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アイドル 2016年03月21日 16時54分
竹本茉莉 タランチュラとか食べたいです!
現役女子大生であり、昨年10月に芸能界に入ったばかりの竹本茉莉が、デビューとなるDVD『どきどきFesta』(イーネット・フロンティア)の発売を記念したイベントが、19日、都内で行われた。 デビュー作となる今作品は、昨年12月にタイで撮影された。早速そのDVDの内容を聞いてみると「私がホテルで働いている従業員で、同僚で私のことを好きな男の子と仲良くしていく展開になっていきます」と説明した。 その中でもお気に入りのシーンを聞いてみると「お風呂のシーンなんですけど、彼と一緒に泳いだり、彼の体を洗ってあげるシーンがお気に入りです」と話した。続いてセクシーなシーンを聞いてみると「黒いレースの水着を着ているシーンがあって、他のシーンではニコニコしているのですけど、笑わないでセクシーな感じを意識しているので、チェックして下さい」とアピールした。 デビュー作ということもあり、恥ずかしかったことも多かったみたいだが、一番恥ずかしかったシーンを聞いてみた。「ジャケットにもなっているスクール水着のシーンです。胸の谷間のところに2つ穴が開いているんですよ。この水着を最初に見た時に、すごく恥ずかしい気持ちになりました。かなり際どいので、ポロリをする可能性も高かったので、ポロリをしないようにしっかり防御しました」と語った。 デビュー直後にグラビアのオファーが来たのだが、その話しが来た時の気持ちを聞いてみると「私の目標のひとつに、グラビアのDVDを出すことがあったので、本当に嬉しかったです」と喜んだ。次回作を出す意欲もあり、もし次にDVDを出すとしたらどのような内容にしたいか聞いてみると「ゲテモノを食べるのが好きなので、海外で虫とかを食べたいです。この前サソリを食べて美味しかったんですよ。個人的にはタランチュラとかを食べたいですね」とアピールした。
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アイドル 2016年03月21日 16時43分
松本菜奈実 ポロリにも色々なパターンがあります!
100cmのIカップバストが魅力の松本菜奈実が、2枚目となるDVD『初恋』(スパイスビジュアル)の発売を記念したイベントが、19日、都内で行われた。 昨年の10月に宮古島で撮影された今作品は、撮影時に台風が上陸してしまい、困難な撮影だったそうだ。そんな厳しい状況で撮影が行われたDVDは、デビュー作に比べて露出度がかなり高く、セクシーなシーンが多いという。「見た瞬間にオーってなるようなシーンばかりで、特に黒い透け透けの水着では、ひたすらセクシーな表情とポーズを取っています」と説明した。 大胆なシーンが多く目移りしてしまいそうだが、撮影では恥ずかしいことも多かったという。「基本的に全部の衣装が小さめなので、いつポロリするのか心配で、ずっと恥ずかしい状態でした」と話した。しかしその恥ずかしさとは裏腹に、撮影中はポロリの連発だったそうだ。「出て当たり前のようになっていました。途中からポロリしちゃうのは諦めてしまいました。ポロリも色々なパターンがありまして、ちょっとずつズレてポロリをする時もあれば、ジャンプをした時に一気に出ちゃう時もあります。とにかくすぐに出ちゃうんですよね」とコメントした。 100cmのバストの持ち主ということで、ポロリは常に避けられないみたいだが、そのバストはいつ頃から大きくなったのか聞いてみると「中学の頃から大きくて、高校を卒業する時にはHカップありまして、短大を卒業した時にはIカップありました」と振り返った。 今作品は2枚目ということもあり、デビュー作と違って表情とかも豊かになり、大人っぽくセクシーに仕上がっているので、そこはしっかりチェックしてみると良い。5月には3枚目のDVDの発売も決まっているので、そこでも100cmバストをしっかり楽しめると思うので、次回作にも大きな期待が持てそうだ。
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芸能 2016年03月21日 16時25分
マスコミの“懐柔”に動いた清原被告の周辺関係者
覚せい剤取締法違反で起訴され、17日に保釈後、千葉県松戸市内の病院に入院している清原和博被告が20日、報道陣に対して焼き肉弁当を差し入れたことを各メディアが報じている。 報道をまとめると、同日午後6時過ぎ、病院の敷地外でカメラを構える約30人の報道陣の前に、黒のワンボックスカーが停車。乗っていた男性が袋に入った弁当30個を車の中から降ろし、「(清原被告が)行きつけだった都内の焼き肉店の者」と名乗り、「清原さんに近い人から、報道陣の方に届けるように言われて持ってきました」と清原被告からの差し入れであることを認めその場を去ったという。 差し入れられた弁当は、長方形のプラスチック容器の中に入れられ、ご飯の上に6枚の牛肉、ナムル、キムチ、カクテキが乗ったもの。容器に店名などは印刷されていないが、清原被告が逮捕前に常連だった新宿の韓国料理店で作られたものだと思われるという。しかし、報道陣は誰も弁当に手を付けず、「受け取ることができないので、(清原被告に)お返しください」と病院の受付に預ける人が続出。病院が預かることを拒否する事態に発展したというのだ。 「逮捕後、清原被告はマスコミに散々書かれ、このままだと、公判で執行猶予付き判決を受けても“社会復帰”して、以前のように活動するのは難しい。おそらく、清原被告の“支援者”の誰かが、『差し入れでもすればマスコミを“懐柔”することができるのでは。そうすれば、記事のトーンが弱まるのでは』と考え、差し入れたと思われる。今後も、病院で張り込む報道陣に対しての“差し入れ攻撃”が続くのでは」(週刊誌記者) 今後の清原被告だが、今週中は同病院で治療を受け、その後に薬物依存治療専門の医療施設へ転院する予定だというが、どこかのタイミングで“生謝罪”してほしいものだが…。*画像イメージ
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アイドル 2016年03月21日 16時17分
ジャニーズ NEWSな春がやってきた!
NEWSがこの春、まさに破竹の快進撃を遂げる。一気にレギュラー番組が増えるのだ。 TBS系では4月22日から、小山慶一郎と加藤シゲアキがMCを務める新番組『NEWSな2人』がスタートする。若者たちと向きあうテレビ史上初の“デモ・バラエティー”は、昨年7月から3回に渡って特番として放送。ついにレギュラー化される格好だ。 現在、報道番組『news every.』(日本テレビ系)のキャスターとしても活躍中の小山は明治大学を、ジャニーズ初の小説家としてヒット作を連発中の加藤は青山学院大学を卒業しており、ジャニーズきってのインテリ二人組。どんな化学反応が起こるか、期待される。 いっぽう、日テレ系では4月8日から『変ラボ』が開始。こちらは、第1弾が昨年7月、第2弾は今年始めに放映され、満を持してのレギュラー化。突拍子もない仮説や、ムダとも思える実験をする研究所・変ラボで、白衣姿の4人が研究に取り組む。早くも、白衣男子に萌える女子が出現中!? 今月末で田口淳之介が脱退することによって、3人体制となり、5月で一時活動を休止するKAT-TUN。彼らが抜けた穴は、どんな形で埋められるのかが注視されていたが、その白羽の矢が立ったのもNEWSだった。今月中にレギュラー番組が次々と終了していくKAT-TUN。16日放送の『ザ少年倶楽部プレミアム』(NHK BSプレミアム)では、2代目MCの役目をまっとうし、3代目にバトンタッチ。後任がNEWSだと発表された。 デビュー時は、9人。13年経った現在は、4人。脱退メンバーが過半数を超えるという前代未聞のNEWSは、平坦な道を歩んでこなかった。やむをえず、活動休止を強いられた時期もあった。しかし、キャスターの小山、小説家の加藤、コンサート衣装のデザインをするほどファッションセンスが長けている増田貴久、『世界の果てまでイッテQ!』(日テレ系)で新たな一面を出しまくっている手越祐也、など個性を発揮すると、音楽セールスも、ライブ動員も順調。ジャニーズアイドルとして、合格点を与えるに十分な飛躍を遂げた。 ここへきてソロの活動も著しくなり、多面的に支持されるようになってきたNEWS。この勢いはますます加速しそうだ。
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芸能 2016年03月21日 16時01分
決して“スキ”を見せなかった福山雅治
歌手で俳優の福山雅治が20日、東京・渋谷のNHKで、新ドキュメンタリー番組「福山雅治 SONGLINE〜歌い継ぐ者たち」の取材会に登場した様子を、各スポーツ紙が報じている。 福山といえば、昨年9月、女優の吹石一恵と結婚したが、結婚後、報道陣の前に登場するのはこの日が初めて。番組のロケで出会った夫婦についての感想を聞かれると、「ラブソングは、言葉にならない思い、言葉より伝えたい思いが歌となって作られていく。これは時代や民族、国が違っても同じ。言葉にならない思いがあるんだなと共感した」とコメンント。 ラブソングについて、「家では歌いますか?」と質問されると「家では歌わないですね」と笑顔。会場を出る際、「新婚生活はいかがですか?」と聞かれると、幸せそうな笑顔で会釈したというが、吹石との夫婦生活について具体的には言及しなかったようだ。 「結婚の際、多くの女性が残念がり、『福山(ましゃ)ロス』という流行語も生まれた。女性ファンに支えられていることを福山サイドは十分承知しているだけに、結婚生活については今後も語るつもりはないようだ。そのため、報道陣と接触させるまで結婚から期間を空けていた」(音楽関係者) ところが、発売中の「週刊文春」(文芸春秋)によると、4月スタートの月9枠での主演ドラマ「ラヴソング」の現場ではのろけまくりだという。同誌によると、スタッフには「いい女が家で待ってると思えば、仕事に専念できるだろう」と言葉をかけたり、仕事終わりに即興の鼻歌で、「俺は〜帰るよ〜ハニーが待ってるぅ〜♪」と口ずさみながら撮影現場を出ていくなど甘〜い新婚生活を漂わせているというのだ。 ぜひ、報道陣にも“リップサービス”してほしいものだ。
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スポーツ 2016年03月21日 16時00分
俺たちの熱狂バトルTheヒストリー〈“掟破りの空手家”佐竹雅昭〉
80年代後半から90年代初頭、佐竹雅昭はコアな格闘技マニアの注目を一身に集めていた。 所属する正道会館が主催したオープン大会『全日本空手道選手権』において、1987年から3連覇。極真空手主催の大会に参加を表明したものの、申込書類の不備という不可解な理由で出場がかなわなかったときは、「佐竹に優勝をさらわれることを極真側が恐れ、参加を拒絶した」との噂が、都市伝説のようにファンの間に広がっていった。 それでも、まだこの時点での大方の認識は、関西ローカルの空手王者という程度のものであった。しかし、'90年に全日本キックボクシング連盟が日本武道館でビッグマッチを開催し、これに勇躍参戦したことで一気にメジャーな存在となる。 このとき佐竹は、グローブを使用する試合の経験があるにはあったが(全日本空手道選手権の延長時においてグローブ着用&顔面ありのルールを採用)、正式なキックボクシングルールでの試合は初体験だった。 相手は、かつて前田日明とも熱闘を繰り広げたドン・中矢・ニールセンで、佐竹戦の直前には、結果は敗れたとはいえ“キック界の帝王”ロブ・カーマンとも拳を交えていた。 圧倒的に不利な条件の下、それでも大歓声で迎えられた佐竹は、試合開始早々から積極的に前に出る。そうしてクリンチの体勢になると、掟破りの頭突き(バッティング)を連発! レフェリーにクレームを入れようとニールセンが動きを止めても、お構いなしにパンチの連打を浴びせ、ブレークのかかった後の一撃でKOしてしまった。 「無効試合、あるいは佐竹の反則負けとなってもおかしくない試合ではありました。実際、当時の格闘技専門誌では、大々的に批判記事が掲載されたりもしています」(格闘技ライター) だが、そんな佐竹の闘いぶりを、多くの格闘ファンはファイティングスピリットの表れとして好意的に捉えていた。 「この頃の佐竹のベストバウトは、'91年に開催されたUSA大山空手vs正道空手5対5マッチでの、ウィリー・ウィリアムス戦です。序盤、ウィリーの攻めを正面から受け切ると、あとは佐竹の独壇場。体格でひと回り以上も大きいウィリーに対し、上段蹴りや組み付いての飛び膝を狙うなど、積極的に攻め続けました。結果は判定ながら完全勝利といえるでしょう」(同) 終盤には、佐竹の下段蹴りや正拳突きでウィリーがグラつき、顔を歪ませて悲鳴を上げる場面もしばしば見られた。 この頃のウィリーは40歳目前と、すでに選手としての峠をすぎ、早々にスタミナを切らしていたようにも見えた。が、それでもかつて極真で旋風を起こした伝説の“熊殺し”を相手に、空手の舞台で完勝したことは、佐竹の名声をさらに高めることになった。 そんな佐竹が次なる標的として選んだのが、前田日明率いるリングスだった。初のリングスルールでの試合は“喧嘩屋”ジェラルド・ゴルドー戦。 ただし、これはレフェリーのブレークの際、ゴルドーが背を向けたところへ佐竹が攻撃を仕掛け、それにキレたゴルドーが顔面パンチやサミングの暴走モードに突入。佐竹の反則勝ちという、ファンにとってはやや肩透かしの結果となった。 それでもリングスでは、以後2度の引き分けを挟んで、5連続のKO勝利を収めている。 「ひとくちにパンチといっても、グローブ使用時のそれと空手の正拳突き、UWF系による素手での掌打では、技術が異なり、まったくの別物といっても構わない。それらを短期間のうちに使い分け、しかも、順応して勝ち続けてきた佐竹は格闘センスのかたまり。天才でしょう」(同) しかし、いよいよ前田との新旧格闘王対決を待望する声が高まってきたところで、佐竹は練習中の胸骨骨折を理由にリングスを離れることになる。 だが、これを額面通りに受け取る声は少なかった。 「前田側が対戦を避けた」「さまざまな条件が折り合わなかった」「すでに発足が決まっていたK-1に専念するため」など、その理由はいろいろ語られたが、いずれにしてもこのドリームカードが実現しなかったのは、ファンにとって残念だったに違いない。
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アイドル 2016年03月21日 15時56分
大人アイドルprediaがライブで発表! 6・22ミニアルバム発売に東名阪リリースツアーも
10人組の大人アイドルユニット「predia(プレディア)」が、20日、東京・原宿のラフォーレミュージアム原宿で、ホールツアーファイナル「predia party tokyo」を開催した。アンコールではメンバーから、6月22日(水)にミニアルバム「白夜のヴィオラにいだかれて」をリリースすることが発表された! それに伴い、東名阪ワンマンリリースツアーも行われるという。 昼・夜公演ともソールドアウトとなったライブ。この日は、湊あかねの26回目の誕生日ということで、メンバーとファンに祝福された湊は「26歳はもっと大きなハコでライブしたいな! いや、する! なのでみなさんもついてきてください」とコメント。また、骨折治療で活動を休んでいる水野まいもMCの際に登場。約1か月ぶりにメンバーと舞台に立ったという水野は、まだパフォーマンスはできないながらも「足の状態は順調に回復しているんで、もうちょっとお待ちください」と早期復帰を誓った。 6月22日に発売されるミニアルバム「白夜のヴィオラにいだかれて」について林弓束は、「10回以上つぶやいてるけど、なかなか(アルバムタイトルを)覚えられへん」とコメントして会場を笑わせた。また、沢口けいこは「素敵なアルバムに仕上がってます!」と自信満々でアピール。この日は、収録予定の「Tears Again」を含む21曲(夜公演は22曲)をパフォーマンスして満員の会場を沸かせた。 なお、リリースツアーは、6月11日(土)に名古屋・M.I.D、6月12日(日)に大阪・YES THEATER、7月10日(日)が東京・品川クラブeXで開催予定だ。
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芸能 2016年03月21日 15時46分
橋本マナミ マナー違反の格好で、基本マナーの呼びかけ
タレントの橋本マナミが21日、都内で民放ラジオ101局統一キャンペーン『スマートペダル・キックオフイベント』に出席した。 本キャンペーンは移動手段として自転車への支持が高まる中、「車道が原則」「傘差し禁止」「子供はヘルメットを着用」といった基本的なマナーを民放ラジオ101局の一体的な放送展開によって呼びかけ、ラジオリスナーを通じて子供から高齢者まで幅広い世代に対して自転車の安全運転とサイクルライフの楽しさを啓発することを目的としている。 プライベートでもよく自転車に乗るという橋本は“愛車”と共に登場。タンクトップにショートパンツという超セクシー衣装の橋本がカメラマンのリクエストに応え太もももあらわに自転車に跨るとカメラマンからのフラッシュが大量にたかれた。報道陣から「この格好は男性からするとマナー違反ですね」と質問されると橋本は「本当ですね。これが(事故を)引き起こしそうですね」と苦笑い。 夜でも自転車で仕事場に行くことがあるという。「仕事が夜遅く終わってマネージャーさんはタクシーで帰りますが、私は自転車で帰ります」と自転車一筋なコメント。自転車ではなく夜の街に繰り出すことはの問いには「出たいですが最近疲れて眠たくなっちゃうんです。夜の街に出て出会いを求めたいですが最近は無いです」と寂しいコメント。 最後に自転車に乗っている男性はと問われると「すごく好きです。デートで一緒にサイクリングしたいです。応募待ってます」と笑顔で話した。
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芸能 2016年03月21日 15時22分
小芝風花 ファースト写真集でビキニ姿を披露
女優の小芝風花が20日、都内でファースト写真集「風の名前」(ワニブックスより発売中)の発売記念イベントを行った。 小芝は「ナチュラルな写真集になってます。メイクも衣装もナチュラルで撮影場所も高知県の山の中という大自然の中です。自然体の私を見ていただけると思います」と語った。 撮影中のエピソードを聞かれると「ラフティングがメチャメチャ楽しくて、川に飛び込んだりして遊んでました」とニッコリ。 写真集の出来に自分なりに点数を付けると「撮影前にダイエットしたり水着にも挑戦して頑張ったので…。70点ぐらいかな」と自己採点はなかなか厳しい様子。 高校も卒業し、ファースト写真集はファンにとっては待望の水着ショットがあるという。「水着に抵抗がありましたが折角の機会なので頑張ってみようと思いました」と話し、「スクール水着はギリギリ間に合ってコスプレにはなりませんでした(笑)。ビキニにも初挑戦しました。撮影が山の中なのに布の面積が少ないので寒かったです」と撮影秘話を明かした。(アミーゴ・タケ)
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社会 2016年03月21日 14時00分
人が動く! 人を動かす! 「田中角栄」侠(おとこ)の処世 第11回
「新潟と群馬県境の三国峠を切り崩すッ。そうすれば日本海の季節風は太平洋側に抜け、越後に雪は降らなくなる。皆が、大雪に苦しむことはなくなるのであります! 崩した土砂はどうするか。ナニ、日本海を埋め立て、新潟と佐渡を陸続きにさせる手もある!」 人任せの前回選挙に懲りた田中角栄は、この昭和22年3月31日公示の戦後第2回総選挙では徹底した“自前選挙”、同時に“言論戦”に力点を置くなど戦法を大きく変えた。何とも壮大、大ボラも交えた冒頭の演説がそれを象徴していた。 一方で、運動の拠点といえば長岡など選挙区の中心部でなく、山奥などわずかな戸数の「陸の孤島」「辺境の地」がほとんどであった。中心部は先輩議員に押さえられ票の獲得が難しかったが、単に票のためということではなかった。「田中政治」の原点である。筆者が取材した当時の選挙参謀の弁がある。 「田中には“辺境の地”を見るにつけ、雪の犠牲を伴う新潟を何とかしなければの想いが強かった。大雪で山を越さなければならない小学生は学校にも行けず、隣村へ出るため住民が自らツルハシをふるって隧道を掘ったが、異常出水、落盤に見舞われ、働き盛りの若い衆の犠牲も多く出た。塩谷地区の雨乞山もその一つだった。そういう地を見れば見るほど、田中の気持ちの高ぶりがあったということだ。『雪は都会人にはロマンだが、新潟では生活との戦いだ』という田中の一貫した口癖が、それを物語っている。田中はわれわれが『あんな所は票にならん』と言っても、ゴム長靴を履き『行ける所まで行くぞ』で率先して入って行ったものだ。運動員は付いて行くのがやっとだった。このときの選挙で塩谷地区から出た票はわずか2、3票だったが、その後も田中はこの塩谷地区を見放すことはなかった。やがてこの地区は田中支持一本になり、総理大臣になったときには隧道を立派なコンクリートの“新塩谷トンネル”建設に手を付け、住民は長く田中を神様扱いで感謝したものだった」 バイタリティーの固まりだった田中は、寝食を忘れ、1日9会場も駆けずり回った。このときの田中の“元気ぶり”を、一方でこう苦笑した柏崎の古老支援者がいた。 「選挙戦で駆け回る中『親方、アンタ寝なくて大丈夫なのかね』と聞くと、田中はシャアシャアとして言っていた。『ナニ、ノミや蚊に食われん所で一杯ひっかけ、2時間も熟睡すれば平気だッ』と。また、1日の選挙戦が終わると反省会があるのだが、場所は決まって柏崎駅裏手の女郎屋。酒が入り、まぁ田中の独演会で終わるのだが、反省会の結びによくこう言っておった。『さあ、皆さん、そろそろ帰ってええですよ。明日もまたよろしくッ』。運動員を追い返し、田中のみ、そこにお泊まりというワケだ。バイタリティーは、当時から相当なモノがあった」 この選挙戦、どうしたものかこの地ではいささか異様なザブトン帽に詰め襟姿の学生たちが、田中陣営の応援に加わっていた。早稲田大学雄弁会の学生たちであった。実は、早大生と田中には接点があった。戦後間もなく、早大の校舎は荒れ果てていたが、『田中土建工業』に工事を頼むと安価で二つ返事で引き受けてくれた。その社長が選挙に出るなら今度はお返しということで、雄弁会の学生がわざわざ応援に駆け付けてくれたということである。 学生たちの演説は、なかなか気の利いたものであった。他の与野党候補が多く語る「農村改革」「議会主義の必要性」などといったカタイものではなく、「皆さん! 今まさに国破れて山河あり。これからの日本にとって大事なことは、何より家族ということであります。家族の延長線に民族があり、その象徴として天皇制があるッ」といったようなことをブッていた。これを見た田中はこの混沌の時代に「家族」という言葉を使う学生に大いに感心、早速、次のように自らの演説に取り入れたのであった。感覚のスルドさは、田中の持ち味である。 「皆さんッ、今一番大事なのは家族ですて。家族を大事にしねぇと、日本はようなりませんよ。家族、何よりも家族が大事なのであります!」 こうして田中は勝ち上がった。4月25日の投票、中選挙区制のもと新潟3区定数5のうち3位当選だった。 かつて母・フメは尋常高等小学校しか出ていない息子の将来を「越後線の駅員にでもなってくれれば」と言っていた。長年苦労した母親として、安定した仕事に就いてくれればそれでいいとの想いのようであった。しかし、この男は勇躍、努力と気迫で国会の赤じゅうたんを踏むことになった。時に29歳、田中は当選から2日後の『新潟日報』紙で次のようにオクターブを上げた。「してやったり」の鼓動が伝わってくるのである。 「新生日本建設の原動力たり得たいと思っている。現下の青年は現実に目覚め、空白状態から立ち上がった。虚にあって真理を追求する若さ、これをどこまでも育んでいきたいと考えておるのであります」 国会での異名は、「チョビひげ野郎」。すこぶる威勢のいい代議士の誕生であった。(以下、次号)小林吉弥(こばやしきちや)早大卒。永田町取材46年余のベテラン政治評論家。24年間に及ぶ田中角栄研究の第一人者。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書、多数。
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