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芸能 2016年03月24日 11時33分
オスカー受賞のレオナルド・ディカプリオが来日! 「戻って来れて本当に嬉しい」
映画『レヴェナント:蘇えりし者』(4月22日公開)で「第88回アカデミー賞」主演男優賞を受賞、現在来日中の米俳優、レオナルド・ディカプリオが23日、都内で来日記者会見を行った。ディカプリオは集まった大勢の報道陣のフラッシュに笑顔を見せると、「来日は(プライベートも含め)15回目くらいではないかと思っていますけど、また、日本に戻って来れて本当に嬉しいです」とあいさつした。 報道陣との質疑応答形式で行われたこの日の来日記者会見。ディカプリオは日本で行きたい場所について問われると「一番大好きなのは京都」とコメントし、「大仏を見たり、いろんな寺院、お寺をまわったり、日本は歴史がすごく古くて素晴らしい文化をたくさんお持ちなので、そういうところに行くのが大好きです」と話してにっこり。「今まで桜の開花時期に来たことがない」とも述べ、「まだ咲いたばかり、開花したばかりだと聞いていますが、今回とっても楽しみにしています」と日本での滞在に期待を寄せた。 西部開拓時代のアメリカを舞台にした『レヴェナント:蘇えりし者』は、瀕死の重傷を負ったハンターのヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)の壮絶な復讐劇をアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督が臨場感たっぷりに描いた作品。ディカプリオは本作で悲願のオスカーを受賞し、この日の会見でも、「オスカー受賞おめでとうございます」と声をかけられ、嬉しそうな表情。 「今回の作品はわたしにとって特別なもの」と改めてコメントすると、「この映画に参加したすべての人にとって非常に特別なものになりました。一年近くこの世界にどっぷりつかり、永遠に映画史に残るような芸術作品になったとわたしは思っています」と手応えを口にすると、「こういう形でアカデミー賞の栄誉に輝けたことは本当に栄誉あることだと思っています。わたしにとって人生におけるとても大きな、何か重要な一章となりました」と発言していた。以下は報道陣との質疑応答より −−今、オスカー像はどこにあるんでしょうか? ディカプリオ:家にあります。居間です。友達がみんな見せて欲しいってすごく好奇心を持って家に来てくれて、そこにあるのがとっても嬉しいです。 −−念願だったアカデミー賞。5度目のノミネートでの受賞となりましたが、ディカプリオさんの俳優人生、この受賞でどのように変わりましたか? ディカプリオ:まだ受賞したばかり。本当に数週間前の出来事なので、どのように自分の生活が変わったとか、特に俳優としてどう変わっていくかはまったくわからないです。でも、わたしとしてはまったく変わらないことを望んでいます。本当にこの受賞はわたしにとってありがたいこと。ただ、わたしが仕事をしているのは、受賞するため、こういう賞をいただくためではないのです。やはり自分がもともと持っていた夢ですとか理想とか、そういうものをどんどん追求していくということ、最高の映画や作品を作り上げていくことが今の願いなんです。 −−休養宣言を蹴ってまで作品のオファーを受けたと聞きましたが、そこまでこの作品にほれ込んだ理由を教えてください。 ディカプリオ:脚本を読んで非常に魅かれたということもありますが、やはり天才的なイニャリトゥ監督と組めるということが大きかったですね。わたしは一番最初の作品からずっと彼のファンでして、『バベル』という作品を観たときは「なんて画期的な作品だ!」と思いましたし、彼ら(カメラマンも含めた監督のチーム)との共同作業というものを非常に望んでいたのです。(実際、撮影は)とにかく独創的なものでした。映画を作っているというよりも、壮大な旅に出かけたという、そういう感じでした。過酷な撮影になることは覚悟しておりました。そして遠い辺鄙なところで、氷点下という極寒の地で撮影するということもわかっていました。でも、過酷な状況だからこそこれだけの作品が出来上がったと思うんです。 −−そんな過酷な状況で演技をするレオナルドさんのモチベーションはどんなものだったのでしょう。 ディカプリオ:一番のチャレンジは寒さ。アクションなどは何か月も準備の期間がありましたので、きちんと準備ができたんですけど、この寒さというのは本当にたいへんでした。今、気温変動とかいろいろな問題がありまして、(ロケ地が)急に温かくなって雪がなくなってしまうような状況も起き、アルゼンチンの最南端まで行って雪を探さなければいけないっていうこともありました。こういう撮影はもう2度とやらないかもしれませんが、チャレンジしたことを誇りに思える作品でした。 −−撮影では長期にわたるサバイバルの生活だったようですが、もし、本当にディカプリオさんがそういった状況で、一人でサバイバル生活をしなければならなくなった時、今の生活の中で3つだけ何か物を持っていっていいというようなことが許された場合、何を選んで持っていかれますか? ディカプリオ:電話ですね。ソーラーパーネルのように受信できるような、充電なんかも切れないようにする装置も。あと、何か防水が利くライターのようなものも。要するのに温かくするためには火を起こさないといけないので。実際に過酷な撮影を経験して、(サバイバル生活が)本当にたいへんだということが身にしみてわかりました。人類は環境に順応するものだといわれていますけど、わたしは(現実にこういうことが起こると)たぶん耐えられないと思います。 −−精神的な安らぎを得るために…たとえばオスカー像は持っていきませんか? ディカプリオ:(笑顔で)それは家に置いておきます。 −−過酷な撮影が終わられた瞬間にどのような思いを抱かれたのでしょうか? ディカプリオ:6か月間映画のプロモーションをやってきて、ここが最後のプレス。今日が本当の意味でのわたしにとっての終わりという感じがあり、ホッと安堵しているところです。ここだけでも映画になりそうですね。2年間かけた映画の仕事というのは本当に準備期間から話し合い、撮影、ヒゲをはやすところからはじまって、そしてプロモーションも含めてですね、何か人生の重要な一章を体験したような感じです。作ったというよりも体験だったと思います。この作品は本当に特別な作品。原始的な人生のサバイバルを描いているのですが、人類が何をすべきかということも問いかけています。わたしにとってはとても意義深いものでした。この作品を撮ることでいろんなことを学べたと思っています。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能 2016年03月24日 11時23分
来日のレオナルド・ディカプリオ、鏡開きで腰引ける? 「ちょっと怖かった」
来日中の米俳優、レオナルド・ディカプリオが23日、都内で行われた主演映画『レヴェナント:蘇えりし者』(4月22日公開)のジャパンプレミアに出席。「レオ! レオ!」という集まった約1,000人のファンの大声援に迎えられると、「アリガトウ! サンキュー!」と嬉しそうな表情を見せた。 初のオスカー受賞作となった主演作を引っさげ2年ぶりに来日したディカプリオ。ステージ上で「第88回アカデミー賞」主演男優賞受賞を祝した鏡開きにも挑戦したが、ファンの「コングラッチュレーション、レオ」のかけ声で振り下ろした小槌はどこか遠慮気味。感想を問われると「あんまり強く打つと割れて中のものが飛び出してくるんじゃないかってちょっと怖かったんです」と照れ笑い。 アカデミー賞の受賞については「わたしも監督も全員、本当に嬉しく思いました。この作品は今までと違う画期的な作品なんです。CGも使っていないし、本当に特別な作品。みなさんも画期的な体験が出来ると思います。監督が素晴らしい作品を作ってくれたおかげで、オスカーをもらうことができてわたし自身、本当に嬉しく思っています」とコメント。 日本のファンに対しても「わたしの作品を長年支援してくれてありがとうございます。日本のみなさんはわたしのキャリアにおいて特別な存在です」と感謝の気持ちを述べ、その後は客席へ降りて、ファンの握手やサインに笑顔で応じていた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能 2016年03月24日 11時14分
広瀬すず 中高生を対象としたアンケートに「嘘だよ」と持論を語る
資生堂のボディーケアブランド「シーブリーズ2016新CM発表会」が23日都内で開催され、女優の広瀬すず、俳優の中川大志、松岡広大、歌手のナオト・インティライミが登壇した。 広瀬は同新CMに関して「人生最大のモテ期かもしれない!!」と話す。CMは、「すずと大志」篇/「すずと広大」篇の2つあり、「サンカク関係」がテーマとなっている。今回から中川の恋のライバルとして松岡が登場。嫉妬もおりまぜた、甘酸っぱい感情をたっぷりと描く。 発表会に登壇した4人は、「サンカク関係」をテーマにトークをした。中高生を対象にした「もしも友達と三角関係だと分かったら友達、恋愛どちらをとるか」というアンケート調査が発表され、友情優先74%、恋愛優先26%と友情優勢という結果が出ると、広瀬は「絶対嘘だよ」と断言。「気持ち抑えられますか? 26%の人はすごく素直だと思うんです」と持論を語った。 しかし、実際の高校生活について広瀬は、「(CMのように)こんなに現実キラキラしてないじゃないですか、学校行ってもここまで充実していることがない」と話し、「やり残したことが結構あるから、放課後に制服着て純粋にどこかに行ったりとかしてみたい」と残り1年となった高校生活での願望を明かしたのだった。(斎藤雅道)
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芸能 2016年03月24日 11時08分
“5人不倫”乙武氏 謝罪&反省「失った信頼を回復するのは決してたやすいことではありません」
「週刊新潮」(新潮社)で5股不倫が報じられた作家・タレントの乙武洋匡氏が、自身の公式サイトで謝罪文を掲載した。 3月24日発売の同誌では、乙武氏の不倫をスクープ。過去の女性関係を暴き、乙武氏本人も不倫を認め、これまでの結婚生活で5人の女性と不倫したことを告白している。 「このたびは私の不徳の致すところにより、多くの方にご迷惑、ご心配をおかけして、たいへん申し訳ございません」と謝罪し、「報道された私の行いは、これまで支えてきてくれた妻と、私を慕ってくださっている方々を裏切る行為であり、決して許されるものではありません」と反省。 「以前より、妻には私のこれまでの行いを打ち明け、話し合いをしておりました。一生かかっても償いきれないほどの過ちであるにもかかわらず、妻は私を許し、やり直そうと言ってくれました。『夫として、父として、もう一度、あなたを家族として迎え入れたい』と言ってくれた妻に、今度こそ応えたいと思っています」と夫婦間のやり取りを説明。 そして、「失った信頼を回復するのは決してたやすいことではありませんが、いま一度、自分を見つめ直し、家族と向き合っていく所存です。妻や妻のご両親、3人の子どもたちに心より謝罪し、またこれまでの仕事や活動のなかでお世話になっているみなさまに深くお詫び致します」とコメントした。 また、妻の仁美さんもコメントを発表。 「このたびは、夫、乙武洋匡の行動が週刊誌で報じられた件につきまして、多くのみなさまにご迷惑をおかけしたことをお詫び致します」と謝罪し、「このような事態を招いたことについては、妻である私にも責任の一端があると感じております」と乙武氏が不倫してしまったことについて、自身にも非があると説明。 最後に「今日に至るまで二人でしっかり話し合った結果、3人の子どもたちのためにも、あらためて夫婦ともに歩んでいくことを強く決心致しました」と明かし、「本人はもちろん、私も深く反省しております。誠に申し訳ございませんでした」と謝罪した。
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アイドル 2016年03月24日 11時04分
高橋みなみ AKB卒業後初の冠ラジオ番組 「働く女性のリーダーを目指す!」
4月8日をもってAKB48から卒業する高橋みなみが、TOKYO FMの生ワイドラジオ番組でパーソナリティーを務めることが24日、わかった。4月4日(月)からスタートする。 番組名は「高橋みなみの『これから、何する?』。高橋にとってAKB48卒業後初の冠レギュラー番組、自身初のラジオワイド番組となる。 番組では、働く女性たちを応援するチーム“たかみなジャパン”を創設。20代、30代の働く女性リスナーたちの“リアルな想い”や“夢”を受け止めて、高橋みなみ自身が一緒に学び、悩み、歩んでく。 インターネットや新聞に溢れるニュースから今日のトピックをシェアする「コレ何?TODAY」、時代の顔であるタレント、研究者、作家、キュレーターなどその道のプロを招いて、それぞれの“ベスト3”を教えてもらう「ベスト3先生」、総監督時代に幾多のお悩み相談に乗ってきた高橋みなみが、働く女性のお悩みに一緒に向き合っていく「ひとつのアンサー」など、 今日という日をリスナーと共有する生放送ならではの企画が満載。 AKB48グループ総監督として300人超のメンバーをまとめあげ、コミュニケーション力・スピ−チ力・リーダー力の3大スキルを持ち合わせたたかみなが、今度はラジオで働く女性のリーダーを目指す! 番組は月曜日〜木曜日、13時〜14時55分までTOKYO FMで生放送。
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芸能 2016年03月24日 11時00分
吉田羊 無類の酒好き「一緒に飲む方が欲しい」
女優の吉田羊が23日、都内で雲海酒造そば焼酎「雲海」新CM発表会に出席した。 無類の酒好きという吉田はお酒のイベントとあって終始ニコニコ。今一番好きなお酒を聞かれると「雲海。そりゃそーだ!。そばソーダです」と決まり台詞。「5、6杯でペロペロになります。可愛いもんです」とご機嫌。 囲み取材でお酒にまつわるエピソードを聞かれると「初めてお酒を飲んだ時、飲みすぎて急性アル中になりました。翌日起きたら気持ち悪くて自分で病院に行きました」と苦笑い。そして「あることないこと喋りまくり、人肌が恋しくなってベタベタと男女問わず触りまくります。でもキスはしません。大事な方にとっておきますが今はいません。一緒に飲む方が欲しいです」と願望を語った。
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スポーツ 2016年03月24日 10時50分
2016年プロ野球キャンプ情報「混セとパ1強5弱」説は本当か?(広島編)
昨季15勝を挙げた前田健太の抜けた穴は、誰が埋めるのか。先発ローテーションの編成は簡単に組める。黒田博樹(11勝)、大瀬良大地(3勝)、野村祐輔(5勝)、ジョンソン(14勝)、福井優也(9勝)、九里亜蓮(0勝)、新人・岡田明丈、ドラフト2位・横山弘樹…。13年途中に移籍してきた小野淳平も「先発」での調整を続けており、頭数は揃っている。しかし、昨季の成績から2ケタ勝利の可能性が高いのは、黒田、ジョンソン、福井。大瀬良が故障で途中離脱してしまったのも痛い。「復帰までさほど時間は掛からない」(球団スタッフ)とのことだが、新人の岡田と横山を合わせて15勝してもらわなければ、数字上では厳しい展開となる。 しかし、新人の岡田が各メディアにこう答えていた。 「自分では先発もリリーフも、どちらでもいけると思っています」 緒方孝市監督も起用法について「迷っている」と話していた。 岡田はドラフトイヤーの大学4年時に急成長した右腕で、150キロ以上の直球も投げられる。最大の武器は“軟らかさ”。岡田の投球フォームには無駄な力が一切入っていない。制球力もある。岡田がキーマンになるだろう。 緒方監督だが、表情は昨季よりも明るかった。指揮官2年目で気持ちのうえで余裕も生まれたせいもあるだろうが、「福井の成長を確信している」との情報も聞かれた。大瀬良が前半戦のうちに復帰すれば、黒田、ジョンソン、福井を合わせた4人で“ある程度の計算が立つ”と踏んでいるのではないだろうか。この4人が「45勝以上」を挙げられるとすれば、十分に戦える。他球団と比較するのもなんだが、昨季の阪神は藤浪、メッセンジャー、岩田、能見の4人で42勝42敗。チーム全体で70勝の2位。今季もペナントレースが混戦状態になれば、前田の抜けた穴は致命傷にならない。新人・岡田の伸びのあるストレートを見ていると、先発でも十分にやっていけそうであり、オープン戦終盤までローテーション候補の投手たちの状況を見極め、その起用法を決めれば良い。「もう一枚、先発がほしい」と思えば先発で、現有スタッフでやっていけると判断すれば、中崎翔太とのダブルストッパー構想となるだろう。 また、岡田を先発で使うと決まった場合、救援陣のカギを握るのは、ドラフト6位の左腕、仲尾次オスカルだろう。広島は左の救援投手が薄い。その仲尾次だが、あくまでもキャンプ中盤までを見た印象だが、捕手が構えたところと逆方向に行くボールの割合が多かった。社会人・Hondaでは「変化球の持ち球が多い投手」として知られていたので、調子が悪いときも“それなりにまとめる投球術”ができるはず。理想は「対左打者」に限定せず、1イニングを託すことだが、おそらく、投球数の多いリリーバーになるのではないだろうか。 打撃陣では、昨季不振だった丸佳浩に復活の兆しが感じられた。バットを構えた位置が少し低くなった気がするが、振りは鋭くなった。新加入のプライディ、中日から移籍のルナが快音を響かせていた。投手でも中継ぎタイプの右腕・ジャクソンと190センチのヘーゲンズ(右投右打)を獲得している。外国人選手の一軍4人枠をどう使うのか。主砲・エルドレッドとジョンソンの一軍は確定だとしても、来日4年目で日本通算打率3割を越えるルナも使いたい。ただ、外野手のプライディは俊足で守備範囲も広かった。プライディの機動力は得点力アップにつながりそうであり、ヘーゲンズも面白い。ストレートは岡田よりも速いかもしれない。また、チェンジアップ系の変化球も投げていて、長身な分、かなりの落差がある。この軌道のチェンジアップ系なら、リリーフも務まるのではないだろうか。 緒方監督はこの外国人選手を巧みに使い分ければ、首位戦線でも十分に戦えるはずだ。
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社会 2016年03月24日 10時00分
名車シビック復活も… 暗雲漂うホンダの未来予想図
2016年のF1シーズンが始まる。開幕戦は3月18日からのオーストラリアGP。昨年、7年ぶりに復帰したホンダは、世間の期待とは裏腹に完走さえままならず惨敗を喫した。 F1と同じく就任2年目となる八郷隆弘社長もリベンジに執念を燃やしており、F1プロジェクトの総責任者に3月1日付で長谷川佑介氏を抜擢した。同氏は2002年〜'08年にF1のエンジンシステム制御の開発責任者を務めた経歴を持つ。と同時に、4月1日付で『F1担当役員』ポストを新設、松本宣之・専務執行役員が本田技術研究所の社長を兼務する。 ご承知のように本田技術研究所は製造開発の子会社で、歴代のホンダ社長は大半が同研究所の社長経験者とあって「ホンダ社長の登竜門」の異名を持っている。そんな“大物”がF1担当として陣頭指揮すること自体、世間の目には「八郷社長がF1で勝負に出た」と映る。 皮肉なことに昨年、上席役員9人を飛び越して抜擢された八郷社長は“登竜門”の経験者ではない。それどころか、中国での生産を統括する常務から2月末の時点で6月総会での社長就任が急遽決まり、4月1日付でいったん専務に昇格してから社長に就いた。イレギュラーな抜擢の背景には当時の伊東孝紳社長が『フィット』の発売からわずか1年で5回のリコール騒動を起こし、これが新型車の発売遅れに直結して国内販売が不振に陥ったのを機に「歴代の社長経験者が伊東社長に辞任を迫った。社長解任クーデターが真相に近い」と関係者は打ち明ける。 「トヨタなどが増収増益を謳歌する中、ホンダは大幅減益が避けられなくなったのだから無理もありません。しかし、社長引きずり降ろしやクーデターでは世間のイメージが悪いため、禅譲を装った。伊東さんが相談役に残り、八郷社長よりも年長で伊東さんに近い役員が多数残ったのもそのためです。八郷社長? 小姑みたいなウルサ型が居残ったのだから目障りの一語に尽きる。彼らが6月に一斉退陣することで、八郷社長はやっと独自カラーが発揮できるのですが、それでも前途は多難です」 伊東社長時代に打ちだした「2016年度に世界販売600万台」の大号令の下、ホンダは量の拡大にまい進した。短期間に新型車を相次いで投入した結果、開発や生産の現場が疲弊し、これが先に述べたフィットの5回に及ぶリコール騒動に発展した。その後遺症は今なお健在で、今年3月期も事実上の“独り負け”をアピールしている。 何せ'15年の世界販売台数は467万台と“伊東ラッパ”の600万台には遠く及ばない。とりわけ市場が縮小する国内は前年比15%近くも落ち込んでいる。これが業績を直撃し、先に発表した第3四半期の営業利益率(四輪部門)は3.3%と業界の最低レベルに低迷するありさまだ。 平たく言えば、利幅が極めて薄いのだ。伊東カラーを一掃した八郷社長による「再生カード」が注目されるゆえんだが、ホンダ関係者は「中国担当時代の“お友達”を2人、大抜擢して本社に呼び戻すことを除けば、何ら目新しさがない」と斬って捨てる。その2人とは、中国本部長を務める倉石誠司常務執行役員が代表権を持つ副社長に昇格し、中国の合弁会社である東風本田汽車の鈴木麻子総経理(社長に相当)がプロパーでは女性初の執行役員に就くことだ。要するに八郷社長は、政治リスクが高い中国市場を依然として主戦場の一つと位置付けている図式なのである。 一方、国内販売トップや開発部門トップなど“伊東カラー”に染まった面々は“お払い箱”の対象になる。粛清人事というべきか、そのあたりの線引きはなかなかのものだ。 その八郷社長が放った“奇策”が業界関係者の話題を集めている。ホンダは2010年に販売低迷を理由に『シビック』の国内生産を打ち切った。北米では製造販売を継続しており、今も高い人気を呼んでいる。これに着目した八郷社長が2年後をメドに「米国モデルで日本での生産販売に着手する」とぶち上げたのだ。 改良型とはいえ、とうに“お役御免”となった商品を再び市場に復活投入する。通常は考えられないシナリオとあって、ホンダ系の元ディーラー経営者は辛辣だ。 「F1は7年ぶり。シビックは、この分だと8年ぶり復活の快挙です。ヒット車不足でジリ貧に陥っているとはいえ、往年のホンダの輝きはどこへ行ったのか。過去の遺産にすがるようでは、ホンダの未来が思いやられます」 そんな危機感は八郷社長も薄々抱いているはず。しかし、前社長時代に踏み外した歯車は簡単に戻らない。 「陰湿な権力闘争」(関係者)の産物として異例の大抜擢を受けた八郷社長のジレンマは、当分続きそうだ。
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芸能 2016年03月23日 21時40分
米倉涼子がオスカー女優にアドバイス「恥ずかしがらずに分からない事は何でも聞く」
オスカープロモーションが23日都内で「2016女優宣言お披露目発表会」を行ない、ミス・ワールド2013日本代表 田中道子、2013ミスユニバース日本代表 松尾幸実、ミス・ワールド2015 中川知香、ミスアジアファッションモデル2015 和田安佳莉の4名が新たに女優としてのデビューを発表、先輩の米倉涼子も登場した。 オスカーグループはスターづくりの一環として2000年より女優宣言お披露目発表会を行なっている。2000年には現在大活躍の米倉涼子と菊川怜が女優宣言しデビュー。翌年には上戸彩もデビューしている。 今回は10年ぶりの開催。田中道子は「モデルで培った経験を生かして存在感のある女優を目指し、後はおこがましいですが昔から大好きなディカプリオさんと共演したいです」、松尾幸実は「ホラーとかミステリーを演じられる、個性のある女優になりたいですね」、中川知香は「憧れでもあり共演したい女優さんは上戸彩さんです。幅広い年代の方に愛されているので、私もそういう女優になりたいです」、 和田安佳莉は「念願の女優デビューです。色々な役を演じて自分のはまり役を見つけたいですね」とそれぞれ希望に満ちたコメントを述べた。 特別ゲストとして応援に駆けつけた米倉は4名に花束を贈り「皆さんにとって本日は新しい人生の始まりです。たくさん楽しい事が待ってます。頑張って下さい」と挨拶。MCから4名にアドバイスはと質問されると「私が心掛けていた事は、恥ずかしがらずに分からない事は何でも聞くということです。今でも私はしています」と米倉流をアドバイス。最後に「全て受け止めて、楽しんで下さい」とエールを送った。
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アイドル 2016年03月23日 18時00分
AKB48総選挙 ファンの懸念は徳光和夫の司会
アイドルグループ、AKB48が今年も総選挙を開催することが発表され、開票イベントは6月18日(土)、新潟県新潟市の「HARDOFF ECOスタジアム新潟」にて開催されることも、明らかになった。 今年で8回目となる総選挙。すでにNMB48の渡辺美優紀が不出馬を表明したことが話題となる、さらに、指原莉乃が連覇するのか、またメンバーは出馬を表明するのかなど、注目を集めているが、そんな中、ファンの間では、ある懸念がある。それは、開票イベントの司会者だ。 第1回の総選挙では、AKB48のスタッフが司会をつとめたが、第2回からは、フリーアナの徳光和夫氏が担当している。しかし、この徳光氏、ファンからかなり不評だ。徳光氏といえば、島崎遥香との噛み合わない掛け合いが話題となった。徳光氏が一生懸命、島崎に話しかけるも、塩対応で返される展開。この掛け合いは、その後、事前の特集番組などでネタにされることも多くなったことからまだよいものの、そもそも、ベテランとは思えないような言い間違いも多い。ファンからは、“ぱるる(島崎)以上のぽんこつ”との声も聞こえてくる。 さらに、ファンから決定的に嫌われてしまったのは第6回での川栄李奈との掛け合い。総選挙直前に傷害事件により心の傷も癒えていないだろう川栄に対して、「怖かっただろ」など、デリカシーのない言葉を連発。不必要に悲劇性を煽るような態度は、ファンからかなり不評であった。 これまで総選挙で第1位となった前田敦子、大島優子はすでに卒業している。果たしてファンの期待通り、徳光氏も司会を卒業となるのか…。
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GI秋華賞 藍子 キス&キッス軸
2006年10月14日 15時00分
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確定GI秋華賞 アドマイヤキッス激変
2006年10月13日 15時00分
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みのもんた 参院選出馬!?
2006年10月12日 15時00分
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GI秋華賞追い切り速報 春の実績馬を脅かす不気味な存在 究極の上がり馬 サンドリオン絶好
2006年10月11日 15時00分
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大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分
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