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社会 2019年05月06日 06時00分
田中角栄「怒涛の戦後史」(1)父・田中角次(上)
田中角栄は大正7(1918)年5月4日、新潟県の日本海に面した柏崎近くの刈羽郡二田村に生まれた。父・角次33歳、母・フメ28歳のときの子である。 姉2人に妹4人、田中の上には角一という兄がいたが、赤ん坊のとき病死したことにより、田中は実質的に長男坊として大事に育てられた。この地では、跡取り息子を「アニ」と呼んでいた。田中家は二田村坂田地区18戸の一軒で、「八、九反の田があった」と、のちに田中自身が明らかにしている。 しかし、農村には珍しく農業が本業ではなく、祖父の捨吉は宮大工として知られ、土建の請負業をやる一方で檀家総代でもあり、言うなら村の有力者であった。 また、祖母のコメは庄屋の娘で美人の誉れが高く、気位が高かったことで田んぼに入ることはなかった。そのために田んぼは、嫁に入った田中の母であるフメが守るしかなく、母が常に働いていることで、田中は祖母・コメの“おばあちゃん子”になっている。 その田中は2歳でジフテリアにかかり、高熱を発して生死を彷徨ったことが原因で、「吃音」となった。大きなハンデを背負ったが、小学校高学年くらいになると浪曲を覚えるなどして、ドモるのを克服することになる。この幼児期の体の弱さをコメが人一倍心配、これも田中が“おばあちゃん子”ですごしたゆえんとなっている。 後年の田中の性格の気短さは、ドモることで思ったように口が回らず、口より先に手が出たこの幼児期の体験を、引きずったものと言えたのである。 さて、父親の角次である。 多少の山林はあったものの、“本業”は馬喰の鑑札を持った牛馬商であった。牛馬商は当たれば儲かるが、はずせば巨額の損失が出るリスクの大きい商売である。この道を選んだことは、夢を大きく持つ“ヤマっ気”十分な人物であることが想像できる。後年の角栄は、こうした角次のDNAを引き継いだ部分がうかがえるのである。 角次の最終的な夢は、北海道の月寒に大牧場を持つことだった。幼い角栄を膝の上に乗せ、こう言って喜ばせたこともあった。「角よ、いまに北海道にでっけい牧場をつくる。そこで、遊べる。楽しみにしておれっ」 角次は大いに張り切り、牛の改良にも熱心だったことで、オランダからホルスタイン種の乳牛3頭の輸入を計画した。うち2頭を月寒へ送り、1頭は新潟に置いて乳牛とするという算段だった。時に、1頭1万5000円ほど。米が1俵6、7円の時代だっただけに金策は大変だった。山林を処分しても足りず、近在の知人からの借金である。 ところが、角次の夢は無残に砕けることになった。横浜港に着いた牛のうち2頭が、オランダからの長い船旅と夏の暑さも手伝ってか、すでに死んでいた。さらに、残った1頭もかすかに息はあったが、獣医の手当ても空しく間もなく死んでしまったのだった。 死んだ牛は、家の裏山に穴を掘って埋めた。その夜、これまで酒に酔っても決して乱れたことのなかった角次は、大声を出して荒れた。感受性の強かった角栄は、「このとき、父の苦しんでいることは分かった。この不慮の出来事を境に、父の事業は悪化していった」と、のちに回想している。★研ぎすまされる角栄の感受性 角栄が二田尋常高等小学校6年になった頃、牧場経営を断念させられた角次は、競争馬を2、3頭持ち、あちこちの地方競馬を回って歩く生活を余儀なくされていた。新潟はもとより、甲府、軽井沢などの競馬場で馬を走らせたが、満足する勝ち鞍はあげられなかった。2、3カ月も家に戻らなかったことが度々であった。 新潟競馬場では、こんな出来事があった。勝てると踏んだ馬が、運悪くレース中にケガをした。困った角次は、家に「50円か60円のカネ送れ」と電報を打ってきた。そんなカネが当時の田中家にあるわけがない。角栄と母・フメが話し合い、思案の揚げ句、親しくしていた近藤という親類の材木屋に借りに行くことにした。 誰が近藤の家に行くか。フメは「アニにカネを借りになんて行かせたくない」と言ったが、角栄はそれを振り切るように借金に出かけたのだった。 結局、近藤家はカネを貸してくれたが、角栄の強い感受性をさらに刺激する一言が、おやじさんの口から出た。「おまえのおやじも、なかなかうまいこといかんねぇ」 田中は自らの生いたちなどを綴ったのちの著書で、この一言の苦い思いを、おおむねこう告白している。「あの一言は、いまも私の耳に残っている。自分の父がほめられたのではなく、その不運を指摘されたつらさだった。その後の私は、人にカネを貸してくれと頼まれたとき、できないと思ったらキッパリ断わるし、貸すとなったら返ってこなくてもいいという気持ちで、一言も言わず貸すことにしている。この考え方は、父のことを言われたあの瞬間に培われたものだと思っている」(『私の履歴書』日本経済新聞社) 父の生業は好転せず、二田尋常高等小学校開びゃく以来の秀才だった田中は、自ら上級学校進学を断念、15歳で土工の仕事に出ることになるのである。 後年、田中がものした文章などに、父・角次へのうらめし気なそれは、一行たりとも出てきていない。(文中敬称略/この項つづく)***********************************************【著者】=早大卒。永田町取材49年のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『愛蔵版 角栄一代』(セブン&アイ出版)、『高度経済成長に挑んだ男たち』(ビジネス社)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
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その他 2019年05月06日 00時00分
「若者組」では男子が男子に性の実技講習!?〜鹿児島県A郡
現在は学校がその役割を担っているが、もともと地域社会で若者のコミュニティーの中核を担ったのは「若者組」と呼ばれる組織だった。地域によって名称はさまざまだが、中には「男色が公然と行われているところもあった」と語るのは、鹿児島県A郡在住で郷土の風習などに詳しい望月素也さん(仮名・69歳)。 「薩摩地方にも地域ごとに『二才組』や『二才衆』と呼ばれる若者の組織があり、近代まで学校に代わって礼儀作法をはじめ、さまざまなことを教えていたのです」 言わば先輩が後輩に教えるというもので、親や歳の離れた年長者には聞きにくい「性に関するもの」も知ることができたという。●若者組の先輩が後輩に手を出すことも… 「分かりやすくいえば、女性とそういう関係になった際、困らないための話も若者組の先輩がアドバイスしていました。ただし、ここでの人間関係は体育会系の部活やそれ以上に濃密だったと言われており、それゆえ男性同士の関係に及ぶこともあったわけです」 これは他地域の若者組でも見られたことだが、表向きはともかく、実際にはそこまでタブー視されているものではなかったようだ。 「小姓と性的な関係を持つ武将は多かったですし、中世から江戸時代には『陰間茶屋』という男色専門の風俗もあったほど。特に昔の薩摩は男尊女卑の風土で、典型的な男社会。精神的なつながりを求め、若者組の先輩が後輩に手を出すことも日常的にあったようです」 とはいえ、男色専門ではなかったようだ。「いわゆる“両刀”が適切な言い方かどうかは分かりませんが、男性同士と女性との関係は別物ととらえていたようです。少なくとも明治まで、こうした濃密な関係が一部の若者組で築かれていたのは間違いないようです」 藩士同士の絆や忠誠心において、他藩以上だったと言われる薩摩藩。その裏で、若者組による禁断の関係があったらと考えると、大河ドラマもまた違った視点で楽しむことができそうだ。
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芸能 2019年05月05日 23時00分
タレントにユーチューバー…最近注目のジェンダーレス男子 なぜ流行?
現在、「ジェンダーレス男子」と呼ばれる男性タレントが芸能界で猛威を振るっている。 女性はもちろん、男性のファンも多いという「ジェンダーレス男子」。最近では、「第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でDDセルフプロデュース賞を受賞し、芸能界デビューを果たした井手上漠(いでがみ・ばく)や、「可愛すぎるジェンダーレス男子」として活動するユーチューバーの「ぎんしゃむ」などが大きく話題を集めているという。 「現在16歳という井手上は、今年1月に放送された『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に出演すると、たちまち話題に。フォロワー24万人超を誇るインスタグラムには、自撮り写真が多くアップされており、男女問わず『可愛い』というコメントが殺到しています。また、『ヘンジンマジメ』というユーチューブグループで活動しているユーチューバー『ぎんしゃむ』は現在17歳。ユーチューブにはメイク動画などもアップしており、“男の娘”として、いま急激に話題を集めています」(芸能ライター) 若者世代から大きな支持を得つつある“ジェンダーレス男子”だが、その魅力はどこにあるのだろうか。 「一番の要因は、ジェンダーレス男子たちがアイドル的かつ、ファッションリーダーでもあることと言われています。SNS世代のジェンダーレス男子たちの多くは、ファッションやメイクのこだわりを自ら発信しており、それを参考にする女性ファンも少なくありません。また、価値観が多様化している今、『男だから〜、女だから〜』という決めつけは、もはや時代錯誤。自ら性別の壁を壊し、“自分”を発信しているという点を魅力に思う若者が多いようです」(同) 今後も、“ジェンダーレス男子”たちの躍進に期待したい。
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社会 2019年05月05日 23時00分
AV業界、最大の衝撃的な死!桃井望さんは誰が“殺した”!?
2002年10月、長野県の奈良井川河川敷から炎上した車が見つかった。車内からは男性の焼死体が発見され、さらに車から10メートル離れた場所で、全身を数カ所刺され、焼死状態となっている女性も見つかった。警察がその女性の身元を調べたところ、当時の人気AV女優・桃井望さんの変わり果てた姿であることが判明。警察は男性が桃井さんを殺害後、焼身自殺を図った“無理心中”と断定した。しかし、車のドアはすべてロックされていて、鍵は車内で見つかっており、現場には血痕や指紋も残されていなかった。 結局、男性の遺族が保険金の支払いを求めた民事訴訟により、07年に裁判所は「2人は何者かに殺されたと考えるのが自然」として、死後5年を経て正式に“他殺”と認定。死亡保険金の支払いを拒否していた保険会社に支払いを命じる判決が下された。事件は、闇の商売に手を出していた男性が口封じに殺され、桃井さんはその巻き添えを食った可能性が高いとされているが、殺人事件としての捜査本部が設置されることはなく、真相は今も闇の中である。
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芸能 2019年05月05日 22時00分
ダウンタウン、ウンナン、とんねるず、平成に活躍した芸人の功績がバラエティを変えた
平成が終わりを告げ、令和元年を迎えた。平成はお笑い界の中でも大きく転換した時期だと言える。 土曜午後8時から放送されていた『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)が終了し、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)がスタートしたのが平成元年。明石家さんま、タモリ、ビートたけしのお笑いビッグ3に加えて、ダウンタウン(浜田雅功、松本人志)、ウッチャンナンチャン(内村光良、南原清隆)、とんねるず(石橋貴明、木梨憲武)ら、当時30代の芸人が台頭したのも平成である。 現在、ダウンタウンは、『ガキ使』はもちろん、『ダウンタウンなう』(フジテレビ)、『ダウンタウンDX』(読売テレビ/日本テレビ系)など、東京進出時からレギュラー番組が絶えず、現在でもコンビで活躍中。ピンでもそれぞれ番組を持っている。 ウッチャンナンチャンは『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』(フジテレビ系)や、『ウンナンの気分は上々。』(TBS系)など、前衛的なコント番組からゆるやかなバラエティーなど、数々の冠番組で一世風靡。最近こそコンビでの活動は減ってしまったが、それぞれがピンでレギュラーを持ち、内村に至っては未だに、『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』(NHK)でプレイヤーとしてコントを作り続けている。 『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)や、『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』(日本テレビ系)などの冠番組を多数持ち、歌を出せば大ヒット……その“スター性”で芸能界を走り続けたのがとんねるず。コンビとしてのレギュラー番組は消滅したものの、いまだに根強いファンと憧れている後輩が多い2人だ。 彼らのひとつ下の世代は“お笑い第四世代”と呼ばれている。平成初期〜中期頃に20代前半で台頭したナインティナイン(岡村隆史、矢部浩之)、ネプチューン(原田泰造、堀内健、名倉潤)、ロンドンブーツ1号2号(田村淳、田村亮)など、ダウンタウンらが広げた道を若手時代の彼らが走る格好になった。ナイナイらと同世代ながら、遅咲きでブレイクする芸人が増えたのも平成である。そのため“40代で若手芸人”というのも珍しくなくなった。 「お笑いビッグ3はもちろん、ダウンタウン、ウンナン、とんねるずらの活躍で、バラエティーの地位が格段に上がった。この功績は非常に大きく、お笑い界のレベルアップに貢献したのも事実です」(エンタメライター) 平成に活躍している芸人は新元号になっても活躍し続けることだろう。そこに第四世代、さらには下の世代である若手たちがどう立ち向かっていくのか、非常に楽しみである。
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芸能 2019年05月05日 21時30分
高部知子とのニャンニャン写真流出でなぜ“彼氏”は自殺したのか?
人気絶頂にあった1983年6月、裸で布団から顔を出しタバコをくわえたプライベートショット、いわゆる“ニャンニャン写真”が写真週刊誌『FOCUS』に流出した高部知子。15歳の人気アイドルの生々しい“事後の一服”を思わせる衝撃度に加え、未成年喫煙疑惑も浮上し、高部はテレビ、ラジオ、CM、映画などの出演予定を全て白紙にされ、通っていた堀越高校も無期停学へと追い込まれた。 傷心の高部をさらに追いつめたのは、写真を流出させたお相手男性が、騒動勃発から3カ月後にガス自殺を図って亡くなってしまったことだ。これによって、高部は人生の歯車を大きく狂わせた。 2013年放送のバラエティーに出演した高部は騒動の真相を告白しているが、その内容はあまりにも意外なものだった。 くだんの男性は、恋人でもなんでもなく、2〜3回会っただけの、友達の一人に過ぎなかったというのだ。しかもタバコは、ドラマは終了していたものの、映画版の撮影を控えていた『積木くずし』の役作りのために持っていたものをふざけてくわえただけで、当時から現在まで喫煙の習慣など一切ないとのことだった。 騒動の翌年、高部は告白本『ハンパしちゃってごめん』を出版してベストセラーになっている。その中には性行為と喫煙を認めるような記述があったわけだが、この本は加熱する騒動の中、様々に報じられる記事や高部の証言を都合よくまとめたもので、高部はほとんど関与しておらず、その存在すらも知らなかったという。とにかく当時の高部は、亡くなった男性のご家族の気持ちに配慮して、騒動を蒸し返すようなことのないよう、ただそれだけに気をつけて過ごしていたというのだ。 こうして騒動の真相を語った高部が、それでも亡くなった男性の自殺の真相には、ほとんど触れていないことに感動すら覚える。 その真相を高部に代わって打ち明けてくれたのは、ある古参のワイドショー関係者だ。 「当時、各ワイドショーやマスコミが、元恋人とされる男性を追っていましたが、なかなか捉えることができなかったんです。そんな中、有名リポーターが偶然、自身の通っている病院で彼に遭遇し、その母親に相談を持ちかけられたんですよ。彼は、高部への純粋な愛がこうした形となり、高部をタレント生命の危機に追い込んでしまったことを大変悔やんで、せめてその気持ちを伝えたいという強い思いを持っていたそうです。そこで有名リポーターは、彼に思いを吐き出させようと、ワイドショーのカメラの前で数分にわたって、涙ながらに思いを語ったといいます。しかし、これが萩本のドル箱番組を抱える局の判断でお蔵入りとなり、彼は結局、高部に思いを伝えられなかった。彼は自責の念に絶えられず、車に排気ガスを引き込んで自殺を図ってしまったんですよ」 高部は現在、国家資格の精神保健福祉士を活かし、全国各地の精神医療や福祉関連施設で、認知症や各種依存症患者へのカウンセリングやケアに取り組んでいる。
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アイドル 2019年05月05日 21時30分
新規参入はもはや困難、終焉も近い? 平成「アイドルグループブーム」の今後
芸能界で男性アイドルといえば、ジャニーズ事務所の独壇場だが、昭和の芸能界が生み出したアイドルグループが「おニャン子クラブ」。しかし、1987(昭和62)年に同グループが解散後、なかなかアイドルグループの人気は盛り上がらなかった。 そんな中、平成9(1997)年9月、当時、人気だったオーディション番組「ASAYAN」(テレビ東京系)のオーディションを経て結成された5人組が「モーニング娘。」だった。 音楽プロデューサー・つんく♂が手掛けて徐々に人気をアップさせ、98年に3枚目のシングル「抱いてHOLD ON ME!」で初のオリコン1位を獲得。メンバーも増員し、99年に新加入の後藤真希をセンターに据えた「LOVEマシーン」が爆発的にヒット。人気が頂点に達した。 「00年代前半まではモー娘。の独り勝ち。連日のようにモー娘。を取材していたような気がする」(ベテラン芸能記者) しかし、いつまでも天下は続かず、男性スキャンダルによるメンバーの卒業などで徐々に人気が下降気味に。そんな最中の平成17(2005)年12月8日、東京・秋葉原の専用劇場で初公演を行ったのが、おニャン子クラブを手掛けた秋元康氏がプロデュースしたAKB48だった。 「最初の劇場公演の観客はわずか7人。そこから戦略を駆使して48グループを拡大。2012年ごろには人気が頂点を迎え、すっかりモー娘。は霞んでしまった」(音楽業界関係者) 握手会や総選挙など、ファンの競争心を煽りまくる仕掛けで勢力を拡大していったAKBだが、秋元氏はそれで満足せず。11年に結成された乃木坂46を中心とした「坂道シリーズ」は今やAKBをしのぐ人気だ。 平成に入って、雨後の筍のように続々とアイドルグループが誕生。しかし、それなりの人気・知名度を獲得しているのは、「モノノフ」と呼ばれる熱烈なファンを獲得したももいろクローバーZや、ももクロと同じ事務所の私立恵比寿中学、そして、モー娘。と同じ事務所のアンジュルムらごくわずか。「最強の地下アイドル」と呼ばれる仮面女子もその名を轟かせている。 「とはいえ、現在のアイドル界は坂道シリーズが中心。この流れはしばらく変わらないだろうし、今後、新しいアイドルグループが売り出されても、坂道シリーズのグループ以外は当たらないだろう」(芸能記者) 坂道の牙城を崩すのはかなりの至難の業のようだ。
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芸能 2019年05月05日 21時00分
不倫・愛人・ハニートラップ! 『お笑いBIG3』のやんちゃな下半身事情【芸能界“ドロ沼”不倫ファイル】
平成生まれの若者は「BIG3」を知っているだろうか。日本のお笑い界のトップに君臨する3大お笑いスターのことであり、タモリ、ビートたけし、明石家さんまの3人をさす。お笑い第2世代の代表格であり、長きにわたって第一線を走り続けている。 平成に入った1990年から96年の7年間、「BIG3」スペシャル企画で共演を始めた3人。その番組は、毎年夏に放送されている『FNS 27時間テレビ』(フジテレビ系)の前身番組である。 1996年まで継続されたコーナーは、さんまの愛車を無断で拝借し、目の前で破壊する『車庫入れ事件』、『タモリ・たけし・さんま BIG3 世紀のゴルフマッチ』。テレビ史に残る数々の伝説を残した番組だ。 さて、テレビで大暴れしていたBIG3だが、私生活で人生の折り返し地点が過ぎようが、下半身は大暴れしているようだ。 タモリは2018年7月に脚本家・中園ミホとの不倫疑惑をスッパ抜かれた。 「タモリは猛暑の中、異様な変装で警戒しながら中園氏の自宅へ出入りしていた姿を激写されたようだ。しかし、タモリの事務所社長は不倫関係を否定し、なおかつ芸能界でも大きな力を持つ“ドン”。『仕事とセックスは家庭に持ち込まない』と公言するタモリのプライベートに必要以上に触れるメディアも皆無に等しいようだ。タモリは無言を貫き騒動は鎮火したが、その後の恋の行方は公にできずじまいという」(芸能関係者) 続いてたけしは、2018年3月に発売した自著『ビートたけしのオンナ論』(サイゾー)で、「40年間で10日か、20日ぐらいは(自宅に)帰っている。自宅に帰らないんじゃなくて、要は居心地のいいほうに帰っているんだ。それがたまたまオネーチャンの家ってだけでね」と持論を展開し、愛人との生活を公にしている。 また同月には、50代の元銀座のホステスをパートナーにして、「オフィス北野」から独立。愛人らしき女性と新事務所を設立した。 「漫才仲間だった幹子夫人と結婚して2人の子どもが生まれてからも、たけしは数々の女と浮名を流してきたようだ。女子大生からホステス、芸能界では細川ふみえや大家由祐子らと噂になった。だが、『毎週金曜日は夫婦で食事』と、夫人と交わした約束だけは守ってきたという」(芸能関係者) そして、明石家さんまというと、1988年に女優・大竹しのぶと電撃結婚。89年に長女でタレントのIMALUが誕生したが、92年に離婚した。 「さんまは、独身を貫いているが、自宅に女性を連れ込み、週刊誌に撮られるリスクを考慮しているようだ。かつて、独身時代に関係を持った“プッツン女優”こと石原真理子の暴露本では、『ベッドの中でもいたって普通』と下半身事情まで披露されてしまった。『女を見る目がない』と言われ続けたが、“お笑い界のモテ男”と呼ばれ、銀座のホステスや六本木のキャバ嬢といった女の噂は絶えなかった」 2007、08年には、“プロ”との“火遊び”が報じられ、現状“オンナ遊び”は自粛モードのようだ。 「AV女優の優希まこと、紗倉まなと、立て続けに“セックススキャンダル”が報じられた。『ハニートラップや!』と弁解したが、娘のIMALUは自分より若い女との関係に軽蔑したという。あげく、優希には『下半身年齢は20代後半から30代』と、さんまの盛り具合まで披露されてしまったようだ」(芸能ライター) 2人よりも年下のさんまだが、今なおトーク番組の最前線に立ち、マシンガントークで人気を博している。私生活には華がないものの、不貞経験のない唯一のBIG3として、好感度が高いのも理由のひとつであろう。 お笑い界にとどまらず、多方面に多彩な才能を開花してきたBIG3。今でもバラエティの最前線に立っている現状こそ、これらの情事が活力となった証ではないだろうか。
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芸能 2019年05月05日 21時00分
原田知世、西野七瀬、木村多江 “3共艶”クールビューティー秘密の下半身①
「残念ながら、初回の数字は世帯視聴率8.3%、個人視聴率4.6%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)と1ケタ台でしたが、今後、“逆転”する可能性は十分に残っています。よしんば、このままの状態が続いたとしても、あの“クールビューティーな3人”を見るだけでもいいと思います」(テレビライター) 4月14日から始まった原田知世(51)主演の連続ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系・日曜午後10時30分〜)。 「15歳の年齢差を乗り越えて結婚した新婚夫婦、手塚菜奈(原田)と年下の夫・翔太(田中圭)が購入したマンションの住民会で、交換殺人に巻き込まれるという物語。同局では『静かなるドン』以来、25年ぶりとなる2クール連続(6カ月)の長編ドラマで、9月まで放送されます。ちなみに、原田にとっても民放の連ドラ出演は2003年の『末っ子長男姉三人』(TBS系)以来、実に16年ぶりです」(ドラマ関係者) 1982年、14歳でドラマ『セーラー服と機関銃』(フジテレビ系)で女優デビュー。翌年、初主演映画『時をかける少女』で見せたピュアな美少女ぶりと、透明感のある演技で大ブレークした。 「同名の楽曲も大ヒット。NHK『紅白歌合戦』にも出場を果たし、薬師丸ひろ子、渡辺典子とともに角川映画を支え、『角川3人娘』として一世を風靡しました」(芸能プロ関係者) そんな原田も、現在51歳の熟女に。「いやいや、あの頃の透明感はそのままです。“時をかけて”も、少女らしい美しさは失っていません。凄いことです」(芸能ライター・小松立志氏) 結婚は2005年5月だった。「37歳の頃で、いささか晩婚でした。相手はイラストレーターのエドツワキ氏。“スキャンダル処女が電撃婚”と騒がれたものでした」(芸能レポーター) しかし、2013年12月に離婚を発表。結婚生活は8年しかもたなかった。「自分は結婚に向かない女だと痛感。これからは、自分の好きな歌と女優業に集中して行こうと決めたようです」(ワイドショー芸能デスク) そこから、『紙の月』(2014年)、『運命に、似た恋』(2016年)と、NHKのドラマで主役を務めた原田。「とりわけ、『運命――』は、彼女にとって大きなターニングポイントになったと思います。“濡れ場”にチャレンジしたのです」(前出・小松氏) 相手役は“顔面生殖器”の異名を持つ濡れ場が巧みな斎藤工だった。「斎藤に“お姫様抱っこ”されてベッドに行くと、原田はエロい表情になって“もういいや、観念しよう”と言って自分から彼の唇を奪いにいくんです。服を着たまま“行為”が始まったところでシーンは終わってしまいましたが、ジワーッと股間が熱くなっていくのが分かりました」(同) そして、昨年放送されたNHK朝の連続テレビ小説『半分、青い。』で、ヒロイン・鈴愛(永野芽郁)の幼なじみ・律(佐藤健)の母親・和子役を好演。大好評を博した。 「ドラマで評判になった『マグマ大使』に出てくるゴアや『金八先生』のモノマネをしたりして、かなりはじけた演技を見せましたが、とても初々しかった。脚本の北川悦吏子氏も、『自分がどうすれば可愛く見られるか、しっかり把握した上で見せ方を考えている女優』と絶賛したそうです」(芸能関係者) 和子が亡くなるときには、視聴者の間で“わこロス”が起きたという。「こうして見ると、原田さんはNHKに足を向けて寝られませんね」(テレビ局関係者)(明日に続く)
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スポーツ 2019年05月05日 20時00分
大関復帰を期す栃ノ心 復活したい夏場所の課題とは
“令和初”の本場所となる夏場所(12日から、東京・両国国技館)で、1場所での大関復帰をかける関脇栃ノ心。先月7日配信記事でもお伝えした通り、仮に復帰が現実のものとなれば実に14年ぶりの出来事となる。久しく成功者が出ていないこの難題をクリアするために、栃ノ心はどのような対応を取るべきなのか。今回は筆者が考える3つの事柄について、それぞれ順を追って触れていきたい。■まわしの確保 ここ1年、貴景勝(0勝3敗)、北勝富士(0勝3敗)といった力士に苦しんでいる栃ノ心。下半身にけがが相次いでいることもあり、突き押し相撲には苦しんでいる印象が強い。 一方、四つ相撲を得意とする逸ノ城(4勝0敗)や魁聖(4勝0敗)にはここ最近、無類の強さを発揮している。しっかりとまわしを確保することができれば、苦手の突き押し力士とも十分渡り合えるのではないか。■取りこぼしの減少 新大関で迎えた昨年名古屋場所からここまで、栃ノ心は55番相撲を取り26敗を喫している。この26敗の内訳を見ると、「対横綱・大関8敗、対関脇・小結8敗、対平幕10敗」と安易な取りこぼしが多いことが分かる。 2ケタを目指すにあたっては、当然ながら5回しか負けが許されない。上位陣が待ち受ける後半戦まで1つでも多く猶予を取っておくためにも、格下と対戦する前半戦は今以上に注意を払って臨むべきだろう。■平常心の維持 大関昇進以降の栃ノ心は、取組後に涙を流す姿がたびたび見られる。その人間味もまた栃ノ心の持つ魅力であることは否定しないが、取組ごとに一喜一憂していては翌日以降にも影響を及ぼしかねない。 大粒の涙を流すのは、悲願を達成した後でも遅くはない。それまでは勝っても負けても、「一日一番」の気持ちで平常心を維持し続けてほしいところだ。 「13勝2敗」をマークし、堂々の大関昇進を果たした昨年の夏場所。あれからちょうど1年が経つ同場所で、栃ノ心は“2度目”の大関昇進を成し遂げることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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イエローキャブ“身売り”で浮上する小池栄子・サトエリ移籍
2014年05月11日 14時00分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分