆笑になったという。ライブ終了後、大悟に「これでもやめるのか」と言われ、彼は引退を撤回した。 よしもと新喜劇の座長でありながら、テレビにも多数出演する小藪千豊は、下積みが長く引退を考えていたことがあったという。しかし、彼の才能を知っていた芸人から止められたこともあり、撤回。特にたむらけんじからは「お前は大丈夫」と言葉をかけられたのだとか。 野性爆弾・くっきーは、当時拠点としていた劇場の客のほとんどが女子高生ということもあり、全く受け入れられなかった時代があった。単独ライブを開催してもチケットが売れず、引退を考えていたという。しかし、ケンドーコバヤシやハリウッドザコシショウらに励まされ、持ちこたえたとのことだ。 27歳の時にバイク事故で大けがを負った千原ジュニアは、顔の損傷がひどくマネージャーからも「作家になりましょう」とアドバイスを受けていた。しかし、見舞いに来た東野幸治が「 “やめよう”と思っているやろ?」と指摘し、他の芸人の励ましもあって前を向くようになったという。 「今回紹介したエピソードからも分かるように、面倒見の良い先輩が後輩を救うことが多いようですね。40代でも若手にくくられる今の芸人界。夢を持っていても、必ずくじける時がきます。そんな時に恩人と呼べる人に出会えるのは本当に奇跡だと思いますよ」(エンタメライター) 今、劇場でくすぶり、アルバイトをしながら何とか食いつないでいる芸人も多い。その中には、キラリと光る原石がいるのも確か。彼らが芸能界で脚光を浴びてほしいと強く願うばかりだ。
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芸能 2019年04月30日 21時30分
ズタズタに切り裂かれた倉田まり子のアイドル人生
清純派を貫いてきたアイドルが、マスコミの手ひどいバッシング報道によって一夜にして悪女に変貌し、人生をズタズタにされた事件の代表的なケースが、84年に起きた「倉田まり子『投資ジャーナル』事件」だ。 騒動のきっかけは写真週刊誌『FRIDAY』の創刊準備号(パイロット版)。それは悪名高き写真週刊誌ブームの幕開けを告げるスキャンダルでもあった。 倉田まり子は78年に『グラジュエイション』でデビュー、日本レコード大賞新人賞を受賞し、順風満帆のアイドル人生を歩むかに思えた。ところが80年代に入ると松田聖子、河合奈保子ら新世代の人気アイドルに押され、人気に陰りが出始める。そこから彼女の人生は岐路を迎える。 『FRIDAY』に載ったのは、彼女が話題の投資コンサルタント、中江滋樹とツーショットで肩を抱かれ並ぶ写真だった。アイドルとタニマチの記念写真と見れば、(中江の醜怪な容貌に目をつむれば)ごくありがちな構図だ。しかし雑誌掲載時、中江は証券取引法違反で告発され、投資家から集めた100億円もの資金を懐に入れ雲隠れを続けていた。 問題視されたのは倉田まり子がこの時期、目黒区の一等地に3階建ての豪邸を購入していたことだ。落ち目のアイドルが7000万円は下らないとされる豪邸を購入、背後に戦後最大の詐欺師といわれた指名手配犯がいる。 あまりに不自然な、汚れた背景を感じさせる構図である。マスコミはここ一番と倉田まり子の元へ殺到、中江に枕営業をかけ、愛人となった代償が豪邸だったのではないかと追求し、彼女の私生活を丸裸にした。なかには中江が自社のOLを「100万円でどうだ!」と札束を積んで口説いた逸話を載せ、醜い天神ヒゲの中江と可憐な倉田まり子の醜怪な肉体関係を妄想させた雑誌もある。 事件の結末は、税務署の調査で倉田側から7000万円の借用証が発見され、購入資金は借金だったと証明されて愛人疑惑は消えた。税務署の差し押さえで倉田は豪邸を失うが、最悪のスキャンダルだけは免れた。その後、騒動が沈静化して浮かび上がったのは、倉田のマネージャーが中江をうまく操縦して出資させ、所属事務所から独立しようとしていた事実だった。 スキャンダルは中江と倉田の接近で、独立計画からはずされたマネージャーのチクリから露呈したのである。シナリオに乗り、倉田のタレント生命を奪ったマスコミの罪は大きい。この事件はタレントの独立画策に対する報復制裁が、これほどキツイものだと思い知らされる、凄絶な芸能スキャンダルだった。
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芸能 2019年04月30日 21時30分
演技力に期待高まる!春ドラマ出演の子役出身俳優3人
現在放送中の春ドラマ。さまざまな作品が連日話題を呼んでいるが、キャストの中には子役出身の俳優も名を連ね、ストーリーに華を添えている。その一人が火曜ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)に出演している泉澤祐希だ。4月2日には自身のツイッターで同ドラマで撮影したと思われるサイン入りチェキを「1名様か、本当は5万名様くらいに送りたい」と投稿していた。 「残業ゼロがモットーのOLを描いた本作で、泉澤は主人公が教育係として面倒を見る新人を演じています。17年にはNHK連続テレビ小説『ひよっこ』、18年にはドラマ『アンナチュラル』(TBS系)などを演じて話題となった泉澤ですが、デビューは5歳。デビュー後すぐに99年のNHK連続テレビ小説『すずらん』にも出演しています。その後も、子役としてキャリアを重ね、06年にはドラマ『白夜行』(TBS系)で山田孝之が演じた主人公の幼少期役を熱演。キャリアを積み重ね、成長した現在もその演技力を評価する声が多く集まっています」(ドラマライター) また、『執事 西園寺の名推理2』(テレビ東京)にも4歳から子役として活動している浅利陽介が出演している。 「浅利は言わずと知れた子役出身俳優。94年にドラマデビューを果たすと96年にはNHK大河ドラマ『秀吉』で宇喜多秀家の少年期を演じ、これまで8作もの大河ドラマに出演しています。また、人気を博した昼ドラマ『キッズ・ウォー〜ざけんなよ〜』(TBS系)シリーズに出演。子役として広く名前が知られるようになりました。また、08年には『コード・ブルー ―ドクターヘリ緊急救命―』(フジテレビ系)に出演。子役のイメージから脱し、俳優としても人気が出るようになりました」(同) さらに、深夜ドラマ『電影少女 ―VIDEO GIRL MAI 2019―』(テレビ東京)には、9歳で芸能界デビューした萩原利久が出演している。 「本作は萩原と乃木坂46の山下美月とのW主演作。シリーズ2作目で、“悪のビデオガール・神尾マイ”と、彼女によって道を踏み外していく少年の物語が描かれています。萩原は子役時代、ドラマや映画、CMに多く出演していましたが、09年からはバラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)内の企画の中で『オカレモンJr.』のひとり、リクとして出演していました。子役としても大成し、成長した現在は前クールの話題作『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)にも出演。今最も注目を集める俳優のひとりです」(同) 今クールは子役出身俳優から目が離せない。
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芸能 2019年04月30日 21時15分
渦中の夫と離婚の可能性が浮上した観月ありさ
韓国出身の男性グループ・BIGBANGの元メンバーで、先月引退を表明したV.I(本名イ・スンヒョン)氏(28)について、ソウル地方警察庁のウォン・ギョンファン庁長が29日、売春をあっせんした容疑で今週中に逮捕状を請求する方針を明らかにしたことを現地の各メディアが報じた。 報道をまとめると、V.I氏は投資会社の共同設立者と2015年、日本人投資家に対して性的な接待をした疑いの他、2017年末にフィリピンの離島で開かれた自身の誕生日パーティーで売春をあっせんした疑いがもたれている。 警察はこれまで、売春あっせんのほか、違法撮影(盗撮)、警察との癒着などの疑惑をめぐって、V.I氏を15回にわたり召喚し、取り調べを行っていた。 「国会で問題が追及される事態にまで騒動が拡大し、現地ではスンリゲート事件と呼ばれている。そのため、その人脈も含めて、警察は徹底的にV.I周辺の“闇”を洗い出す覚悟で捜査に臨んでいる。『もし、自分の名前が出たら…』と怯えている芸能人や投資家は多いはず」(韓国の芸能界に詳しいジャーナリスト) そんな人脈の中で、一部韓国メディアが、接待対象として、女優の観月ありさ(42)の夫で、建設会社・KRHの代表の青山光司氏(46)の名前を実名で報じたのだ。 「青山氏といえば、前妻の上原さくらや交際していた女性芸能人らとトラブルを抱えていた。観月の事務所としては、きっかけがあれば別れてほしいと思っていたほどなので、今回の一件を理由にまた別れさせようとするはず。最後は観月の決断に委ねられそうだが」(芸能プロ関係者) またまた青山氏の名前が報じられてしまったら、その時点で“アウト”になりそうだ。
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芸能 2019年04月30日 21時00分
主役級は“個性派”がズラリ! 平成の芸能界大ブームのその後 トレンディドラマブーム
昭和63(1988)年から平成3(1991)年のバブル景気時代に制作され、ブームを巻き起こしたのが民放各局のトレンディドラマだ。 明確な定義はないが、都会に生きる男女たちの恋愛やトレンド(流行、ファッション、恋愛模様など)を描いていることから、そう呼ばれるようになった。 各局ともプライム帯(午後7時から11時)に放送。主にF1層(20歳〜34歳の女性)をターゲットとした娯楽作品が大半を占めたが、現在も看板枠となっている月曜午後9時のいわゆる「月9ドラマ」と、木曜午後10時のドラマに力を入れたフジテレビがほぼ独り勝ち。 「君の瞳をタイホする!」(88年)、「抱きしめたい!」(同)、「君の瞳に恋してる!」(89年)、「愛しあってるかい!」(同)、「世界で一番君が好き!」(90年)、「東京ラブストーリー」(91年)、「101回目のプロポーズ」(同)など、ヒット作を連発した。 「月9のヒットによって、『月曜の街からOLが消える』などと言われたほど。とにかく、数字を取ったので制作費も湯水のごとく使っていたそうで、他局からしたらうらやましい限りだったようだ」(民放キー局のドラマ班スタッフ) しかし、その後、バブルの崩壊とともにブームも去り、制作陣の“バブル感覚”が抜けきらないフジは、時代錯誤のドラマづくりで月9の視聴率も低迷続き。 当時の主演クラスは、女優では浅野温子、浅野ゆう子の「W(ダブル)浅野」、中山美穂、俳優は三上博史、柳葉敏郎、陣内孝則、江口洋介、織田裕二、吉田栄作らで、いずれも現在も一線級で活躍しているのだが…。 「いい時代を知っているので、ギャラは高めだし、要求は多いし、ある意味“個性派”ぞろいで使いにくい」(同) 現在の若手の役者陣からすれば、うらやましい時代だったに違いない。
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